こんにちは むうさんです^^
今回は、ついにサントリーとコカコーラが発売した、ペットボトルの抹茶ラテ『クラフトボス 抹茶ラテ』と『綾鷹カフェ 抹茶ラテ』を比べながら、カスタマイズレシピについてもご紹介します。
飲んでみると、特徴に大きな違いがありました。
抹茶ラテの好きな味
抹茶ラテというと、ミルクの味に負けない、お抹茶香りとやわらかいけど主張する苦味があるのが好きです。
アイスも、ハーゲンダッツのしっかりとした抹茶の味わいが好きです。
自分で抹茶ラテをつくる時は、お抹茶の量を増やして抹茶の味を強くして飲んだりしています。ただし、あくまでもバランスですので、単にお抹茶を増やせば美味しくなるわけでもありません。その塩梅が難しいのです。
私が、お抹茶でクリーマーを使ってアイス抹茶ラテを作ってみた時のレビューを書いていますので、ご覧ください。
抹茶ラテをペットボトルで手軽に飲めるようになったのは嬉しいですが、その味は?
では、サントリーCRAFTBOSSの抹茶ラテ、コカ・コーラの綾鷹カフェの抹茶ラテを比べながら飲んでみます。
サントリー クラフトボス抹茶ラテ
容量は?
クラフトボス抹茶ラテは500mlなのですが、綾鷹カフェの抹茶ラテは440mlと量が異なっています。クラフトボスはごくごく飲んでほしい。綾鷹カフェはじっくりと飲んでほしいというようなコンセプトの違いがあるのでしょうか?それとも単にコストでしょうか?
お抹茶は石臼挽き
石臼挽きの抹茶を使っていると書いてあります。実は、石臼挽きの抹茶は貴重なもので、機械で砕いて作っている業務用の抹茶がかなり流通しているのが実情です。
ここからは想像ですが、茶道界隈もコロナの影響を色濃く受けていて、お稽古やお茶会などのイベントの実施がかなり見送られています。ですから、例年だと茶道界でそれなりに消費される高価な覆下栽培のお茶でつくる石臼挽きのお抹茶などが、あまる傾向にあったのかもしれません。
そんな貴重な石臼挽きのお抹茶を使っているということは、香りもよく、味わいも深い抹茶ラテとなっていると期待しながら、飲んでみます。
パッケージには「上品な甘みと香りの抹茶ラテ」と書かれています。
飲んでみました
冷蔵庫から出してすぐに飲みましたから、10℃くらいだと思います。温度の事を言うのは、低温であるほど人は甘みを感じにくいからです。
飲んでみると、
甘過ぎるかなぁ、抹茶感が香りも味も薄い感じで、ミルク感も弱く、後味に酸味のようなものが残ります。私にとっては上品な甘みではありませんでした。
クラフトボスでごくごく飲むために、このようなコクの弱い薄めの味わいにしているのかもしれませんが、そうなると甘さが目立つ気がします。飲み慣れると、クセになるのでしょうか?
そこで、抹茶を入れて、抹茶感を足してみました。
加えるお抹茶は、宇治抹茶の「久和利」です。このお抹茶で、抹茶ラテをつくったこともあります。お手頃な価格のお抹茶です。amazonで販売していますので、ご興味があればチェックしてみてください。
どんな感じで足したかというと、茶杓1つ分、約2gで、写真の通りそれなりの量です。この後、かき混ぜて混ぜ合わせてから飲んでみると~。
抹茶の味が強くなったという感じはほとんどしませんでしたが、なにか味が整ってコクがでました。私としては多少美味しくなりました。
ただし、一口目は最初と同様に甘い!がきます。
スタバの抹茶ラテを想像して買うと、かなりがっかりするというのが、飲んだ感想です。
綾鷹カフェ 抹茶ラテ
綾鷹カフェの特徴
パッケージにあるように、上林春松本店、猿田彦珈琲がコラボして監修しているようです。上林春松本店は、そもそもコカ・コーラ社の新しい緑茶飲料「綾鷹」の開発を手伝った老舗のお茶屋です。
飲んでみました
グラスを口に近づけると、ふわっと抹茶の香りが、
一口目 甘い? いや!適度な甘み。お抹茶が強い主張はしていないが、しっかりと存在感があり、抹茶の味がしてくる。
そして、後味が非常に良くて、嫌な酸味などはまったくない。ミルクミルクしていないが、やさしいミルク感がある。ミルクが入っているのがわかる。
正直、美味しい。
ペットボトルで抹茶の香りがするのは、とても凄いことだと思います。冷たい飲み物ではっきりと香りがするなんて!と驚きました。
もちろん自分で作ったもののほうが好みに合っていますし、ミルク感をもっと出すこともできますから、自分でつくった抹茶ラテの方が美味しいです。
ただ、ペットボトルで手軽に買えて、どこでもすぐに飲めて、この美味しさなら、綾鷹カフェの抹茶ラテはこれからも買って飲みたいと思いました。
ハリオ クリーマー・キュートでカスタマイズ
十分美味しかったのですが、もう少し自分好みにできないかと考え、ハリオ社のクリーマー(下の写真左)を使ってカスタマイズしてみます。
ハリオのクリーマー・キュートは、上の写真の通り、耐熱ガラスのポットと、クリーマーを使った時の飛び散りを防いでくれるブラウンの蓋、そしてクリーマーのセットとなっています。
▼ハリオのクリーマー・キュート
《カスタマイズのレシピ》
(材料)
・綾鷹カフェ 抹茶ラテ:300ml
・牛乳:100ml
・お抹茶(宇治抹茶 久和利):2g
(手順)
①綾鷹カフェの抹茶ラテをポットに300ml入れる
②牛乳100mlをポットに加える
③お抹茶2gをお湯30mlで溶いて、ポットに加える
④ハリオ クリーマー・キュートで撹拌する
具体的にご説明します。
①綾鷹カフェの抹茶ラテをポットに300ml入れる
②牛乳100mlをポットに加える
③お抹茶2gをお湯30mlで溶いて、ポットに加える
私はお抹茶の入った茶碗にお湯を注いで、茶筅で溶きました。
この溶いたお抹茶をポットへ加えます。
④ハリオ クリーマー・キュートで撹拌する
できあがりました。
《できあがりを飲んでみると》
ミルク感は明らかに増して、ミルクの味がはっきりとするようになりました。
抹茶を足したことで、お抹茶の香りがして、上品な抹茶の味が足され、抹茶の味の丸みがそのまま大きくなった感じです。
ベースの綾鷹カフェの抹茶ラテは元々味は整っていましたが、カスタマイズすることにより、
バランスがミルクよりになりながら、味とコクと香りの豊かさが大きくなり、美味しくなりました。
抹茶ラテを自分の好みに1からつくれる『ハリオ クリーマー・キュート』チェックしてみてください。
クラフトボスと綾鷹カフェの抹茶ラテのまとめ
飲んでみての率直な感想です。
・クラフトボス:甘すぎて、抹茶の香りも味もしない。ミルク感が弱すぎてわからず、後味に嫌な感じが残る。
・綾鷹カフェ:抹茶の香りがして味もわかる。やさしいミルク感と抑えられた甘みでやわらかい抹茶ラテに仕上がっている。
この2つは全く別のコンセプトで設計されたものだと思います。クラフトボスは、もしかしたら暑い時期に自販機から冷え冷えで買って飲むと、ゴクゴクいけるのかもしれないです。
ですが、今の味のままなら、私は綾鷹カフェの抹茶ラテの方が圧倒的に美味しいので、クラフトボスを買うことはないと思います。