こんにちは むうさんです^^
フルサイズミラーレスカメラ『CANON EOS RP』を使っていて、欲しくなったレンズが、50mmF1.8のレンズです。
フルサイズと、小型レンズとなる50mmF1.8の、大きなボケ。
レンズが軽いので、軽量な『EOS RP』にぴったり。
なんて、思い始めて、購入したのが『EF50mm F1.8 STM』です。
『EF50mm F1.8 STM』を使い始めると、綺麗な写りと軽さが嬉しくなりました。
今回は、なぜ、RFレンズでないの?ということも含めて、『EF50mm F1.8 STM』を『EOS RP』で使っての実感レビューです。
▼EF50mm F1.8 STM
50mmの良さ
私は、2020年に『SONY α7初代』を中古で購入して、写真撮影を始めました。
▼『SONY α7初代』レビュー記事
《2021年》ミラーレス「SONY α7中古」レビュー 前編~自然写真撮影を目指して~
その時に、一緒に購入したのがSONYの50mmF1.8単焦点レンズ『FE 50mm F1.8』です。その時、35mmの単焦点レンズと迷ったのですが、結果的に50mmにして良かったです。
▼『FE 50mm F1.8』レビュー
【α7史上最軽量!実感レビュー】SONY 初代α7と50mm単焦点レンズ FE 50mm F1.8(SEL50F18F)は、やっぱりいい!
①ボケが、35mmより大きい
②見ているまま撮れるので、いい!と思ったらシャッターが押せる
③レンズの価格が安いし、軽い!
50mmF1.8はボケが大きい
わざわざ、スマホではなく、ミラーレスカメラで撮影するならボケがある写真を撮りたい!と35mmではなく、50mmにしました。
焦点距離の異なるレンズのボケについては、下を枠内を参考にしてみてください。
ボケ=焦点距離÷F値
※数字が大きい方がボケる
《例》
・50mmF1.8は、50÷1.8=28
・35mmF1.8は、35÷1.8=19
50mmF1.8の方がボケる。
▼EF50mm F1.8 STM
50mmは見たまま撮れる
カメラを持ちながら歩いていて、自分の視覚で捉えて”いい! 撮りたい!”と思ったシーンをそのまま切り撮れます。
これは、50mmの視野と遠近感が人間の視覚に近いからです。
ですから、街なかスナップに、とても向いています。
また、下のシーンのような写真でも、遠近感などが誇張されることなく、その場の雰囲気を素直に表現できます。
私は、50mmのこの感じがとても好きです。
50mm単焦点レンズは軽い
単焦点レンズですから、ズームレンズのように重くありません。
下の表では、レンズ重量を、EFレンズとRFレンズ込みで比較しています。
50mmF1.8の単焦点レンズの軽さは際立っています。
『CANON EOS RP』がバッテリーとメモリカード込みで485gと他社と比べても軽量なカメラなので、【CANON EOS RPとEF50mm F1.8 STM】の、この組み合わせは軽く!機動性が抜群です。
▼『CANON EOS RP』レビュー記事
【撮影レビュー】『EOS RP+RF24-105mm F4-7.1』~優しいフルサイズミラーレス
▼EF50mm F1.8 STM
RFでなくEF50mmF1.8を選んだ理由
EF/RF50mmF1.8の比較
両方とも、CANONの純正レンズで、大きな違いはマウントです。一眼レフ時代のEFマウントか、ミラーレスになってからのRFマウントかが異なります。
スペックを比較してみると、
重さは同じですが、最大撮影倍率が異なります。レンズが被写体に寄っていった時に、フォーカスが合う範囲が決まっているので、近づけるほど大きく撮れることになります。
▼最大撮影倍率について:参考ブログ記事
【初心者向け】マクロレンズとは?:最大撮影倍率についての説明あり
SONYの『FE 50mm F1.8』は、最大撮影倍率が0.14と寄れないレンズだったのが、少し残念でした。その点では、キヤノンのEF/RF50mm F1.8 STMとも、0.2を超えているので、十分な性能です。
次から、RFではなく、『EF50mm F1.8 STM』を選んだ理由を紹介します。
▼EF50mm F1.8 STM
▼RF50mm F1.8 STM
EF50mmF1.8はSONYのカメラで使える
実は、SONYのミラーレスカメラでも、EFレンズなら使うことができます。
『EF50mm F1.8 STM』なら『CANON EOS RP』でも『SONY α7RⅢ』で共用できるのです。
RFレンズは、SONYのミラーレスカメラで使うことができません。
そのためには、『SIGMA MC-11』というマウントアダプターが必要になりますが、共有できるメリットの方が大きいです。詳しくは、下の記事をご覧ください。
▼SONYのミラーレスカメラでCANONのEFレンズを使う
【快適】SIGMA MC-11でキヤノンのEFレンズをSONY α7RⅢで使う
EF50mm F1.8 STMの方が安い
実際に、ヨドバシカメラの価格を見ると、『EF50mm F1.8 STM』は、18,230円、『RF50mm F1.8 STM』は、31,680円と、EFの方が1万3千円程度、安いのです。
実際には、『EF50mm F1.8 STM』を『CANON EOS RP』で使うには、『マウントアダプター EF-EOS R』が必要ですが、マウントアダプターは他のレンズでも必要で購入済みだったので、私にとっては問題ではありませんでした。
▼『マウントアダプター EF-EOS R』
【レビュー】キヤノンEFをRFへ『マウントアダプター EF-EOS R』
また、売上ランキングは、驚く状況なのです。
2022年の「BCNランキング」(※全国の家電量販店やECサイトから収集したPOSデータを元に集計)で、『EF50mm F1.8 STM』は第3位、『RF50mm F1.8 STM』は第10位と、『EF50mm F1.8 STM』はRFよりも売れていて、さらには、第3位と売れまくっているレンズなのです。
これを知った時、えっ!と私は驚きました。今だに第3位とは凄いと。
▼EF50mm F1.8 STM
▼RF50mm F1.8 STM
EF50mm F1.8 STM レビュー
装着した外観と軽さ!
外観も大きくないですし、何より軽い!
『EOS RP』が485g、『EF50mm F1.8 STM』が160g、『マウントアダプター EF-EOS R』は110gで、合計755g。片手で撮影していて全くストレスのないレベルです。
持ち出しやすいですし、サイズ感といい、重さといい撮影しやすくおさまっています。
撮影レビュー
持ち出しやすいので、『CANON EOS RP』には、今は『EF50mm F1.8 STM』が標準でつけています。色々な場所で撮影しています。
ボケが大きいのが、いいですし。
最後の写真のように、逆光でも綺麗に撮影できました。
価格もお手頃ですし、軽くて持ち出しやすい、SONYのミラーレスカメラと共用もできる。そんな『EF50mm F1.8 STM』はおすすめです。是非チェックしてみてください。
▼EF50mm F1.8 STM