夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【櫛形山:登山レビュー2】黄葉したカラマツと常緑のシラビソの森を歩きながら、風景撮影の山登り

こんにちは むうさんです^^

前回は、櫛形山がどんな山で、アクセスがどうなのか、登山コースの概要をご紹介しました。
▼下の記事をご覧ください。

今回は、櫛形山の登山レビューです。
人も少なく静かで、アップダウンも少ない、心地のいい山登りとなりました。

櫛形山 登山ルート

池の平茶屋林道登山口から、反時計回りに周回するコースを選びました。 

櫛形山

《ルート》池の平茶屋林道登山口→北岳展望デッキ→休憩所→もみじ沢→裸山のコル→アヤメ平→裸山→櫛形山→奥仙重→眺望ポイント→池の平茶屋林道登山口

《コースタイム》4時間40分

下の登山ルート図では、下から左回りとなります。

櫛形山 登山ルート

櫛形山 登山ルート

櫛形山の山登り

池の平茶屋林道登山口→北岳展望デッキ

駐車場にある櫛形山案内図をみて、この後の山登りに思いを馳せながら、出発です。

池の平茶屋林道駐車場にある櫛形山案内図

駐車場にある櫛形山案内図

登り始めて感じたのは、ゆるやかさ、事前に標高差があまりないことはわかっていましたが、本当にゆるやかな坂なのです。

池の平茶屋林道登山口

池の平茶屋林道登山口

そして、登山道の整備がしっかりとされていること。
この日、多くの人に会わなかったので、贅沢な感じでした。

整備された、ゆるやかな登山道

整備された、ゆるやかな登山道

カラマツの黄葉が、至るところでみることができました。

隣の山もカラマツ林です

隣の山もカラマツ林です

一緒に行ったメンバーと話をしながら、歩いていくと、あっという間に、「北岳展望デッキ」に着きました。

北岳展望デッキ

北岳は、日本で2番目に高い山で3192mあります。
本来は、正面にその北岳が見えるはずですが、雲に隠れてしまっています。

北岳展望デッキ→アヤメ平

登山口の標高が1855mで、ゆるやかに登った「北岳展望デッキ(1894m)」を過ぎて少し行くと、1720mの「もみじ沢」に向けて標高がぐっと下がります。150m以上下がる感じです。

もみじ沢が鞍部です

もみじ沢が鞍部です

そこから、「アヤメ平(1898m)」に向けて、登り返していきます。
まだ、体力のある登山の前半ですし、150mの標高差は30分位なので、まったく問題ありません。

「もみじ沢」の名前の通り、登山道は、赤い紅葉もあり、彩り豊かで、美しい中を静かな山歩きができました。

彩り豊かな登山道

彩り豊かな登山道

赤や黄色と、広葉樹の紅葉もあります

赤や黄色と、広葉樹の紅葉もあります

途中、よく見かけたのが、カラマツの葉っぱが落ちて枝に引っかかったものです。とろろ昆布のようです。

カラマツのとろろ昆布

カラマツのとろろ昆布

アヤメ平

櫛形山は、昔はアヤメがとても有名だったようです。それが鹿の食害で絶滅しかけたのを、地元の努力で復活しつつあるようです。そんな「アヤメ平」には、下のような看板がありました。

アヤメ平の説明

アヤメ平の説明

きちんと木道が整備されていて、その上を歩いていると、夏の時期は花が綺麗なんだろうと感じされる自然な痕跡があり、メンバーとも夏に来たいね!と盛り上がりました。

アヤメ平の整備された木道

アヤメ平の整備された木道

木道の両側にある、ドライフラワーになった花や、種。

アヤメ平のドライフラワーになった花

アヤメ平のドライフラワーになった花

綿のような種

綿のような種

「手折られし あやめの花の あわれさよ 君にも命の あるものを」と木製の歌碑が立っています。

木製の歌碑

木製の歌碑

登山者を戒めるものなのか?
花に感動した登山者の心を落ち着かせるものなのか?
どちらにしても、花は採ってはいけませんということです。

裸山→櫛形山→奥仙重

「アヤメ平」からもゆったりとした登りで、あっという間に「裸山」に着きました。

裸山の山頂

裸山の山頂

西側と東側に眺望があり、西側には北岳を見ることができました。 

右のピークが北岳

右のピークが北岳

東側では、黄葉したカラマツの山肌が綺麗でした。
※風景写真にて

そこから、櫛形山へ向かうと、カラマツの原生林があり、樹齢300年の太っといカラマツの木がありました。

樹齢300年のカラマツ

樹齢300年のカラマツの幹

あまり眺望のない、「櫛形山」と「奥仙重」(標高2052m)の山頂について、素通りしてきました。登った!という達成感もない感じですから。

「櫛形山」の山頂

「櫛形山」の山頂

「奥仙重」の山頂

「奥仙重」の山頂

下山口へ

途中、「南アルプス 眺望ポイント」があります。
ここと「裸山」の山頂は、メインの撮影ポイントです。

「南アルプス 眺望ポイント」

「南アルプス 眺望ポイント」

「南アルプス 眺望ポイント」は、ベンチもあり、山の説明写真もあるので、ゆったりとできる場所です。実際に、メンバーは、コーヒーを飲みながら山を見て時間を過ごしていました。

下山の道は、日が落ち始めて、綺麗に染まり始めていました。

「池の平茶屋林道登山口駐車場」に到着

「池の平茶屋林道登山口駐車場」に到着

「池の平茶屋林道登山口駐車場」に到着です。クマに注意とありました。

櫛形山の風景写真

後で紹介する『CANON EOS RP』『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』で撮影しました。

北岳展望デッキを過ぎた辺り

シラビソとカラマツの混生した森

シラビソとカラマツが混生した森

裸山の山頂

カラマツの黃葉した山肌

カラマツの黃葉した山肌

カラマツの黄葉のコントラスト

カラマツの黄葉のコントラスト

南アルプス 眺望ポイント

光芒が降り注ぐ黄葉

光芒が降り注ぐ黄葉

カラマツの黄葉が輝く尾根

カラマツの黄葉が輝く尾根

カラマツの黄葉とシラビソを楽しみながらの、気持ちの良い、ゆったり山歩きでした。とてもおすすめのコースです。

EOS RPとRF24-105 F4-7.1

撮影した機材は、『CANON EOS RP』『RF24-105 F4-7.1 IS STM』です。登山の時は、この組合せが一番多いです。

『CANON EOS RP』と『RF24-105 F4-7.1 IS STM』

『CANON EOS RP』と『RF24-105 F4-7.1 IS STM』

というのも、
フルサイズのミラーレスカメラ『CANON EOS RP』は、500gを切る軽さだからです。SONYのカメラより軽いのが魅力です。

登山のように荷物が軽い方が良いときに最適です。せっかく登山に行って、綺麗な景色を見ているなら、スマホではなく、いいカメラで撮影したいですから

『EOS RP』軽量価格も抑えめの、フルサイズミラーレスカメラです。登山の景色を美しく撮影したいニーズに、マッチしていておすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼CANON EOS RPボディ

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

CANON EOS RPレビュー記事をあわせてご覧ください。

EOS RP関連記事

【櫛形山:登山レビュー1】南アルプスの前衛で、黄葉したカラマツの景色を楽しむ~櫛形山の詳細~

こんにちは むうさんです^^

以前、山梨の知人から、櫛形山は、初夏はアヤメ秋はカラマツの黄葉が綺麗で、いい山だよ。と聞いていました。

櫛形山のカラマツの黄葉

櫛形山のカラマツの黄葉

南アルプスの前衛的な山で、アクセスが車ということもあり、なかなか行けなかったのですが、ついに登ってきました。

カラマツの黄葉と、人が少ない静けさの中で、素晴らしい山行となりました。

今回は、山梨県にある『櫛形山』の登山レビューです。

櫛形山

櫛形山がどんな山かというと、

櫛形山

《場所》山梨県 南アルプスの前衛の山で、甲府盆地の西側の端にある。

《標高》2052m

《ルート》池の平茶屋林道登山口→北岳展望デッキ→休憩所→もみじ沢→裸山のコル→アヤメ平→裸山→櫛形山→奥仙重→眺望ポイント→池の平茶屋林道登山口

《コースタイム》4時間40分

《トイレ》池の平茶屋林道登山にあり

《アクセス》中央道 甲府南ICから約35km(約1時間30分)。
最後の10kmは林道で1車線の狭い道を通って、池の平茶屋林道登山口駐車場(20台弱駐車可)が登山口。

下の写真は、甲府盆地を北から見た写真で、右側が西となります。写真の右側の山の一つが櫛形山です。

甲府盆地と一緒にみた櫛形山(右側)

甲府盆地と一緒にみた櫛形山(右側)

南アルプスの前衛的な山で、登ると、北岳、間ノ岳が大きく見える位置にあります。

櫛形山へのアクセス

アクセスは、中央道の甲府南ICから、413号を行きます。

トイレですが、途中の道の駅「とよとみ」か、道の駅「富士川」、もしくはコンビニ等に寄っていくのもいいかと思います。
「池の平茶屋登山口駐車場」にもトイレはありますが、仮設が2つと、小屋に1つで、綺麗さでいうと、道の駅やコンビニとなるからです。

池の平茶屋林道駐車場の仮設トイレ

池の平茶屋登山口駐車場の仮設トイレ

行く道ですが、413号は広いので、ここを選んだほうが良いです。Googleマップが他のルートを選ぶこともあるので注意です。

そして、413号までは広いのですが、「平林展望台」を過ぎたあたりから、約10kmは車がすれ違えない細い道(林道)となります。

車一台は余裕がありますが、「ポツンと一軒家」のような道です。

丸山支線の道路

丸山支線の道路 ※Google マップより

上の写真の通り舗装はされていますが、小さな落石などがあります。

私の車はオフロード車ではありませんが、車の下部をぎりぎり通る程度の落石が、道路上に何個もありました。

所々に、すれ違い用に道が広くなっている箇所があるので、前から車が来てしまった時は、そこですれ違うしかないです。

私たちは、幸運にも前から車が来ませんでした。

池の平茶屋登山口駐車場

池の茶屋登山口駐車場に到着したのは、8時半過ぎでしたが、すでに駐車場は満車でした。

池の平茶屋登山口駐車場は満車

池の平茶屋登山口駐車場は満車

仕方なく、駐車場の脇に停めようとしたら、丁度、一台が出発、林道ですれ違うこともなく、駐車場は停められて、幸運でした。
朝早くから来ている人が多そうです。

帰宅時はすっかり空いていました。

帰宅時はすっかり空いていました。

登山コース

コースのアップダウン

「池の茶屋登山口」からは、周回コースです。回り方を、時計周りにするか、反時計周りにするか、悩みましたが、今回は反時計周りにしました。

櫛形山 周回コース

櫛形山 周回コース

全体のアップダウンが少なく、ゆるやかな山歩きとなります。
櫛形山山行なのですが、標高が一番高い山頂が2つあり、「奥仙重」「櫛形山」の両方とも、2052mです(下の標高グラフの右替えわの2つの尖ったピーク)。

コース全体の標高グラフは下の通りです(YAMAPより)。

櫛形山 周回コースの標高

櫛形山 周回コースの標高グラフ

上の一番左の出発点「池の平茶屋登山口」は、すでに標高が1855mなので、今回のコースの最高到達点の2052mまで200mもありません。

全体として、ゆるやかな山歩きです。

「北岳展望デッキ」までは、ほぼフラットで、「休憩所」を過ぎた所で、1720m位の「もみじ沢」まで一気に下り、そこから、「アヤメ平(1898m)」に向けて登って行く感じです。それでも標高差は約180mですから、30分強で登れる程度です(下図参照)。

「休憩所」から「アヤメ平」

「休憩所」から「アヤメ平」

そこから2003mの「裸山」、2052mの「櫛形山」と、ゆるやかなアップダウンです。

最後のピークである「奥仙重」を越えた所から、下り始めますが、1855mの「池の平茶屋登山口」まで、斜度もキツくなく、歩きにくい道でないので、安全です。

反時計周りでも、時計周りでも、どちらでも安全に登山できる感じです。

「もみじ沢」を挟んだ一番の登り下りが、反時計周りだと、元気な前半にある点はいいと思いました。

景色の撮影ポイント

裸山眺望ポイントの2つが特に景色が良いので、後半にとっておいた点も、良かった点です。ただ、もしかしたら、早朝だと日の光が低く、時計周りで前半にした方が綺麗に見えるのかもしれません。

「裸山」

「裸山」では、南アルプスの北岳側と、カラマツの黄葉の山肌の2つの方向が撮影ポイントになるので、とてもおすすめです。

南アルプスの北岳側

南アルプスの北岳側

カラマツの黄葉の山肌

カラマツの黄葉の山肌

「眺望ポイント」

反時計周りで行くと、最後に行くポイントとなります。日も落ち始めていて、撮影にいい光となっていました。

眺望ポイントからのカラマツの尾根

眺望ポイントからのカラマツの輝く尾根

CANON EOS RPで撮影

今回も、持っていった撮影機材は、『CANON EOS RP』『RF24-105 F4-7.1 IS STM』です。

フルサイズのミラーレスカメラ『CANON EOS RP』は、500gを切る軽さで、SONYのカメラより軽いのが魅力です。

ですから、登山のように荷物が軽い方が良いときに最適です。せっかく登山に行って、綺麗な景色を見ているなら、スマホではなく、いいカメラで撮影したいですから

RFレンズも揃ってきていますし、登山の景色を美しく撮影したいニーズに、マッチしていておすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼CANON EOS RPボディ

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

CANON EOS RPレビュー記事をあわせてご覧ください。

EOS RP関連記事

【大菩薩嶺:登山レビュー】紅葉の季節に2000m超えの百名山で、最高の景色を望む

こんにちは むうさんです^^

紅葉の映える時期に、どの山に登ろうか?

大菩薩嶺に登ってきました

大菩薩嶺に登ってきました

10月の中旬に紅葉している山は、標高の高い山、2000mクラスの山です。
何度か行ったけど、紅葉を見ていない大菩薩嶺に登ろう!
と行ってきました。

今回は、大菩薩嶺の登山レビューです。

大菩薩嶺はどんな山

大菩薩嶺は、
奥多摩の西側、山梨県にある山で、標高2057mで、百名山でもあります。

大菩薩嶺

《標高》2057m

《百名山》百名山です

《ルート》上日川峠→福ちゃん荘→唐松尾根→雷岩→大菩薩嶺→雷岩→賽の河原→大菩薩峠→富士見山荘跡→福ちゃん荘→上日川峠

《コースタイム》3時間30分

《アクセス》 JR中央線 甲斐大和駅から栄和交通のバス(上日川峠 行)で約40分で、登山口の上日川峠に到着

登山口の上日川峠でもすでに、標高が1600mのため、登る標高差は大きくなく、楽に登れる山です。
今回は、まだ登山をはじめて間もないメンバーとの山行なので、ゆったり登れる山にしました。一番の理由は、最高の景色を見たいからなんですが。

綺麗に紅葉していました

綺麗に紅葉していました

上日川登山口まで

中央線で甲斐大和駅に着くと、紅葉の時期のためか、周りの乗客の皆さんが、がっーと!一斉に降ります。
階段を登るのに待ちが出ていて、さらに改札が一つしかない小さな駅なので、出るのも大変です。トイレも長い行列になっていました。

甲斐大和駅のバス停(徒歩1分)

甲斐大和駅のバス停(徒歩1分)

バスは、普通の路線バスです。
さすがに、紅葉の季節なので4台のバスと増便が出ていましたが、それでも乗れずに、時刻表通りだと一時間後のバスまで待たないといけない人たちがいました。

上日川峠行のバス

上日川峠行のバス

帰りのバスが、15時45分が最終なので、一時間後のバスだと、戻ってこれるギリギリなので、危なかったです。乗れて良かった!

バスは、8時10分発で、8時51分着ですから、約40分の乗車時間で、
所々で富士山が見える場所があり、そこはバスもゆっくり走ってくれて、乗客から歓声が上がります。私も思わず、おー!と声を出していました。

上日川峠のバス停に到着すると、バスの運賃の支払いは、現金のみで1020円
前日に知った私は、財布に千円札を入れてきているので、大丈夫です。

大菩薩嶺まで

上日川峠には、トイレもあり、他のメンバーはトイレへ行っています。山のトイレはチップ制が多いのですが、ここは無料でした。

上日川峠からは、笹と紅葉した木々に囲まれながら、ゆるい登りを上がって行きます。

紅葉と緑の笹のコラボ

紅葉と緑の笹のコラボ

本当に紅葉の綺麗な日でした。

空も青く、紅葉も映えます

空も青く、紅葉も映えます

30分ほど登ると、福ちゃん荘に着き、ここで標高1720mとなっています。

福ちゃん荘は標高1720m

福ちゃん荘は標高1720m

ここが、唐松尾根か、大菩薩峠へ行く分岐となります。唐松尾根の方が登りがきつく、下りに使うと危ないので、唐松尾根から登ります。

唐松尾根と大菩薩峠の分岐

唐松尾根と大菩薩峠の分岐

これは正解でした。
大菩薩峠からの下りはゆるく、他のメンバーも楽に下りれていました。

大菩薩嶺の案内図

大菩薩嶺の案内図

少し登ると、背中側に富士山が見えてきます。天候もよく、青空の中に富士山が雲を従えてそびえ立っていて、振り返ると丁度正面に見えています

登りの道は、石がゴロゴロと転がっているガレ場で、下りに使うと転びそうな道でした。登りにして正解でした。

途中で、富士山を見ながら休憩をして登ったので、体力的に負荷も少なくすみました。

雷岩

雷岩

写真を取り逃したのですが、人が数十人乗れるような大きな雷岩があり、ここまで登ると稜線なので、大菩薩嶺までは、緩やかな登りです。
2057m大菩薩嶺に到着です。

百名山の大菩薩嶺に到着

百名山の大菩薩嶺に到着

景色がないので、すぐに雷岩に引き返したいのですが、写真撮影に列ができていて、並んでいました

大菩薩嶺から下り

雷岩で昼食を食べて、そこからは稜線歩きです。
笹の草原の中を気持ちよく歩いて行きます。

笹の草原の中の稜線

笹の草原の中の稜線

大菩薩湖と富士山のコラボや、尾根の人たちと富士山のコラボなど、撮影したい被写体ばかりです。

笹越しの大菩薩湖

笹越しの大菩薩湖と、その先に富士山

気持ちよく歩いていると、すぐに賽の河原、そして、あっという間に大菩薩峠でした。

賽の河原

賽の河原

賽の河原だけあって、石が積まれています。

大菩薩峠 ここから先は樹林帯

大菩薩峠 ここから先は樹林帯

大菩薩峠で雄大な景色は見納めです。ここを過ぎると、樹林帯となります。

下山は紅葉に包まれました

下山は紅葉に包まれました

ただ、この日は紅葉も綺麗で、赤と黄色のトンネルの中を歩く感じで、自然に包まれて歩いていて心地よかったです。

コースタイムは3時間30分でしたが、そんなに歩いた!というくらい時間がたつのが早く、美しい自然を満喫できました。

帰りにバスは、予定通りに15時に乗れ、帰宅の途につきました。

『EOS RP』と『RF24-105mm F4 L IS USM』で撮影

大菩薩嶺の撮影写真

今回も、いつもの通り、ミラーレスカメラの『CANON EOS RP』『RF24-105mm F4 L IS USM』です。

軽いので、登山に持って行っても苦になりません。
風景を撮るにも、レンズの解像感も十分の上、フルサイズの『EOS RP』は2610万画素と解像度が高いので、最高の組合せで、素晴らしいです。

富士山と大菩薩湖

富士山と大菩薩湖

笹の中に紅1本

笹の中に紅1本

甲府盆地とその先に南アルプスの尾根

甲府盆地とその先に南アルプスの尾根

CANON EOS RP

フルサイズのミラーレスカメラ『CANON EOS RPは、下のスペック表にある通り500gを切る軽さで、SONYのカメラより軽量です。

ですから、登山のように荷物が軽い方が良いときに、特に持ち出しやすいです。せっかく登山に行って、綺麗な景色を見ているなら、いいカメラで撮影したいですから

スペック表は下のとおりですが、フルサイズミラーレスカメラとしては、価格がかなり抑えられています。それが私の購入理由の一つでした。 

CANON EOS RPスペック表

CANON EOS RPスペック表

RFレンズも揃ってきていますし、登山の景色を美しく撮影したいニーズに、マッチしていておすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼CANON EOS RPボディ

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

CANON EOS RPレビュー記事をあわせてご覧ください。

EOS RP関連記事

『モンベル デルタガセットポーチ』おすすめレビュー~絶妙なサイズ&体にフィット~登山、アウトドア、散策、日常と万能なポーチ~

こんにちは むうさんです^^

このブログを始めた頃に、『モンベル デルタガセットポーチ M』のレビューをしました。

▼【モンベル デルタガセットポーチM レビュー】

それから、森林セラピー、自然観察、日常、登山と、いつでも肩から掛けて使っていました。

まさに、絶妙なサイズ感で、スマホやウエットティッシュ、日焼け止め、登山の時の「山と高原地図」など、ちょっと入れておくのに最高のポーチです。

モンベル デルタガセットポーチ L

モンベル デルタガセットポーチ L

今回は、もうちょっと収納力を上げたいと、もう一つ上のサイズ『モンベル デルタガセットポーチ Lを購入しましたので、そのレビューとなります。

▼モンベル デルタガセットポーチL

▼モンベル デルタガセットポーチM

モンベル(mont-bell)

モンベルは日本のアウドドアメーカーです

全国に137ものモンベルショップを持ち、登山をする人ならモンベル会員であったり、それでなくともグッズやウエアを一つは必ず持っているような、超メジャーメーカーです。

私も、通勤の帰りに、途中のモンベルショップに寄ることもあり、身近なアウトドアメーカーです。

モンベル(mont-bell)

モンベル(mont-bell)

そんな私は、フリース、レインウェア、アタックザック、シュラフ、シュラフマット、ゲイター、登山テントなどなど、たくさん持っています。

どれも素晴らしい品質で、機能に対する価格が安く、コスパが良いのがモンベル製品の特徴なのですが、今回紹介するモンベル デルタガセットポーチはその中でも秀逸な商品です。

モンベル デルタガセットポーチ

デルタガセットポーチの特徴

一番の特徴は、軽くてコンパクトなのに、収納力がある。という点なのですが、『デルタガセットポーチM』を3年以上使ってきて、わかったのが、耐久性が高いということ。

使う頻度は相当高いのですが、生地がしっかりとしていて、ほつれなどもなく、使えています。

『デルタガセットポーチ』LとM

『デルタガセットポーチ』LとM

特徴をまとめると下の通りです。 

特徴

① 軽量(155g)

コンパクトなのに十分な収納力山と高原地図がケースごと入る

太いベルトで、腰や肩への負担が少ない

肩から掛けるショルダーでも、ウエストポーチでも使える

ショルダーとして使うと登山で歩く時にサコッシュより揺れない

ナイロン生地による高い耐久性

Lを購入した理由

Lを購入した理由は、登山の時に、「山と高原地図」をケースごと入れたかったからです。

Lに山と高原地図をケースごと入れる

Lに山と高原地図をケースごと入れる

『デルタガセットポーチM』も、ケースがなければ余裕で入るので、問題なかったのですが、地図を傷めたくないので、ケースも持っていくことにしたためです。

『デルタガセットポーチM』幅は入るが、高さが入らなかった

『デルタガセットポーチM』幅は入るが、高さが入らなかった

それが、『デルタガセットポーチL』は、幅も高さも入りました。

『デルタガセットポーチL』は余裕で入ります

『デルタガセットポーチL』は余裕で入ります

 

『デルタガセットポーチ』のスペック&実測

『デルタガセットポーチL』は余裕で入った!

『デルタガセットポーチL』は余裕で入った!

「山と高原地図」は、実測で10.5×19.5cmです。

上の写真でもわかるように、底の方がRがついて少しすぼんでいるので、19.5cmの幅がある「山と高原地図」は、Mでは底まで入らないのです。
それに対して、Lは幅が広がったために底までついて、元々高さはあるので余裕で入ります。

下のスペック表をご覧ください。

『デルタガセットポーチ』LとMのスペック表

『デルタガセットポーチ』LとMのスペック表

『デルタガセットポーチM』でも、スペック表の内寸にあるように、「山と高原地図」の10.5×19.5cmは入るはずですが、底がすぼんでいるために、入り切らなかったんです。

LとMを比較してみると、

デルタガセットポーチLとM:幅の比較

デルタガセットポーチLとM:幅の比較

デルタガセットポーチLとM:高さの比較

デルタガセットポーチLとM:高さの比較

デルタガセットポーチLとM:ベルトの幅の比較

デルタガセットポーチLとM:ベルトの幅の比較

上の写真にある通り、ベルトの幅はLの方が広いです。

また、
スペック表にある通り、ベルト長さが片側50cmあるので、下の写真のように、最大長さにすれば、ウエストポーチではなう、ショルダーとしても使えます。

ショルダーとして使える

ショルダーとして使える

その時に、下の写真のように、上のチャック側が体につくように傾くので、『デルタガセットポーチ』が安定して、揺れにくいので、登山で歩いている時に気にならずにすみます。

デルタガセットポーチは揺れにくい

デルタガセットポーチは揺れにくい

▼モンベル デルタガセットポーチL

▼モンベル デルタガセットポーチM

『デルタガセットポーチ』の外観など

チャックは、LもMも同じデザインで、Wチャックのため、どちかからも開け閉めできて便利ですし、とても動かしやすい形状になってします。

チャックの形状

チャックの形状

背面側(体側)の面はフラットで、表面と同じ素材となっています。

背面側

背面側

内側は、背面側にポケットが一つあり、フックがあります。

デルタガセットポーチの内側:ポケットとフック

デルタガセットポーチの内側:ポケットとフック

デルタガセットポーチの内側

デルタガセットポーチの内側

中に物(山と高原地図、ウエットティッシュ、マスク)を入れると、

デルタガセットポーチに物を入れた感じ

デルタガセットポーチに物を入れた感じ

Lだと内側ポケットに「山と高原地図」が入ります。

内側ポケットに「山と高原地図」が入る

内側ポケットに「山と高原地図」が入る

Lは1.8L、Mは1.3Lです

Lは1.8L、Mは1.3Lです

容量の差は、500mlのペットボトル1本分ですが、元々コンパクトなので、Lにして容量がかなリ増えた感じがしました。

ベルトは、バックルで止めます。

ベルトは、バックルで止めます

ベルトは、バックルで止めます

また、ベルトの長さはストッパーがついていて、ストッパーで長さを自由に固定できます。

ベルト長は、ストッパーで長さを自由に固定できます

ベルト長は、ストッパーで長さを自由に固定できます

『モンベル デルタガセットポーチ』はおすすめ!

かなり使い込んできましたが、ナイロンのリップストップ製で丈夫で、体にフィットして登山で歩いている時に揺れない、そして、物を取り出しやすい

『モンベル デルタガセットポーチ』

『モンベル デルタガセットポーチ』

そんな『モンベル デルタガセットポーチ』は、とてもおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼モンベル デルタガセットポーチL

▼モンベル デルタガセットポーチM

【岩殿山:登山レビュー】秀麗富嶽十二景からの富士山~EOS RPとRF24-105mm F4-7.1 IS STMで撮影

こんにちは むうさんです^^

10月に入ってようやく暑さもやわらぎ、空気も澄んできました。山に登るのにも、良い季節です。

そして、山からの景色はやっぱり美しい!

秀麗富嶽十二景からの富士山を見に、JR中央線沿線にある岩殿山に登ってきました。

岩殿山からの富士山

岩殿山からの富士山(初冠雪がありました)

岩殿山はどんな山

秀麗富嶽十二景とは、山梨県大月市にある山の頂きから望む富士山が、美しく見える山を、大月市が選定したものです。
十二景とあるので、12の山かというと、実際は、なぜか12より多くあるようです。

大月駅にある案内板

大月駅にある案内板

岩殿山は、その中でも大月のど真ん中、大月駅から徒歩で登山口まで行けて、アクセスも良い山です。

岩殿山

《場所》山梨県

《アクセス》JR中央線 大月駅から畑倉登山口まで徒歩40分

《標高》634m

《歩行時間》4時間30分(大月駅起点)

《特徴》
・富士山の景色(秀麗富嶽十二景)
・岩場と鎖場のある変化に富んだコース

また、戦国時代に、武田信玄の息子の勝頼の代で武田家が滅んだ時に、いわれのある場所でもあります。
当時は、岩殿城として山城でした。

戦国時代は、山城だった岩殿山

戦国時代は、山城だった岩殿山

そんな岩殿山に、ミラーレスカメラCANON EOS RPRF24-105mm F4-7.1 IS STMを持っての登山のご紹介です。

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

▼RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズのみ

岩殿山登山

ふれあいの館

以前は、大月駅から徒歩20分の「強瀬登山口」から山頂に登れたのですが、岩の崩落のために、途中にある 「ふれあいの館」 までしか行くことができません。

岩殿山の登山道

岩殿山の登山道

ですが、せっかくなので、登山口から10分ちょっとの「ふれあいの館」に寄るために、「強瀬登山口」から入りました。

強瀬登山口(現在、山頂まで行けません)

強瀬登山口(現在、山頂まで行けません)

途中、岩殿山の歴史が書かれた看板があります。

岩殿山の歴史

岩殿山の歴史

戦国時代の歴史としては、
織田信長に攻められて、居城となる新府城を追われた武田勝頼(武田信玄の息子)が、退却する先として、岩櫃城の真田昌幸か、岩殿城の小山田信茂か、どちらかを頼らざるえなくなった時に、譜代の家臣である小山田信茂の岩殿城を目指すことにしました。

しかし、小山田信茂は武田勝頼を裏切り武田家が滅んだという、いわれのある山城です。

「ふれあいの館」は、お城チックな立派な建物でした。

ふれあいの館

ふれあいの館

入場は無料です。
二階には、富士山を撮影した写真のフォトコンテストの入賞作が飾られていて、勝頼と信成という時代劇がテレビで上映されていました。

ふれあいの館の2階

ふれあいの館の2階

一階は、写真家 白旗史朗さんの作品が飾られていて、百蔵山から撮影された写真が、連なる山々を従えた富士山の感じがいいなぁと思いました

百蔵山からの富士山(白旗史朗さんの作品)

百蔵山からの富士山(白旗史朗さんの作品)

畑倉登山口から登る

今、岩殿山の山頂まで登れるのは、「畑倉登山口」です。

殿山:畑倉登山口

岩殿山:畑倉登山口

強瀬登山口まで戻って、「畑倉登山口」まで歩きます。
登山口の前は広場になっていて、大人数でも集まって、スタート前の準備体操ができます。
今回は、10名いない人数で広場を独占でした。

畑倉登山口

畑倉登山口

畑倉登山口のすぐに分岐があり、左を行くと、大きな岩が屋根のようになっています。
「鬼の岩屋」です。

鬼の岩屋

鬼の岩屋

この登山口から入ったことがないので、初めて見ましたが、岩の山だと実感しました。

ここからは、山頂まで登り続けます。
岩殿山は、最初のこの登りさえ終われば、後は、多少のアップダウンはありますが、体力的には負荷は少ないです。
とはいえ、この登りも、1時間もないので、楽に歩けます。

岩殿山の標高は634mで、スカイツリーと同じく、武蔵(むさし=634)です。

岩殿山の山頂

岩殿山の山頂

山頂からは、秀麗富嶽十二景の通り、直前に雪が降り、山頂付近が白くなった富士山を綺麗に見ることができます。

EOS RPとRF24-105mm F4-7.1で撮影

EOS RPとRF24-105mm F4-7.1で撮影

美しい風景を綺麗に撮影したいので、登山に『EOS RP』『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』を持ってきてよかったと思います。合わせても880gとフルサイズミラーレスなのに、1kgを切る軽さの組み合わせなので、登山でも常に持っていきます。

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

価格も、今現在はカメラだけで20万円以上するのが普通のなか、フルサイズミラーレスカメラとしては破格で、おすすめです。

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

岩場と稚児落とし

ここから、岩殿山の楽しさは、さらにアップしていきます。
「稚児落とし」に向けて歩いて行くのですが、急な鎖場があり、また、トラロープが張られた長い急坂ありと、普段経験しないアトラクションが楽しめます

岩殿山の鎖場

岩殿山の鎖場

久しぶりに岩殿山へ行って、こんなに色々とあったんだと、再発見しました。

第2の目的地、「稚児落とし」が見えてきます。

稚児落とし

稚児落とし

この名は、岩殿城落城に関わる悲しい出来事に由来します。
こんな名前がつくほどの、大きな岩壁となっています。

「稚児落とし」では、岩の上から下を覗こうとしますが、吸い込まれそうで、できませんでした。

ここからは下山。大月駅に、往きとは逆側から到着です。

大月駅近くから見た岩殿山

大月駅近くから見た岩殿山

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』の組み合わせは、軽くて、綺麗に撮れるので、登山では最強です。

そして、
このレンズの素晴らしい所は、寄れて、大きく撮影できることです。
最大撮影倍率が0.5倍なのでハーフマクロです。

ですから、下のような写真も撮影できます。

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』で撮影

『EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』で撮影

普通はここまで被写体に近づくとピントが合わなくなりますが、このレンズはピントもバッチリで撮ることができ、登山へ持っていった時に撮れない場面がないのが嬉しいところです。

上のレビュー記事にも書きましたが、『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』は、軽さ写り寄れてズーム比も大きいと、万能レンズです。『EOS RP』との組合せも軽くて最強です。是非、チェックしてみてください。

▼RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズのみ

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

▼CANON EOS RPボディ

【日和田山:登山レビュー】巾着田から登る~彼岸花の群生と巾着田の景色~α7RⅢとSIGMA 105mm F2.8 DGDNで撮影

こんにちは むうさんです^^

彼岸花の群生地で有名な巾着田へ撮影しに行ってきました。

巾着田の彼岸花

巾着田の彼岸花

そして、巾着田から徒歩で行けて、巾着田を上から見下ろせる日和田山への登山です。

今回は、巾着田から日和田山への撮影登山です。

巾着田と日和田山

巾着田へは、西武池袋線の高麗駅から徒歩で行くことができます。高麗駅は、池袋から60分なので、そんなに遠くありません。

入口までは徒歩13分かかりますが、途中は河原などもあり景色も良いので、もっと短い時間で到着した感じでした。 

巾着田と日和田山へのアクセス

《市町村》埼玉県 日高市

《最寄り駅》西武池袋線 高麗駅

《アクセス:巾着田》高麗駅から徒歩13分

《アクセス:日和田山》高麗駅から徒歩17分、巾着田から徒歩16分

巾着田の中を、彼岸花を見ながら、撮影しながら歩いた後に、日和田山登山口へ向かいましたが、徒歩16分ですが、田んぼの中を見通しの良い道を気持ちよく歩いていけます。

高麗駅には、下のような『巾着田ガイドマップ』が置いてあり、アクセスから巾着田の中の園内マップもあり、駅に着いてすぐ、もらっておきました。

『巾着田ガイドマップ』

『巾着田ガイドマップ』

巾着田へのアクセス

巾着田へのアクセス

巾着田園内マップ

巾着田園内マップ

上の写真のよに、川の流れ(水色)が巾着の形になっていて、中に田んぼがあるので、巾着田と言います。
また、マップの上の方に日和田山が載っています。

巾着田へ

高麗駅に到着

高麗駅に着くと、駅全体が赤く、彼岸花を全面に押し出しています。

西武池袋線 高麗駅

西武池袋線 高麗駅

駅の中も外も、『巾着田 曼珠沙華公園』がアピールされていました。

『巾着田 曼珠沙華公園』

高麗駅の改札口 『巾着田 曼珠沙華公園』

ただ、この高麗駅は、駅名からも想像されるように、渡来人の里のようです。

紀元前37年から668年まで朝鮮半島にあった高句麗という国が、唐(中国の当時の国)や新羅(朝鮮半島の国)に敗れ、高句麗の人が日本へ難を逃れてきたようです。

高麗駅の由来

高麗駅の由来

高句麗のことを日本では高麗と言っていたのが、高麗駅の由来のようです。

高麗駅を出発し巾着田へ

高麗駅から巾着田へは万全です。わかりやすい看板があります。

巾着田への看板

巾着田への看板

高麗駅からは、わかりやすい案内が至るところにあるので、迷うことはありません。私も、登山のメンバーと話をしながらでしたが、なんとなく歩いていても到着することができました。

巾着田の案内板

巾着田の案内板

途中、河原を右手に見ながら進むと巾着田の受付です。
通常は無料の公園ですが、彼岸花が咲き始めると有料となり、今年(2023年)は、9月22日から入場料が500円となっていました。 

仮設の受付

仮設の受付

巾着田の彼岸花

例年だと、お彼岸前後が満開ですが、今年は暑くて遅れているようです。

桜だと暖かくなると早く咲きますが、彼岸花は涼しくならないと咲かないようで、例年より遅くなっているのです。とはいえ、早咲きと通常の彼岸花があり、早咲きの彼岸花は、ほぼ満開でした。

早咲きの彼岸花はほぼ満開

早咲きの彼岸花はほぼ満開

彼岸花の写真レビューは、後ろでまとめてしています。

日和田山へ

日和田山の概要

登山のメンバーと彼岸花を1時間弱、見た後に、日和田山へ出発です。

目の前にある山が日和田山なので、わかりやすいです。

日和田山

《標高》302m

《コースタイム》上り45分、下り30分 合計75分

《ルートバリエーション》途中、男坂:岩登り、女坂:初心者・子ども可

《縦走コース》日和田山→高指山→物見山→五常の滝→武蔵横手駅

標高が302mと手ごろな高さの山で、コースタイムも往復で75分と高尾山より短く、楽々です。

それだけではなく、男坂という岩場もあるので、登りごたえのあるルートも通ることができ、さらには滝を見ることもできる武蔵横手駅への縦走ルートもあるので、楽しめる山です。

眺望のよい日和田山

初めての日和田山だったのですが、登ってみると眺望がよい山で、まずは「金刀比羅神社」の鳥居越しに巾着田の全景を望むことができます。

金刀比羅神社からの巾着田の全景

金刀比羅神社からの巾着田の全景

ここから山頂までは10分程度ですので、この景色を楽しんで下る人もいますが、私たちは山頂までいきました。

日和田山 302m

日和田山 302m

山頂から望む景色は?

山頂からの景色

山頂からの景色

山頂からの景色も秀逸でした。

彼岸花の写真レビューと機材

彼岸花の撮影

登山メンバーは写真撮影をしないので、下山した後にもう一度、巾着田で撮影しました。入場券を持っていれば、当日は再入場可となっています。

巾着田の彼岸花

巾着田の彼岸花

ちょうど、朝まで雨が降っていて水滴がついている彼岸花を撮影できました。

彼岸花につく水滴

彼岸花につく水滴

彼岸花の群生

彼岸花の群生

彼岸花と蕾

彼岸花と蕾

先にある彼岸花の群生

先にある彼岸花の群生

SONY α7RⅢと105mm F2.8 DGDN MACRO

上の写真は、カメラは、フルサイズミラーレスカメラSONY α7RⅢ、レンズは『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』です。

『SONY α7RⅢ』と『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO|Art』

『SONY α7RⅢ』と『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO|Art』

『SONY α7RⅢ』は4240万画素という高画素機で、マクロレンズは光学性能に妥協のないSIGMAのARTシリーズのマクロレンズで、『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』は半端端ない解像性能です。

このカメラとレンズの組み合わせの解像感は、私最強です。

▼『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO|Art』レビュー記事

『SONY α7RⅢ』は4240万画素なので、1.5倍クロップしても1800万画素残ります。マクロレンズで拡大して、さらに1.5倍拡大できるので、1.5倍マクロ相当で撮影できるのが、気に入っているところです。

さらに、『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO|Art』は解像性能が高いので、4240万画素でもしっかりと解像してくれます。それが、このレンズの凄いところです。

▼『SONY α7RⅢ』4240万画素は、マクロ撮影で生きるという記事

『SONY α7RⅢ』と『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO|Art』

『SONY α7RⅢ』と『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO|Art』

4240万画素のSONY α7RⅢも、キレキレ解像性能のマクロレンズSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Artも、おすすめです。是非チェックしてみてください。

▼『SONY α7RⅢ』中古がお手頃

▼『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』

【塔ノ岳:登山レビュー】丹沢 塔ノ岳へヤビツ峠から縦走~EOS RPで撮影~

こんにちは むうさんです^^

丹沢の塔ノ岳に、山登りに行ってきました。

丹沢 塔ノ岳の山頂

丹沢 塔ノ岳の山頂

ヤビツ峠からのコースは、近場で縦走感(尾根を歩いていく感じ)があり、一番のお気に入りです。

登山に持参するカメラは、『CANON EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STMです。合わせても880gと1kgを切る軽さで、登山の時はいつもこの組み合わせです。

この組み合わせを素早く取り出せるカメラバッグは、マンフロット MB MA3-H-M(Advanced ホルスター M III)です。

『CANON EOS RP』と『マンフロット MB MA3-H-M(Advanced ホルスター M III)』

『CANON EOS RP』と『マンフロット MB MA3-H-M』

登山でカメラを持っていく時に、登山ザックにしまって背中にあると取り出せません。カメラはすぐに取り出せないと意味はない、でもカメラやレンズを保護しておきたいと、選んだのがこのカメラバッグです。

今回は、ヤビツ峠から塔ノ岳への登山レビューです。

▼マンフロット MB MA3-H-M(Advanced ホルスター M III)

「塔ノ岳」登山概要

塔ノ岳は、丹沢の中ではアクセスのよい山で、ヤビツ峠からのコースは人気のコースです。

「塔ノ岳」登山概要

【山名】塔ノ岳 標高1491m

【アクセス】小田急線 秦野駅から、ヤビツ峠行のバスで約40分

【行程】ヤビツ峠バス停→二ノ塔→三ノ塔→烏尾山→新大日→塔ノ岳→大倉尾根→大倉

【行程時間】スタート:9時20分、下山時刻(大倉):17時40分

アクセスが良いと言っても、秦野駅から徒歩ではなく、バスに乗ります。

ヤビツ峠行のバス乗り場(秦野駅前)

ヤビツ峠行のバス乗り場(秦野駅前)

また、行程時間は、山と高原地図ではコースタイムが6時間30分でしたが、9月でも今年は暑さもあり、休憩を多めに、長くとったので、行程時間が、予定よりかかりました。

山と高原地図(昭文社)』は、登山専用の地図で、日本全国の山の地図があり、61種類発行されています。塔ノ岳は、「29.丹沢」に掲載されています。

コース中の注意箇所やトイレの場所、コースタイム(40〜60歳の登山経験者が、2〜5名で歩いた時の時間)も書かれていて、山の計画を立てるときに特に重宝します。もちろん、登山当日も持参しています。

▼山と高原地図(29.丹沢)

塔ノ岳山行

ヤビツ峠からスタート

ヤビツ峠に、ヤビツ峠レストハウスができています。カレーが名物のようですが、出発前に食すことはなく、ヤビツ峠を往復しないので、戻っても来ず、今だに食べれていません。

ヤビツ峠レストハウス

ヤビツ峠レストハウス

少し進んで、塔ノ岳の登山口に到着です。緊急時に場所を知らせるための黄色い看板の番号も《No.0》です。

塔ノ岳登山口:表尾根《No.0》

塔ノ岳登山口:表尾根《No.0》

100円のチップが必要ですが、トイレもあります。

塔ノ岳登山口:トイレ

塔ノ岳登山口:トイレ

トイレは、ヤビツ峠にあるので、そこで済ますのが良いと思います。でも、こっちのほうが綺麗そうですが……。

登山口から1時間歩くと、二ノ塔に到着しますが、ここまで、そこそこ登りなので、少し消耗気味です。

最初のピークは二ノ塔

最初のピークは二ノ塔

塔ノ岳は登山道が整備されていて、下の写真の通り木道の箇所が多いです。これは、登山者が多いため、土をむき出しのままだと、土が削れてしまうことを防止する目的もあります。

表尾根の整備された登山道

表尾根の整備された登山道

三ノ塔~塔ノ岳山頂まで

二ノ塔から三ノ塔までは、コースタイムで15分ですが、一旦下りて登るので、短いとはいえ、フラットではありません。

これが、ヤビツ峠~塔ノ岳のコースの良いところで、いくつものピークを越えていく縦走感が楽しめます。

三ノ塔

三ノ塔

ガスで、景色はなしでした。

晴れていれば、雄大な景色が楽しめるので、ここで引き返す人や、ここから大倉へ現在する人もいます。実際に私も最初に友人と登った時は、三ノ塔からの景色に満足して、ここから大倉へ下山しました。
ただ、今日は塔ノ岳を目指して出発です。

しばらくすると、ガスが少し晴れてきて、次のピークである烏尾山が山荘の姿とともに顔を出しました。

烏尾山

烏尾山

本当は、このような縦走路を見ながら歩ける気持ちの良いコースなのですが、この日はガスにやられました。

そうはいいながらも、箱根などでも良く見かけるホトトギスの花も咲いていて、足元に目をやると、キレイな花が咲いています。

ホトトギスの花

ホトトギスの花

行者ヶ岳の先に長い鎖場があり、塔ノ岳から来る人と重なって通常は混雑するので、急がないとという気持ちになりますが、この日は人も少なく、鎖場もゆっくりと下りました。

行者ヶ岳の先の長い鎖場

行者ヶ岳の先の長い鎖場

ここをクリアし、新大日のピークを越えると、塔ノ岳の山頂はもうすぐです。

塔ノ岳に到着した瞬間だけ、晴れ間を見せてくれました。

塔ノ岳 山頂

塔ノ岳 山頂

尊仏山荘で、250mlの小さな缶のサイダーを300円で購入しました。サイダーが暑さで参ってしまった心と体に沁み渡ります。

塔ノ岳山頂~大倉

塔ノ岳につきましたが、この日は富士山は顔を出してくれず、残念!

疲れを癒やしたら、下山に向けてスタートです。

大倉尾根の下りは長いので、花立山荘、堀山の家、見晴茶屋と、途中とちゅうで休憩しながらです。

花立山荘

花立山荘

この日の下りの登山道は、途中ガスがかかりながらです。日没が近づいて若干暗くなってきています。

ガスがかかった大倉尾根登山道

ガスがかかった大倉尾根登山道

下山口の直前に、陶芸の小屋(窯童克)があるのですが、初めて電灯がついているのに出くわしました。現代ではないような、そんな雰囲気ですが、中で人が作業されていました。

陶芸の小屋(窯童克)

陶芸の小屋(窯童克)

少し行くと、大倉尾根《No.0》のプレートがあり、無事下山です。

大倉尾根《No.0》のプレート

大倉尾根《No.0》のプレート

塔ノ岳から6.4km

塔ノ岳から6.4km

塔ノ岳から6.4kmのようです。
山でのこの距離は長く、下りのコースタイムで2時間20分です。

撮影機材:CANON EOSRPとRF24-105 F4-7.1

登山をメインにしながら、でも写真もスマホより綺麗に撮りたい、一緒に登った人のリアルな瞬間を撮影したいと考えて、持って行っているのが、フルサイズのミラーレスカメラCANON EOS RPと標準ズームレンズのRF24-105mm F4-7.1 IS STMです。

『CANON EOS RP』と標準ズームレンズの『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

『CANON EOS RP』と標準ズームレンズの『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

カメラとレンズで880g!と1kgを切ります。

これは、24mm~105mmのズームレンズとフルサイズカメラの組み合わせで、他のどのメーカーより軽いです。

登山では荷物をなるたけ軽くすることが求められるので、軽いことは最重要の性能です。

▼レビュー記事:『CANON EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』

登山のときは、必ず持っていくので、『CANON EOS RP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』の稼働率は高いです。

それでいて、価格が、フルサイズミラーレスカメラとしては破格なので、とてもおすすめです。標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』も万能レンズで、価格に対して性能が非常に高いカメラとレンズです。

▼レビュー記事:【EOS RPとRF24-105 F4-7.1 IS STM】実感写真レビュー

軽量のフルサイズカメラを探している、登山用のカメラがほしい!など、マンフロットのカメラバッグ含めて、おすすめです。是非チェックしてみてください。

▼CANON EOS RP RF24-105 IS STM レンズキット

▼CANON EOS RPボディ

▼マンフロット MB MA3-H-M(Advanced ホルスター M III)

【登山靴 用途別レビュー】シリオ/サロモン/ニューバランスのおすすめ~北アルプス~日帰り登山まで

こんにちは むうさんです^^

登山をはじめて最初に買ったのが、登山用のザックと登山靴でした。

そのうち登山靴は、北アルプスに行くようになり、よりライトな日帰り登山にも行ったり、普段のアウトドア活動(森林セラピーのガイド)などにも履けるシューズがほしくなり、と用途別に3足持っています。

ようするに、登山やアウトドア活動の幅が広がって、3種類のシューズが、必要になったという感じです。

シリオ P.F.46・3 TTN

シリオ P.F.46・3 TTN

今回は、下の3種類の登山靴の実感レビューです。

登山靴 3選

①シリオ P.F.46・3 TTN(北アルプス~日帰り登山)

②サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX(日帰り登山)

③ニューバランス Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB

用途別にどのような視点で買い揃えたのかをご紹介します。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

▼Salomon 『X ULTRA 4 MID WIDE GORE-TEX』

▼Salomon 『X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX』

▼ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド(Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB)

3種類の靴の使い分け

最初に買ったのはニューバランス「WO703HBP」

初めて買った登山靴は、ニューバランスの「WO703HBP」というライトトレッキングシューズ(日帰り登山用)です。ミッドカットでした。

シューズウイズ(靴幅)が4Eと幅広で、靴底が柔かく、非常に履きやすかったのです。正直、買い直したかったのですが、今では廃番となっています。 

ですが、北アルプスへ行きたくなったのです。下のような縦走路を歩きたい!

北アルプス縦走

北アルプス縦走

そこで、ミッドカットではなく、足首をしっかりとホールドしてくれるハイカットの登山靴を買いました。靴底(ソール)が硬くて岩場にも対応しているシリオ「P.F.422(現在は廃番)」です。

一方、ニューバランスの「WO703HBP」は、ミッドカットながら軽くて、ソールも柔らかくて履きやすいので、日帰り登山や森林セラピーのアウトドア活動に使っていました。

現在の3種類の使い分け

登山靴 3選

①シリオ P.F.46・3 TTN(北アルプス~日帰り登山)

②サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX(日帰り登山)

③ニューバランス Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB

上の3つそれぞれ特徴がありますので、使い分けを説明すると。

シリオ P.F.46・3 TTN

シリオ P.F.46・3 TTN
①シリオ P.F.46・3 TTN

・ハイカット:足首をしっかりホールド

・硬めのソール:岩場でも歩きやすい

ということから、北アルプスのような岩場のある山、泊まりで行くような場合で、怪我のリスクを最小限にしたい場合に使っています。また、日帰り登山でも、使っています。

サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX

サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX
②サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX

・ミッドカット:足首が動かしやすいので軽快に歩ける

・ソールはやや硬い程度:極端な岩場でなければ歩くのが楽

・価格:シリオの登山靴より価格は抑えめ

サロモンの場合は、岩場で数日にわかって長く歩くと、足裏が痛くなりそうなので、日帰り登山専用です。私の場合は、一番使用頻度が高い靴となります。

Fresh Foam X Hierro Mid-Cut

Fresh Foam X Hierro Mid-Cut
③Fresh Foam X Hierro Mid-Cut

・ミッドカット:やわらないミッドカットで、より軽快に歩ける

・ソールは柔らかめ:厚みとグリップ力はあるが、スニーカー感覚で軽快

・防水ではない:歩行時間が長かったり、天候が微妙な時は履いていない

ニューバランス公式でも、トレッキング、ハイキング用のシューズとなっています。軽快に歩けるので、低山に行くときは楽なので使っています。
また、森林セラピーは森でイベントを行いますが、スニーカーだと土がついて汚れてしまうので、このシューズを履いています。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

▼Salomon 『X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX』

▼ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド(Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB)

1足だけ買うなら

もし1足だけ買うなら、私は『シリオ P.F.46・3 TTN』です。

シリオ P.F.46・3 TTN

シリオ P.F.46・3 TTN

日帰り登山から、北アルプス縦走、そして森林セラピーでも履いていけます。
大は小を兼ねる!という感じです。

このシューズの、ハイカットなことと、ソールもしっかりしている安心感、そして用途としての万能性があるからです。 

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

シリオ P.F.46・3 TTN

『シリオ P.F.46・3 TTN』の特徴は下の通りです。

シリオ P.F.46・3 TTN

・ハイカット:足首をしっかりホールド

・硬めのソール:岩場でも歩きやすい

・足型:甲高、幅広の日本人の足にピッタリ

・対応範囲が広い:北アルプス縦走、日帰り登山、アウドドア活動、何でもOK!

典型的な日本人の甲高、幅広の私の足にピッタリの登山靴です。甲高・幅広の足の方に特におすすめします。詳しくはレビュー記事をご覧ください。

高い性能に対して、価格が2万円台とコスパが良いシリオ P.F.46・3 TTNで、おすすめです。是非チェックしてみてください。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX

『サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX』の特徴は下の通りです。

サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX

・ミッドカット:足首が動かしやすいので軽快に歩ける

・ソールはやや硬い程度:極端な岩場でなければ歩くのが楽

・価格:シリオの登山靴より価格は抑えめ

・グリップ力:トレランシューズにも使われるContagrip®

・重量:シリオ軽く、軽快に歩ける

トレランシューズが有名なサロモンらしく、ソールのグリップ力は良いと感じています。日帰り登山では、軽快に歩けるので楽なシューズです。詳しくはレビュー記事をご覧ください。 

日帰り登山メインの方には、とてもおすすめです。

今は2種類の後継シューズが発売されています。
『サロモン X ULTRA 3 WIDE MID GORE-TEX』の性能をそのまま引き継いでいるのがX ULTRA PIONEER MID GORE-TEX

ミッドカットでの捻挫防止機能を新しく搭載した高性能モデルが『X ULTRA 4 MID WIDE GORE-TEXとなります。価格差がありますが、どちらもおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼Salomon 『X ULTRA 4 MID WIDE GORE-TEX』

▼Salomon 『X ULTRA PIONEER MID GORE-TEX』

ニューバランス Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB 

『ニューバランス Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』の特徴は下の通りです。

③Fresh Foam X Hierro Mid-Cut

・ミッドカット:やわらないミッドカットで、より軽快に歩ける

・ソールは柔らかめ:厚みとグリップ力はあるが、スニーカー感覚で軽快

・防水ではない:歩行時間が長かったり、天候が微妙な時は履いていない

・グリップ力:Vibram MEGA GRIPで、かなりしっかりとグリップ

・履きやすさ:さすがニューバランス、スニーカー感覚で楽に履ける

キャンプなどアウトドアに行くときも使えて、低山の日帰り登山なら、履きやすくて最適なシューズです。詳しくはレビュー記事をご覧ください。

履きやすいことが、このFresh Foam X Hierro Mid-Cut BBを選ぶ一番の理由です。軽快に歩けるので、いつもより山登りも楽になります。また、スニーカーだと土で汚れて嫌だなというときなどにもおすすめです。是非チェックしてみてください。 

▼ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド(Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB)

【登山靴レビュー】シリオ P.F.46-3 TTN~甲高、幅広の日本人に合ったタフなSIRIOのトレッキングシューズ~

こんにちは むうさんです^^

今年も北アルプスの山を登ってきました。

北アルプス常念岳へ登頂

北アルプス常念岳へ登頂

2023年は初めての常念岳です。

▼常念岳の山行ブログ

北アルプスのような険しい山への登山で重要なのは、登山靴です。

私の足は甲高、幅広なので、海外メーカーの登山靴が合わず、ずっと履いてきたのが、見本ブランドの『シリオ(SIRIO)』です。

今回は、北アルプス登山でも、日帰り登山でも、対応幅の広い登山靴シリオ P.F.46-3 TTN』をご紹介します。

『シリオ P.F.46-3 TTN』

『シリオ P.F.46-3 TTN』

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

登山靴メーカー:シリオ(SIRIO)

シリオ株式会社は、日本の会社で、コンセプトは「日本人専用木型の登山靴シリオ」です。

登山靴メーカー:シリオ(SIRIO)

登山靴メーカー:シリオ(SIRIO)

靴の木型って、日本人専用でないと駄目なの?と私は思いましたが、回答がシリオのホームページにある「SIRIO CONCEPT」で説明されていました。

欧米人と日本人の足型の違い

日本人の足を幅広にした、独自の履物文化。

靴を開発した欧米の履物文化とは異なり、日本ではワラジやゾウリ、下駄などの独特な履物が主に使われてきました。

この履物文化が、日本人に多い甲高幅広や偏平足を生み出す背景になり、自分に合う靴となかなか出会えない原因のひとつとなっています。

そのような日本人の足を研究するとひとつの特徴的なパターンがあります。足の長さと幅の比率が欧米では10対3.5の人が多いのに対し、日本では10対4が半数以上を占めるという事です。

このように、日本人の足の長さと幅の比率は、10対4と、欧米人の10対3.5より幅広だということです。

私の足も「甲高、幅広」ですから、まさにシリオの靴がぴったりです。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

シリオに出会うまで

登山用品ショップの好日山荘に行って、登山靴を試着しました。事前に調べて行ってほしかったのが、SCARPA(スカルパ)のシューズ。

理由が、シューレースをロックするフックがあることでした(下の写真参照:写真はシリオ P.F.46-3 TTN)。

シューレースをロックするフック

シューレースをロックするフック

ですが、甲高の私は、足の甲がアッパーの裏に当たってしまい痛い感じです。買いたい一心で、何度も履いて履けないかめげずにチェックしましたが、最後に諦めました。

他にも、LA SPORTIVA(スポルティバ)など、いくつかのメーカーの登山靴を履いてみましたが、足とのマッチングがよくなく、私の足に合う登山靴はないのでは?と思った先に、出会ったのがシリオ(SIRIO)です。

甲高幅広の私の足にピッタリの「シリオ P.F.422(現在は廃番)」です。

そんな「シリオ P.F.422」も、百名山を40座以上登るうちに、ソールが磨り減ってしまい、アッパーも傷んできたので、買い替えたのがシリオ/SIRIO P.F.46-3 TTNです。

『シリオ/SIRIO P.F.46-3 TTN』

『シリオ/SIRIO P.F.46-3 TTN』

シリオ/SIRIO P.F.46-3 TTN

P.F.46-3のスペック

シリオの登山靴の中でも、ハイキングから登攀(岩場をよじ登るような登山)の中間に位置するグレードのもので、ほぼ万能な登山靴になっています。

スペックとしては下のとおりです。

シリオ/SIRIO P.F.46-3 TTN スペック

シリオ/SIRIO P.F.46-3 TTN スペック

ハイカットのシューズなので、足首の保護もしっかりとしていて、北アルプスの縦走などにも履いていけるスペックです。

北アルプス縦走にも履いていきました

北アルプス縦走にも履いていきました

3E+と広いワイズに、甲高のアッパーが包み込んでくれる履き心地です。

シャンク(靴のソールが曲がらないようにするプラスチックのプレート)も入っているが、ソフトになっています。

また、当然のようにGORE-TEXですので、雨天でも、川の渡渉などでも、登山靴の中に水は入ってこないですし、水蒸気は通す(透湿)ので足の蒸れも軽減してくれます。

シリオ P.F.46-3 TTNは『GORE-TEX』

シリオ P.F.46-3 TTNは『GORE-TEX』

ソールは、「vibram MEGAGRIP」なので、岩場、不整地でグリップ力を発揮してくれ、ドロ落ちも良いパターンになっています。

vibramソール

vibramソール

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

私がP.F.46-3を購入した5つの理由

そんな『シリオ/SIRIO P.F.46-3 TTN』を私が購入した5つの理由をご紹介します。

購入した5つの理由

①甲高幅広の私の足にピッタリ

ハイキングから北アルプス縦走までの対応の広さ

③シューレースフックがある

④トーガードがある

⑤ソールの張替え対応

1つ目は、何度も触れているように、甲高幅広の私の足にピッタリだったこと。甲高幅広の足の方には、超おすすめです。

シリオ P.F.46-3 TTNは甲高幅広の私の足にピッタリ

シリオ P.F.46-3 TTNは甲高幅広の私の足にピッタリ

2つ目は、私がしている山登りのすべてが、この一足でできることです。
岩場をロープを使ってよじ登るようなことはしていないですし、冬山も行きません。一方で、北アルプスの縦走や、関東近郊の日帰り登山、ハイキングなどにも行きます。そのなんでも使えるオールマイティー性が気に入っています。

青矢印がシューレースフック

青矢印がシューレースフック

3つ目は、上でも書いたシューレースフックがあること。

これの良い点は、紐を結んでいて、上の2つのフックに掛ける前に、しっかりとシューレースフックで紐を固定できることです。手を離しても、シューレースは緩みません

ですから、登山靴の紐をしっかりと結びやすいのです。

写真の真ん中のフックに紐が固定されて緩まない

写真の真ん中のフックに紐が固定されて緩まない

4つ目は、トーガードがあることです。
岩場に行くと登山靴のつま先が岩に当たって傷んできます。それでアッパーが傷んで登山靴の寿命がくるケースもあります。実は、最初に履いた「シリオ P.F.422」がそのいパターンでした。

トーガードがアッパーを傷から守ります

トーガードがアッパーを傷から守ります

トーガードがあることで、アッパーの傷みを防止して、登山靴の寿命を伸ばしてくれます

5つ目は、ソールの張り替えができること。
アッパーが傷まないならソールの寿命が先にくるので、そこで登山靴を買い替えるのではなく、ソールだけ張り替えることで、お値段として半分以下で抑えられます。また、自分の足にフィットした登山靴をそのまま履けるメリットもあります。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

シリオ/SIRIO P.F.46-3 TTNまとめ

私の考える登山靴としては、ほしい機能はすべて持っていて、欠点がなくパーフェクトなシューズ、それがシリオ/SIRIO P.F.46-3 TTNです。

一つの登山靴で、いろいろな山に登りたい!

一つの登山靴を、長く使いたい!

価格は抑えめであってほしい!

という方には、とてもおすすめの登山靴です。是非チェックしてみてください。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

【登山】北アルプス 常念岳~常念小屋泊:一ノ沢からのルート編

こんにちは むうさんです^^

北アルプスの常念岳に登ってきました。

私自身、立山~薬師岳のテント泊縦走以来の北アルプスです。それも登ったことのない常念岳ですから、テンションも上がります。

▼立山~薬師岳のテント泊縦走記

コースは下の通りです。

特徴

・初日:一ノ沢登山口→大滝→胸突八丁→常念小屋
(歩行時間:4時間35分)

・二日目:常念小屋→常念岳→常念小屋→一ノ沢登山口
(歩行時間:4時間55分)

初級者の方と一緒だったので、リスクの少ないコースを選びました。

今回は、常念岳への登山のご紹介です。

初日:常念小屋へ

一ノ沢登山口へのアクセス

一ノ沢登山口へのアクセスは、
東京→(車)→安南タクシー(安曇野ICすぐ、安南タクシーの駐車場に駐車:1000円)→タクシー(6340円)→一ノ沢登山口

一ノ沢登山口の駐車場が空いていないリスクが合ったので、タクシー会社の駐車場とタクシーを事前に予約しておいていました。

登山前の準備については、下の記事に詳しくかいていますので、ご覧ください。

▼常念岳~山小屋泊~準備編

一ノ沢登山口~大滝

一ノ沢登山口では、長野県では義務となっている登山届を提出しました。山岳会の方?もいらっしゃって、義務ですから出さないと行けない雰囲気です。

一ノ沢登山口 登山計画書を提出

一ノ沢登山口 登山計画書を提出

事前に長野県のページ( 長野県 登山計画書を届出しましょう)から登山計画書のフォーマットをダウンロードして記入、プリントアウトしたものを持参していたので、それを提出しました。

一ノ沢登山口

一ノ沢登山口

一ノ沢登山口から大滝までが、コースタイムで1時間15分、ゆるやかな沢沿いの登山道で、歩きやすいです。また、緑も多く気持ちの良いスタートとなりました。

一ノ沢を出発してすぐの登山道

一ノ沢を出発してすぐの登山道

約10分歩くと、”山の神”という場所へ着きます。巨木が祀られているようで、木の鳥居もあります。

山の神の巨樹

山の神の巨樹

標高もまだ高くなっていないので、緑豊かで、影となる部分も多く、苔の胞子体(赤い茎のもの)が綺麗に生え揃っていたしました。

苔の胞子体

苔の胞子体

沢沿いの登山道は、水の流れる音を聞きながら登れるので、気温は高めでしたが涼しい気持ちになれます。

登山道の脇の沢

登山道の脇の沢

大滝までは、斜度もゆるやかで、途中で下のようなキノコや巨樹があれば写真を撮ってと、余裕のある登りです。

かわいいキノコ

かわいいキノコ

巨樹

巨樹

大滝へ着きました。まだ、標高が1610mなので、常念小屋までは850m登らないといけません。

大滝:あと850m登ります

大滝:あと850m登ります

大滝~常念小屋

大滝を過ぎる辺りから、少しずつ登りがキツくなってきました。また、大きな岩も見るようになって、下界とは違う風景が広がりつつありました。

大きな岩で埋め尽くされた沢

大きな岩で埋め尽くされた沢

胸突八丁に到着。
胸突八丁とは、山登りのきつい難所のこと。標高は2090m、ここから2460mへの370mは急登です。

胸突八丁

胸突八丁

登りはきつかった、だいぶ登ってきて最後に急登があるのは堪えます
と思いながら頑張ると、ついに常念小屋へ到着。明日登る常念岳はガスが覆って、その姿を見せていませんでした。

真ん中の道の先にある常念岳はガスで隠れています

真ん中の道の先にある常念岳はガスで隠れています

2日目:常念岳へ

常念小屋前での日の出と雲海

常念小屋の良いところは、小屋の目の前から日の出を拝めることです。

日の出直前(常念小屋前)

日の出直前(常念小屋前)

日の出直後(常念小屋前)

日の出直後(常念小屋前)

雲海の向こうから太陽が上りました。
美しい風景をみると、胸が揺さぶられます。

常念小屋~常念岳

登っていくと、下に常念小屋が見えます。テント場もそれほど広くないので、午前中には着かないと、場所がないかもしれません。 

常念小屋と横通岳

常念小屋と横通岳

さらに登っていくと、横通岳(標高2767m)が下に見えてきました。常念岳の山頂は間近です。

横通岳を見下ろす

横通岳を見下ろす

そして、常念岳の山頂に着きました!

常念岳山頂

常念岳山頂

山頂は狭い狭い、2~3人程度しかいられない場所です。
写真を撮ったら、次の人に譲って移動です。

北アルプスの登山靴は『シリオ『P.F.46・3 TTN』

登山靴はシリオ

最近はローカットの登山靴を履いている人もいますが、岩場だったり、ガレ場だったりする北アルプスでは、足をくじくリスクの少ないハイカットシューズが安心だと思います。また、岩場ではソールが硬い方が、岩場でグラグラせずに立てるので、疲れにくい効果もあります。

登山靴も色々とありますが、甲高で幅広のわたしの足に合う登山靴メーカーは『シリオです。

シリオ『P.F.46・3 TTN』

私が履いているのは、シリオの『P.F.46・3 TTNです。

アッパーが皮だとワックスなどを塗るなどの手入れが必要になって面倒なのと、ソール(靴底)の硬さが、ハイキング用よりは硬く、本格的な岩場を登るような登山靴より柔らかいので、ちょうど私のスタイルに合っていたからです。

ソールがそこまで硬くないので歩きやすく、それでいて北アルプスは一部を除けばどこでもいけるような登山靴で、日帰り登山から北アルプスまでと、使える範囲が広いことが選んだ一番の理由です。

『P.F.46・3 TTN』のスペックは次の通りです。

シリオ『P.F.46・3 TTN』のスペック

シリオ『P.F.46・3 TTN』のスペック

写真にある通り、黒いトーガードが先端を守ってくれているので、岩などに当たってもアッパーが傷みにくいです。北アルプスなどの岩のある登山道を歩く時はこれは大きなポイントです。

日帰り登山から北アルプスまで使える万能性、そして幅広、甲高の日本人の足の木型をもとに設計されていることなど、シリオ『P.F.46・3 TTN』はおすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

ハットは『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』

ハットに必要な性能

今回は標高2857mの常念岳への登山用に購入しました。

北アルプスは標高が高く、樹木が生えていない

北アルプスは標高が高く、樹木が生えていない

山は高くなるほど、紫外線が強くなります。
また、常念岳のある北アルプスでは森林限界(木が生えることのできる標高)が2500m前後なので、それより高い場所だと樹木がなく、日差しを遮るものがありません

そのような中をかなりの時間歩くので、紫外線対策をしないと、火傷をしてしまいます。よくあるのが、耳が日焼けして皮が剥けてしまうこと。

縦走路を、かなりの時間歩くので、UVカット性能は必須

縦走路を、かなりの時間歩くので、UVカット性能は必須

北アルプスのような標高の高い山へ登るときは、つばが帽子全体にあるハットが必須なんです。

イエロードッグマウンテンブーニーの性能と特徴

下は、私が挙げた3つの登山ハットに必要なスペックですが、全て満足していました。 

登山用ハットに必要なスペック

①UVカット性能が高い:オムニシェイドUPF50

②通気性が高い:ベンチレーションによる通気デザイン

③つばが広い:7cmのつばで、きっちり日差し対策

上の登山ハットに必要な3つの条件を満足するハットを探しに探して、ようやく見つけたのが、コロンビア イエロードッグマウンテンブーニーです。

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』

▼レビュー記事も書いています
【レビュー】コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー~おすすめの登山ハットはColumbia

登山ハットに必要な3つの条件を満たすハットは、他にありませんでした。
そんな『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』唯一無二のハットで、超おすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

【登山】北アルプス 常念岳~山小屋泊:準備編~登山靴シリオ『P.F.46・3 TTN』と南安タクシーでアクセス~

こんにちは むうさんです^^

過去に何度か登ろうとして登れていなかった、北アルプスの常念岳に、ようやく登頂しました。

常念岳

常念岳

北アルプスで最も目立つ槍ヶ岳から2度ほど、その勇姿は見ていました。

槍ヶ岳の勇姿:常念乗越より

槍ヶ岳の勇姿:常念乗越より

今回は、コロナを経て変化した北アルプス登山の山小屋事情と準備をメインに、ご紹介します。

常念岳へのルートとアクセスと山小屋

常念岳へのルートは一の沢から

常念小屋に1泊しての常念岳へのルートは2つあります。
一つは、三叉登山口からのルート、もう一つが一ノ沢登山口からのルートです。

常念岳への登山ルート(北アルプス山小屋ガイドブックより)

常念岳への登山ルート(北アルプス山小屋ガイドブックより)

上のルート図は、常念小屋にご自由にお持ちくださいと置かれていた「北アルプス山小屋ガイドブック」からの抜粋です。

今回は、同行者が初級者のため、なるたけリスクが少なく、やさしいルートを選ぶ必要がありました。三股からのルートは時間がかかる上に、ガレ場で歩きにくいルートであるため、一ノ沢からの往復ルートとしました。

とはいえ、一ノ沢登山口の標高は1260m、常念小屋が2466mと、1206mの標高差がありますので、決して楽なルートではありません。

さらに、常念小屋から常念岳へは、登りが1時間(標高差411m)、下りが45分がコースタイムです。

常念岳へのルート

ルート初日:一ノ沢登山口→大滝→胸突八丁→常念乗越→常念小屋(泊)

ルート二日目:常念小屋→常念岳→常念小屋→一ノ沢登山口

標高差:約1600m(一ノ沢登山口1260m→常念小屋2466m→常念岳2857m)

コースタイム:初日=4時間35分、二日目=4時間55分

まとめると、上のようなコースにしました。

今回のコースは、常念岳に登るルートとしては最もやさしく、初級者でも十分に登れるコースですし、山の上で朝を迎える至福の時間を過ごすこともできます。

常念乗越からの雲海と日の出

常念乗越からの雲海と日の出

常念岳へのアクセス

たとえば、夜行バスであれば、毎日アルペン号に東京の竹橋で前日の夜に乗れば、朝4時台に一ノ沢に到着できます。ただし、見送りました。 

今回は、交通費を抑えるためと、夜行バスだと前日の睡眠時間を確保できないので、早朝出発で車で行くことにしました。

ただし、一ノ沢登山口に到着するのが10時過ぎになるので、駐車場が混雑していると、停める場所がなく、登山スタートできません。そのリスクを回避するために、タクシーを使うことにしました。

一ノ沢登山口(タクシーにて)

一ノ沢登山口(タクシーにて)

南安タクシーの駐車場に停めて一ノ沢登山口へ

安曇野インターすぐに、南安タクシーがあります。
常念小屋でタクシーをお願いすると、南安タクシーにつながるのが普通です。

一ノ沢登山口の駐車場が空いていないリスクを回避するために、南安タクシーの駐車場に停めさせてもらい(駐車場代1000円)、タクシーで一ノ沢登山口へ向かいました(タクシー代6340円)。

混雑している時期には使える方法だと思います。

一ノ沢登山口へのアクセス

・東京からは自家用車(早朝出発 9時すぎに南安タクシー着)

・南安タクシーの駐車場に車を預ける

・南安タクシーで一ノ沢登山口へ

・帰りは、常念小屋でタクシーを呼んで、南安タクシーへ

常念小屋は予約が必要

山小屋は、元々は緊急避難的な場所でもあるので、予約なしでも泊まれました。

ところが、コロナを経ると、多くの山小屋では予約を必要としています。常念小屋も例外ではなく、予約が必要です。ということは、予約無しでは泊まれませんし、予約が取れないと行くことができません。

早朝の常念小屋

早朝の常念小屋

常念小屋の場合は、宿泊日の1月前の同日の朝8時から予約を受付ます。今回は、梅雨明けの土曜日でしたから、混雑必至の日!朝から電話をかけまくりましたが、取れたのは1時間後です。

また、宿泊費も5年前は1万円で1泊2食だったと思いますが、人数を制限しているせいなのか、今では1万5千円と高くなっています。

常念小屋

・事前の予約が必要
※繁忙期の週末の予約を取るのは大変

・宿泊費は、以前より上がっていて1泊2食で1万5千円

常念岳への登山道からの常念小屋と横通岳

常念岳への登山道からの常念小屋と横通岳

登山靴

日本人専用木型のシリオ

最近はローカットの登山靴を履いている人もいますが、岩場だったり、ガレ場だったりする北アルプスでは、足をくじくリスクの少ないハイカットシューズが安心だと思います。また、岩場ではソールが硬い方が、岩場でグラグラせずに立てるので、疲れにくい効果もあります。

登山靴も色々とありますが、甲高で幅広のわたしの足に合う登山靴メーカーは『シリオです。

私は、登山を始めてからずっとシリオの登山靴を履いています

他のメーカーだと足の甲がアッパーに当たったり、幅が狭いので2サイズ程度大きくしても駄目だったりでした。シリオなら「日本人専用木型の登山靴」のため、4E+などの幅広の登山靴も用意されています。

もちろん、GORE-TEX、vibramソールという定番は外していません。

シリオ『P.F.46・3 TTN』

私が履いているのは、シリオの『P.F.46・3 TTNです。

アッパーが皮だとワックスなどを塗るなどの手入れが必要になって面倒なのと、ソール(靴底)の硬さが、ハイキング用よりは硬く、本格的な岩場を登るような登山靴より柔らかいので、ちょうど私のスタイルに合っていたからです。

ソールがそこまで硬くないので歩きやすく、それでいて北アルプスは一部を除けばどこでもいけるような登山靴で、日帰り登山から北アルプスまでと、使える範囲が広いことが選んだ一番の理由です。

『P.F.46・3 TTN』のスペックは次の通りです。

シリオ『P.F.46・3 TTN』のスペック

シリオ『P.F.46・3 TTN』のスペック

ワイズは広めの3E+、ソールスタンスはソールの硬さを表し数字が小さい方が硬いです。ハイキング用は10cmと柔らかく、本格的な岩場を登るような登山靴は5cmなので、ちょうど中間のようなソールの硬さです。

登山靴シリオ『P.F.46・3 TTN』

登山靴シリオ『P.F.46・3 TTN』

写真にある通り、黒いトーガードが先端を守ってくれているので、岩などに当たってもアッパーが傷みにくいです。北アルプスなどの岩のある登山道を歩く時はこれは大きなポイントです。

日帰り登山から北アルプスまで使える万能性、そして幅広、甲高の日本人の足の木型をもとに設計されていることなど、シリオ『P.F.46・3 TTN』はおすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼シリオ『P.F.46・3 TTN』

【Columbia ウォルナットピークバケット】バケットハットレビュー~タウンユース、アウトドアにも~

こんにちは むうさんです^^

ちょっと出かけるにも、強い日差しに、ひるみます。

いざ、歩いていると、
真上からの太陽の熱射を浴びながら、帽子が必要だよ!
頭に、直接この熱い日の光、紫外線を受けるは、悪い!
と思い、アウトドアショップへ買いに行きました。

3つのハット 手前が『Columbia ウォルナットピークバケット』

3つのハット 手前が『Columbia ウォルナットピークバケット』

その真剣な想いからか、3つもハットを買ってしまいました。

その3つは、
◎登山用
◎登山・アウトドア・タウンのマルチユース用
◎タウンユース用
です。

今回は、タウンユース用として購入したColumbia ウォルナットピークバケットをご紹介します。

▼Columbia ウォルナットピークバケット(ブラック)

コロンビア(Columbia)って?

アウトドアメーカーであるコロンビアのホームページを見てみると、意外なことがわかりました。

Columbia1

ビジネスを開始するに当たり、ラムフロムは小さな帽子問屋の権利を買い取りました。オフィスの近くを流れるコロンビア川にちなんで、社名をコロンビアハットカンパニーと命名しました。

このように、
コロンビアの始まりは、「コロンビアハットカンパニー」、すなわち帽子の会社だったんです。

Columbia(コロンビア)

Columbia(コロンビア)
Columbia2

高レベルの防水性と透湿性を両立させた"オムニテック"。銀色のライナーが体温を反射し保温効果を高める"オムニヒート"。汗に反応して冷却効果を生む素材"オムニフリーズゼロ"などオリジナル素材や機能を持った数々の製品が生み出されています

今では、オリジナル素材を使った、高品質なものづくりをしているスポーツウエアの会社に成長しています。

コロンビア ウォルナットピークバケット

購入した3つのハットの中で、この『コロンビア ウォルナットピークバケット』は、タウンユース用として買いました。

私の考えるタウンユースとしての条件をまとめてみました。

タウンユース用ハット

①つばの長さが5cm台

②UVカット性能が高い

③あご紐が着脱可能、もしくは、あご紐がないこと

①つばの長さ

タウンユース用として、他のハットとの違いは何かというと、一番はつばの長さ。つばが長いとどうしてもアウトドア感が増すからです。

その点、この『Columbia ウォルナットピークバケット』は、つばの長さが5cmと短めなので、タウンユースとしてかぶるのにも適したデザインとなっています。

つばの長さが5cmと短め:Columbia ウォルナットピークバケット

つばの長さが5cmと短め

私は3つ購入したので、用途別に使い分けていますが、もちろん、アウトドアで使ってもOKです。

『コロンビア ウォルナットピークバケット』の全周のつばの感じ

全周のつばの長さ

私の感想も、
「ツバの広さが適度で被り心地がとてもよく、狙い通り、後頭部への日差しを和らげてくれます。」
となってしまう優等生なハットです。

②UVカット性能

上の感想の通り、頭へのUVカットが機能としては一番欲しいものです。

降り注ぐ紫外線をカットする、コロンビア独自のサンプロテクション機能「OMNI-SHADE(オムニシェイド)」が入っています。

サンプロテクション機能「OMNI-SHADE(オムニシェイド)」

サンプロテクション機能「OMNI-SHADE(オムニシェイド)」

頭頂部の生地がしっかりとしているので、OMNI-SHADE【オムニシェイド】のUVカット機能も文字通り高いと感じます。

頭頂部の生地がしっかりしている

頭頂部の生地がしっかりしている

③あご紐

風で飛ばされるような場面も少ないですから、タウンユースでは、あご紐は必要ないものです。

あご紐があると、アウトドア感がでるので、私はあご紐がない方が良いと思っています。

『Columbia ウォルナットピークバケット』は、アウトドアでの使用も想定しているので、あご紐がついていますが、外すことができます。
アウトドアで使用する時はあご紐ありタウンユースではあご紐なしと使い分けられるところが、便利です。 

私は、あご紐なしで使っています。

『コロンビア ウォルナットピークバケット』は、あご紐なしで使用

あご紐なしで使っています

下のように、最初はあご紐がついていますから、

▼あご紐がついている状態

あご紐ついている状態『Columbia ウォルナットピークバケット』

あご紐ついている状態

ループからクリップ部分を押して外せばOKです。

▼あご紐を外した状態

『コロンビア ウォルナットピークバケット』のあご紐を外した状態

あご紐を外した状態

▼Columbia ウォルナットピークバケット(ブラック)

『コロンビア ウォルナットピークバケット』まとめ

速乾素材のポリエステル

タウンユース用として考えると、汗をかいたらすぐに乾いてくれる速乾素材のポリエステルベースがなのが、良い点です。

実際は、ポリエステル97%、ポリウレタン3%と、ウレタンを配合してストレッチ機能を持たせています。

ポリエステル97%、ポリウレタン3%

ポリエステル97%、ポリウレタン3%

『ウォルナットピークバケット』

タウンユースとして、ストレッチ性もあって被り心地の良いハットです。 

『コロンビア ウォルナットピークバケット』をかぶる目的は、顔や頭ヘ日差しが当たらないようにすることと、UVカットで、しっかりと目的を達しています。

ちなみに、下の写真の左が顔の方向になり、「Columbia」のロゴは左側面なので目立ちません。

『Columbia ウォルナットピークバケット』

『Columbia ウォルナットピークバケット』

タウンユースに適したつばの長さと、ジャガードテープのアクセントがあるのが、秀逸なデザインです。
そんなColumbia ウォルナットピークバケット』はおすすめのハットです。是非チェックしてみてください。

▼Columbia ウォルナットピークバケット(ブラック)

【Foxfire フィールダーハット レビュー】通気性能と遮光性を両立した高機能なマルチユースハット

こんにちは むうさんです^^

暑い!暑い!夏です。

強い日差しをさえぎるハットを前からほしかったので、アウトドアショップで、色々と物色しながら、かぶってみました。
そしたら、結局、用途別に3つも買ってしまいました。

右上が『Foxfire フィールダーハット』用途別に3つ買ってしまいました

右上が『Foxfire フィールダーハット』用途別に3つ買ってしまいました

登山、アウトドア、日常など、どんな使い方でも、
私が重視したのは通気性蒸れにくいハットです。

単なるメッシュ帽だと、日差しが直接、頭に当たってしまいます。

そこを工夫したベンチレーション機能があり、外気と繋がりながら、それが目立たない、雨に降られても頭に水が当たらないデザイン。それが、Foxfire フィールダーハットです。

Foxfire フィールダーハット

Foxfire フィールダーハット

今回は、登山やアウトドアでも、日常でも使えるハット、『Foxfire フィールダーハット』をご紹介します。

▼Foxfire フィールダーハット

Foxfireブランドは?

日本初のブランド

Foxfireは日本のメーカー「TIEMCO」のブランドですから、日本発のアウトドアブランドです。『Foxfire since1982』というように、1982年にアウトドアクロージングのブランドとして立ち上がっています。

Foxfireは日本のブランドです

Foxfireは日本のブランドです

私は海外ブランドかと思っていましたが、日本のメーカーだったんです。

今では、Foxfireのアウトドアウエアが、エルブレス、さかいやスポーツ、石井スポーツ、好日山荘、などなどアウトドアを扱う主要なショップで扱われています。

企業コンセプト

企業コンセプトを読んで共感したので紹介しておきます。

企業コンセプトより一部抜粋

今、文明がもたらす利便性の代償として、人工的な環境に順応しなければならない日常を過ごしています。 こうした中、多くの人々は自然に回帰することで、心のやすらぎを求めるようになりました。 私たちの本能は、緑の生い茂る山々、清らかな水、大地にそよぐ風など、大自然が人間を優しく包み込んでくれることを知っているのです。

そうなんです、現代の人々は、自然の中で心のやすらぎを感じます
森林セラピストの私、むうさんは、強く共感しました。

大自然が、人を癒やしてくれる

大自然が、人を癒やしてくれる
企業コンセプトより一部抜粋

私たちが創造する商品やサービスの提供を通じて、大自然への感謝と畏敬を尊重したライフスタイルを提案しています。

大自然への感謝と畏敬、まさにそうだと思います。

美しい自然

美しい自然

他では得られないものを与えてくれるが、大自然です。

Foxfire フィールダーハット

暑い夏を乗り切るマルチユースハットに求める条件

暑い夏!に、登山でも、キャンプやBBQなどのアウトドア、そしてタウンユースでも使えるハットへの、私の4つの条件です。 

マルチユースハットに求める条件

①通気性が良く、日光を遮るデザイン

②つばの幅が、6cm台(広すぎず、小さすぎない)

③あご紐が着脱可能なこと

①通気性が良く、日光を遮るデザイン

これが一番重要です。
単にメッシュで通気性を上げると、頭に直射日光が当たってしまいます。これを両立したデザインであることが、最も重要です。

この『Foxfire フィールダーハット』は、ハット内側はメッシュで、その上に表の生地でカバーすることによって、通気性と遮光性(日光を遮る)を両立しています。

▼ハット内側はメッシュ

『Foxfire フィールダーハット』の内側はメッシュ

フィールダーハットの内側はメッシュ

ですが、上の写真のめくり上げている表の生地を下げると、

▼表の生地を下げる

『Foxfire フィールダーハット』の表の生地を下げる

フィールダーハットの表の生地を下げる

上の写真のように、表の生地が頭を覆ってくれます

表の生地に少し隙間がありますし、さらにメッシュと表の生地との間に空間があり、常時通気されるデザインですから、通気性は抜群!です。

さらに、この『Foxfire フィールダーハット』は、他では見ないような機能があります。それが通気性を調整する機能

他のメーカーのハットは、表の生地をガバッとは開けらるデザインのものがありません。下の写真ように、前も、後ろも表の生地をめくることができます。

▼前後、両方の表の生地を開けると

前後、両方の表の生地を開ける『Foxfire フィールダーハット』

前後、両方の表の生地を開ける

暑くて、汗をかいて、通気性を確保したい時に便利です。

例えば、登山で日差しは当たっていないけど、登りで汗をかいているような時に、表の生地をめくってメッシュにして通気性を確保する場合などで、私は使っています。

▼表生地を下げると

表生地を下げる 『Foxfire フィールダーハット』

表生地を下げる

便利ですし、ライン状に細い隙間があるデザインもスマートです。

『Foxfire フィールダーハット』

『Foxfire フィールダーハット』

他に、このようなハットがないので、『Foxfire フィールダーハット』は超おすすめなハットです。是非、チェックしてみてください。

▼Foxfire フィールダーハット

②つばの幅が6cm台

つばが長くなるほど、アウトドア感がでてきます。タウンユースでも使いたいと考えると、つばが長すぎるのは、ちょっとなぁと感じます。

7cmが一つの分岐点で、登山用ハットなどは7cm以上がよいですが、タウンユースまで見据えると6cm台がバランスがよいです。

『Foxfire フィールダーハット』のつばの長さ:6.5cm

つばの長さ:6.5cm

『Foxfire フィールダーハット』のつばの長さは、6.5cmでバランスがGood!です。

③あご紐が着脱可能

登山やアウトドアの際には、あご紐があったほうが、風でハットが飛ばされるのを避けられるので良いです。

一方、タウンユースであったり、そのあたりにちょっと出かけるような時は、あご紐がない方がよかったりします。
あご紐があるとどうしてもアウトドア感がでますから。

『Foxfire フィールダーハット』は、あご紐が着脱できるようになっているので、使いたいシーンに応じて、あご紐をつけたり外したりできます。

▼あご紐は着脱可能

あご紐が着脱できる『Foxfire フィールダーハット』

あご紐は着脱できる

着脱は簡単にできます

着脱は簡単!

その他の特徴

さらに、この『Foxfire フィールダーハット』の他の特徴も紹介していきます。

その他の特徴

④ナイロン製なので丈夫

⑤テフロン撥水シェル素材なので、雨でも安心

⑥Foxfireのロゴが控えめで目立たないデザイン

④ナイロン製
丈夫なナイロン製というのは、嬉しいポイントです。気に入ったハットは長く使いたいですから。また、アウトドアでは、木の枝に触れたりということも多いので、強度のある繊維は安心です。

Foxfire フィールダーハットは丈夫なナイロン製

Foxfire フィールダーハットは丈夫なナイロン製

⑤テフロン撥水シェル素材
通り雨や、登山・アウトドアなどでの急な雨などに対応できるので安心です。

⑥Foxfireのロゴが控えめ
『Foxfire フィールダーハット』のデザインの良いところです。H/Hやノースフェイスなどはこれみよがしにロゴが入っていて、私は好きではありません。

Foxfireのロゴが控えめ

Foxfireのロゴが控えめ

▼Foxfire フィールダーハット

『Foxfire フィールダーハット』まとめ

『Foxfire フィールダーハット』は、65gと軽くてかぶりやすいハットでもあります。外に出かける時に、さっとかぶって出かける。

つばも日差しを遮るために十分広く、そしてデザインも良い『Foxfire フィールダーハット』は、登山アウトドアからタウンユースまでマルチで使えます。 

『Foxfire フィールダーハット』

『Foxfire フィールダーハット』

そして、とても大切な気性がばっちりFoxfire フィールダーハットは、暑い夏に、超おすすめのハットです。是非、チェックしてみてください。 

▼Foxfire フィールダーハット

【レビュー】コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー~おすすめの登山ハットはColumbiaだった~

こんにちは むうさんです^^

今年も、夏は暑い!です。
そして、夏の登山や、キャンプなどのアウトドアに必要なのは、ハット!

登山やキャンプには、日差し対策のハットは必須!

登山やキャンプには、日差し対策のハットは必須!

日差しを遮ってくれて、熱中症などを防ぐのにも活躍してくれます。

でも、選ぶのが難しいのがハットでもあります。

つばの長さはどの位がいいだろう?

メーカーのロゴが目立つけど、いいだろうか?

はグレー系? カーキ系? ブラック? ベージュ系?

あご紐は着脱できる?

などなど、一度悩んでしまうと、店頭でこっちのハット、あっちのハットと試してみても、決まらなくなります。

とはいえ、ハットにも性能がありますので、まずは自分の使い方に合ったハットに絞って、そこから選んでみたのですが………。

それでも、用途別に3つも購入してしまいました。

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー(カラー:Graphite)

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー(カラー:Graphite)

その3つの中でも今回は、登山用に購入したコロンビア イエロードッグマウンテンブーニー(カラー:Graphite)をご紹介します。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

コロンビア(Columbia)はどんな会社?

コロンビアのホームページを見てみると、意外なことがわかりました。

コロンビア1

ビジネスを開始するに当たり、ラムフロムは小さな帽子問屋の権利を買い取りました。オフィスの近くを流れるコロンビア川にちなんで、社名をコロンビアハットカンパニーと命名しました。

そうなんです。
コロンビアの始まりは、「コロンビアハットカンパニー」、すなわち帽子の会社だったんです。

Columbia(コロンビア)

Columbia(コロンビア)
コロンビア2

高レベルの防水性と透湿性を両立させた"オムニテック"。銀色のライナーが体温を反射し保温効果を高める"オムニヒート"。汗に反応して冷却効果を生む素材"オムニフリーズゼロ"などオリジナル素材や機能を持った数々の製品が生み出されています

今では、オリジナル素材を使った、高品質なものづくりをしているスポーツウエアの会社に成長しています。

登山用ハットをどう選んだのか?

私が重要視したスペックは3つです。

登山用ハットに必要なスペック

①UVカット性能が高いこと

②通気性が高いこと

③つばが広く、日差しを遮ること

①UVカット性能

①UVカット性能ですが、今回は標高2857mの常念岳への登山用に購入しました。

北アルプスは標高が高く、樹木が生えていない

北アルプスは標高が高く、樹木が生えていない

山は高くなるほど、紫外線が強くなります。
また、常念岳のある北アルプスでは森林限界(木が生えることのできる標高)が2500m前後なので、それより高い場所だと樹木がなく、日差しを遮るものがありません

そのような中をかなりの時間歩くので、紫外線対策をしないと、火傷をしてしまいます。よくあるのが、耳が日焼けして皮が剥けてしまうこと。

縦走路を、かなりの時間歩くので、UVカット性能は必須

縦走路を、かなりの時間歩くので、UVカット性能は必須

北アルプスのような標高の高い山へ登るときは、つばが帽子全体にあるハットが必須なんです。

実際に、『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』のUVカット性能は、どうなのでしょうか?

イエロードッグマウンテンブーニーのテクノロジー

OMNI-SHADE【オムニシェイド】

・降り注ぐ紫外線をカット。肌を守るサンプロテクション機能

・紫外線保護指数UPF50:強い日差し向け

・しっかりした生地で、透けることなく帽子全体でUVカット

OMNI-SHADE【オムニシェイド】

OMNI-SHADE【オムニシェイド】

UPF50とは、紫外線を50分の1までカットする効果があること示しています。
ハットなしなら、10分で日焼けしてしまうところを、その50倍の時間がかかるということです。 

そして重要なのが、帽子の生地がしっかりとして、透けていないこと

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の透けない生地

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の透けない生地

頭頂部も『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の透けない

頭頂部も『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の透けない

帽子の頭にかぶる部分の通気性を上げるために、透けてしまっている帽子もありますが、この『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』はそんなことはなく、しっかりとUVカットしてくれます。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

②通気性が高い

登山で使う時には、通気性はとても重要!

登る時には、どうしても汗をかくので、帽子/ハットをかぶっていて頭が蒸れたら、不快なため、むしろ疲れてしまいます。

そのため、通気性の良いハットの構造が必要なのです。

下の写真にあるように、帽子の内側のサイドは一周ぐるりとメッシュになっています。

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の内側のサイドはメッシュ

内側のサイドはメッシュ

そして、このメッシュはハットの外側に、ぐるりと一周の隙間があり、どこからでも外気と繋がっています。

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』は、外気とハットの内側をつなぐ隙間がなさそうだが

一見、外気とハットの内側をつなぐ隙間がなさそうだが

上の写真の帽子の頭頂側の生地は、メッシュの上にあるので、その生地をめくると、下の写真のようにメッシュとなり、ベンチレーションになっています。

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の通気デザイン

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の通気デザイン

この通気デザインによって、帽子を被っていても通気性がよく、蒸れを防いでくれます。

この構造をしているハットで、UVカット性能とつばのサイズで、この『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』を選びました。

最高の登山ハットです。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

③つばが広いこと

北アルプスのような高い山では、ハットをかぶる最大の目的が、日差し対策です。

となると、当然ですが、つばは広いほうがよいです。
つばの長さが6cm台だと中くらいですが、7cm台に入ると十分な長さとなります。

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の広いつば

つばは、7cmと広く登山ハットスペック

この『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』は、つばの長さが7cmと広く、登山ハットとしてのスペックを満たしています。

今回購入した3つの中で、一番つばが長い

今回購入した3つの中で、一番つばが長い(左上)

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』まとめ

イエロードッグマウンテンブーニーの性能と特徴

下は、私が挙げた3つの登山ハットに必要なスペックですが、全て満足していました。 

登山用ハットに必要なスペック

①UVカット性能が高い:オムニシェイドUPF50

②通気性が高い:ベンチレーションによる通気デザイン

③つばが広い:7cmのつばで、きっちり日差し対策

さらに、この『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』の他の特徴も紹介すると、

他の特徴

④オムニシールド:水をはじき(撥水)、汚れからガード

⑤速乾性が高い:素材はポリエステル100%

⑥あご紐を外すことができる:登山以外でも使いやすい

⑦洗濯機で洗うことができる

Columbiaのロゴが控えめで目立たないデザイン

④の撥水はあったほうがもちろんいいです、登山中に雨が降ったときに、一時的に凌ぐことができるのは大きいですから。

OMNI-SHIELD【オムニシールド】

OMNI-SHIELD【オムニシールド】

⑤の速乾性、⑥のあご紐を外せる、⑦洗濯機で洗える、なども使い勝手が向上し、清潔に使えるので、使っていく上で重要なポイントだと思います。

⑧のロゴが控えめで目立たないデザインも、私は好みでした。

あご紐は外せる

外せるあご紐

まとめ

私があげて、登山ハットに必要な3つの条件を満足するハットを探しに探して、ようやく見つけたのが、コロンビア イエロードッグマウンテンブーニーです。

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』

『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』

登山ハットに必要な3つの条件を満たすハットは、他にありませんでした。
そんな『コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー』唯一無二のハットで、超おすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

【快適】ニューバランスのアウトドアシューズ『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』~フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド~快適な履き心地でおすすめ~

こんにちは むうさんです^^

むうさんは、森林セラピストなので、森林セラピーのガイドをしています。

すると、当然ですが、土の上を歩くので、普段のスニーカーだと汚れてしまうのが嫌なところでした。

森林セラピーの記事はこちらをご覧ください
森林セラピーの記事一覧

森林セラピーで清々しくリフレッシュ

森林セラピーで清々しくリフレッシュ

ニューバランスのアウトドアシューズ(廃番)を履いていたのですが、ついに寿命を迎えたので、新しいアウトドアシューズを購入することにしました

以前のニューバランスのシューズは、「WO703HBP」というシューズで、シューズウイズ(靴幅)が4Eと幅広で、靴底が柔かく、非常に履きやすかったのです。正直、買い直したかったのですが、まさか廃番になるとは……。

そして見つけたのが、同じくニューバランスのFresh Foam X Hierro Mid-Cut BBです。

ニューバランス『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』

ニューバランス『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』

アウトドアのスペックが入っていながら、快適な履き心地の優れもでした。
黒なので、汚れも目立ちにくいですし、多少汚れてもアウトドア専用なので気になりません。

今回は、登山にもタウンユースにも使える、ニューバランスのFresh Foam X Hierro Mid-Cut BBをご紹介します。

▼ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド(Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB)

ニューバランスの発祥

ニューバランスのシューズって履きやすいと、感じていますが、そもそもニューバランスというシューズメーカーの発祥って何か調べてみました。

ニューバランスの発祥

1906年、ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを直す矯正靴の製造メーカーとして、ニューバランス社は誕生しました。

社名の由来は、履いた人に"新しい(new)、バランス(balance)"感覚をもたらすことによります。

※出典:ニューバランスのホームページより抜粋

このように、そもそも矯正靴の製造メーカーでした。

"新しい(new)、バランス(balance)"感覚をもたらす

"新しい(new)、バランス(balance)"感覚をもたらす

そして、次のステップへ進みます。

ニューバランスの発祥

足の解剖学的な知識、整形外科や運動生理学への深い理解が あってこそ可能となる矯正靴の製造。このノウハウをもとに、 60年代にはカスタムメイドのランニングシューズの製造を開始します。

※出典:ニューバランスのホームページより抜粋

足について知識が豊富なメーカーだから履きやすく足に優しいシューズだと感じていたのだとわかりました。 

ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド

ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド

フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド《1》

このシューズのコンセプト

特徴

耐久性と機能性を兼ね備えたトレイルランニングシューズ「Fresh Foam X Hierro」をミッドカットスタイルで展開。

※出典:ニューバランスのホームページより抜粋

トレラン用シューズのミッドカット版ですから、ランニングというより、トレッキング、山登りにも使えるようにしたということです。

Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BBはミッドカット

ミッドカット:足首周りをソフトに包み込むくるぶし丈のアッパー
特徴

トレッキングやハイキングはもちろん、冬場に映えるライフスタイルシューズとしても最適です。

※出典:ニューバランスのホームページより抜粋

まさに、自分が求めていた、登山などのアウトドアはもちろん、タウンユースでも使えるシューズです。

フレッシュフォーム

フレッシュフォーム

Fresh Foam Xのミッドソールは、データに基づいたよりクッション性を感じられる構造にアップデート。
安定感はそのままに、屈曲しやすく、最上級のクッショニングとソフトな乗り心地を実現

※出典:ニューバランスのホームページより抜粋

シューズで大切なのは、柔らかく弾力性があることではありません
NikeのAirは衝撃を吸収するので良い!と単純ではなく、その前に安定性があって足首への負担が少ないことが前提です。

Fresh Foam X

Fresh Foam X

グニャグニャしていたら、足首は常にそれに合わせて動き、変な角度で安定性をもたせる必要があるので、負担が大きくなります。

そういう意味で、安定感はそのままに、それでいてクッション性が上がっているのは重要なポイントです。

Fresh Foam X(フレッシュフォームX)

Fresh Foam X

上の写真のインソールも弾力性があり、Fresh Foam Xを使っているのだと思います。

Vibram MEGA GRIPを採用

Vibram MEGA GRIP

ヴィブラム メガグリップは乾いた路面、濡れた路面いずれにおいても比類なきグリップ力を発揮するハイパフォーマンスのラバーコンパウンドです。

極めて耐久性が高く、長距離用、新たな冒険、トレッキングからハイキング、トレイルランニングからマウンテンバイクまで、アスリートでも自然愛好家でも、お好みのアウトドアアクティビティ用としてお使いいただける、大変優れたソリューションです。

※出典:Vibramのホームページより一部抜粋

どんな路面でも、グリップ力を発揮するということのようです。

Vibram MEGA GRIPアウトソール

Vibram MEGA GRIPアウトソール

実際に、突起がたくさんあり、それでいてゴムの弾力具合が良いため、ソールは柔らかく、歩いた時に登山靴のような硬さがなくて、私はとても気に入りました。

Vibram MEGA GRIPアウトソール

Vibram MEGA GRIPアウトソール

突起はエッジの効く形状をしているので、濡れた路面でもグリップは良さそうです。

Vibram MEGA GRIPアウトソールの形状

Vibram MEGA GRIPアウトソールの形状

サロモンのトレランシューズは、ソールが硬いので、タウンユースで使うには歩きにくいのです。

それに対して、ニューバランスフレッシュ フォーム ヒエロ ミッドは、ソールの柔軟性が私が欲しかったもの、前のシューズに近い感覚でもあり、最高です。

▼ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド(Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB)

Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB 実感レビュー

汚れが気にならないカラー、落ちやすいアッパー素材

意外と私にとって大切だったのが、土の場所を歩いた後に多少土がついていても、すぐに汚れが落ちることと、汚れが気にならないことでした。

Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BBのアッパー

Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BBのアッパー

ニューバランスの574、880などのスニーカーだと、汚れが落ちにくく、目立ちやすいのとは大きな違いです。

森林セラピーで、早速使ってみましたが、土の上も汚れを気にせず歩けるので、とても気に入りました。

柔軟なソールがタウンユースでも秀逸

先ほど、サロモンのトレランシューズを例に出しましたが、色々と履いて、探していたんですが、ソールが硬いのが多いんです。

ソールが硬いのは、登山専用にするならいいですが、タウンユースで使うには、歩きにくく、とても疲れます。

ソールに柔軟性のあり万能

ソールに柔軟性のあり万能

寿命が来たニューバランスの「WO703HBP」も、ソールに柔軟性があるミッドカットだったのですが、登山、森林セラピー、タウンユースと何でも使えました。

『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』は、まさにアウトドアを含めた万能なシューズです。 

本格ミッドカットでアウトドアも

では、タウンユース向けなのかというと、ソールは登山靴でも使われる「Vibramソール」ですし、何よりもミッドカットシューズです。

くるぶし丈のアッパー部分では、シューレースをかける金具となっています。

くるぶし丈のアッパー部分は金具

くるぶし丈のアッパー部分は金具

トレッキング、ハイキングなどの登山に使うときは、足首をしっかりと止めた方が良いです。特に、山から下る時は必要となります。

この『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』が、金具となっているのは、本格的なアウトドアシューズでもあるからです。

くるぶし丈のアッパー部分は金具

くるぶし丈のアッパー部分は金具

『フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド』はおすすめ

このシューズを本当に気に入りました。
ミッドカットまで不要!という方は、ローカットモデルもあります

『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』

『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』

アウトドアユース、トレッキング/ハイキングなどの登山ユース、タウンユースとゴツそうな外見ですが、実はとても快適な履き心地です。

そんなニューバランス『Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB』~フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド~は、おすすめです。是非チェックしてみてください。

▼ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ ミッド(Fresh Foam X Hierro Mid-Cut BB)

▼ニューバランス フレッシュ フォーム ヒエロ Fresh Foam X Hierro v7)