こんにちは むうさんです^^
2024年も、年の始めなので、お詣りをかねて登山に行くことにしようと、丹沢の大山を登ることにしました。
大山阿夫利神社の茅の輪
「新玉のの年のはじめにくぐる輪は 千歳の命 のぶと言うなり:
古来より茅の輪をくぐる事により罪けがれを祓い、清浄な身心になると言はれております。」
この茅の輪もくぐってきました。
お詣りするならと、大山山頂の阿夫利神社の上社、そして下りた所にある下社の両方へ行くコースにしよう!と、登ってきました。
今回は、丹沢の大山への初詣登山の紹介です。
大山はどんな山
大山は、初心者のハイキング向きで紹介されることも多いですが、高尾山とは違い、しっかりと登らされます。ケーブルカーを下りてからも、1時間以上登りが続きますから、登山の準備をして登る必要があるような山です。
《山域》 丹沢
《標高》 1252m
《ルート》 秦野駅→(バス)→ヤビツ峠→25丁目分岐→大山(阿夫利神社 上社)→2つの鳥居→見晴台→御神木→二重滝→阿夫利神社 下社→女坂→大山ケーブル駅→こま参道(お店)→大山ケーブルバス停→(バス)→伊勢原駅(小田原線)
《トイレ》 ヤビツ峠、大山山頂、阿夫利神社下社近く、女坂、大山ケーブルバス停
《コースタイム》 3時間45分
《アクセス》 小田急線 秦野駅からバスで40分
《見どころ》 関東総鎮護:阿夫利神社 本社(山頂)と下社(山麓)、御神木、富士山の景色
大山へ登る際に、ケーブルカーを使うなら伊勢原駅からバスです。ただし、ケーブルカーで上がった先の駅から山頂まで、コースタイムで95分登ります。※下の写真の阿夫利神社下社から登ります。
一方、登るルートが楽なのはヤビツ峠からで、標高差も少なくなり、70分で登れます。※下の写真の左上にあるヤビツ峠から登ります。
今回は、他のメンバーも歩きやすいと考えて、大山山頂に行くのに一番楽なヤビツ峠から登りました。
秦野駅の北口バス停から、下の写真の神奈川中央交通のバスで、ヤビツ峠行に乗ります。
大山 登山レビュー
ヤビツ峠~大山山頂
今回のルートはトイレも色々な箇所にあるので、安心してゆったりと歩けます。
ヤビツ峠からの取りつきは、2021年にオープンした「ヤビツ峠レストハウス」です。
春の時期には、秦野で採れたクロモジの新芽のお茶が飲めます。
お湯を入れると新芽が開いて、香りも立つようです。
登っていく登山道は、下の写真の通りで、幅も広く土も削れていないので、歩きやすい道です。
登っていくと、途中から左側に丹沢山へ続く、丹沢三峰(大礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭)が見えてきます。9時間のコースタイムですが、冬場に登ると暑くなくゆったりと登れるので、また行きたいなぁと思いながら眺めていました。
登っていくと、阿夫利神社下社からの登山道とぶつかります。
ここが「25丁目分岐」です。
下社から登ってきた人の方が、明らかに疲労しています。こちらは元気よく「こんにちは!」という感じでした。
山頂は28丁目なので、もう少しです。
そして、山頂の直前に鳥居があります。
この27丁目の鳥居をまっすぐに登らずに、左側(西側)にある御中道を入ると、富士山が綺麗に見えるのですが、この日は早朝の電車から富士山が見えた後は、雲がかかってしまったので、行きませんでした。
ついに、28丁目の鳥居に到着しました。大山の頂上です。
大山:阿夫利神社上社
大山の山頂には、そばなどが食べられる山小屋あり、トイレあり、広くて大勢がゆっくりできるので、山頂の雰囲気はハイキングコースです。
上の写真の少し先にも、広場があるので、山頂はかなり広いです。
大山々頂奥の院(阿夫利神社 上社)で手を合わせます。
広い山頂からの眺望はというと、新宿の高層ビル街、横浜のランドマークタワーなどなど、都心も見渡せます。夜景もきれいなので、いつか撮影に来たいです。
そして、西側は、相模湾と、少し飛び出た真鶴岬、そしてその先の伊豆半島が見渡せます。
空気が澄んだ早朝なら、綺麗な景色が撮影できそうです。
上社で手を合わせて、景色を楽しんだら、下社へ向けて下山開始です。
大山山頂~下社
見晴台へは、それなりに距離があるルートでした。
ここが見晴台です。
上の写真の左側の樹木が切られていて、景色を見ることができます。テーブルもあるベンチが7,8組あり、空いていたので休憩しました。
そして、御神木です。
左が杉、右はアカガシです。
※その場で分からなかったので、葉っぱを持ち帰って調べました。
他の地方でも杉とアカガシの組み合わせで祀られるのはあるようですが、なぜこの組み合わせなか知りたいです。単に、杉の根元からアカガシが生えるケースが多いのでしょうか?
次の見どころの二重滝です。
滝も楽しみにしていたのですが、枯れていました。
あまり枯れることはないようなので、少し残念な一方、珍しいものを見れたと思い直しました。
とはいえ、
今年の干支の龍に手を合わせられて満足でした。
大山阿夫利神社 下社
下社へ登る階段です。
下ってきた足には、久しぶりの登りはちょっと辛いです。
その階段の下には、何店か食事処があります。
下社で手を合わせたら、次に下社の横を入ります。
すると、大山名水が湧いていて飲むことができます。容器があれば、汲んで持って帰ることもできます。空のペットボトルが200円で売っていました。
環境省が実施した名水百選選抜総選挙のおいしさ部門で第一位になったのが、「おいしい秦野の水~丹沢の雫~」です。
そして、この大山名水も美味しかった!
さらにその奥があり、国歌でうたわれている、さざれ石があります。
右の掲示に、さざれ石について書かれていて
「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と歌われているように、小さな石ころが長い年月の間に大きく集結しつつ成長して立派な一個の巌となる貴重な霊石であり、岐阜県春日村の特産で天然記念物に指定されています。このたび奥井石材店の奉献により当巡拝道に特別奉安いたすことができました。
ということです。
私は、さざれ石を京都でも見たことがあるので、色々な場所にあるんだと思っていましたが、こういうことだったとようやくわかりました。
大山阿夫利神社の下社にあるオススメのカフェが「茶寮 石尊(せきそん)」です。
メンバーがここはいい!と言っていました。開放感のあるテラスから、景色を見ながらお茶ができるようです。
このカフェに入るために、大山に来る人もいるようです。
メニューを見ると、コーヒーが650円、名物の升ティラミスが800円なので、少人数のときなら入ってもいいかなというお値段でした。
下山
途中で大山寺にも寄りながら、ケーブルカーには乗らず徒歩で下山です。
そこの階段では、モミジが枯れた葉をつけていました。
秋の紅葉はとても綺麗そうです。
女坂で下りましたが、下の方の階段の途中に女坂、男坂の分岐があります。
大山阿夫利神社の上社、下社、大山寺と、贅沢な初詣山行となり、久しぶりの大山を堪能できました。
オススメの登山グッズ
フジヤマタオル:速乾の今治タオル
最後に、おすすめの登山グッズを紹介します。
トイレに寄れば、これで手を拭き、寒くなったら首に巻き(私はずっと首に巻いていますが)。
寒い中の登山では鼻水が出やすいので、それもさっーと拭いてしまい、暑い時は、汗を拭く、最後の温泉ではボディタオルとして洗に使い、速乾タオルで身体も拭ける。
このように一年中使えて、洗って何度でも使えるタオルです。
▼フジヤマタオルのレビュー記事
私の山仲間も購入して使っている優れものです。
私は全ての山行に持っていき、10年間使って、最近更新しました。
『今治 フジヤマタオル』は、おすすめですので、是非チェックしてみてください。
▼今治 フジヤマタオル
モンベル デルタガセットポーチ
登山では、地図、スマホ、グローブ、ティッシュなどを、さっと取り出したい時があります。
そんな時に便利なのが、ポーチやサコッシュ。
私が使っているのは、『モンベル デルタガセットポーチ』です。
サイズは、MとLを2つ持っています。
使いやすいのが、スマホのサイズにピッタリなこと。
登山では、過剰な装備はかさばったり、重くなるだけですから、大は小を兼ねずに、ジャストフィットが一番です。
▼モンベル デルタガセットポーチ レビュー記事
『モンベル デルタガセットポーチ』の特徴をまとめると下の通りです。
① 軽量(M:119g、L:155g)
② コンパクトなのに十分な収納力:山と高原地図がケースごと入る
③ 太いベルトで、腰や肩への負担が少ない
④ 肩から掛けるショルダーでも、ウエストポーチでも使える
⑤ ショルダーとして使うと登山で歩く時にサコッシュより揺れない
⑥ ナイロン生地による高い耐久性
私はショルダースタイルで、いつも肩からかけていて、私の登山の必携アイテムです。
登山で小物の収納なら『モンベル デルタガセットポーチ』がおすすめです。是非チェックしてみてください。
▼モンベル デルタガセットポーチL
▼モンベル デルタガセットポーチM