こんにちは むうさんです^^
今回は、お抹茶を点てて飲むのに、茶筌マドラーを使って簡単に点てて、マグカップで手軽に飲める「マグカップ・マドラーdeお茶」をご紹介します。
自然の中で飲むお抹茶は美味しいですよ^^
最初に、私とお抹茶の関係をお伝えさせてください。
私は、遠州流茶道の名取(なとり)、奥之伝を終了し、宗号をいただいております。
茶道のお点前(おてまえ)のお稽古をしていますが、普段の生活の中では、もっと手軽にお抹茶を楽しんでいます。
今回は、お抹茶を簡単に点てられる『マグカップ・マドラーdeお茶』を紹介します。
お抹茶を簡単に点て、手軽に飲む
コーヒーを飲むには取っ手がついているマグカップがあるのに、お抹茶を飲む抹茶茶碗は、取っ手がなく、両手で持つようになっていて手軽さがない。というのは、前々から思っていました。
世の中に、取っ手のあって、茶筅を振れるだけの口の大きなマグカップというのが、見つけられず、一時、納豆鉢(茶碗に取っ手がついた形のもの)で注ぎ口のないタイプを使った時期もありましたが、それは片手で持つは少し重すぎました。
そんな要望に応えてくれたのが、この「マグカップ・マドラーdeお茶」です。
製作・販売:竹茗堂 左文について
「竹茗堂 左文」は、高山茶筌のメーカーの一つです。
高山茶筌とは、奈良県 高山でつくられる茶筌で、現在では、奈良県の高山が全国で唯一の茶筌の産地です。
歴史的には、室町時代に茶道で千利休の前の時代の名人である村田珠光より、お抹茶を撹拌する道具の考案を、高山領主の子息が依頼されました。
その依頼に対して、苦心を重ねながら作り上げられたのが茶筌の始まりのようです。
茶筌の作り方は一子相伝の秘伝の技として伝えられ、今日まで脈々と伝えられ、奈良県の高山が茶筌の産地として確立されました。
ですから、そんな歴史ある高山茶筌発の、新しい時代のお抹茶の道具となります。
レビュ-:マグカップ・マドラーdeお茶
パリのジャパンエキスポで完売した、茶道の未経験者向けのセットです。
長い柄の茶筌マドラーを使い、マグカップにてお茶を点てパリジャンにおもてなし好評を得たようです。
《セット内容》
・茶筌マドラー
・マグカップ
・茶杓
茶筌マドラー
黒竹を使っていて、見た目がシックで格好いいです。マドラーの形の茶筌は、伝統工芸士 久保左文のオリジナル茶筌のようです。
初心者の方が、茶筌でお茶を点てる時に難しい理由のひとつに、茶筌の軸(柄)の長さが短いということがあります。軸が短いために、前後に動かすのに振り幅を大きくしないといけないですし、さらにシャカシャカと素早く動かす必要があるからです。
軸が長くなれば、前後に素早く動かしやすくなるので、機能的なデザインとして素晴らしいです。
寸法は、全長:13.5cm、軸の部分の長さ:9cmです。
▼普通の茶筌と比べてみました。
長さは長く、軸の太さも細くなっています。
▲写真の左が茶筌マドラー、右が普通の茶筌
また、茶筌マドラーの穂先は普通の茶筌よりボリュームが小さくなり、小さめのマグカップでお茶を点てやすくなっています。
マグカップ
▼横から見ると
ティーカップのように、横に広いマグカップとなっています。
そして、
まず、持った瞬間に軽い!と感じました。
重さを確認しようと、重量を測定してみると125gでした。
普段、使っている軽量がうたい文句だったマグカップが194gですから、かなりの軽さです。
▼マグカップの裏側
「泉窯 光」と裏印が刻まれています。
▼上から
広くて適度な傾斜で、お茶が点てやすそうな形状です。
▼口造り(飲み口)
亀裂のような模様が入っています。釉薬が固まるときにヒビがはいって模様のようになります。このマグカップは、色としては織部焼の趣です。
『マグカップ・マドラーdeお茶』の開封でのレビューは、いかがだったでしょうか。黒竹の茶筌マドラーが格好良くて、すぐにお茶を点てたくなりました。
また、お茶を点てたらご紹介いたします。気になった方は、是非チャックしてみてください。
↓『マグカップ・マドラーdeお茶』を使ってのお抹茶の淹れ方をご紹介しています。
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↓美味しいお抹茶の点て方もご紹介しています。参考にしてみてください。
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