こんにちは むうさんです^^
ミラーレスカメラを子ども用に購入しようと、探し始めました。
なるたけ低価格なもので、でも現在でも十分使える性能のカメラがほしいと、一生懸命に探した結果、 ミラーレスカメラ『SONY α NEX-6』を2021年中古で購入しました。
スペック、使い勝手とも、α6400の前にあったミラーレスの完成形でした。
レンズとセットで価格は2万円台とお手頃な価格で、その上性能は最新機種を上回る所もある上、実際に使ってみると想像以上に使いやすく、買って大正解でした。
ですが、『SONY α NEX-6』になかなかたどり着かなかったのです。
今回は、たどり着くまでの道のりを書きながら、『SONY α NEX-6』をご紹介していきます。
※この記事の写真は、『SONY α NEX-6』を撮影したもの以外は、全て『SONY α NEX-6』で撮影したものになります。
- なぜ?ミラーレスが良いのか~NEX-6への道①
- ホントにミラーレスか?〜NEX-6への道②〜
- ホントに、本当にミラーレスか?〜NEX-6への道③〜
- NEXのフラッグシップNEX-7は?〜NEX-6への道④〜
- NEX-6は、NEXシリーズの完成形〜NEX-6への道⑤〜
- スペック表(SONY α NEX-)
なぜ?ミラーレスが良いのか~NEX-6への道①
なぜ、ミラーレスカメラがいいのか?
今は一眼レフよりもミラーレスが主流になっていますが、それには理由があります。
ミラーレスの方が、一眼レフよりも簡単なのです。
具体的にどう違うかというと、ファインダーで覗いた時に、
一眼レフカメラは、ミラーで反射したものが見えます。
ミラーレスカメラは、ファインダー内に液晶や有機ELなどの表示素子が組み込まれています。
これが、どう違うのかというと、
一眼レフカメラは、ファインダーで覗いた時に、景色がそのまま見えます。暗い時なら暗いまま。色も見たまま。ボケ感もそのまま。
ですが、ミラーレスなら、明るさをカメラでを調整するとファインダーで見える画像も明るくなり、色を好みに変えると変わり、ボケ感も変えれば、きちんと調整した結果を見ることができます。
下の写真ように、夕方になり多少暗くなった時に写真撮影をしたい、どの程度明るさを調整(露出補正)すればいいか、経験がないとわからないと思います。
▼一眼レフ:明るさを調整しても、ファインダーでは、暗いまま明るくならない
一方、ミラーレスであれば、明るさを調整(露出補正)をすれば、ファインダーでは調整どおりに明るくなります。
▼ミラーレス:明るさを調整すれば、ファインダーで明るく見える
この明るさの調整を経験から決めないといけないのが、一眼レフカメラなのです。
正直、難しいです。
なので、私は一眼レフは使っていません。
撮影前に、今から撮る写真を確認して撮影できるミラーレス。
ミラーレスなら、初心者でも写真撮影が楽で、撮りたい写真を撮影できます。
ホントにミラーレスか?〜NEX-6への道②〜
しかし、すんなりとはいきません。
探し始めてわかったのが、
同じ性能なら値段は一眼レフカメラの方が、ミラーレスより安いですし、同じ値段なら、性能は高くなるということ。
また、中古で探していても、2〜3万円台のミラーレスカメラの種類が少ないのです。
ようは、ミラーレスは高いのです。
ただし、譲れないのはファインダーあること。
ファインダーがあるから、目の前の景色から自分の撮りたい部分を切り撮れる、それが写真撮影に大切と思うからです。
ミラーレスと一眼レフを行ったり来たり
その一方、最初は一眼レフで、写真を撮ることが好きになったら、ミラーレスに変えてでもいいかとも考えました。
なぜなら、
丁度、野鳥撮影で、キヤノンの一眼レフカメラである「EOS 70D」を借りる機会があり、キヤノンの一眼レフカメラのしっかりとしたグリップや、高級感のあるつくりなど、気にいったこともありました。
一眼レフカメラは、中古品が豊富で、選びたい放題。
でも、撮影の楽しさを味わえるのはミラーレスだよな。
と、一眼レフとミラーレスで行ったり来たり。
また、ミラーレスはまだ開発されてからそれほど時間が経っていないので、そもそもの選択肢が少ないこともあります。
例えば、カメラ大手のキヤノンや、ニコンは、ミラーレスの後発ですから、ファインダー付きのミラーレスカメラが少ない。
キヤノンは3機種のみで、最近の機種なのでお高い。
ニコンも同様です。
ホントに、本当にミラーレスか?〜NEX-6への道③〜
レンズの問題もありました。
せっかく購入したなら、レンズを追加して、子どもに楽しんでほしい。
ですが、ニコンはミラーレスカメラ用のマウントをZマウントに移行中で、まだレンズが揃っていないし高い。
キヤノンは、APS-Cのミラーレスカメラ用のレンズ(EF-Mマウント)をすでに3年リリースしておらず、今後はRFマウントに移行する噂もあります。
となると、富士フイルムか、SONYです。
どちらもレンズが豊富にラインナップされています。
富士フイルムのカメラは色がいいと言われていて、前から興味があったので、子どもが興味がなくなかったら自分も使えるし、と考えましたが、SONYと比べてお高い。
レンズつけると、中古で5万円。う〜ん。
なら、SONYは?
NEXのフラッグシップNEX-7は?〜NEX-6への道④〜
SONYというとα6000シリーズだよなぁ。
と、α6000のスペックを確認すると、ファインダーの解像度が144万画素と低く、価格もこなれていないので、駄目。
ミラーレスのファインダーの私が許容するスペックは、
236万画像以上で、ファインダーサイズが、0.39型以上です。
144万画像だとザラザラ気味に見えて、解像度が足りないのです。
α6400になると、
ファインダーが236万画像(0.39型ですが…)でいいのですが、素直に高い!
そうなると、α6000シリーズの前のαNEXシリーズか?
最初はまったく注目していなかったのですが、価格がこなれているので、スペックを確認してみました。
すると、NEX-7が当時のフラッグシップモデルで、ファインダーは0.5型で236万画素と最新機種のα6400を上回るスペックです。
これだ!!!
とワクワクしながら、調べ始めました。
ところが、2つの点でイマイチでした。
駄目ではないのですが、私として悩む所がありました。
一つは、Wifi機能がないこと。
ようするに、必ずメモリーカードを抜き挿しして、撮影画像をパソコンに取り込まないといけないのです。
私は全然OKなのですが、
子どもは、スマホ世代ですから、スマホとカメラをWifiの通信でつないで、画像のやり取りをしたいはずです。
悩みます。
もう一つは、オートフォーカスが、コントラスト検出方式のみだということ。
最新機種では、ファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)になっています。
簡単に言うと、コントラスト検出方式は、オートフォーカスの合うのが遅いのです。
位相差検出方式 は、ミラーレスカメラの売りの部分でもあり、素早くフォーカスが合います。
NEX-7は、現在売っていないですから、実機で確認できないので、どの位遅いのか分かりません。
買ってみて、ノロマなオートフォーカスだったら嫌だなと、考えました。
主に後者の理由で、NEX-7は候補から外れました。
フラッグシップモデルのNEX-7が駄目なら、
買えるのが、ないじゃないか!
NEX-6は、NEXシリーズの完成形〜NEX-6への道⑤〜
と思いながら、
NEX-7より後に発売された、でも7より小さい数字が与えられ、下記機種と思われる『SONY α NEX-6』のスペックを、期待せずに見ました。
すると、驚きました!
Wifi機能があり、
その上、オートフォーカス機能も、最新機種と同じファストハイブリッドAF (位相差検出方式 / コントラスト検出方式)になっています。
えっ!
この機種こそ、NEXシリーズの完成形だ!
と。
ファインダーのスペックを見ると、NEX-7と同じで、最新機種のα6400を上回る、
ファインダーサイズが0.5型で、解像度も236万画像。最高のファインダーです。
これしかないじゃないか!
ついに、『SONY α NEX-6』を発見しました。
価格も、標準ズームレンズ付きで、2万円台から、と価格もこなれています。
ということで、手元にあるのが、
『SONY α NEX-6』と標準ズームレンズ『E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS』
写真は上でお見せした通りで、綺麗に撮れます(当たり前ですが……)。
センサーの解像度は1610万画素で、1000万画素以上あれば十分です。SONYの最新機種で1200万画素のカメラもあるくらいですから。
ファインダーもきれいに見え、オートフォーカス、Wifiもスペック通りで、大満足の買い物になりました。
標準ズームレンズ『E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS』も、
『SONY α NEX-6』にぴったりのサイズ感で、広角から撮影でき、手ブレ補正までついている頼もしいレンズです。
同じように、ミラーレスカメラがほしいけど、高いなぁと感じている人もいるかと思います。是非、チェックしてみてください。
スペック表(SONY α NEX-)
SONYのAPS-C機の最新機種α6400と比較した、スペック表です。
使っていて十分なスペックでした。
同じように、ミラーレスカメラがほしいけど、高いなぁと感じている人もいるかと思います。是非、チェックしてみてください。