夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【明暗】復活するクヌギと、新芽が枯れるクヌギ~大きな樹木を部屋の出窓で小さく育てる~ミニ盆栽<54>

こんにちは むうさんです^^

家の出窓で20mにもなるクヌギをミニ盆栽にして、育てています。

前回の記事で、春に葉っぱを出さなかったクヌギが、梅雨時期になって復活して葉っぱを出したことを紹介しました。

▼クヌギ復活の記事
【復活】梅雨に芽吹いたクヌギ~全滅からの逆転~

ですが、期待したクヌギがすべて復活したわけではありませんでした。

クヌギの明暗

クヌギの明暗

緑色の新芽がありながら、芽が枯れてしまったクヌギもあります。

今回は、復活したクヌギと枯れてしまったクヌギの明暗を紹介します。

期待したクヌギたち

春を過ぎてから芽が出始めたクヌギがあり、期待を持って世話をしていました。 

下の写真の右側3つが、期待のクヌギです。

期待のクヌギたち

期待のクヌギたち

クヌギ”お君”の芽生え

クヌギに識別のため、名前をつけていますが、最初に紹介するのは”お君”です。

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

”お君”は、まだ、枝も緑色で、枝での光合成もしているので、栄養もありそうで、期待の星です。

5/13

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

枝の根元に、緑色の★の形をした新しい芽がでてきています。
順調に育ってくれるように、霧吹きをしたり、水をあげたりしていました。

5/20 

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

正直、この緑色の芽がなければ、枯れてしまっていると思っても不思議のない状態です。植物が死んだかどうか、枯れたかどうかを判断するのは難しいです。

6/3

クヌギの”お君”(6/3)

クヌギの”お君”(6/3)

クヌギの”お君”(6/3)

クヌギの”お君”(6/3)

緑色の芽が、少し色が濁ってきていて、枯れ始めているようにも見えます

このあたりでは、不安になって、水はもちろんですが、せっせと霧ふきをしていました。暑すぎるのでは?などと考えていました。

7/8

葉っぱが開かず、芽が死んでしまったのはわかっていましたが、写真は撮らずにいました。

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

芽があったところは、完全に茶色になって枯れてしまっています

ですが、下の方に、新しい緑色の芽がでてきています。

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

この緑色の芽が育つことを期待しています。
でも、もう夏です。

クヌギ”クみ君”の芽生え

”クみ君”は、枝がすでに茶色ですから、光合成ができません
新しい緑色の芽はありますが、厳しいかもと思っていましたが、その通りになってしまいました。

6/3 

クヌギの”くみ君”(6/3)

クヌギの”クみ君”(6/3)

クヌギの”くみ君”(6/3)

クヌギの”クみ君”(6/3)

葉が開く可能性がある、緑色の芽ですが、ここから葉っぱになるには、うまくいっても1月以上かかります。

7/8 

予想通りでした、芽は開いて葉っぱにならず、茶色く枯れてしまいました。 

クヌギの”くみ君”(7/8)

クヌギの”クみ君”(7/8)

クヌギの”くみ君”(7/8)

クヌギの”クみ君”(7/8)

クヌギの”くみ君”(7/8)

クヌギの”クみ君”(7/8)

枝も茶色いですし、枯れてしまったと判断しています。

復活したクヌギの”クま君”

今までの2つは、明暗の”暗”の方でしたが、復活したクヌギもあります。
前の記事で紹介した”クは君”と、今から紹介する”クま君”です。

6/3

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

枝が緑色ですから、枝で光合成ができるクま君”。
そして、その緑色の枝に新しい芽があるので、期待できそうです。

6/25

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

まだ、葉っぱは開きませんが、枝がグングン伸びています。
これは、行ける!はずです。

7/8

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

きれいな薄グリーンの枝がどんどん上へ生長しています。
クヌギのエネルギーを感じました。

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

枝は、更に伸びて、ついに葉っぱが開き始めました。

クヌギは、弱い樹木だとつくづく思いました
栄養を持ったドングリがあるときは、枝を切ってもすぐに復活しますが、ドングリの力がなくなると、途端に樹木としての弱さを露呈してきます。

クヌギというのは、人が木炭を作るのに、長い間、里山で手を入れて育ててきた樹木です。自然界に放たれた今、樹木としての生命力が問われているように、クヌギのミニ盆栽を育てながら思いました。

どんぐりのこと、クヌギのことを知りたいなら

おすすめの本を2冊ご紹介します。

▼新装版 タネはどこからきたか? 鷲谷 いづみ (著), 埴 沙萠 (写真)

リアルなどんぐりの生態の写真と説明で、どんぐりってこういうことだったんだと知ることができる本です。

どんぐり以外のタネのことも含めて、説明されているので、タネ全般のことがわかることで、どんぐりがどういう特徴があるのかも知ることができます。
鷲谷 いづみさんと、植物写真家の埴 沙萠さんのこのシリーズはどの本もおすすめです。

▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著

クヌギをはじめ28種類の樹木の個性と生き残り戦略が簡潔な言葉で書かれていて、どなたでも読めるやさしい本となっています。

クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。

撮影機材

拡大して撮影するには、スマホではできないので、ミラーレスカメラ『SONY α7初代』、『SONY α7RⅢ』を使って、レンズもマクロレンズSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artを使ってします。

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下のレビュー記事を是非、ご覧ください。

▼α7中古とSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artで実感写真レビュー~おすすめのマクロレンズ~