夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

登山用ザックレビュー:グレゴリー、ドイター、コロンビア~カメラ撮影用から日帰り、縦走、普段使いまで

こんにちは むうさんです^^

日帰りや小屋泊用の登山用ザックは、長らく『ドイター フューチュラ32』だけを使ってきました。

『ドイター フューチュラ32』

『ドイター フューチュラ32』

ドイツメーカーだけあり、耐久性があり丈夫なので、まだまだ使っていくつもりです。

ただ、森林セラピーのガイドをしたり(森林セラピーとは?)、カメラ機材を登山に持っていったりと、自然の中の活動が増えるにつれて、用途別にザックがほしくなりました。

今回は、用途別に揃えた3つのザックグレゴリー パラゴン48ドイター フューチュラ32コロンビア ブルーリッジマウンテン30のまとめレビューです

▼グレゴリー パラゴン48

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

▼コロンビア ブルーリッジマウンテン30

登山ザックと容量

容量と用途

登山ザックで用途別での容量というと、日帰り登山用は25L前後、山小屋泊には30~40L程度、テント泊なら50~60Lなどと、よく説明されます。

ザックは容量で用途が変わってくる

ザックは容量で用途が変わってくるが?

また、登山ザックは大は小を兼ねないとも言われます。
大きくなると、ザックの下側に荷物が寄ってしまい、重量バランスが良い(背負った時に重量を感じにくいく、背負いやすい)パッキングをしにくいためです。

理想としてはそうですが、実際は、山小屋泊用と日帰り登山用は、30~40Lのザックを購入すれば兼用できますし、50Lでもコンプレッションが効くようなザックであれば、日帰りからテント泊まで兼用できます。

まとめると下のようです。

登山ザックの容量

●理想

・日帰り登山用は25L前後

・山小屋泊には30~40L

・テント泊なら50~60L

・登山ザックは大は小を兼ねない

●実際

・日帰りと山小屋泊兼用:30~40L

・日帰りからテント泊まで兼用:50L

私の場合も、日帰り用と山小屋泊(4泊5日までしたことあり)は、10年間ずっと『ドイター フューチュラ32』でした。
テント泊だけは、集団装備を持つ関係で70Lのザックを使っていました。

ですから、30~50Lの登山ザックを買っておけば、広い用途で使えると思っていて、自分が何に使いたいのかで決まってきます。

ザックの比較

最近になって、登山用ザックを2つ、『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』『グレゴリー パラゴン48』を買い足したのは、日帰り登山をするときに、新しい用途が増えたからです。

3つのザックのスペックを比較すると、

スペック比較表

スペック比較表

他の2つと明確な違いがあるところを、色塗りしています。
ここからは、その3つのザックについてご紹介します。

コロンビア ブルーリッジマウンテン30

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』は、フレームがはいっておらず、メインは肩で背負うタイプです。それでいて、30Lと大きな容量があるのが魅力のザックです。

フレームがないライトな登山ザック

フレームがないライトな登山ザック

森林セラピーのような、自然の中で過ごす活動にも使えるし、重量を持たない日帰り登山でも使える、ライトな感じで使おうと思って購入しました。

普段使いもしていて、容量が大きいので何も考えずにものを入れられ、結構使用頻度が高く、便利なザックです。

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』の特徴は、下のとおりです。

特徴

25L、30Lとサイズ別に展開され、30Lと大容量

Z形のベルトにより、瞬時に小さくできる

フレームがなく、970gと軽量

丈夫なナイロン素材で耐久性がある

ヒップベルトを外せて、タウン用デザインにもなる

正面の大きなポケットに、脱いだジャケットなどをすばやく収納できる

ザックカバーが底に内蔵されている

この中で、特に秀逸な1点目が、②Z形のベルトにより、瞬時に小さくできるです。

Z形のベルトで一瞬で絞ることができる

Z形のベルトで一瞬で絞ることができる

また、ヒップベルトが外せるので、タウン用としての用途でも使えます。

ヒップベルトが外せる

ヒップベルトが外せる

コロンビア ブルーリッジマウンテン30は容量が30Lと大きく、広い用途で使えるおすすめのザックです。是非チェックしてみてください。

▼コロンビア ブルーリッジマウンテン30

グレゴリー パラゴン48

『グレゴリー パラゴン48』は、カメラ機材を登山に持っていくためのザックで、そこそこの重量を背負うことになるので、フレームがあってしっかりとしていながら、1.6kgと48Lとしては軽量なザックです。 

『グレゴリー パラゴン48』

『グレゴリー パラゴン48』

サイドからアクセスできることと、2気室であることで、カメラ用登山ザックとして、とても使いやすいのが魅力です。

日帰り登山から山小屋泊、テント泊まで使える48Lの容量です。

『グレゴリー パラゴン48』の特徴は下の通りで、登山用カメラバッグに必要なスペックを満たす貴重な登山ザックです。

グレゴリー パラゴン48

①サイドアクセスできること

②40L以上の容量

③軽量

④腰で背負えること

⑤2気室

登山用カメラバッグとして重視したのが、サイドからアクセスできることです。
レンズ交換をする時にホコリの影響を受けないようにザックの中で行うためには、サイドアクセスが一番だと考えています。

パラゴン48は、サイドがフルオープンする

パラゴン48は、サイドがフルオープンする

そして、バックパックは、身にまとうもの」というィット哲学を持つグレゴリーのザックですから、腰で背負えるしっかりとしたザック構造となっています。

腰で背負えるザック構造

腰で背負えるザック構造

しっかりと背負うには、背面長が合わせる必要がありますが、もちろん背面長を調整できます

背面長を調整できる

背面長を調整できる

48Lと大容量でありながら、1.6kgと軽量でしっかりとカメラ機材などの重量を背負えるのが、『グレゴリー パラゴン48』です。是非チェックしてみてください。

▼グレゴリー パラゴン48

ドイター フューチュラ32

『ドイター フューチュラ32』は、ずっと使っている最高の相棒です。

『ドイター フューチュラ32』

『ドイター フューチュラ32』

フレームが入っているので山小屋泊で重量があっても腰で背負えメッシュが背中の汗を乾かし、コンプレッションで小さくして日帰り登山でも使える。

そして、丈夫でタフなザックが、ドイター フューチュラ32』です。

最高の相棒であるドイター フューチュラ32』の特徴はというと、

ドイター フューチュラ32の特徴

①背中のドライキープ
背中のあたる部分がメッシュで、かつザックと離れていて、風が通ることで背中の汗を乾かしてくれる。

②重い荷物を腰で背負える
腰のベルトがしっかりとしていて、フレームもあり、腰で背負える。

③丈夫な素材で耐久性がある
登山時は、枝に引っかけたり、岩場を登ったりしますが、耐久性があるので安心して使えます。

④雨蓋
少しの雨なら、本体へ雨が入って行かない。雨具など薄くなるものを挟んでしまえる。

⑤2気室
雨具など、使いたい時にすぐに取り出せるように、下側に入れておける。

⑥ザックカバーが下に内蔵されている
ザックカバーを取り出した時に、ザックにフックが引っ掛けてあるので、そのまま伸ばせばザックにカバーをかけられる。 

良いところがたくさんあるザックですが、一番は、①背中のドライキープです。

メッシュとザックの間に、風が通る空間がある

メッシュとザックの間に、風が通る空間がある

上のオレンジ色の部分をみると、背中に当たるメッシュとザックの間に、汗を飛ばしてドライにしてくれる隙間があります。快適にザックを背負うことができます。

背中に当たるのが手前のメッシュ

背中に当たるのが手前のメッシュ

これがフューチュラ独自の構造なのです。

そして、重い荷物も腰で背負えるようにフレームとヒップベルトがしっかりとしています。

しっかりとしたヒップベルト

しっかりとしたヒップベルト

2気室なので、雨がパラついたら、すぐに取り出したい雨具などをいれておけます。

2気室は便利

2気室は便利

万能につかえて、使い勝手が良く背中のキープドライのメッシュ構造が素晴らしい、タフで丈夫なザックドイター フューチュラ32』は、とてもおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)