こんにちは むうさんです^^
SONY α7を持っていますが、旅行用に軽いズームレンズがほしいことから、ミラーレスカメラ『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセットを購入してしまいました。
SONYに軽量な標準ズームレンズがなく、また、EOS RPの価格が発売時より下がってきたこともあり、買う決断をしました。
↓は、購入前の悩みを書いた記事です。
▼【2021年:購入前の悩み】キヤノン EOS RPレビュー
www.muu0san.com
今回は、購入して使ってみてわかった、 『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』セットでのEOS RPの実感レビューです。
▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット
EOS RPの素晴らしい所
① ファインダーのあるフルサイズミラーレスとして、バッテリー、カード込で最も軽い
② EOS RPにしか搭載されていないクリエイティブアシストがとっても楽しい
③ スマホとの連携が、楽々
④ カメラとしての基本を抑えた、美しいデザイン
私が使ってみて、『EOS RP』の素晴らしい所は、上の4点です。
もちろん、フルサイズセンサーによるボケのある写真が撮れる、瞳AFを含めた高性能なオートフォーカス、などの基本性能は当たり前に持っています。
特に、②、③、④は、スペック表やカタログからすぐに伝わらないところだと思いますので、詳しくお伝えします。
EOS RPは軽い
『EOS RP』は、ファインダーのあるフルサイズミラーレスとして、バッテリー、カード込で、485gと最も軽いカメラです。SONYのα7cより軽量です。
軽いって何が良いのか?
初めてレンズ交換式の一眼カメラ(ミラーレスや一眼レフカメラ)を購入される方には、伝わりにくいかもしれません。
私の場合は、気合を入れて撮影に行く時は、多少重いレンズでも頑張って持って行って撮影しますが、
旅行に持っていって、家族や景色を撮りたい時には、軽ければ軽いほど機動性(取り出してすぐに撮影する)が高くなります。
実際に、もう一台持っているSONY α7と50mmの単焦点レンズを持って出かけると、合わせても700gを切るので、軽くって撮影も楽で、ホントに嬉しくなります。
カメラにとって、軽いってことは、とても大切です。
軽くないと持ち出さなくなり、使わなくなることもあるかもしれません。
『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセットは、フルサイズミラーレスカメラの中でSONYよりも軽量ですので、私は旅行用、普段のスナップ撮影用として最高のカメラとレンズの組み合わせだと思っています。
※SONYと比較するのは、私が1台α7を持っているのと、SONYとCANONがミラーレスカメラの2大メーカーだからです。
クリエイティブアシスト~EOS RPは楽しい~
クリエイティブアシストは、フルサイズミラーレスでは、EOS RPにしか搭載されていません。
EOS Rにも、R5、R6にも搭載されていないのです。
カメラ撮影の初心者に向けた、写真を撮るのを助けてくれる(アシスト)機能で、EOS KissMなどに搭載されています。
これが楽しい!!!
「オートモードでも、イメージに近い写真表現に」という、うたい文句通りの機能です。
たとえば、
「絞り優先モード」で露出などを調整せずに普通に撮影すると、
少し色がくすんでいますが、ボケの具合や青空の感じなど悪くはないです。
ただ、クリエイティブアシストを使うと、
クリエイティブアシストのプリセットからWARMを選んで撮影しました。
私の好みです。
全体的に明るくなったのもですが、ひまわりの黄色の発色が良くて、青空も透明感のある感じに仕上がっています。これをファインダーの中で確認しながら撮影できます。
他にオートモードが選んでくれたものでは、
WARMで撮影した上の写真が優しい感じだとすると、オートモード推薦の写真は夏の輝きを表現しているようです。
直射日光が当たったひまわりが輝き、暑さを感じます。
単に色を変えるだけではなく、クリエイティブというだけあり、写真での表現の仕方を提案してくれるるのです。
自分の感性だけで撮っていると、同じような写真が増えていくのですが、クリエイティブアシストに助けてもらいながら、写真を撮影していくと、写真を撮る世界が広がっていき、とても楽しいのです。
そして、クリエイティブアシストは、
”プリセット(上のWARMなど)”、”ぼけ(背景ぼかし)”、”明るさ”、”色の鮮やかさ(彩度)”、”コントラスト”、”色合い”
を調整できます。
これはどういうことかというと、
撮影条件は、クリエイティブアシストでほぼ調整できてしまうのです。
具体的に、私は、AV(絞り優先)モードで撮影することも多いのですが、
絞りの調整=ぼけ(背景ぼかし)、露出補正=明るさといったように、このクリエイティブアシストを使えば、AV(絞り優先)モードで撮影しなくても良くなってしまうのです。
そして、オートモードでしか、クリエイティブアシスト機能が使えないために、オートモードで6~7割は撮影しています。
写真撮影の表現を広げてくれるクリエイティブアシストは、素晴らしいです。
フルサイズミラーレスで搭載されているのは”EOS RPだけ”ですから、他の機種を考えている方も、検討してみてはいかがでしょうか。
▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット
電源オフでもスマホと連携~EOS RPは凄い~
EOS RPは、電源がオフの状態でも、撮影した写真をスマホから見て、選んで、スマホへ持ってくることができます。リモート撮影も簡単です。
Canon Connectで画像を連携
一人で撮影に行った時も、スマホで取り込んでインスタへアップなども直ぐにできるので便利なのですが、
私にとっては、撮影した写真を人に見せるときに、もっとも活躍しています。
出かけたときに、さっきの写真はどんな感じ?と聞かれたときに、
スッとEOS RPの写真画像をスマホで確認して見せることができるのです。
カメラのモニターですと小さいですし、スマホの方が綺麗に見せられますから。
▼スマホにCANON製の「Camera Connect」をインストールして実行するだけ。
EOS RPの電源がOFFでも、Bluetooth機能の電源オフ中の通信を[する]に設定しておけば、スマホアプリ「Camera Connect」とつながります。
私は便利なので「する」に設定しています。
▼「上の写真のカメラ内の画像一覧」をタップすれば、EOS RPのメモリカード内の画像を一覧でスマホ画面に表示します。
一覧表示から写真を選んで、拡大してスマホ画面で見ることもできますし、選んでスマホへダウンロードすることもできます。
スマホでリモート撮影
また、スマホ画面で撮影する画面を確認しながらのライブビュー撮影もできます。これは、静止画も動画もできます。
▼スマホでリモートライブビュー撮影
撮影したいもの(上の写真ではカップ)にスマホ画面でタップすると、そこへフォーカスが合ってくれます。
これらの機能はとっても便利で役立ちます。
▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット
美しく機能的なデザイン~EOS RPは品がある~
ここも、買ってみないとわからない点でした。
EOS RPをお店などで触るのではなく、自分の物として触っていると、私は品を感じました。
シャッターボタンと表面の品のある処理
シャッターボタンの造りがしっかりとしていて、押すときの感触がいい。
写真を見てください。
シャッターボタン一つにも、EOS RPでは、こだわりがあります。
やわらかいカーブでボタンの中心が少し高くなっているので、写真の通りボタン中心から光が広がっているように見えています。
ちょっとしたことですが、これによってシャッターを押すときに、指先へのフィーリングがしっくりくるのです。
さらに、この写真でわかるように、シャッター周りのボディーの表面の部分、細かい粒子がついたように見えると思います。
この粒子感が非常に手に馴染みます。触っていたくなる感触なのです。
こかまいところですが、プラスチックっぽくテカったり、何の加工もされていないでスベスベであったり、雑な表面処理ではなく、丁寧な加工がされています。
これによって”品”というものをEOS RPから感じるのです。
白いロゴ、文字が美しい
カメラが高級だと感じるもう一つに、ロゴや文字が綺麗なこと。
Canonのロゴ、レンズの24-105の文字。どれも美しい。
EOS RPのロゴも細めのフォントで品があります。
黒いボディからCanonの白いロゴが浮かび上がって見えてきます。
キヤノンのフルサイズミラーレス EOS RP。
軽くて、楽しいクリエイティブアシストがあり、スマホと楽々つながり、さらに、機能的で、美しく品のあるデザイン。
是非、チェックしてみてください。
▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット
▼『EOS RP』のボディ単体