こんにちは むうさんです^^
クヌギのミニ盆栽を目指して、クヌギどんぐりから育てましたが、どんぐりのついているクヌギの生長の早いこと。
あっという間に、葉っぱが大きくなり、ミニ盆栽に似つかわしくなくなりました。
そこで、育ってしまったクヌギですが、まだ今年の春に発芽したばかり、どんぐりの栄養がたっぷり残っている今、バッサリと剪定をすることにしました。
今回は、クヌギのバッサリ散髪?(剪定)のご紹介です。
クヌギどんぐりから発芽し、生長は早い!
去年の秋は、どんぐりだったのに、
▼クヌギのどんぐり
▼コナラどんぐりと仲良く
春になると芽を出して、
▼クヌギのどんぐりの発芽
▼ポッドに植えると
こんな小さいので、すぐにはそんなに大きくならないだろうと思っていたら、
▼まっすぐに大きくなるクヌギ
高さが30cmにもなりました。
また、写真を見ればわかるように、茎の下の方には葉っぱがついていないので、このままだと大きな樹木を小さく育てるというより、単に真っすぐ伸びている木になってしまいました。
恰好悪い!
そこで、ばっさりと剪定することにしました。
バッサリと剪定
ミニ盆栽になってもらうための剪定です。
▼切る前
▼切った後
▼次から次へ、クヌギは生長しています
▼剪定した後
▼小さくなるように、最初に戻ったかのように切ります
▼切った後
▼今年は、生長するクヌギが多かったです
▼夏の生長の前に切っておく必要があります
人の成長期も、夏に背が一気に伸びますが、クヌギも同じなのです。暑い夏に、日の光を浴びて光合成をせっせとして生長してしまいます。
ですから、
その夏前に剪定しておく必要があります。
本当はもう少し前にしておくと葉っぱも出るので良かったのですが。
剪定前のクヌギたちはこんな感じでした。
▼剪定前のクヌギたち
それが、剪定した後では、
▼剪定後のクヌギたち
バッサリいったのが分かります。葉っぱが、ほぼなくなりました。
剪定したクヌギ
バッサリときってしまったクヌギですが、剪定のポイントは守っています。
▼剪定後にも芽は残しています
▼芽のあたりを拡大すると
右側の芽から葉っぱがでそうな感じです。
▼ほかのクヌギも
▼こっちのクヌギも
このクヌギには、とっても小さい葉がでています。
▼剪定後のクヌギたちの集合写真です
大きなどんぐりをつけていますし、ミニ盆栽として成長してくれるはずです。
クヌギなど、樹木について知りたい方へ おすすめの本
《1》樹木観察して名前をわかりたい
『樹木図鑑 林将之監修』
葉っぱの形で、372種の樹木がわかる樹木図鑑です。
携帯できるサイズで、見て、読んで楽しい本で、おすすめです。
もちろん、クヌギものっています。チェックしてみてください。
▼【樹木図鑑(林将之監修)五感で楽しめるおすすめの図鑑】ブックレビュー
《2》樹木の生き方を知りたい
『アセビは羊を中毒死させる 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』
樹木は動けないため、生きるためにいろいろな戦略を持っています。
クヌギを含めた28種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。
▼『アセビは羊を中毒死させる 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー
《3》樹木ってどうなっているか知りたい
『樹木博士入門 小幡和男他著』
樹木について、観察をしているかのように、豊富な写真でそのすべてを教えてくれる、”事典+図鑑”です。
写真は企画しながら撮っているので、見たことのない写真がたくさん載っていて、眺めているだけでも樹木のことがわかってきます。
超おすすめの本です。チェックしてみてください。
▼『樹木博士入門』ブックレビュー