夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【櫛形山:登山レビュー2】黄葉したカラマツと常緑のシラビソの森を歩きながら、風景撮影の山登り

こんにちは むうさんです^^

前回は、櫛形山がどんな山で、アクセスがどうなのか、登山コースの概要をご紹介しました。
▼下の記事をご覧ください。

今回は、櫛形山の登山レビューです。
人も少なく静かで、アップダウンも少ない、心地のいい山登りとなりました。

櫛形山 登山ルート

池の平茶屋林道登山口から、反時計回りに周回するコースを選びました。 

櫛形山

《ルート》池の平茶屋林道登山口→北岳展望デッキ→休憩所→もみじ沢→裸山のコル→アヤメ平→裸山→櫛形山→奥仙重→眺望ポイント→池の平茶屋林道登山口

《コースタイム》4時間40分

下の登山ルート図では、下から左回りとなります。

櫛形山 登山ルート

櫛形山 登山ルート

櫛形山の山登り

池の平茶屋林道登山口→北岳展望デッキ

駐車場にある櫛形山案内図をみて、この後の山登りに思いを馳せながら、出発です。

池の平茶屋林道駐車場にある櫛形山案内図

駐車場にある櫛形山案内図

登り始めて感じたのは、ゆるやかさ、事前に標高差があまりないことはわかっていましたが、本当にゆるやかな坂なのです。

池の平茶屋林道登山口

池の平茶屋林道登山口

そして、登山道の整備がしっかりとされていること。
この日、多くの人に会わなかったので、贅沢な感じでした。

整備された、ゆるやかな登山道

整備された、ゆるやかな登山道

カラマツの黄葉が、至るところでみることができました。

隣の山もカラマツ林です

隣の山もカラマツ林です

一緒に行ったメンバーと話をしながら、歩いていくと、あっという間に、「北岳展望デッキ」に着きました。

北岳展望デッキ

北岳は、日本で2番目に高い山で3192mあります。
本来は、正面にその北岳が見えるはずですが、雲に隠れてしまっています。

北岳展望デッキ→アヤメ平

登山口の標高が1855mで、ゆるやかに登った「北岳展望デッキ(1894m)」を過ぎて少し行くと、1720mの「もみじ沢」に向けて標高がぐっと下がります。150m以上下がる感じです。

もみじ沢が鞍部です

もみじ沢が鞍部です

そこから、「アヤメ平(1898m)」に向けて、登り返していきます。
まだ、体力のある登山の前半ですし、150mの標高差は30分位なので、まったく問題ありません。

「もみじ沢」の名前の通り、登山道は、赤い紅葉もあり、彩り豊かで、美しい中を静かな山歩きができました。

彩り豊かな登山道

彩り豊かな登山道

赤や黄色と、広葉樹の紅葉もあります

赤や黄色と、広葉樹の紅葉もあります

途中、よく見かけたのが、カラマツの葉っぱが落ちて枝に引っかかったものです。とろろ昆布のようです。

カラマツのとろろ昆布

カラマツのとろろ昆布

アヤメ平

櫛形山は、昔はアヤメがとても有名だったようです。それが鹿の食害で絶滅しかけたのを、地元の努力で復活しつつあるようです。そんな「アヤメ平」には、下のような看板がありました。

アヤメ平の説明

アヤメ平の説明

きちんと木道が整備されていて、その上を歩いていると、夏の時期は花が綺麗なんだろうと感じされる自然な痕跡があり、メンバーとも夏に来たいね!と盛り上がりました。

アヤメ平の整備された木道

アヤメ平の整備された木道

木道の両側にある、ドライフラワーになった花や、種。

アヤメ平のドライフラワーになった花

アヤメ平のドライフラワーになった花

綿のような種

綿のような種

「手折られし あやめの花の あわれさよ 君にも命の あるものを」と木製の歌碑が立っています。

木製の歌碑

木製の歌碑

登山者を戒めるものなのか?
花に感動した登山者の心を落ち着かせるものなのか?
どちらにしても、花は採ってはいけませんということです。

裸山→櫛形山→奥仙重

「アヤメ平」からもゆったりとした登りで、あっという間に「裸山」に着きました。

裸山の山頂

裸山の山頂

西側と東側に眺望があり、西側には北岳を見ることができました。 

右のピークが北岳

右のピークが北岳

東側では、黄葉したカラマツの山肌が綺麗でした。
※風景写真にて

そこから、櫛形山へ向かうと、カラマツの原生林があり、樹齢300年の太っといカラマツの木がありました。

樹齢300年のカラマツ

樹齢300年のカラマツの幹

あまり眺望のない、「櫛形山」と「奥仙重」(標高2052m)の山頂について、素通りしてきました。登った!という達成感もない感じですから。

「櫛形山」の山頂

「櫛形山」の山頂

「奥仙重」の山頂

「奥仙重」の山頂

下山口へ

途中、「南アルプス 眺望ポイント」があります。
ここと「裸山」の山頂は、メインの撮影ポイントです。

「南アルプス 眺望ポイント」

「南アルプス 眺望ポイント」

「南アルプス 眺望ポイント」は、ベンチもあり、山の説明写真もあるので、ゆったりとできる場所です。実際に、メンバーは、コーヒーを飲みながら山を見て時間を過ごしていました。

下山の道は、日が落ち始めて、綺麗に染まり始めていました。

「池の平茶屋林道登山口駐車場」に到着

「池の平茶屋林道登山口駐車場」に到着

「池の平茶屋林道登山口駐車場」に到着です。クマに注意とありました。

櫛形山の風景写真

後で紹介する『CANON EOS RP』『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』で撮影しました。

北岳展望デッキを過ぎた辺り

シラビソとカラマツの混生した森

シラビソとカラマツが混生した森

裸山の山頂

カラマツの黃葉した山肌

カラマツの黃葉した山肌

カラマツの黄葉のコントラスト

カラマツの黄葉のコントラスト

南アルプス 眺望ポイント

光芒が降り注ぐ黄葉

光芒が降り注ぐ黄葉

カラマツの黄葉が輝く尾根

カラマツの黄葉が輝く尾根

カラマツの黄葉とシラビソを楽しみながらの、気持ちの良い、ゆったり山歩きでした。とてもおすすめのコースです。

EOS RPとRF24-105 F4-7.1

撮影した機材は、『CANON EOS RP』『RF24-105 F4-7.1 IS STM』です。登山の時は、この組合せが一番多いです。

『CANON EOS RP』と『RF24-105 F4-7.1 IS STM』

『CANON EOS RP』と『RF24-105 F4-7.1 IS STM』

というのも、
フルサイズのミラーレスカメラ『CANON EOS RP』は、500gを切る軽さだからです。SONYのカメラより軽いのが魅力です。

登山のように荷物が軽い方が良いときに最適です。せっかく登山に行って、綺麗な景色を見ているなら、スマホではなく、いいカメラで撮影したいですから

『EOS RP』軽量価格も抑えめの、フルサイズミラーレスカメラです。登山の景色を美しく撮影したいニーズに、マッチしていておすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼CANON EOS RPボディ

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

CANON EOS RPレビュー記事をあわせてご覧ください。

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