夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

レビュー『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』~作例の説明がわかりやすい~ポートレート撮影の基本が分かる本

こんにちは むうさんです^^

このブログでは人の顔が写った写真は、記事に貼っていませんが、森林セラピーやイベント、登山などで、人の写真を撮ることがあります。

女性ひとりのポートレート写真も撮るのですが、いつも思うのが、撮るのが難しいということ。

基本がわかっていないので、過去に見た写真を思い出しながら撮影している感じです。人の表情を一番大切にすることで、いい写真が撮れることもありますが……。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』は、筆者であるminaseさんの作例がたくさん載っていて、それぞれに狙いと撮影のポイントが簡潔に書かれているので、作例を眺めながら、読みやすく、わかりやすい本でした。

今回は、そんな自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著ブックレビューです。

▼『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』

ポートレート撮影で難しく感じるところ

私がポートレート写真を撮る時は、屋外で自然光しか使わないので、まさに、この本がピッタリです。

ポートレート写真で、背景を選ぶのも難しい

背景を選ぶのも難しい

そんな私のポートレート写真撮影は、腕も経験もまだまだなのですが、難しく感じるところは、

難しく感じるところ

①背景の選び方
 → 良い背景がわからないので、探せない

②陽の光の方向を見る余裕がない
 → 被写体と向き合うのがやっとで、顔の肌に影がはいったりする

③いい表情を掴まえること
 → いい!と思った瞬間にシャッターを押せていない

④露出
 → 顔の肌に合わせているつもりだけど、明るすぎたり、暗すぎたり

⑤ポーズの指示
 → 被写体の方に頼っています

です。

ポートレート撮影をはじめてみると、悩むことが多いのです。

ただ、ポートレート撮影の本は、基本を飛ばしてもっと高度なことが書かれた本が多いので、あまり参考になりませんでした。

この『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』は、そんな私に、ポートレート写真の撮り方の基本を教えてくれ、初心者の私にやさしく寄り添ってくれた本です。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

筆者のminaseさん

20代の若い方で、Instagramのフォロワー数がかなりの数のようです。

筆者のminaseさん

筆者のminaseさん

この本の内容もしっかりとしていますし、撮影しているところを見てみたいです。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 ブックレビュー

Chapterごとに内容を見ていくと、

 目次 

Chap.1 写真は光と影

Chap.2 基本のカメラ設定と考え方

Chap.3 ポートレートが際立つかんたんテクニック

Chap.4 おすすめのポーズ&シチュエーションの見本帳

Chap.5 特典Lightroomプリセットの使い方

私にとっては、すべてのページが役立ちましたが、この本の下のような特徴が、楽しく読み、眺められた理由です

この本の特徴

たくさんの参考になる、撮りたくなる作例

作例のバリエーションが多い(すべて自然光)

③作例の狙い、撮り方のポイントの説明がわかりやすい

さまざまな背景を紹介してくれている

⑤モデルの方のポーズ、自然光の当て方などわかりやすい

⑥ポートレート撮影の視線誘導などの構図が参考になる

⑦minaseさんの撮影スタイル、撮影機材の使い方を具体的に教えてくれている

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

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作例が豊富!

表紙を開けると、1ページに1つの作例で5ページが埋められていて、どれも本当に撮りたくなるような写真ばかりです。

Chap.1では、自然光について、やさしく紹介してくれています。

Chap.1:写真は光と影

1 モデルらしさを切り取りたい

2 大事なのは機材よりも光 いい光で撮影できれば写真は良くなる

3 自然光は常に変化する

4 自然光だけでシャッターチャンスを大事にする

5 柔らかい光を見つけたい

6 光の方向を使い分ける

7 天候別に撮れるポートレートの特徴

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自分が撮影することの多い、公園で撮影した写真も多く、とても参考になりました。

公園で撮影 ポートレート写真は難しい

公園で撮影 ポートレート写真は難しい

ただ、作例のバリエーションは多く、都市風景を背景にしたり、住宅街、水辺、公園など様々な場所での作例が載っています。

▼『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』

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参考になった構図と背景とポーズ

Chap.3は、『ポートレート写真が際立つかんたんテクニック』です。

Chap.3

1 印象を左右するカメラのポジションとアングル

2 背景を整理して人物を引き立てる

3 基本の構図① 日の丸構図

4 基本の構図② 三分割構図

5 基本の構図③ 放射線構図

6 白壁で綺麗な反射を得る

7 撮り方よりも撮影する時間帯を重視する

下のイチョウの落ち葉を背景にしたポートレート写真は、これは背景を整理して撮影できました。

しゃがんでもらい、イチョウの落ち葉を背景に

しゃがんでもらい、イチョウの落ち葉を背景に

Chap.4は、『おすすめのポーズ&シチュエーションの見本帳』です。

Chap.4

1 おすすめのポーズ「立ち」

2 おすすめのポーズ「座り」

3 おすすめのポーズ「寝転がり」

4 おすすめのポーズ「複数人」

5 おすすめのシチュエーション「水辺」

6 おすすめのシチュエーション「植物」

7 おすすめのシチュエーション「道路」

8 おすすめのシチュエーション「壁面」

9 おすすめのシチュエーション「屋上」

10 おすすめのシチュエーション「街中」

11 おすすめのシチュエーション「窓辺」

複数人も結構参考になりました。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

ポートレート写真撮影で、基本がわかりやすい本を探していて、『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』に巡り会えて幸運でした。

撮りたくなるような作例、参考になる作例と、それに添えてあるポイントを押さえた説明も、とても参考になりました。おすすめのポートレート撮影の本です。是非チェックしてみてください。

▼『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』