こんにちは むうさんです^^
今年の暑すぎる夏のメインである7,8月を越えることができ、ようやく9月です。
まだまだ暑いですが、ミニ盆栽として育てているイチョウがどう生長しているかの紹介です。
2億年前から生きるタフなイチョウ
イチョウは、自分で銀杏を発芽させても発芽率100%、一旦発芽すれば、すぐに枯れるものがないという、タフさです。そんなイチョウの生き残り戦略を教えてくれる本が、下の2冊です。
街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著
タフなイチョウのことを、『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』で読んでみました。
この本は、街路樹としてよく見る15種類の樹木を紹介している本です。
▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著
そんな『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』によると、イチョウは、全国でもっとも多い街路樹のようです。
確かに秋になり、そこかしこで黄色い葉っぱをたなびかせるイチョウを見かけます。
なぜイチョウが街路樹として多いのか?
では、なぜイチョウが街路樹として多いのでしょうか?
『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』から抜粋すると、
「都市部でイチョウがよく植えられる理由は、樹形のよさや、黄葉の美しさもあるが、なんといっても「強い」からだ。イチョウは、刈り込みや公害、病原菌や害虫に強く、踏まれることにも耐えて長寿であった。きわめて都市の街路樹に向いていたのである。」
ということから「強い」のです。イチョウは、樹木としての強さがあるのです。
私も、イチョウを植えて育てましたが、夏の酷暑でクヌギが弱ったりする状況でも、すくすくと元気なままです。
また、下の記事にあるように、銀杏の発芽率は、どんぐりや、ケヤキやカエデの種子よりも全然高いのです。
▼銀杏の発芽率などを紹介しています。
その「強さ」が、ニ憶年前から生存している樹木として、「生きた化石」と呼ばれるまでイチョウが生き残ってきた理由だと思います。
イチョウは夏を越えた?
イチョウは、一つも脱落者がいませんでした。凄い!
出窓のミニ盆栽ですが、トウカエデ、ケヤキ、クヌギ、コナラは、枯れて減っていっているのに、イチョウは全く減っていません。
出窓のイチョウの占有率がどんどん上がっています。
グループ1のイチョウ
イチョウが多いので、3つのグループに分けました。
イチョウは、枯れるのではなく、黄色く黄葉し始めているのもあります。この個体差は不思議です。
他のイチョウも元気です。葉っぱが生い茂っています。
バナナの木のような感じで葉っぱがついているものもありました。
本当に、葉っぱが生い茂ることで光合成をして、グングン生長しそうです。
グループ2のイチョウ
グループ2も、もちろん順調です。
葉っぱ重ならないように、葉柄の長さを葉っぱごとに変える工夫をしています。
中央の葉っぱ1つだけは、葉っぱの縁が綺麗ですが、ほかはギザギザしています。なぜだろう?
グループ3のイチョウ
グループ1,2,3を合わせると21個ものイチョウが育っています。
葉っぱの縁が黄色くなり始めていたり、
幹の上から下まで葉っぱを付けている立派なイチョウがあったり、
葉っぱが、幾重にも広がっているイチョウがあったり、
個性豊かなイチョウたちです。
2年目の秋の黄葉が楽しみです。
撮影機材
拡大して撮影するには、スマホではできないので、ミラーレスカメラ『SONY α7初代』、『SONY α7RⅢ』を使って、レンズもマクロレンズ『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』を使ってします。
『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』は、シグマ社で画質に徹底的にこだわった最高峰のArtレンズです。
下のレビュー記事を是非、ご覧ください。
▼α7中古とSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artで実感写真レビュー~おすすめのマクロレンズ~