こんにちは むうさんです^^
昨年の夏に、昼間は暑くて撮影できないから、夜に撮影しよう!
と、夜景写真を撮影するようになって、ほしくなったのが超望遠ズーム、焦点距離400mmオーバーのレンズです。
例えば、練馬区役所から都心部の夜景写真を撮影したり、恵比寿ガーデンプレイスからでも東京タワーを大きく切り取ってみたり、と撮影したいシチュエーションが具体的にあったからです。
▼練馬区役所から撮影した新宿ビル群
今回は、最終的に『SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(キヤノン EFマウント)』に決めて購入するまでの、悩みとトラブルについての購入レビューです。
▼SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(キヤノン EFマウント)
超望遠ズームの候補レンズ
カメラはSONYとCANON
私が持っているカメラは、『SONY α7RⅢ』と『CANON EOSRP』です。
▼SONY α7RⅢ レビュー記事
●【2023年】SONY α7RⅢ中古で撮影!実感レビュー~シャッター音と感触、香る高級感~
▼CANON EOSRP レビュー記事
●【撮影レビュー】『EOS RP+RF24-105mm F4-7.1』~優しいフルサイズミラーレス
ですから、『SONY Eマウント』か、『CANON EFマウント、RFマウント』のレンズとなります。
価格は15万円以内
夜景撮影のために超望遠ズームレンズを購入しようとしていますが、そこまで使用頻度が高いとも思えなかったこともあり、懐具合と相談して15万円以内と予算を決めました。
そのため、『SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G』や『SONY FE 100-400mm F4.5-5.6 GM』のように20万円以上するSONYレンズや、『RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM』、『CANON EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM』という予算オーバーのCANONレンズは、候補から外しました。
また、『RF100-400mm F5.6-8 IS USM』はF8と暗いのと、解像度に懸念があったので最初から候補から外しました。
そうして、この時点で4つのレンズが候補となっていました。
①SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(CANON EFマウント)
②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)
③TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(SONY Eマウント)
④SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN(SONY Eマウント)
SONYとCANONでレンズを共用したい
夜景写真は、高解像度4240万画素の『SONY α7RⅢ』でメインに撮影する予定です。ですから、Eマウントのレンズが候補にあがります。
一方で、もう一つのミラーレスカメラ『CANON EOSRP』でも共用したいと考えていました。
SONYとCANONのカメラで1つのレンズを共用?
と思われるかもしれませんが、できるんです。
SIGMAの出しているマウントアダプター『MC-11』をSONYのEマウントのカメラに使うと、CANONのEFマウントのレンズが使えてしまいます。
SONY α7RⅢにSIGMA『MC-11』を装着
▼SIGMA MC-11
ですから、『SONY Eマウントのレンズ』だけでなく、『CANON EFマウントのレンズ』も候補となり、共用まで考えると『CANON EFマウントのレンズ』の方が好ましいことになります。
SIGMAが『MC-11』を発売しているのは、SIGMAの発売しているEFマウント用のレンズをSONYユーザーにも使ってもらうための戦略です。
実際に快適に使えています。使い勝手のレビューをしていますので、ご覧ください。
▼SIGMAマウントアダプター『MC-11』の実感レビュー
解像度が高いことが必要
レンズの基本性能としては、解像度が高いことにこだわりました。
夜景撮影をメインに使う場合、解像度が高いかどうかで、撮影された写真がまったく違うからです。
上であげた4つのレンズの解像度がどうなのか?Youtubeなどで徹底的に調べ、最後にレンズ評価をしているサイトの数字で比較しました。
▼MTF50の数字が大きいほど、解像度が高い。
4つの候補のすべての数字が同じサイトにはなかったので、「ePHOTOzine」のサイトと「LensTip.com」のサイトのデータを、両方のサイトにあった『②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)』のデータを使って比較してみました。
このデータは、焦点距離=400mmの時の解像度を比較しています。
望遠ズームレンズは、焦点距離が大きくなるほど解像度が下がるので、なるべく大きな焦点距離でひかくするため400mmを選んでいます。
この比較表は、
②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)が、解像度で一番優秀であることを示しています。
実際に、②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMとSONY α7RⅢで撮影した写真を紹介します。恵比寿ガーデンプレイスタワー スカイラウンジで撮影しています。
上の写真を拡大すると、下の写真の通り、バッチリ解像しています。『②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM』の解像度は素晴らしいです。
《引用元》
「ePHOTOzine」のサイトのデータ
②SIGAM 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)
③TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(SONY Eマウント)
④SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN(SONY Eマウント
「LensTip.com」のサイトのデータ
①SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(CANON EFマウント)
②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)
なるたけ大きな焦点距離がほしい
一見決まりのようですが、なるたけ大きな焦点距離がほしかったので、悩みました。
当たり前ですが、③は500mmまで、④は600mmまで焦点距離をもっていますが、②は400mmと焦点距離が小さいのです。
さらには、③TAMRON 150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD(SONY Eマウント)と、④SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG DN(SONY Eマウント)のレンズの評判がYoutubeでとても良かったのです。
③、④とも2021年発売の最近のレンズです。
一方、②は2017年発売と少し前のレンズですし、『CANON EFマウント』なので『MC-11』のアダプタを使わないといけません。SONYのカメラには、『SONY Eマウント』のレンズがいいのではないか。
そして、悩みながら、②ではないレンズを思わず購入しました。
SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSMは、おすすめ
悩んで購入した『②SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(CANON EFマウント)』は、今は大のお気に入りです。
実は、重量が他のに比べて軽いので(1160g)、手持ち撮影でも使えますし、性能が調べた通り高い!からです。おすすめできるレンズです。是非、チェックしてみてください。
▼SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM(キヤノン EFマウント)