こんにちは むうさんです^^
山に行くと、気温も低くなり、紅葉が始まっています。
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一方、自宅のミニ盆栽はまだまだと思いながら、色づきの気配を感じてきました。
イチョウ、ケヤキ、トウカエデ、コナラ、クヌギと、5種類の樹木をミニ盆栽で育てています。どれも、落葉広葉樹なので、紅葉します。
今回は、その中でもイチョウのミニ盆栽が黄葉する直前の今をご紹介します。
イチョウ
私が出窓で育てているミニ盆栽の中で、イチョウは2年目の終わりを迎えています。
最初に始めたのが、クヌギで3年前です。
ですが、イチョウがミニ盆栽の中で、最大勢力となっています。
他のミニ盆栽は、枯れたりして数が減っているのですが、イチョウは一つも枯れていません。
それはなぜか?というと、樹木としての生命力が強いからです。
2億年前の姿のままで、中国の山奥で「生きた化石」として、見つかり、その後は人に育てられてここまで勢力を広げてきました。
▼イチョウはどんな樹木か?《1》
▼イチョウはどんな樹木か?《2》
そんな強いイチョウのミニ盆栽の今です。
黄葉直前のイチョウのミニ盆栽
幹が茶色になったイチョウ
2年目のイチョウの幹はすでに茶色ですが、この幹を触ってみると、硬い。
2022年4月に発芽して3ヶ月の時点では、緑色の幹で、うっすら茶色がかり始めた程度でした。
この時のグリーンの枝は、柔らかく曲がりそうですが、今の茶色の枝は、曲げようとするとミシッとしそうです。
ただ、イチョウはたくさんあるので、茶色の幹の部分に、折れないように針金をかけて、好みの形にしていこうと考えています。
色づき始めたイチョウ
10月末のイチョウのミニ盆栽の様子です。
《グループ1》
再再生力になったイチョウは、24?くらいのミニ盆栽が出窓を占めています。その中のグループ1です。
少し黄色くなってきているものがあります。
色は濃い黄色にならずに、アースイエローのような優しい色合いです。
《グループ2》
わりと葉っぱがバナナのようにたわわなイチョウもあり、黄葉すると綺麗そうですが、もう少しです。
《グループ3》
このグループに、最初の写真にある、濃いグリーンとイエローの葉っぱがついているイチョウがあります。他と違っているので、濃いイエローの黄葉への期待値が高いです。
《グループ4》
イチョウは元気でタフなので、グループ4まできました。いい形になりそうなイチョウは針金を掛けていくつもりです。
葉っぱが、一段下と、その上に葉っぱがついているように2層になっているので、もう少し成長すると面白い形になりそうです。
《黄葉しはじめたイチョウ》をピックアップしました
気温がもう一段下がってくると、きれいに黄葉すると期待しています。
イチョウについて知りたい
イチョウについて知りたい方へ、おすすめの本を2冊ご紹介します。
1冊目は、上でもご紹介した樹木医の石井誠治さんの本で、『木を知る・木に学ぶ』です。
イチョウ以外にも、桜、ブナ、マツ、クスノキ、カヤ、スギ、ヒノキなど、様々な樹木についても書かれていて、おとなが楽しめる樹木の本になっています。イチョウを含めて身近な樹木について知りたい方に、とてもおすすめです。
▼木を知る・木に学ぶ 石井誠治著
2冊目は、樹木の生き残り戦略シリーズを書かれている渡辺一夫さんの本で、『街路樹を楽しむ15の謎』です。
15種類の街路樹について、その生態が詳しく書かれています。
街でよく見かけるケヤキ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、コブシ、ポプラなど街路樹について書かれた本で、樹木をより身近に感じられるようになりますし、知りたい気持ちに応えてくれる本で、おすすめです。
▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著