こんにちは むうさんです^^
前回は、私の持っているミラーレスカメラ『CANON EOS RP』とレンズについてと、『RF70-200mm F2.8 L IS USM』を選ぶまでの悩みについてでした。
今回は、『RF70-200mm F2.8 L IS USM』の外観や機能についてのレビューです。
- 『RF70-200mm F2.8 L IS USM』のスペック
- 『RF70-200mm F2.8 L IS USM』の外観
- レンズフードとレンズケースへの収納
- レンズ保護フィルター/プロテクターを装着
- RF70-200mm F2.8 L IS USMでの撮影が楽しみ!
『RF70-200mm F2.8 L IS USM』のスペック
前回もご紹介しましたが、スペックを確認してから、外観を見ていきましょう。
下の表の左側が『RF70-200mm F2.8 L IS USM』のスペックです。
一眼レフ用のEFレンズより軽くて持ち出しやすく、最大撮影倍率も大きくなり、EFレンズには戻れません。
EFレンズを使う場合は、EF-Rのマウントアダプターが必要で130gあるので、1,620gとなってしまい、『RF70-200mm F2.8 L IS USM』より550gも重いのです。
『RF70-200mm F2.8 L IS USM』の外観
三脚座を外す
三脚座がついていますが、130gの重量があるのと、外した方がカメラバッグに入りやすいので、私は外して撮影しています。
▼三脚座のついた状態
三脚にカメラをつける時に、カメラ側のネジで三脚に装着すると、レンズが重いために重量配分がレンズ側へいって、バランスが悪くなり、カメラがブレやすくなったり、三脚が転倒しやすくなるのです。
そこで、それを防ぐために重量のあるレンズでは三脚につけるネジ穴のある三脚座を使います。
▼三脚座の三脚につけるネジ穴とレンズから外すためのロックつまみ
三脚座とレンズを合わせる位置には、印があります
▼三脚座のレンズへの取り付け位置の印
分かりにくいですが、
三脚座には写真中央下の太い縦線があり、それと、そのちょっと上にある小さなポチっとした印(レンズ側にある)とを合わせると、フィットした位置になります。
一回外しても、取り付ける時にはここに合わせると、スイッチ類やレンズフードが使いやすいです。
▼ロックつまみを回してから、引っ張るとアームが外れます(詳しく取説に書かれています)
レンズのリング類
▼『RF70-200mm F2.8 L IS USM』を上から見ると
右の白いリングは、コントロールリングです。
絞り、ISO、露出補正などの機能を割り当てることができ、割り当てはカメラ本体から行います。
中央やや右の黒いリングは、フォーカスリングです。マニュアルフォーカスの時に使います。
フルタイムマニュアルフォーカスなので、カメラで設定すれば、AFモードの時もフォーカスリングを回してピントを調節できます。
一番左側の幅の広いリングは、ズームリングです。
このリングでズームを変えます。70~200mmまでズームリングを90°回すことになります。
回す角度が小さいので、画角を素早く変えられ、撮りたい構図での撮影ができます。
『RF70-200mm F2.8 L IS USM』のスイッチ類
▼カメラに装着した状態で『RF70-200mm F2.8 L IS USM』を上から見ると
レンズの左側(写真では下側)と、右側(写真では下側)の両方にスイッチ類があります。
▼レンズの左側(上の写真では下側)のスイッチ類
4つもスイッチがあります。一つずつ見ていきます。
▼上の2つのスイッチ
上のスイッチは、フォーカスリミッターです。
”FULL”、”2.5m-∞”と書かれています。
これは、スイッチを”FULL”にするとピントが合う全範囲(0.7m-∞)でAFを動作させ、”2.5m-∞”にすると2.5m-∞の範囲でAFを動作させます。
ですから、”2.5m-∞”にすると、0.7m-2.5mの範囲はAFがピントを合わせに行かず、ピントが合いません。
なぜ、このようなスイッチがあるかというと、AF動作を高速にするためです。
2.5mより近いものを撮影しない場合に、”2.5m-∞”に合わせると、0.7m-2.5mの範囲にピントを合わせるためにAF動作時にレンズを動かさなくなり、レンズの動く範囲が狭くなる分、AFが高速になります。
『RF70-200mm F2.8 L IS USM』のAFは、私は超高速だと感じますが、スポーツ撮影など高速で動くものを撮るときは、さらみAFの速度が必要な場面があるのだと思います。
下のスイッチでは、AF(オートフォーカス)か、MF(マニュアルフォーカス)かの切り替えられます。
カメラ側をいじらずにレンズ側にAF/MF切り替えスイッチがあるのは便利です。
▼下の2つのスイッチ
上は、手ブレ補正のIN/OFFスイッチです。
三脚を使って撮影するときは、手ブレ補正をOFFにして撮影します。
下は、手ブレ補正モード選択スイッチです。取説から抜粋します。
・MODE1:全方向の手ブレを補正します。主に静止した被写体の撮影に適しています。
・MODE2:水平、または垂直にカメラを振ったとき、振った方向と直交する手ブレのみを補正します。動く被写体の撮影に向いています。
・MODE3:露光中はMODE2と同じように手ブレを補正します。露光中のみ手ブレを補正するため、不規則に動く被写体の撮影に適しています
ということのようです。
私は今のところ、MODE1で固定して使っていて、手ブレ補正の効果はばっちりです。
MODE2と3は使っていないので、これから活躍してくれると思います。
▼レンズの右側のスイッチ
レンズ本体の右側はシンプルにスイッチは一つだけです。
▼スイッチを拡大すると
”LOCK”と書かれています。
これは、レンズの自重やカメラにつけて肩から掛けた時の振動などで、レンズが勝手に飛びださないように、ワイド端(70mm)でズームリングを固定するものです。
カメラにつけている時も撮影をしない時や、カメラから外している時は、LOCKにした方が安心です。
レンズフードとレンズケースへの収納
レンズフード窓
しっかりとしたレンズフードが付属しています。
レンズフードにも工夫があり、窓がついています。
▼レンズフードの窓がしまった状態
▼レンズフードの窓をあけた状態
この窓が何のためにあるかというと、レンズにつけたPLフィルターなどを回して操作する時に、窓があると便利だからです。
カメラを構えた時に、下側に窓があるので、窓を開けて指を入れてフィルターを回すためのものです。
レンズフードを外して収納
▼レンズフードを外し、逆にしてレンズに装着。左にあるのがレンズケース。
レンズフードを逆つけすると、コンパクトさをより実感します。
▼レンズケースに収納
レンズ保護フィルター/プロテクターを装着
私は、レンズには、レンズ保護フィルター(プロテクター)を必ず装着しています。
フィルターのないレンズの方が写りが良いという考えもありますが、私にとってはそれは微差なので、レンズが何かに当たってキズついたり、破損するリスクの方が気になります。
プロテクターは、大三元ズームレンズにふさわしく、CANONの公式オンラインショップでレンズに合わせて売られているフィルターです。
おそらくCANONもその性能を認めている『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター』を購入してつけました。
面反射0.1%の超低反射の超高性能な保護フィルターです。
▼『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター 77mm』
フィルター径が77mmなので、そこそこの値段がしますが、リスク回避のためで、私にとってはマストの出費です。
CANON標準ズームレンズ『EF24-70mm F2.8L II USM』を購入したときも、大三元ズームレンズにふさわしく、この『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター』にしました。
レビュー記事を書いていますので、ご覧ください。
▼『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター』レビュー記事
RF70-200mm F2.8 L IS USMでの撮影が楽しみ!
名古屋駅のビックカメラで、
『RF70-200mm F2.8 L IS USM』を初めて触った時の感動
の通りのレンズです。
軽い!
ボケが綺麗!
ピントが瞬時に合い、とてつもなく早い!
このレンズのポテンシャルを引き出せるように腕を上げたいと、モチベーションが湧いてきます。
『CANON EOS RP』と『RF70-200mm F2.8 L IS USM』の組合せで、撮影を楽しんで行こうと思います。是非、チェックしてみて下さい
▼『RF70-200mm F2.8 L IS USM』レンズ
▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット
▼『EOS RP』のボディ単体