こんにちは むうさんです^^
ミニ盆栽を育てていて、一年間に、いくつかハイライトがあります。
その中でも、紅葉の時期は、葉の色が少しずつ変わっていき秋が深まり、季節の移り変わりを感じられ、今年も冬が来るんだと、一年の終わりを感じさせてくれます。
もちろん、綺麗な紅葉を見せてくれることを、期待しているんですが。
今回は、イチョウの今年一年を振り返りながら、黄葉を紹介します。
2023年:春の発芽
春の芽吹きの時期は、葉っぱが出てくれるかな~と、ドキドキします。何しろ、クヌギやコナラは、かなりの確率で春になっても葉っぱをだしてくれないので。
ですが、出窓に置いていた全てのイチョウが、葉を出してくれました。そして、2年目も銀杏から発芽させて、それを小さなポッドへ植え替えました。
▼春の発芽(銀杏から芽を出す)の記事
初心者がミニ盆栽をするなら、生命力の強いイチョウが、おすすめだと思います。
イチョウの新緑
葉を出しはじめて少し経つと、たくさんの新しい葉を見せてくれます。
イチョウそれぞれに個性があり、綺麗な樹形を見せてくれるのもあり、この時期の楽しみです。
イチョウを育ててみて思ったのは、バナナのような房々の葉っぱをつけたイチョウが育ってくること。その生命力と、和製の樹木の儚さと違い、力強さを感じさせてくれる魅力があります。
そんなイチョウの個性ある樹形の魅力を伝えようとした記事もご覧ください。
イチョウの黄葉
そして、2023年のイチョウの黄葉です。
一斉に黄色になってくれました。
グループ1
葉っぱが多いグループ1は、黄葉した葉っぱをこれ見よがしに、見せてきます。イチョウの街路樹の壮観な黄葉もいいですが、ミニ盆栽のほっとするような黄葉もいいものです。
葉っぱが層をなしていると、写真映えします。背景のボケた黄色も綺麗です。
黄色も昨年より濃くなった気がします。2年目になると黄葉の色も成長するのでしょうか。
グループ2
グループ2です。
グループ2の代表は、中央のイチョウです。
グループ3
グループ3です。
右のイチョウが代表です。
このイチョウは葉っぱのつき方と、茎の曲がり方がとってもいいです。
イチョウ並木
最後に、イチョウ並木をつくってみました。
ミニ盆栽が、葉っぱをつけたまま、本当に綺麗に黄葉してくれて良かったです。
もっと奥行きがあったほうがいいですが、出窓の奥行きが広くないので限界でした。
樹木について知りたい方へ おすすめの本
《1》樹木観察して名前をわかりたい
『樹木図鑑 林将之監修』
葉っぱの形で、372種の樹木がわかる樹木図鑑です。
携帯できるサイズで、見て、読んで楽しい本で、おすすめです。チェックしてみてください。
▼【樹木図鑑(林将之監修)五感で楽しめるおすすめの図鑑】ブックレビュー
《2》樹木の生き方を知りたい
『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』
樹木は動けないため、生きるためにいろいろな戦略を持っています。
イチョウは紹介されていませんが、36種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。
▼『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー
《3》樹木ってどうなっているか知りたい
『樹木博士入門 小幡和男他著』
樹木について、観察をしているかのように、豊富な写真でそのすべてを教えてくれる、”事典+図鑑”です。
写真は企画しながら撮っているので、見たことのない写真がたくさん載っていて、眺めているだけでも樹木のことがわかってきます。
超おすすめの本です。チェックしてみてください。
▼『樹木博士入門』ブックレビュー