夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

灼熱の夏もタフさで乗り越えるイチョウ~大きな樹木を部屋の出窓で小さく育てる~ミニ盆栽<56>~

こんにちは むうさんです^^

今年の暑すぎる夏のメインである7,8月を越えることができ、ようやく9月です。

夏も関係なく元気過ぎるイチョウ!

夏も関係なく元気過ぎるイチョウ!

まだまだ暑いですが、ミニ盆栽として育てているイチョウがどう生長しているかの紹介です。 

2億年前から生きるタフなイチョウ

イチョウは、自分で銀杏を発芽させても発芽率100%、一旦発芽すれば、すぐに枯れるものがないという、タフさです。そんなイチョウの生き残り戦略を教えてくれる本が、下の2冊です。 

街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

タフなイチョウのことを、『街路樹を楽しむ15の謎  渡辺一夫著』で読んでみました。
この本は、街路樹としてよく見る15種類の樹木を紹介している本です。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

そんな『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』によると、イチョウは、全国でもっとも多い街路樹のようです。

確かに秋になり、そこかしこで黄色い葉っぱをたなびかせるイチョウを見かけます。

なぜイチョウが街路樹として多いのか?

では、なぜイチョウが街路樹として多いのでしょうか?
『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』から抜粋すると、

『街路樹を楽しむ15の謎』より

「都市部でイチョウがよく植えられる理由は、樹形のよさや、黄葉の美しさもあるが、なんといっても「強い」からだ。イチョウは、刈り込みや公害、病原菌や害虫に強く、踏まれることにも耐えて長寿であった。きわめて都市の街路樹に向いていたのである。」

ということから「強い」のです。イチョウは、樹木としての強さがあるのです。

私も、イチョウを植えて育てましたが、夏の酷暑でクヌギが弱ったりする状況でも、すくすくと元気なままです。
また、下の記事にあるように、銀杏の発芽率は、どんぐりや、ケヤキやカエデの種子よりも全然高いのです。

▼銀杏の発芽率などを紹介しています。

その「強さ」が、ニ憶年前から生存している樹木として、生きた化石と呼ばれるまでイチョウが生き残ってきた理由だと思います。

イチョウは夏を越えた?

イチョウは、一つも脱落者がいませんでした。凄い!

出窓のミニ盆栽ですが、トウカエデ、ケヤキ、クヌギ、コナラは、枯れて減っていっているのに、イチョウは全く減っていません。
出窓のイチョウの占有率がどんどん上がっています

グループ1のイチョウ

イチョウが多いので、3つのグループに分けました。

順調なイチョウのグループ1

順調なイチョウのグループ1

イチョウは、枯れるのではなく、黄色く黄葉し始めているのもあります。この個体差は不思議です。
 

黄葉をはじめたイチョウ

黄葉をはじめたイチョウ

他のイチョウも元気です。葉っぱが生い茂っています。

葉っぱが生い茂るイチョウ

葉っぱが生い茂るイチョウ

バナナの木のような感じで葉っぱがついているものもありました。

バナナの木のような葉っぱの付き方

バナナの木のような葉っぱの付き方

本当に、葉っぱが生い茂ることで光合成をして、グングン生長しそうです。

葉っぱの密度が濃いイチョウ

葉っぱの密度が濃いイチョウ

グループ2のイチョウ

グループ2も、もちろん順調です。

グループ2のイチョウも順調

グループ2のイチョウも順調

葉っぱ重ならないように、葉柄の長さを葉っぱごとに変える工夫をしています。

葉柄の長さを葉っぱごとに変える工夫

葉柄の長さを葉っぱごとに変える工夫

中央の葉っぱ1つだけは、葉っぱの縁が綺麗ですが、ほかはギザギザしています。なぜだろう?

中央の葉っぱ1つだけ、葉っぱの縁が綺麗

中央の葉っぱ1つだけ、葉っぱの縁が綺麗

グループ3のイチョウ

グループ1,2,3を合わせると21個ものイチョウが育っています。

グループ3のイチョウも順調

グループ3のイチョウも順調

葉っぱの縁が黄色くなり始めていたり、

葉っぱの縁が黄色いイチョウ

葉っぱの縁が黄色いイチョウ

幹の上から下まで葉っぱを付けている立派なイチョウがあったり、

幹の上から下まで葉っぱがあるイチョウ

幹の上から下まで葉っぱがあるイチョウ

葉っぱが、幾重にも広がっているイチョウがあったり、

葉っぱが幾重にも広がっているイチョウ

葉っぱが幾重にも広がっているイチョウ

個性豊かなイチョウたちです。

2年目の秋の黄葉が楽しみです。

撮影機材

拡大して撮影するには、スマホではできないので、ミラーレスカメラ『SONY α7初代』、『SONY α7RⅢ』を使って、レンズもマクロレンズSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artを使ってします。

『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』は、シグマ社で画質に徹底的にこだわった最高峰のArtレンズです。 

下のレビュー記事を是非、ご覧ください。

▼α7中古とSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artで実感写真レビュー~おすすめのマクロレンズ~