夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【櫛形山:登山レビュー1】南アルプスの前衛で、黄葉したカラマツの景色を楽しむ~櫛形山の詳細~

こんにちは むうさんです^^

以前、山梨の知人から、櫛形山は、初夏はアヤメ秋はカラマツの黄葉が綺麗で、いい山だよ。と聞いていました。

櫛形山のカラマツの黄葉

櫛形山のカラマツの黄葉

南アルプスの前衛的な山で、アクセスが車ということもあり、なかなか行けなかったのですが、ついに登ってきました。

カラマツの黄葉と、人が少ない静けさの中で、素晴らしい山行となりました。

今回は、山梨県にある『櫛形山』の登山レビューです。

櫛形山

櫛形山がどんな山かというと、

櫛形山

《場所》山梨県 南アルプスの前衛の山で、甲府盆地の西側の端にある。

《標高》2052m

《ルート》池の平茶屋林道登山口→北岳展望デッキ→休憩所→もみじ沢→裸山のコル→アヤメ平→裸山→櫛形山→奥仙重→眺望ポイント→池の平茶屋林道登山口

《コースタイム》4時間40分

《トイレ》池の平茶屋林道登山にあり

《アクセス》中央道 甲府南ICから約35km(約1時間30分)。
最後の10kmは林道で1車線の狭い道を通って、池の平茶屋林道登山口駐車場(20台弱駐車可)が登山口。

下の写真は、甲府盆地を北から見た写真で、右側が西となります。写真の右側の山の一つが櫛形山です。

甲府盆地と一緒にみた櫛形山(右側)

甲府盆地と一緒にみた櫛形山(右側)

南アルプスの前衛的な山で、登ると、北岳、間ノ岳が大きく見える位置にあります。

櫛形山へのアクセス

アクセスは、中央道の甲府南ICから、413号を行きます。

トイレですが、途中の道の駅「とよとみ」か、道の駅「富士川」、もしくはコンビニ等に寄っていくのもいいかと思います。
「池の平茶屋登山口駐車場」にもトイレはありますが、仮設が2つと、小屋に1つで、綺麗さでいうと、道の駅やコンビニとなるからです。

池の平茶屋林道駐車場の仮設トイレ

池の平茶屋登山口駐車場の仮設トイレ

行く道ですが、413号は広いので、ここを選んだほうが良いです。Googleマップが他のルートを選ぶこともあるので注意です。

そして、413号までは広いのですが、「平林展望台」を過ぎたあたりから、約10kmは車がすれ違えない細い道(林道)となります。

車一台は余裕がありますが、「ポツンと一軒家」のような道です。

丸山支線の道路

丸山支線の道路 ※Google マップより

上の写真の通り舗装はされていますが、小さな落石などがあります。

私の車はオフロード車ではありませんが、車の下部をぎりぎり通る程度の落石が、道路上に何個もありました。

所々に、すれ違い用に道が広くなっている箇所があるので、前から車が来てしまった時は、そこですれ違うしかないです。

私たちは、幸運にも前から車が来ませんでした。

池の平茶屋登山口駐車場

池の茶屋登山口駐車場に到着したのは、8時半過ぎでしたが、すでに駐車場は満車でした。

池の平茶屋登山口駐車場は満車

池の平茶屋登山口駐車場は満車

仕方なく、駐車場の脇に停めようとしたら、丁度、一台が出発、林道ですれ違うこともなく、駐車場は停められて、幸運でした。
朝早くから来ている人が多そうです。

帰宅時はすっかり空いていました。

帰宅時はすっかり空いていました。

登山コース

コースのアップダウン

「池の茶屋登山口」からは、周回コースです。回り方を、時計周りにするか、反時計周りにするか、悩みましたが、今回は反時計周りにしました。

櫛形山 周回コース

櫛形山 周回コース

全体のアップダウンが少なく、ゆるやかな山歩きとなります。
櫛形山山行なのですが、標高が一番高い山頂が2つあり、「奥仙重」「櫛形山」の両方とも、2052mです(下の標高グラフの右替えわの2つの尖ったピーク)。

コース全体の標高グラフは下の通りです(YAMAPより)。

櫛形山 周回コースの標高

櫛形山 周回コースの標高グラフ

上の一番左の出発点「池の平茶屋登山口」は、すでに標高が1855mなので、今回のコースの最高到達点の2052mまで200mもありません。

全体として、ゆるやかな山歩きです。

「北岳展望デッキ」までは、ほぼフラットで、「休憩所」を過ぎた所で、1720m位の「もみじ沢」まで一気に下り、そこから、「アヤメ平(1898m)」に向けて登って行く感じです。それでも標高差は約180mですから、30分強で登れる程度です(下図参照)。

「休憩所」から「アヤメ平」

「休憩所」から「アヤメ平」

そこから2003mの「裸山」、2052mの「櫛形山」と、ゆるやかなアップダウンです。

最後のピークである「奥仙重」を越えた所から、下り始めますが、1855mの「池の平茶屋登山口」まで、斜度もキツくなく、歩きにくい道でないので、安全です。

反時計周りでも、時計周りでも、どちらでも安全に登山できる感じです。

「もみじ沢」を挟んだ一番の登り下りが、反時計周りだと、元気な前半にある点はいいと思いました。

景色の撮影ポイント

裸山眺望ポイントの2つが特に景色が良いので、後半にとっておいた点も、良かった点です。ただ、もしかしたら、早朝だと日の光が低く、時計周りで前半にした方が綺麗に見えるのかもしれません。

「裸山」

「裸山」では、南アルプスの北岳側と、カラマツの黄葉の山肌の2つの方向が撮影ポイントになるので、とてもおすすめです。

南アルプスの北岳側

南アルプスの北岳側

カラマツの黄葉の山肌

カラマツの黄葉の山肌

「眺望ポイント」

反時計周りで行くと、最後に行くポイントとなります。日も落ち始めていて、撮影にいい光となっていました。

眺望ポイントからのカラマツの尾根

眺望ポイントからのカラマツの輝く尾根

CANON EOS RPで撮影

今回も、持っていった撮影機材は、『CANON EOS RP』『RF24-105 F4-7.1 IS STM』です。

フルサイズのミラーレスカメラ『CANON EOS RP』は、500gを切る軽さで、SONYのカメラより軽いのが魅力です。

ですから、登山のように荷物が軽い方が良いときに最適です。せっかく登山に行って、綺麗な景色を見ているなら、スマホではなく、いいカメラで撮影したいですから

RFレンズも揃ってきていますし、登山の景色を美しく撮影したいニーズに、マッチしていておすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼CANON EOS RPボディ

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

CANON EOS RPレビュー記事をあわせてご覧ください。

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