こんにちは むうさんです^^
コナラどんぐり、クヌギのどんぐりを、どんぐり発芽法で発芽させましたが。一気にポッドに植え替えられなかったので、そのまま暗い場所に置いておいたのです。
その後どうなったのか?
今回は、
『クヌギどんぐり、コナラどんぐり、発芽した後、真っ暗の中で育つと……。』
どうなるのか?についてご紹介します。
コナラどんぐり、クヌギどんぐり 発芽後
コナラのどんぐりとクヌギのどんぐりを発芽させて育てています。
▼発芽してからの第一弾の記事です。ご覧ください。
その時は、クヌギのどんぐりも下の写真のとおりで、白いもやしが伸びたような状態でした(4月9日)。
▼発芽したクヌギのどんぐり(4月9日)
▼クヌギどんぐりを出してみると
ただし、あまりに多くのどんぐりが発芽していたので、
一気にたくさん植え替えられず、発芽したどんぐりを真っ暗な冷暗所に置いておきました。
それら発芽したクヌギのどんぐりを取り出してみると………、
木化したクヌギどんぐりの芽
真っ暗な冷暗所から取り出しました。すると驚きました!
白かった芽が茶色くなり、木になっているのです(6月4日)。
『 凄!』
▼木化したクヌギどんぐりの芽(6月4日)
しまった! もうダメなのか?
と一瞬思いましたが、クヌギのどんぐりの生命力の強さを知っているので、よく観察して見ると~。
▼木化しても薄い色の芽がしっかりとある
茶色い茎の所々に、薄い色でぽつっと芽がでています。
大丈夫?
そこで、めげずに、植え替えることにしました。
クヌギどんぐりを植え替える
育つ!と確信をして、ポッドへ植え替えていきます。
いつも通り、どんぐりがあるうちは栄養があるので、芽と根を切って整えての植え替えです。
▼根と茎をバッサリとした、クヌギのどんぐり
▼拡大すると
▼拡大すると、茎の芯は白いです
ひげ根を残しつつ、茎も根も切りました。
こうすることで大きく育たなくなり、葉っぱも小さめになり、ミニ盆栽へ成長していきます。
また、せっかく木化するほど生長したのですから、根っこを幹に見立てるために、どんぐりを土から外に出して、根を幹として育てます。
この方がカッコよくなるのです。
▼どんぐりを土から出してポッドへ植え替える
最初から幹が茶色いのが異様ですが、クヌギどんぐりの生命力が凄いので、大丈夫でしょう。
コナラどんぐりを植え替える
コナラどんぐりは、4月9日時点では、下の写真の通りでした。
▼コナラどんぐりの発芽(4月9日)
日の光のない真っ暗なの中で育ったので、白いもやしです。
これが、6月4日になると……、
▼木化したコナラどんぐり(6月4日)
コナラのどんぐりも白かった茎が茶色くなり、木化しています。
茶色のひも状のものが伸びている感じです。
ビニール袋に書かれた15の数字はコナラどんぐりをいくつ入れたかです。その15個のどんぐりの大部分が発芽して、根が絡まりまくっていました。
▼根が絡まってしまったコナラどんぐり
▼絡まった根をほどいていきます
ほどけたら、こちらもクヌギどんぐり同様に、茎と根を切っていきます。
茎の切るポイントは、樹木の剪定と同じく、芽を残すように切ります。
▼芽を残すように、コナラどんぐりの茎を切る。
もちろん、根も切って、小さなポッドに入るようにします。
▼無事、コナラどんぐりもポッドへ植え替えました
ミニ盆栽にする上で、樹形をうまくつくる腕がまだない私は、数打ち当たるで、たくさんの中から、偶然生まれる樹形の良いものを期待しています。
部屋の出窓で、世話をして育てていきます。
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