こんにちは むうさんです^^
以前から欲しかった『SONY α7RⅢ』を中古で購入しました。
4200万画素の高画素機は憧れだったので。
もちろん憧れだけで、中古とはいえ15万円以上するカメラを即購入したら、懐が寒いを通り越して凍死してしまいます。
考えに考えての購入です。
今回は、『SONY α7RⅢ』中古の購入レビューです。
▼SONY α7RⅢ
欲しかったα7RⅢ
α7を中古で購入した時
今持っている『SONY α7初代』を購入する時は、α7RⅢを欲しいなんて露にも思っていませんでした。
フルサイズミラーレスカメラが欲しいと、思っていただけです。
実際、『SONY α7初代』は小さく軽く画質が良くと、現在のα7シリーズの大きくなったサイズと重くなった重量を考えると、これしかない!という素晴らしいカメラです。
▼SONY α7初代 中古購入レビュー
《2021年》ミラーレス「SONY α7中古」レビュー 前編
《2021年》ミラーレス「SONY α7中古」レビュー 後編
そのα7とマクロレンズ『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』で撮影をし始めると、マクロ撮影にはまりました。
普段見ることのない小さな世界の撮影にはまっていったのです。
▼『SONY α7初代』と『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』で撮影
▼『SONY α7初代』と『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』のレビュー記事もご覧ください。
マクロ撮影で接写を!α7中古とSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artで実感写真レビュー~おすすめマクロレンズ
マクロ撮影でもっと大きく撮りたい!
マクロ撮影していると、新たな欲求が出てきました。
もっと大きく撮影できないか?
マクロレンズは、レンズを花などの被写体にもっとも近寄れる距離が決まっていて、1倍マクロが一般的です。そして、『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』も最大撮影倍率は1倍です。
参考に、マクロレンズの特徴や選び方の記事をご紹介します。
▼マクロレンズとは?
【初心者向け】マクロレンズとは?~レビュー~シグマ 105mm F2.8 DG DN MACROを使ってみて
2倍マクロレンズなどもあるようですが、この大好きな高画質のシグマのレンズのままで、大きく撮りたい。
▼『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』レビュー記事
『シグマ 105mm F2.8 MACRO DG DN MACRO ART 購入レビュー前編』
レンズは『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』のままで大きく撮る。
そこで考えたのが、高画素のカメラでクロップして1.5倍で撮影すること。
私はマクロ撮影では、ファインダーで見て構図を作り込むので、撮影する時にファインダーで1.5倍に拡大されていることが重要でした。
そのために、高画素のSONYのミラーレスカメラが必要で、その欲求に応えてくれたのが4240万画素の『SONY α7RⅢ』です。
APS-C機のα6400でない理由
クロップ専用ならAPS-C機のSONY α6400もありそうですが、α6400のファインダーがいまいちなのです。
ファインダーがイマイチな理由の1つ目は、
レンズの中心軸上にファインダーがなく、私は撮りにくく感じること。
2つ目は、ファインダーが0.39型と、α7やα7RⅢの0.5型と比較して小さく、私は大きい方が見やすく感じました。
マクロ撮影は、ピントがシビアなのでファインダーが重要なのです。
α6400なら同じ位の価格で、新品が購入できますが、ファインダーが見やすいα7Rシリーズにすることにしたのです。
SONY α7RⅢとα7RⅣの比較
α7シリーズでは、高画素はRシリーズです。
Rシリーズの中古カメラの比較レビュー記事も書いていますので、ご覧ください。
▼Rシリーズ中古比較記事
【実感レビュー】SONY α7Rシリーズ(α7R、α7RⅡ、α7RⅢ、α7RⅣ) 中古を買うならどれ?
私が最初に悩んだのが、4240万画素α7RⅢか? 6100万画素のα7RⅣ?にするかです。
α7RⅢ、α7RⅣ、α7初代のスペック比較
3機種のスペックを比較してみましょう。
黄色くしたのが重要な項目です。
青色は濃いほどスペックが良いということを表しています。
また、ダイナミックレンジはDxOMarkの数字となっています。
クロップ後の画素数を考えるとα7RⅣだし、でも価格が高いしと悩みに悩んで……。
▼SONY α7RⅢ
クロップした時の画素数
クロップした時の画素数を比べてみると、
4240万画素のα7RⅢは、約1800万画素
※4240万画素÷1.5(縦)÷1.5(横)=約1800万画素
6100万画素のα7RⅣは、約2600万画素
※6100万画素÷1.5(縦)÷1.5(横)=約2600万画素。
α7RⅣでは、クロップしてもα7の2400万画素よりも多いくらいで、クロップした後の画素数だけ考えるとα7RⅣで即決です。
なぜα7RⅢだったのか?
ただ、α7RⅣは3つの点で躊躇しました。
一つは単純に価格が高いということ。
α7RⅢの万円と比べるとα7RⅣは21万円と、5万円以上高いのです。
2つ目は、画像ファイルサイズがとてつもなく大きいことです。
常にクロップして撮影するなら、ファイルサイズは小さいですが、普通にフルサイズで撮影すると、RAWファイルでα7は64GBに2400枚撮影できるのが、α7RⅢでは710枚、α7RⅣに至っては495枚です。あっという間にメモリカードが一杯になってしまいます。
SSDなどのストレージ、メモリカードなど、他の出費もかさみます。
さらにRAW現像をしようとすると、今のパソコンでは正直無理です。動きません。
3つ目は、高画素機になるほど、レンズも高解像のレンズが必要になることです。
調べた限りでは、6100万画素はGMレンズのような高価なレンズでないと、カメラの高画素まで解像しないようです。4200万画素のα7RⅢだとそこまでの高解像度がレンズに求められないので、自分の揃えられるレンズで大丈夫そうです。
せっかく、カメラが高画素でも、レンズでそれが活かせないのは残念ですし、そのために高価なレンズを揃えるには、私には金額がかかりすぎます。
ということで、
4200万画素のα7RⅢでクロップすると1800万画素になりますが、α7Sシリーズは1200万画素ですし、1600万画素のNEX-6での撮影でも画素数としては不足感がなかったので、支障はないと考えました。
この時点で、購入目的も達成できることからα7RⅢに決めました。
▼SONY α7RⅢ
SONY α7RⅢの良い所
ですが、そのためだけではありません。
ほしかったわけは、下に書いた、α7RⅢの良い所にもあります。
①4240万画素と高画素で、クロップしても1800万画素以上
②369万画素と高精細なEVF(ファインダー)
③フォーカス位置を操作するマルチコントローラ
④RAW+jpegで、jpegでエクストラファインの選択が可能
⑤ボディ内手振れ補正
⑥15ストップの広いダイナミックレンジ
6つの良い所は、購入前に考えていたことですが、実際に使ってみるとドンピシャでした。上の良い所を使いまくって撮影しています。
私が購入した夏よりも、SONY α7RⅢは、さらに中古価格がお手頃になっています。是非、チェックしてみてください。
また、
ミラーレスカメラを購入したいけど、高い!という方には初代α7がおすすめです。私もこのカメラから写真撮影を始めました。是非チェックしてみてください。
▼SONY α7RⅢ
▼SONY 初代α7ボディ