夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

『GREGORY パラゴン48 』レビュー:グレゴリーのサイドアクセスできる軽量登山ザックはカメラ撮影に最適

こんにちは むうさんです^^

山登りする時に、カメラなどの機材を持っていこうと思い、登山用ザックを探し始めました

持っていく機材は、カメラと交換レンズ、そして三脚です。そうなると、重量が増えるので、軽量で腰で背負える本格的な登山ザックがほしくなりました。

現在持っている登山ザック『ドイター フューチュラ32』でも、カメラだけなら十分ですが、三脚や交換レンズもとなると、容量が不足します。

▼『ドイター フューチュラ32』レビュー記事

せっかく買うなら、どういったザックがほしいか考えて、調べに調べて購入したのが、グレゴリー パラゴン48(GREGORY PARAGON48)です。

グレゴリー パラゴン48(GREGORY PARAGON48)

グレゴリー パラゴン48(GREGORY PARAGON48)

今回は、『GREGORY パラゴン48』をレビューします。

▼グレゴリー パラゴン48

GREGORY(グレゴリー)とは?

グレゴリーは、米国カルフォルニア発のアウトドアブランドです。
グレゴリーというと、有名なのが「バックパックは、身にまとうもの」というフィット哲学です。

ホームページを見ると、

フィット哲学

1977年、グレゴリーは、ひとつの哲学の下にバックパックを作り始めました。
それはシンプルですが画期的な考え方でした。

「適切にデザインされたバックパックは、身にまとうものであって背負うものではない」

適切なデザインは快適なフィット感をもたらします。バックパックが正しくフィットしていれば、あなたの動きに調和して、あなたの動きを邪魔しません。そのためエネルギーを無駄に使うこともなく、思いもしなかった心地よい世界が開けます。

私たちは、バックパックをデザインするすべての段階でこの哲学を徹底しています。その結果、最高のフィット感を実現し、みなさんのあらゆる活動のお手伝いをしています。

※グレゴリーホームページより抜粋

GREGORY

GREGORY

グレゴリーのザックは、背負いやすくデザインが格好良く少しお高い、というのが私のイメージです。 

今回、最初からグレゴリーのザックを狙っていたのではなく、登山にカメラ機材を持っていくためのザックはどういうのが良いかを考えると、これしかない!となった結果です。

登山用カメラバッグ

私が考えた、登山にカメラ機材を持っていくためのザックひ必要なスペックは、下の通りです。

登山用カメラバッグに必要なスペック

①サイドアクセスできること

②40L以上の容量

③軽量

④腰で背負えること

⑤2気室

①サイドアクセスできること

カメラバッグというとサイドアクセスしてカメラを取り出すというイメージもありますが、私の場合はレンズ交換をするためです。

山登りでは、アウトドアなので、ホコリなどが舞っています。カメラの中にホコリを入れたくないので、できるだけ綺麗な場所でレンズ交換をしたいのです。

となると、一番良いのはザックの中です。
これが上からのアクセスだと口が狭くてできないですし、フロントアクセスだと、ザックの背に触れる部分が地面に触れて汚れます。

結論は、サイドアクセスできるザックでした。

『グレコリー パラゴン48』は、背負った時の左側にフルオープンのサイドチャックがあり、サイドからアクセスできるのです。

グレコリー パラゴン48はサイドからアクセスできる

グレコリー パラゴン48はサイドからアクセスできる

 

グレコリー パラゴン48はサイドからアクセスできる

グレコリー パラゴン48のサイドを開いた状態

上の写真の通り、サイドが大きく開くので、ザックを横にしてレンズ交換ができます。

色々と調べたのですが、現在、サイドがフルオープンする40L台以下の登山ザックは、この『グレコリー パラゴン48』しかなかったのです。 

▼グレゴリー パラゴン48

②40L以上の容量

三脚と交換レンズを持っていくとなると、私の持っている三脚「Leofoto LS-365C」はカーボンで軽量ですがサイズはそこそこですし、交換レンズも望遠レンズは大きくなります。

GREGORY PARAGON48は48Lの容量

GREGORY PARAGON48は48Lの容量

実際に、私の持っている32Lのザックだと入りきらないので、40Lの容量が必要でした。

③軽量

カメラ機材はケチらずに持っていきたい、となると重量があります。

例えば、カメラ「SONY α7RⅢ」+レンズ1「FE 24-105mm F4 G OSS」+レンズ2「SIGMA100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」+アダプター「SIGMA MC-11」+三脚「Leofoto LS-365C」+雲台「Leofoto LH-40PCL」となると、5kg弱です。

カメラ「SONY α7RⅢ」+レンズ1「FE 24-105mm F4 G OSS」

カメラ「SONY α7RⅢ」+レンズ1「FE 24-105mm F4 G OSS」

そんなに頑張らなくてもという感じですが、持っていきたいので、ザックはできるだけ軽量にしたかったのです。

パラゴン48スペック

・容量:48L

・サイズ:77H×36W×25Dcm

・重量:1600g

・最大積載重量 18.1kg

『グレゴリー パラゴン48』は、たったの1600gです。
32Lのフューチュラ32より100gですが軽量なのです。

持ってみると、サイズが大きいのに軽いので、
このサイズ感でこの軽さ!と驚くくらいです。

④腰で背負える

登山ザックは、軽いだけではだめで、極端に言うとフレームが入っていない軽いザックは、肩で重量を全て受け止めることになります。 

『グレゴリー パラゴン48』は、腰ベルトもしっかりとしている

腰ベルトもしっかりとしている

『グレゴリー パラゴン48』は、北アルプスなどの縦走用のザックですからフレームは入っていますし、「身にまとう」ザックをつくるグレゴリーですから、腰で背負えるザックのスペックです。

身にまとうようなザック『グレゴリー パラゴン48』

身にまとうようなザック『グレゴリー パラゴン48』

腰ベルトがしっかりとしていて重量を受け止めてくれます。

「身にまとうようなザック」ですから、背面長も調整できます

背面長も調整できる

背面長も調整できる

さらに、ショルダーハーネスも厚みがあって、肩への負担を減らしてくれます。

厚みのあるショルダーハーネス

厚みのあるショルダーハーネス

『グレゴリー パラゴン48』は、カメラ機材を含めた重量を受け止めてくれる性能を持っています。 

⑤2気室

使い勝手の上で、カメラ機材と登山用グッズ(雨具、ファーストエイドキット、エマージェンシーシート、防寒着)などを分けて入れておきたいので、2気室だと便利です。

2気室は便利

2気室は便利

上の写真の通り、ザックの一番下に別の室があって、登山グッズを入れておき、チャックを開ければスムーズに取り出せます。

カメラ用の登山ザックの5つの条件を満たしたザックは、『グレゴリー パラゴン48』だけです。おすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼グレゴリー パラゴン48

パラゴン48:その他の特徴

収納力があり大きく開いて使いやすい雨蓋の収納

大きく開いて使いやすい雨蓋の収納

大きく開いて使いやすい雨蓋の収納

上の写真の通り、大きく開くので、入れていたものをゴソゴソやることなく、取り出せます

ドリンクホルダーが取り出しやすい

右サイドにあるドリンクホルダーですが、上からも入れられるのはもちろん、前側からも入れられます。 

前側からも入れられるドリンクホルダー

前側からも入れられるドリンクホルダー

前側からペットボトルをいれておけば、歩きながらでも取り出して飲んで、ドリンクホルダーへ戻すことができるので、使い勝手が良いです。

レインカバーを内蔵

ザックのレインカバーは付属していて、収納されています。

雨蓋の裏にレインカバーを収納

雨蓋の裏にレインカバーを収納

メイン気室に大きなポケット

メイン気室には、ハイドレーションを入れるための大きなポケットがあります。もちろん、ハイドレーションをセットしても良いですが、私は三脚を入れています。

メイン気室に大きなポケット

メイン気室に大きなポケット

開閉しやすいコードの仕組み

メイン気室の開閉のコードには、グレゴリー独自の仕組みがあります。

グレゴリー独自の開閉コード

グレゴリー独自の開閉コード

上の写真のグレーのコードの取っ手を引くだけで、メイン気室が開き、下の写真のように全開します。

メイン気室が全開

メイン気室が全開

上の写真の右側に垂れ下がっている黒いコードを引くと、それだけで閉まるので、サッと開閉できて、とても便利です。

カメラ用登山ザックに最適

サイドからアクセスでき、カメラ機材も収まる48Lの容量軽い上に腰で重量を支えるしっかりとした設計、2気室でカメラ機材と登山グッズを分けられ、グレゴリー品質の登山ザック。

『グレゴリー パラゴン48』

『グレゴリー パラゴン48』

そんなグレゴリー パラゴン48』は、おすすめです。是非チェックしてみてください。
 

▼グレゴリー パラゴン48