こんにちは むうさんです^^
11月も下旬になると、山の紅葉も終盤です。
10月は標高2000m超えの大菩薩嶺を登りました。
▼大菩薩嶺の登山
が、この時期になったので標高がそれほど高くなく、紅葉が楽しめそうな、奥多摩の山に登ってきました。
今回は、『川苔山(奥多摩)』の登山レビューです。
川苔山はどんな山
奥多摩にある山で、渓流沿いを気持ちよく歩いていける山で、私の好きな山の一つです。
《山域》奥多摩
《標高》1363m
《ルート》奥多摩駅→(バス)→川乗橋バス停→細倉橋→百尋ノ滝→川苔山→船井戸→大根ノ山ノ神→鳩ノ巣駅 ※注意点:途中にトイレがない
《コースタイム》5時間45分
《アクセス》 JR青梅線 奥多摩駅からバス約10分で、登山口の川乗橋バス停に到着
《見どころ》 百尋ノ滝、紅葉、山頂からの景色
今回は11月下旬に登ったのですが、目的は紅葉です。
コースタイムは、そこそこ長いですが、最初の1時間強は、渓流沿いのゆるやかな登りなので、そこまで大変ではありません。
川苔山の登山コースレビュー
登山口:川乗橋バス停
奥多摩駅を出てすぐのバス停から10分強で到着します。
この日は紅葉シーズンでそこそこ人が多かったので、川乗橋バス停までの増便がでていました。
バスを降りると、今から歩く渓流沿いの舗装された林道の前にゲートがあり、その周辺が小さな広場になっているので、登山前のストレッチとミーティングをメンバーとしました。
この日の川苔山の紅葉は、途中までは見頃で、上に行くと葉が落ちていました。
赤い紅葉もあり、他のメンバーも写真撮影に足を止めていて、進みがゆっくりの山行でした。
途中には、いくつもの滝があり、その度に、これが百尋ノ滝?と聞かれて、違う違う!という感じです。
細倉橋までは、舗装されていますが、ここから登山道に入っていきます。
百尋ノ滝
百尋ノ滝までは、川を何度も橋で渡ります。
川苔山は、滑落事故が多く、注意しないといけない百尋ノ滝前には、注意を促す看板がありました。
ただ、メンバーもそれほど経験があるわけではないですが、問題なく通れました。実際、雨などで滑る日は注意かもしれませんが、そこまで細くて滑落しそうとは思いませんでした。
ジブリ映画で『千と千尋の神隠し』では千尋となっていましたが、百尋の”尋”とは、長さの単位です。一尺が約30cm、一尋が六尺(両手を広げた長さ)で約1.8mです。
となると、
百尋ノ滝の滝は180mのはずですが、そこまではありませんでした。30mくらいでしょうか。
川苔山の山頂へ
川苔山の登りは、百尋ノ滝の滝を過ぎてからが本番で、そこそこきついです。
ですが、頑張った先に、山頂の空が見え始め、ほっとします。
山頂に到着です。
山頂周囲の樹木は整備されているのか、眺望もよく富士山も見ることができました。
鳩ノ巣駅への下り
下りは長かったです。
コースタイムで2時間30分弱ですから、なかなか着かないなというのが実感でした。
ただし、途中はコアジサイ群落があり、葉っぱが黄葉していて、綺麗でした。
梅雨の時期は花で楽しませてくれそうです。
下山すると、JR青梅線で奥多摩駅の2つ都心寄りの駅に着くので、安心です。このコースは途中にトイレがないので、鳩ノ巣駅で済ますのですが、ここのトイレはとても綺麗でした。
奥多摩町では、「女性でも安心して利用できるし、観光客にも胸を張って薦められるトイレにしよう」と、観光トイレを手でピカピカに清掃する運動をやっています。奥多摩駅のトイレの床を手を使ってぞうきんで清掃しているのをみて驚きましたが、それほど、綺麗なトイレでした。
『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』で撮影
川苔山の撮影写真
川苔山へ渓流沿いを歩いていくと、もみじが紅葉していました。谷になっていて、日が丁度、紅いもみじに射し込んでいました。
背景にも、黄色や赤く紅葉した樹木が薄く写っているのが、気に入っています。
川苔山の頂上に到着すると、富士山が綺麗に見えました。枝が富士山に被ってしまっていたので、ベンチの上に立っての撮影です。
丁度、富士山の背景を白い雲が覆っていてはるか彼方まで雲が続いていくような錯覚を覚えました。
下りでは、足元に黄葉した葉っぱが、杉の木の間に黄色く咲いていました。ミツマタの花のようだと感じました。
この黄葉した葉は、コアジサイです。
SONY α7RⅢ
登山の時は、レンズと込みで880gと軽いので、いつも『CANON EOS RP』を持って行っていました。ただ、櫛形山で山肌の風景を撮影した時に、もう少し解像感がほしいと思って変えることにしました。
そこで、2690万画素の『CANON EOS RP』ではなく、4240万画素の『SONY α7RⅢ』を今回は、持っていきました。
このカメラの最大の特徴は、センサーです。
4240万画素であることはもちろん、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)を持っていて、風景写真撮影のためにあるようなカメラです。
多少重くなっても、よりいい写真を撮りたいと持ち出しました。
ただ、その重さは、『EOS RP』の組合せが880gとすると、『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』の組合せは657g+663gで1320gとかなり増えますが……。
スペックは下の表の通りです。
発売時は35万円した、プロユースを意識したフルサイズミラーレスカメラです。
手に持った時の剛性感が凄いカメラだと感じさせてくれます。剛性の高いマグネシウム合金フレームで前後と上を覆っているためです。
そんな『α7RⅢ』の魅力をまとめると下の通りです。
①中古価格で14万円台からと、発売初期の35万円から、かなりお手頃になった。
②4240万画素の高解像
③α史上で、最高画質のセンサーで、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)
④特徴
→マルチセレクター
→ボディ内手ぶれ補正
→ファインダー 369万画素
→秒間10コマの高速連写
→サイレントシャッター可能
『α7RⅢ』のレビュー記事も書いていますので御覧ください。
レンズは『FE24-105mm F4 G OSS』
レンズの『FE24-105mm F4 G OSS』は、『α7RⅢ』と同時に発売されたレンズで、まさに4240万画素のセンサーを活かせる光学性能を持ったレンズです。
F4という明るさでボケの写真も撮影できますし、何より24mmの広角から、105mmの中望遠まで高い解像度で撮影できるズームも、登山に持っていくために必要な性能が詰まっています。
今だと、中古の価格もこなれてきていますので、おすすめです。
『SONY α7RⅢ』、『SONY FE24-105mm F4 G OSS』とも、おすすめですので、是非チェックしてみてください。
▼SONY α7RⅢ
▼SONY FE24-105mm F4 G OSS