こんにちは むうさんです^^
「写真がうまくなるには?」という問いに、「写真集を見ること」という答えがあります。
好きなもの、いい写真を見ることで、どんな写真を撮影した以下のイメージを持つことができれば、撮影技術は後からついてくる。なんて本で読みました。
確かに、写真集を見ると、こんな写真が撮れるんだ!とか、こんな空気感の写真を撮ってみたい!と、感じます。
今回は、2019年以降の最近の写真集の中で、私の好きなおすすめを3つ、ご紹介します。
▼夏は幻 Iska作品集
▼さよならは青色 岩倉しおり
▼Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編
夏は幻 Iska作品集
「いい写真集って何なんだろう?」と新宿にある紀伊國屋書店に行ったのが、『夏は幻 Iska作品集』との出会いでした。
▼夏は幻 Iska作品集 レビュー記事
【感傷】夏は幻~Iska作品集~レビュー~夏…。そして四季のせつない写真集~
写真集では珍しく、書店に平積みされていました。
ただ、中身はシールがされていて、見ることができません。
表紙の写真が気になって仕方ありませんでしが、悩んだ末、その時は買いませんでした。
ですが、別の書店で再会した時は、悩むことなく、手にとって買っていました。
Iskaさんの作品を事前にTwitterでも見ていなかったので、この表紙からのインスピレーションで購入しましたが、買ってよかった!
眺めていると癒やされるのです。
なにか優しさに包まれていくような写真集なのです。
夏は幻というタイトルから、夏の写真だけかと思っていましたが、第一章の「夏は幻」から始まって、第二章の「秋は彩」、「冬は輝」、「春は永」と、四季折々のIskaさんの作品を見ることができます。
自然と人間の営みの合唱のような写真集を見ながら、身近な風景をこんな風に、こんな写真を撮ってみたいと感じさせてくれる写真集でもあります。是非、チェックしてみてください。
▼夏は幻 Iska作品集
さよならは青色 岩倉しおり
雑誌「デジタルカメラマガジン」、「GENIC」などで、何度も見る機会があった、岩倉しおりさんの作品。
▼さよならは青色 岩倉しおり レビュー記事
【素敵】『さよならは青色 岩倉しおり』写真集ブックレビュー
鮮やかさから一歩だけ膝を引いたような、美しいけど華やかではない写真に惹かれていました。
その答えは青にあるのだと、手に取ったのが、『さよならは青色 岩倉しおり』です。
青色を基調にしながらも、それはあくまでひとつのスパイスで、トーンを落とすことで、日常の中にある美しい瞬間を浮き上がらせています。
眺めていると、木漏れ日や、夕景・夜景でのライトアップなど、どう撮るとこんなに綺麗に切り撮れるんだろうと、思わせてくれます。
惹かれながら、そしてその表現をしてみたい!と感じさせてくれます。
美しい瞬間が閉じ込められた『さよならは青色 岩倉しおり』。是非、チェックしてみてください。
▼さよならは青色 岩倉しおり
Twitter発 写真が好きだ。
Twitterなど、スマホで写真を見ることも増えました。
ですが、なにか消費をしている感じで、何度も見返したりしません。スマホという限られた画面の中で、一瞬の輝きが感じられるかどうか、それが感じられても、次へと指は止まらないからです。
▼Twitter発 写真が好きだ。 レビュー記事
【刺激!】『Twitter発 写真が好きだ。』は、SNSフォトグラファー16名の素敵な作品集
『Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編』は、そんなTwitterの中の写真を見返せるように書籍にしたものです。16名のフォトグラファーの作品集でもあります。
上で紹介した、岩倉しおりさんの作品も載っています。16名ものフォトグラファーの本人が考える見せたい写真が掲載されているのですから、自分が撮影する参考になる、ヒントをもらえる作品がありました。
しふぉん さんと、naok-aさんの写真です。都市のミニマルな写真と、ゆっくりと時がながれる感覚をくれる写真。
この1冊で、さまざまな写真を見ることができ、『写真を見ることが、写真の上達への道』の一歩を踏み出すことができました。是非、チェックしてみてください。
▼Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編