こんにちは むうさんです^^
秋の紅葉山行では、大菩薩嶺、櫛形山、川苔山、弘法山と登りましたが、紅葉もすっかり終わりました。
冬になれば空気も澄んで、360度の大眺望を見ようと登ることにしたのが、霧訪山です。長野県塩尻市にあり、北、南アルプスを見渡せる山です。
今回は、12月中旬の霧訪山の登山レビューです。
霧訪山はどんな山
12月の長野県ですから、寒いですが、360度の大展望を目的に、登りました。
《場所》長野県塩尻市
《標高》1305m
《ルート》霧訪山登山口 かっとりコース駐車場→御嶽山大権現の石碑→避難小屋→霧訪山→ブナの別れ→霧訪山登山口(登り:かっとりコース、下り:新道南沢コース)
《コースタイム》2時間40分
《アクセス》JR中央道 塩尻ICから車で15分
《見どころ》
・北アルプス、南・中央アルプス、八ヶ岳、遠く妙高山を一望できる360度の大展望
・信州の里山・総選挙 (冬山編)第一位
霧訪山登山口 かっとりコース駐車場は、下のGoogleマップの場所です。
Googleマップに従って細い道を通って行き、無事に到着しました。
気温が下がっていたので道の凍結を心配していたのですが、小雪がちらついていましたが、道は凍結したり雪が積もったりしていませんでした。
駐車場入口の大きな看板があるので、到着すれば、ここだ!とわかります。
霧訪山 登山レビュー
登山口まで
登山口となる駐車場は、いくつかあるようですが、今回は一番メジャーな「霧訪山登山口 かっとりコース駐車場」から登りました。
中央道の塩尻ICをでて、登山口にトイレがあるかわからなかったので(なさそうでした)、途中の「セブンイレブン 塩尻日の出町店」に寄って、トイレを済ませました。
駐車場は十数台は停まれる感じです。
私たちが到着したのが10時過ぎでしたが、まだ5台位は停まれる状態で、それほどの混雑ではなかったです。
下山した時は、ほぼ他の車はなかったので、私たちが最後の方だったみたいです。
登山口から分岐まで
コースは、下の写真の中央の縦の赤いライン「かっとりコース」を登り、下りは右へ周回して「新道南沢コース」を歩きました。
当日は、小雪がちらつく天候で、出発して駐車場方向を振り返ると、一面白くなっていました。
正真正銘の登山口に着きました。
霧訪山では、途中途中で山頂まであと「○○○m」と表示があり駐車場は「1600m」でしたが、写真の通り登山口では「1500m」となっています。この表示が、登っている時に力づけてくれました。
登山口には、登山ノートポストや、木の杖などが置かれていて、里山の手作り感が伝わってきました。
霧訪山への登り
途中からは雪がついていましたが、チェーンスパイクや軽アイゼンが必要なことはなく、登山靴でまったく問題ありませんでした。
途中は、100mおきに表示があり、「あと1100m」を見て、あっという間という感じです。
この「御嶽山大権現」の石碑は、1811年に建立されたもののようです。
歴史がある!
「江戸時代後半から全国に木曽御嶽山進行が広まり、各地に御嶽講(信仰集団)ができた。」ようです。
登山をしていると、いろいろと歴史に触れることがあり、歴史好きの私は、そこも楽しいところです。
「新道南沢コース」への分岐です。
まっすぐ「かっとりコース」を登っていきました。
登りの時点では、右の「新道南沢コース」の登山道は雪がついていて、誰も歩いた跡がなかったので、帰り大丈夫かな?と少し心配でした。
少し行くと避難小屋がありました。何かあっときの最後の手段!という程度の簡素なものです。
そして、「頂上」の二文字が見えてきました。
山頂へ到着です。
霧訪山 山頂
山頂について、さあ、360度の大パノラマを!と思いましたが、雲でどんよりです。
山頂は日差しがありましたが、周囲の山は雲で隠れていて、山頂から望める周辺の山の名前がわかる方位盤も意味をなしませんでした。
東の八ヶ岳方面は見えるかと期待していたのですが……。
20名位がくつろげるスペースはあるので、十分な広さの山頂です。
いわれはわかりませんが、「夢叶う霧訪の鐘」がありました。心に夢を描いて、1回鳴らしてみました。いい音が響きました。
霧訪山山頂から下山
下山は、登りとコースを変えて「新道南沢コース」です。
途中、ブナの別れという分岐がありました。山ノ神自然園へ行くルートと別れます。
大芝山を通るコースは「中央分水嶺コース」で、太平洋への流れと日本海への流れが分かれる中央分水嶺を歩くコースです。「新道南沢コース」は、この後「中央分水嶺コース」と分かれます。
「新道南沢コース」のコース屈曲点に仮設トイレがありました。
寒いのでトイレが近くなっていて、助かりました。
この後は、無事、下山です。
『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』で撮影
霧訪山山行での撮影写真
本当は頂上からの大パノラマ写真を撮る予定だったのですが、あいにくの天気でした。
小雪が舞う中での真っ赤な実に魅せられてシャッターを押しました。
シャッター速度は1/125です。1/200の方が雪の粒がはっきり撮れて、より良かったかもしれません。もう少し雪が目立てば。
もう1枚は、諏訪湖越しの雪をまとった八ヶ岳です。
上の雲がとれると、綺麗な山々の峰が高コントラストで見られそうです。それでも、霧訪山の山頂から見ることのできなかった八ヶ岳を見られてよかったです。
SONY α7RⅢ
登山の時に、風景写真を撮影したくて持っていくのが、4240万画素『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』です。
このカメラの最大の特徴は、センサーです。
4240万画素であることはもちろん、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)を持っていて、風景写真撮影のためにあるようなカメラです。
多少重くなっても、よりいい写真を撮りたいと持ち出しました。
スペックは下の表の通りです。
発売時は35万円もした、本格的なプロユースのフルサイズミラーレスカメラです。
手に持った時に、マグネシウム合金フレームによる剛性感が高く、所有感の満足度が非常に高いカメラです。
そんな『α7RⅢ』の魅力をまとめると下の通りです。
①中古価格で14万円台からと、発売初期の35万円から、かなりお手頃になった。
②4240万画素の高解像
③α史上で、最高画質のセンサーで、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)
④特徴
→マルチセレクター
→ボディ内手ぶれ補正
→ファインダー 369万画素
→秒間10コマの高速連写
→サイレントシャッター可能
『α7RⅢ』のレビュー記事も書いていますので御覧ください。
レンズは『FE24-105mm F4 G OSS』
レンズの『FE24-105mm F4 G OSS』は、『α7RⅢ』と同時に発売されたレンズで、まさに4240万画素のセンサーを活かせる光学性能を持ったレンズです。
F4という明るさでボケの写真も撮影できますし、何より24mmの広角から、105mmの中望遠まで高い解像度で撮影できるズームも、登山に持っていくために必要な性能が詰まっています。
今だと、中古の価格もこなれてきていますので、おすすめです。
そして、このセットにピッタリなサイズのカメラバッグが『TENBA Skyline 9 TOP LOAD』です。
登山のときは、撮りたい時にすぐにカメラを取り出せて、かつ、しっかりとカメラとレンズを保護してくれるズームバッグが重宝します。サイズ展開もされていてオススメです。レビュー記事もご覧ください。
▼カメラバッグ:TENBA Skyline9レビュー記事
山に登って、いい景色を見て、撮影する!
そんな時に、『SONY α7RⅢ』、『SONY FE24-105mm F4 G OSS』とも、おすすめですので、是非チェックしてみてください。
▼SONY α7RⅢ
▼SONY FE24-105mm F4 G OSS
▼TENBA Skyline 9 Top Load