夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【岩殿山:登山レビュー】秀麗富嶽十二景からの富士山~EOS RPとRF24-105mm F4-7.1 IS STMで撮影

こんにちは むうさんです^^

10月に入ってようやく暑さもやわらぎ、空気も澄んできました。山に登るのにも、良い季節です。

そして、山からの景色はやっぱり美しい!

秀麗富嶽十二景からの富士山を見に、JR中央線沿線にある岩殿山に登ってきました。

岩殿山からの富士山

岩殿山からの富士山(初冠雪がありました)

岩殿山はどんな山

秀麗富嶽十二景とは、山梨県大月市にある山の頂きから望む富士山が、美しく見える山を、大月市が選定したものです。
十二景とあるので、12の山かというと、実際は、なぜか12より多くあるようです。

大月駅にある案内板

大月駅にある案内板

岩殿山は、その中でも大月のど真ん中、大月駅から徒歩で登山口まで行けて、アクセスも良い山です。

岩殿山

《場所》山梨県

《アクセス》JR中央線 大月駅から畑倉登山口まで徒歩40分

《標高》634m

《歩行時間》4時間30分(大月駅起点)

《特徴》
・富士山の景色(秀麗富嶽十二景)
・岩場と鎖場のある変化に富んだコース

また、戦国時代に、武田信玄の息子の勝頼の代で武田家が滅んだ時に、いわれのある場所でもあります。
当時は、岩殿城として山城でした。

戦国時代は、山城だった岩殿山

戦国時代は、山城だった岩殿山

そんな岩殿山に、ミラーレスカメラCANON EOS RPRF24-105mm F4-7.1 IS STMを持っての登山のご紹介です。

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

▼RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズのみ

岩殿山登山

ふれあいの館

以前は、大月駅から徒歩20分の「強瀬登山口」から山頂に登れたのですが、岩の崩落のために、途中にある 「ふれあいの館」 までしか行くことができません。

岩殿山の登山道

岩殿山の登山道

ですが、せっかくなので、登山口から10分ちょっとの「ふれあいの館」に寄るために、「強瀬登山口」から入りました。

強瀬登山口(現在、山頂まで行けません)

強瀬登山口(現在、山頂まで行けません)

途中、岩殿山の歴史が書かれた看板があります。

岩殿山の歴史

岩殿山の歴史

戦国時代の歴史としては、
織田信長に攻められて、居城となる新府城を追われた武田勝頼(武田信玄の息子)が、退却する先として、岩櫃城の真田昌幸か、岩殿城の小山田信茂か、どちらかを頼らざるえなくなった時に、譜代の家臣である小山田信茂の岩殿城を目指すことにしました。

しかし、小山田信茂は武田勝頼を裏切り武田家が滅んだという、いわれのある山城です。

「ふれあいの館」は、お城チックな立派な建物でした。

ふれあいの館

ふれあいの館

入場は無料です。
二階には、富士山を撮影した写真のフォトコンテストの入賞作が飾られていて、勝頼と信成という時代劇がテレビで上映されていました。

ふれあいの館の2階

ふれあいの館の2階

一階は、写真家 白旗史朗さんの作品が飾られていて、百蔵山から撮影された写真が、連なる山々を従えた富士山の感じがいいなぁと思いました

百蔵山からの富士山(白旗史朗さんの作品)

百蔵山からの富士山(白旗史朗さんの作品)

畑倉登山口から登る

今、岩殿山の山頂まで登れるのは、「畑倉登山口」です。

殿山:畑倉登山口

岩殿山:畑倉登山口

強瀬登山口まで戻って、「畑倉登山口」まで歩きます。
登山口の前は広場になっていて、大人数でも集まって、スタート前の準備体操ができます。
今回は、10名いない人数で広場を独占でした。

畑倉登山口

畑倉登山口

畑倉登山口のすぐに分岐があり、左を行くと、大きな岩が屋根のようになっています。
「鬼の岩屋」です。

鬼の岩屋

鬼の岩屋

この登山口から入ったことがないので、初めて見ましたが、岩の山だと実感しました。

ここからは、山頂まで登り続けます。
岩殿山は、最初のこの登りさえ終われば、後は、多少のアップダウンはありますが、体力的には負荷は少ないです。
とはいえ、この登りも、1時間もないので、楽に歩けます。

岩殿山の標高は634mで、スカイツリーと同じく、武蔵(むさし=634)です。

岩殿山の山頂

岩殿山の山頂

山頂からは、秀麗富嶽十二景の通り、直前に雪が降り、山頂付近が白くなった富士山を綺麗に見ることができます。

EOS RPとRF24-105mm F4-7.1で撮影

EOS RPとRF24-105mm F4-7.1で撮影

美しい風景を綺麗に撮影したいので、登山に『EOS RP』『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』を持ってきてよかったと思います。合わせても880gとフルサイズミラーレスなのに、1kgを切る軽さの組み合わせなので、登山でも常に持っていきます。

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

価格も、今現在はカメラだけで20万円以上するのが普通のなか、フルサイズミラーレスカメラとしては破格で、おすすめです。

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

岩場と稚児落とし

ここから、岩殿山の楽しさは、さらにアップしていきます。
「稚児落とし」に向けて歩いて行くのですが、急な鎖場があり、また、トラロープが張られた長い急坂ありと、普段経験しないアトラクションが楽しめます

岩殿山の鎖場

岩殿山の鎖場

久しぶりに岩殿山へ行って、こんなに色々とあったんだと、再発見しました。

第2の目的地、「稚児落とし」が見えてきます。

稚児落とし

稚児落とし

この名は、岩殿城落城に関わる悲しい出来事に由来します。
こんな名前がつくほどの、大きな岩壁となっています。

「稚児落とし」では、岩の上から下を覗こうとしますが、吸い込まれそうで、できませんでした。

ここからは下山。大月駅に、往きとは逆側から到着です。

大月駅近くから見た岩殿山

大月駅近くから見た岩殿山

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』の組み合わせは、軽くて、綺麗に撮れるので、登山では最強です。

そして、
このレンズの素晴らしい所は、寄れて、大きく撮影できることです。
最大撮影倍率が0.5倍なのでハーフマクロです。

ですから、下のような写真も撮影できます。

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』で撮影

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』で撮影

普通はここまで被写体に近づくとピントが合わなくなりますが、このレンズはピントもバッチリで撮ることができ、登山へ持っていった時に撮れない場面がないのが嬉しいところです。

上のレビュー記事にも書きましたが、『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』は、軽さ写り寄れてズーム比も大きいと、万能レンズです。『EOS RP』との組合せも軽くて最強です。是非、チェックしてみてください。

▼RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズのみ

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

▼CANON EOS RPボディ