こんにちは むうさんです^^
3年目のクヌギが目を出してくれず、全滅かと思っていましたが、下の記事の通り、緑色の小さな芽が枝についているクヌギが出てきたのです。
ですが、今までも、芽があると喜んでも、死んでいく芽もたくさんありました。今回も過剰には期待しないようにして、日々観察していたら、ついに復活しました!
今回は、梅雨にようやく芽を開いたクヌギのミニ盆栽を紹介します。
クヌギの全滅
クヌギは、1年目は元気なのですが、秋に落葉した後の春に芽吹く率が、非常に低いです。
昨年はクヌギのドングリの仕込みをせず、昨年と一昨年にドングリから芽生えたクヌギの芽生えを待ちましたが、春になっても芽生えの気配がなく、全滅していました。
▼クヌギ全滅の記事。
まさに、全滅でした。
クヌギの希望
しかし、5月になって、死んだと思ったクヌギに、緑色の新芽があるのを発見し、もしかしたら!と希望を持ちました。
クヌギの”くは”君です。
5/7の写真です。
この芽が開いて葉っぱになることを祈り、
芽吹くためには水が大量に必要なので、毎日、水をあげて、
霧吹きで熱くなりすぎないようにして、
育てている出窓には、すだれをあてて日光を抑えめにして、
慎重に手入れしていました。
クヌギ復活への道
毎日観察しながら、時間があるときは、どの位の期間で芽吹くかを記録するために、写真を撮っていきました。
▼5/13
5/7から5/13へ約1週間経って、芽が前方へ突き出してきています。
これは、芽吹きそうだ!
▼5/14
翌日にもしかしたら一気に葉っぱが出るかと思って観察しましたが、進みは少しずつのようです。
ですが、着実に進んでいました。
▼5/17
5/14から3日後ですが、進みは本当にゆっくりです。
葉っぱが広がるのは、葉っぱが水を蓄えて大きくなるので、水やりは欠かしませんでした。
▼5/20
さらに3日間経っても、大きな変化はありません。
このあたりで感じていたのが、もしかしたら、ここから枯れてしまうのではという不安でした。
▼5/21
しかし、ついに、クヌギの葉っぱのギザギザが新芽に現れてきました。
いけるか!?
▼5/27
5/21から約1週間後、
ついに、本格的な芽生えが始まりました。
下の方にも、新たな芽がでてきました。
真ん中の葉っぱの奥には、次の芽も出てきています。
ここで、確認しました。葉っぱが開く!と。
▼6/3
ところが、少しずつ育ってきた、新芽は枯れてしまいました。
下の大きくなった葉っぱに栄養や水分を奪われてしまったのでしょうか?
クヌギとして、どちらを生き残らせるかという判断で、下の葉っぱを優先したようです。
ですが、復活は復活です。
▼6/25
一気に、大きな葉っぱが3枚になりました。
一枚目の葉による光合成で栄養を作って、成長路線に入ったのではないでしょうか。
▼7/8
今の姿です。
立派に育っています。
撮影機材
拡大して撮影するには、スマホではできないので、ミラーレスカメラ『SONY α7初代』、『SONY α7RⅢ』を使って、レンズもマクロレンズ『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』を使ってします。
『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』は、シグマ社で画質に徹底的にこだわった最高峰のArtレンズです。
下のレビュー記事を是非、ご覧ください。
▼α7中古とSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artで実感写真レビュー~おすすめのマクロレンズ~
どんぐりのこと、クヌギのことを知りたいなら
おすすめの本を2冊ご紹介します。
▼新装版 タネはどこからきたか? 鷲谷 いづみ (著), 埴 沙萠 (写真)
リアルなどんぐりの生態の写真と説明で、どんぐりってこういうことだったんだと知ることができる本です。
どんぐり以外のタネのことも含めて、説明されているので、タネ全般のことがわかることで、どんぐりがどういう特徴があるのかも知ることができます。
鷲谷 いづみさんと、植物写真家の埴 沙萠さんのこのシリーズはどの本もおすすめです。
▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著
クヌギをはじめ28種類の樹木の個性と生き残り戦略が簡潔な言葉で書かれていて、どなたでも読めるやさしい本となっています。
クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。