こんにちは むうさんです^^
クヌギのミニ盆栽をはじめて1年目の年末を迎えますが、どんぐりが発芽してから、ここまでよく育ってくれたと思います。
どんぐりから発芽した芽を何度も切ったり、根っこも1cm残して切ったりして、小さく育てようとしてきました。
▼芽と根を切って超鉢を小さくした時の記事です。
クヌギなどの樹木について詳しく知りたい方へおすすめの本が『樹木博士入門』です。私は樹木が好きなので、この本を読んで楽しんでします。是非、記事をご覧ください。
今回は、1年育ててきたミニ盆栽の中でも、樹形が良いクヌギの1鉢である”く君”(クヌギのミニ盆栽一つひとつに名前をつけています)の春から冬にかけての姿をご紹介します。
く君の発芽からの生長
6月の”く君”
どんぐりは4月ごろに発芽していましたが、根を切ったり、芽をきったりして、”く君”として名前がついたのが、6月です。
写真の通り、どんぐりから出た芽を切っています。鉢の高さも2.5cmと、私が育てた中では一番低くなっています。ほかの鉢の高さは3cm、4cm、6.5cmと10cmです。
7月の”く君”
上の写真が6/6ですが、7/17になると見事に葉っぱが開いています。根元から枝分かれしたので、見栄えが良くなりました。茎はまだ緑色です。
7/22に”く君”だけで撮影しました。私が育てている中で見栄えが良いクヌギのミニ盆栽です。
サイズ感は?
500mlのペットボトルと比べると、
10cmくらいまで生長しました。
9月の”く君”
茎は相変わらず緑色で若木の雰囲気を出しています。葉っぱはクヌギの葉としては、かなり小さく抑えられていて、狙い通り葉っぱを小さくできています。
明るい日差しの中で撮影すると、
1年目としてはかっこよくなりました。
10月の”く君”
紅葉前の”く君”です。緑色もやさしい色ながら濃くなってきています。
育てていると、樹木のことや、植物のことを知りたくなります。
今年もいくつか本を読みましたが、植物の生き方、生存戦略について興味がでてきて読んだ中で、特におすすめの本をご紹介した記事です。ご覧ください。
く君の紅葉から落葉
11月の中過ぎからは、どんどん紅葉が進んでいったので、日別で紹介します。
11月22日の”く君”
11月に入り気温が下がってくると、”く君”が紅葉し始めました。出窓で育てているのですが、昼間は空気の出入りがあるようにしているので、そこそこ冷えて紅葉が始まったのだと思います。
クヌギの紅葉は、黄葉です。葉っぱの緑色が抜けて、地の色の黄色がでてきます。
グリーンの葉っぱの葉脈はまだ緑色ですが、黄色くなっています。下の方の葉っぱはすでに黄色から茶色になりかけています。
下の葉っぱは、下に隠れた葉はすでに茶色、その上の葉っぱは薄い黄色です。
11月27日の”く君”
さらに、黄葉が進んでいきます。このころは、日々、く君の葉っぱの彩が変化していっていました。
11月28日の”く君”
たった1日ですが、また一歩黄色みが増しています。そして、27日までついていた茶色の葉っぱが1枚落葉しました。
12月1日のく君
黄葉から落葉に向けて、葉っぱが茶色になってきました。
黄色をベースに、葉先は茶色で、中央に緑色のラインがあって、綺麗な一瞬です。
12月5日のく君
茶色の部分がかなり進行してきて、緑色の部分もなくなり、黄葉ではなく枯れてきました。
ですが、茶色もやさしい色でなごみます。
12月9日のく君
葉っぱが残り2枚だけとなり、すべての葉が落葉間近です。
12月17日のく君
すっかり落葉しました。写真の茶色の落ち葉は、他のクヌギのミニ盆栽の葉っぱもあわせています。ミニ盆栽の落ち葉って、茶色が均一で、土もついていないので、とても綺麗です。
2本の幹はまだ薄緑色です。来年もさらに成長して太くなり色も変わってくれるでしょうか?
落葉したので、水をあげるのも控えめにします。葉っぱから蒸散しないですから。
来年を楽しみに待ちたいと思います。
ミニ盆栽のコツを知りたい方は、『ミニ盆栽のコツのコツ 群境介著』がとてもおすすめです。わかりやすいイラストで、細かいコツまで書かれています。是非、チャックしてみてください。
ブログの記事でも紹介しています。
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