こんにちは むうさんです^^
今回ご紹介するのは、私が購入してレビューをしているミラーレスカメラ3台です。
購入順に紹介すると、
②キヤノン:EOS RP 新品
③ソニー:α NEX-6 中古
『ミラーレスカメラ』、『コスパが良い』、『軽い』
ということが、共通点。
なるたけ安く、目的に合うカメラを買ったために、中古品が2台です。
この3つのカメラは、ミラーレスカメラを、購入したい方には、どれもおすすめです。
●①SONY α7(初代)中古:《2021年》ミラーレス「SONY α7中古」レビュー
●②CANON EOS RP 新品: 【2021年:EOS RPは楽しい】レビュー
●③SONY α NEX-6 中古: 【レビュー】SONY α NEX-6 中古購入~買って正解!でしたこの3台についてスペックなどを、詳しくご紹介していきます。
どのようにカメラを選んだのか?
《カメラはそもそもどう選ぶの?》
●ミラーレスカメラを安く手に入れたい。
●フルサイズがほしいが、価格が高くて手が出ない。
●中古カメラを選ぶポイントを知りたい。
●APS-C機でも、いい写真が撮れるの?
という方など、是非、ご覧ください。
選び方ですが、トコトン絞ると、
・何をを撮りたいのか
この2つが最も大切な要素だと考えています。
私はどう選んだのか?
①ソニー α7(初代):
スマホで撮れないようなボケのある写真を撮影したくて、フルサイズのミラーレスがほしかったのです。最新機種だと、10万円は軽く超えるので、中古で安く購入しました。
結論は、
・何を撮りたいか:ボケのある写真を撮りたい。
50mm単焦点でF1.8のボケが大きい標準レンズを一緒に購入しても、手の届く価格だったので、私としては大満足でした。
では、具体的な選び方について、中古の場合を含めて、ご紹介していきます。
▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット
▼『EOS RP』のボディ単体
まず最初に3つのカメラのスペックをご紹介します。
『EOS RP/α7/NEX-6』のスペック
《スペック比較表》
スペック表の項目について、かんたんに説明します^^
《発売日》
SONYは、2010年に初めてミラーレスカメラを発売しています。当時は一眼レフが主流の時代ですから、カメラメーカーとして生き残るための大きな選択だったと思います。
その選択が成功して、SONYは今ではミラーレスカメラで世界No1になっています。
SONY α7(初代)は、「ミラーレス一眼カメラでは世界初となる、35mmフルサイズセンサーを搭載したモデル」でしたから、当時のフラッグシップモデルです。それが一番表れているのが、1/8000まで対応したシャッター速度です。
《レンズマウント》
ミラーレスカメラは、レンズを交換できるカメラです。
残念なことに、マウント形状もメーカーごとに違い、カメラ本体とレンズの間での通信仕様もそれぞれのメーカーで異なっています。
そのため、CANON用のレンズはSONYのカメラにはそのままでは装着できませんし、SONY用のレンズはCANONのカメラには装着できません。
ですから、レンズはそれぞれのマウント専用となっています。
ミラーレスへの参入が早かったSONYは、すでに150本以上のEマウントのミラーレス用のレンズがあります。
一方、CANON(キヤノン)は、ミラーレスへの参入時期が遅かったのと、キヤノン製のレンズしかないために、現在23本の対応レンズしかありません。ただ、一眼レフ用の数百本のEFマウントレンズは、キヤノン純正のアダプター(1万円強)で使うことができます。
《有効画素数》
有効とついているのは、センサーの画素数がもっと多くても、撮影に使用できるのがこの画素数だけだからです。
画素数は多ければ、多いほど性能が高いと考えがちですが、画素数が多くなると、一つの画素のサイズが小さくなることで感度が落ちて、暗い場所でノイズがのりやすくなる欠点もあります。
どの程度の画素数があればいいのでしょうか?
最新のカメラでは、SONY α7SⅢが1290万画素です。また、CANON EOS R6は、2010万画素。この2つは感度を優先させたカメラとなっています。1290万画素以上あれば良さそうです。
仮にA3サイズにプリントするなら800万画素あれば十分とされています。ですから、大きなサイズでプリントしたいということがなければ、インスタへのアップや、スマホ画面、パソコン画面での鑑賞を含めて、1000万画素あれば十分だと思います。
《オートフォーカス》
とても重要なスペックで、素早いオートフォーカスは必須だと、私は考えています。
カメラの機能として、撮ろうとしている被写体へのピントが、素早く、正確に合ってほしいです。
フォーカスがしっかり合ってくれないと、写真撮影が大変です。
そのため私は、予算、何を撮りたいかの2つを決めつつ、SONYは「ファストハイブリットAF」、キヤノンは「デュアルピクセルCMOS AF」がある物を選びました。
SONYですと、α NEX-6がファストハイブリットAFの搭載された最初のカメラです。ですから、中古で手頃な価格ながら、十分満足できる使い心地です。
▼SONY α NEX-6 標準ズームレンズセット
《ファインダー》
中古のカメラでは、例えば、SONY(ソニー)のα6000は、画素数が144万画素と少なく、私は粗く感じます。236万画素が最低限の仕様だと考えています。
ファインダーサイズは、大きいほうが良いですが、0.39型でも不満はありません。
《液晶モニター》
画素数が多いほうが、画像の確認がしやすいです。ただ、90万画素以上あれば十分です。細かいところを確認する時は、ひと手間かかりますが、拡大すればピントなどを確認できます。
《タッチパネル》
スマホになれていると、タッチパネルがあった方が便利です。
ただ、カメラのボタンによる操作系は、慣れると早く操作できるようになるので、タッチパネルの必要性を私は感じていません。
《シャッター速度》
高価格なカメラは1/8000秒の高速シャッターがあり、エントリーモデルは1/4000秒というのが、一眼レフ時代からモデルの棲み分けに使われてきた仕様です。
なぜ、高速シャッターが必要かというと、明る過ぎる場所で撮影する時に、シャッター速度を早くしないと、明るすぎて撮影できないからです。
動くものを撮影する時にどの程度のシャッター速度が必要かというと、
人が飛び跳ねるシーン、ボールを手から離して落ちてくるシーン、電車や車など、1/500~1/1000秒で止めて撮影ができます。1/8000まで必要なシーンはまずありません。
1/8000秒はあった方がいいという程度で、必須ではありません。
《瞳AF》
人を撮影するときには、目にピントを合わせるのが基本です。カメラが人の目の瞳に自動でピントを合わせてくれるのですから便利です。
女性のポートレートなど、顔を大きめに、専門で撮影したい方には、合った方が良いと思います。
ただ、子どもの写真などであれば、少し絞って(レンズのF値を大きくする)、顔にピントを合わせれば可愛らしく写りますし、以前はなくても撮影できていたので必須ではないと考えています。
《撮影可能枚数》
旅行に持っていって、たくさん写真を撮ろうとしている。登山の縦走など、途中で充電するのが難しい。などの事情がなければ、実際はスペック表の撮影可能枚数以上撮影できますし、こだわるスペックではないと思います。
参考に、私の場合は、一日撮りまくると決めて撮影に行くと、1000枚以上撮りますので、その時は予備のバッテリーを持っていくことにしています。
《重量・サイズ》
重量とサイズは、かなり重要なスペックです。
カメラは持っていかない限り撮影できません。ですから、持っていける重量とサイズのものを選ぶことがとても重要です。
この3台とも、重量・サイズが小さいカメラです。
CANON(キヤノン)EOS RPは、SONYの最新機種で軽量と言われているα7Cよりも軽量で、現在の新品で購入できるファインダーのあるフルサイズミラーレスとしては最軽量です。
SONY(ソニー)α7(初代)は、SONY史上最軽量のフルサイズミラーレスカメラで、EOS RPより軽量です。
SONY(ソニー)α NEX-6は、APS-Cとセンサーサイズが小さいカメラですから、全体的にコンパクトで重量も軽いです。同じAPS-Cの最新機種のα6400と比べても軽量です。
《価格》
もっとも大切なポイント2つのうちの1つです。
自分が撮りたいものに合わせて、予算に合わせて購入するのが、かしこい買い物です。中古カメラが豊富に揃っているので、新品だけではなく、中古も視野に入れて購入されるのがよいと思います。
おすすめミラーレスカメラの選び方
3機種とも、オートフォーカス性能は十分ですから、価格と重量・サイズで選べば良いと思います。
《価格が安くて、軽くて持ち出しやすいのがいい》
色々と撮りたいけど、価格の高いカメラはちょっと。かばんにちょっといれて持ち出したい。という方には、『ソニー α NEX-6』です。
標準ズームレンズもついて2万円台~ですから、お手頃価格です。是非、チェックしてみてください。
▼SONY α NEX-6 標準ズームレンズセット
《フルサイズがほしいけど、価格は抑えたい》
フルサイズミラーレスの中古で、他のメーカーを含めて最安値なのが、『ソニー α7(初代)』です。
SONYのフルサイズミラーレスカメラ史上で最軽量ですから、フルサイズのカメラとしての持ち出しやすさはピカ一です。是非、チェックしてみてください。
▼SONY α7 標準ズームレンズセット
▼SONY α7ボディー
《軽くて持ち出しやすいフルサイズで、瞳AFを使いたい》
フルサイズミラーレスで、瞳AFを使って撮影したい。でも重いカメラだと持ち出しにくいので、軽いカメラがよい。それで新品がいい。
『キヤノン EOS RP』は24-105mmの高倍率ズームレンズとセットでも、レンズが軽量なので持ち出しやすく、おすすめです。是非、チェックしてみてください。
▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット
▼『EOS RP』のボディ単体
3つのカメラの実使用レビューの記事を書いていますので、ご覧ください。