夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【レンズ専用防カビ剤レビュー】レンズがカビない君KMC-23、レンズフレンズKMC-62~ハクバの防カビ剤で守る

こんにちは むうさんです^^

暖かくなるとともに、湿気が増えてきます。
湿度が上がると、レンズのカビが心配になります。そこで、6月の梅雨の時期に入る前に、HAKUBAのレンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君』を購入して備えました。

HAKUBA レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』

HAKUBA レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』

1年間持続するので、1年間に1回交換すればOKです。

今回は、HAKUBAのレンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君』の実感レビューです。

▼レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』4個入 

▼レンズ専用防カビ剤『レンズフレンズ KMC-62』2個入

レンズにできるカビ

まずは、湿度コントロール

湿度60%以上になるとカビの発生率が高くなるので、まずは湿度コントロールが必要です。
また、カビが繁殖しやすい条件として、空気が動かないということもあり、レンズを保管しているケース、バッグに入れっぱなしなどはリスクがあります。

ですから、
防湿庫やドライボックスなどを使って、湿度を抑えるのが第一条件です。

乾燥性カビ類にレンズがカビない君

ですが、実はそれだけでは不十分で、レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』のパッケージを読んでみると、乾燥性カビ類という湿度が低くてもレンズやガラスを好むカビ類がいるので、その対策も必要です。

レンズを好む乾燥性カビ類

レンズを好む乾燥性カビ類

パッケージのレンズカビ培養テストでは、湿気が少なくても繁殖するレンズカビにも効果的!とあるので、湿度コントロールをした上で、このレンズ専用カビ防止剤を使うと、不安が一掃されます。

レンズカビ培養テスト

レンズカビ培養テスト

レンズがカビない君を1年間使ってみて

私は、ドライボックスを使ってレンズを保管していますが、レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』を約1年間使いましたが、もちろんカビの発生はありませんでした。

昨年の6月に使用開始した『レンズがカビない君 KMC-23』を交換していきます。

1年間使ってみると

下の写真の左が昨年の6月23日から使用開始した『レンズがカビない君 KMC-23』です。右の新しいものと比較すると、茶色く変色していますから、使用して成分を出したのか変化がみられます。

『レンズがカビない君 KMC-23』左:1年使用、右:新品

『レンズがカビない君 KMC-23』左:1年使用、右:新品

拡大してみると、はっきりと色の違いがわかります。

HAKUBA レンズ専用防カビ剤(拡大)左:1年使用、右:新品

(拡大)左:1年使用、右:新品

新品へ交換

レンズを保管しているドライボックスの蓋を開けます。

ドライボックスの蓋を開ける

ドライボックスの蓋を開ける

ドライボックスの蓋には、防湿剤や防カビ剤を入れるケースがついているので、それを外します。

蓋についているケースを外す

蓋についているケースを外す

HAKUBA レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』の新品へ交換します。

新品へ交換

新品へ交換

かならず、交換した日付を記入しておきましょう。
このように、これから梅雨時の湿度が上がる時期を前に、新品へ交換して一番効果のある状態にしておきます。

ケースの蓋をしめます

ケースの蓋をしめます

この『レンズがカビない君 KMC-23』は、

使用上の注意点

常温で気化し、気化ガスは空気より若干重いので、なるべく上部に置いてください。

レンズ専用防カビ剤の使用上の注意点

使用上の注意点

この注意点からわかるように、レンズより上に設置する必要があります。

こういう時に役立つのが、『ハクバ ドライボックスNEOです。
ドライボックスの蓋の裏のケースに、防カビ剤を入れておけるので、防カビ剤からのガスがレンズへ上から注がれるようになります

防カビ剤の入ったケースを、ドライボックスの蓋に装着して、ドライボックスの蓋を閉めます。

防カビ剤の入ったケースを、ドライボックスの蓋に装着

防カビ剤の入ったケースを、ドライボックスの蓋に装着

ドライボックスへ蓋を装着する

ドライボックスへ蓋を装着する

このように、ドライボックスへ蓋を装着すると、当たり前ですが、下の写真の通り蓋の裏面にあるレンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』が、レンズの上にくるので効果が発揮されます。

レンズの上にあるレンズ専用防カビ剤

レンズの上にあるレンズ専用防カビ剤

『ハクバ ドライボックスNEO』を使うと、効果がより発揮されます。

▼『ハクバ ドライボックスNEO』のレビュー記事
●5.5L:【レビュー】HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L~おすすめのカビから守る保管庫~
●9.5L:【ハクバ ドライボックスNEO 9.5L レンズ専用防カビ剤 実感レビュー】レンズを縦に収納できて、カビも防ぐ優れもの

レンズがカビない君/レンズフレンズは是非使いたい

レンズがカビてしまえば、撮影にも使えなくなりますし、いざ資産として売却しようとしたときにも、価値が暴落してしまいます。

年に1回のレンズ専用防カビ剤の交換は必須だと思っています。
前の章で紹介した通りドライボックスとセットで使うと効果がより発揮されます。

年1回交換で、20Lに1つ

年1回交換で、20Lに1つ

HAKUBA レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』は4個入『レンズフレンズ KMC-62』は2個入です。是非、チェックしてみてください。

▼レンズ専用防カビ剤『レンズがカビない君 KMC-23』4個入 

▼レンズ専用防カビ剤『レンズフレンズ KMC-62』2個入

▼HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』ブックレビュー~写真撮影が上達するコツが満載の本

こんにちは むうさんです^^

写真を上達させたいと、撮影に行きつつ、写真撮影に良い本はないかと、探しています。探していて出会ったのが『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』です。

カメラの一般的な使用方法などを説明する本ではなく、
いい写真の撮るためにどう考えればいいのか?
どんなトレーニングがあるのか?
構図をどう決めているのか?

などのプロの写真家の頭の中にあるノウハウが詰まった本でした。

今回は、写真撮影が上達するコツが満載のいい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著のブックレビューです。

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』

▼いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著

写真家 鹿野 貴司さん

”「著作者が鹿野さんだから」、盲目的に買ったって言うのが一番最初の購入動機。”と、amazonのレビューに書かれていたので、筆者の鹿野 貴司さんのホームページを探ってみました。

写真 鹿野貴司ホームページ

ホームページのURLがhttpsではなくhttpから始まるため保護されていない通信と表示されます。ただ、2022年までの活動が載っているので、古いわけではなさそうです。

プロフィールをみると、”1974年東京都生まれ。多摩美術大学映像コース卒業。さまざまな職業を経て、広告や雑誌の撮影を手掛ける。”とあります。

また、ホームページには作品も掲載されています。
それらの写真は、人の写っているスナップ写真が多いです。

いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著

いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』

目次

この本の目次は、下の通りです。
本のタイトルにあるように全部で100の方法について、一つの方法を1つの写真を使って説明しています。

目次:いい写真を撮る100の方法

第一章 あなたは何を撮ればいいのか

第二章 場所と光で印象の8割が決まる

第三章 カメラの使い方、レンズの選び方

第四章 構図を制する者が写真を制する

第五章 結果をイメージしながら行動する

第六章 人に見せることを常に意識する

いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著

いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著

 

はじめに

筆者がこの本に込めた内容が語られています。

はじめにより抜粋

僕は学生やアマチュアの写真を講評する機会があるし、美術系の高校で写真を教えていたこともある。そこで思うのは、目の前の事象を捉えることに必死で、観察や洞察、予測ができていない人が少なくないことだ。たとえば右から撮る方が明らかに自然で結果もよいはずなのに、わざわざ左から撮っているとする。なぜ左から撮ったのか、と僕が質問しても答えられない。右から撮るか左から撮るかについて考えていないのである。

”右から撮るか左から撮るかについて考えていない”とあるように、どうしても撮りたいという気持ちが先行してしない、頭を使っていい写真にしようと撮れていないことはあるなぁと感じますし、より良く撮ろうとするスタンスが重要なんだとあらためて教えてもらいました。

はじめにより抜粋

本書で目指したのは細かい技術を指南することではなく、撮るために必要な意識を変える、あるいはそれを皆さんに植え付けることだ。

いい写真を撮るには、”意識を変える”ことが大切で、”どういう意識で撮ればよいか”を、この本では教えてくれています。

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』

▼いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著

いい写真を撮る100の方法のご紹介

自分が読んで、なるほどと思ったいくつかの方法をご紹介します。

2:時間を止めて未来という過去を想像させる

抜粋

どこで時計を止めるべきか。写真を表現行為とするならば、続きが気になりそうなポイントでシャッターを押すのがよい。何かが起こった後ではなく、起こるほんの少し前を撮るのだ。

本の写真例では、春日大社の鹿がいる前で女性がドーナツを落としてします。それに鹿がどう反応するのか? 写真を見ている人は想像する楽しみがあります。

私自身が動きのある状況を撮影しないので、この本に書いているような写真を探してみましたが見つかりませんでしたが、そんな瞬間を撮影するときに向けて頭の隅においておこうと思いました。

6.まず目についたものの仲間を次々と撮ってみる

抜粋

同じモチーフを撮り続けると、切り取り方に自然と工夫が生まれたり、順光・逆光などの違いを感じるようになる。

この本の例では、ワークショップで街を歩いている時に、何を撮っていいかわからない方へ、見えるものを聞き、標識と答えたら、ずっと標識を撮ってもらう。ということもあるとのことです。

私の場合も、もの撮りをする時は、様々な角度や全体であったり、一部であったり、光の方向などを意識して撮っています。例えば下のバッグのようにです。

マンフロットのカメラバッグ

マンフロットのズームバッグ

マンフロットのバッグ


写真を撮るようになって、もの撮りを続けることで、アングル、光、切り取りなどを意識できるようになり、バランス感覚は磨かれたと思っているので、実感としてこれは私にも当てはまったと思います。

57.消失点で物語の始まりや終わりを作る

抜粋1

構図で奥行きや流れを作るには、線をどこに描くか、そして線が行き着く先である消失点をどこに置くかが重要になる。

抜粋2

絵画やイラスト、漫画は、まず消失点を決めてから手前とデッサンを描いていくという。

抜粋3

優先して決めるのは、絵画と同じく消失点だと思う。写真では鑑賞者の視点が手前のものから奥へと抜けていく。消失点は視線の終着点でもあるのだ。

第四章は構図に関してですが、『構図を制する者が写真を制する』というタイトル通り、一般の構図の本に書かれていないようなノウハウがたくさん書かれています。これもその1つです。

消失点を決めることで、構図を決める。なるほどと思いました。

『いい写真を撮る100の方法』は読み応えあり

写真の撮り方の新しい視点や、意識が読んでいると伝わってきて、写真を撮りに行きたくなる。そんな気持ちにさせてくれる本です。

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』

100の方法、一つひとつがノウハウの塊なので、何度も読み返しながら、少しずつ身につけていきたいと思います。

そんなとてもおすすめの本です。是非、チェックしてみてください。 

▼いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著

他のおすすめの写真本

写真ブックレビュー 『いい写真を撮る100の方法』に似た本

『いい写真を撮る100の方法 鹿野 貴司著』と似た傾向の本を2冊ご紹介します。2冊ともおすすめできる本です。

1.『日常風景写真術 栗栖誠紀著』

www.muu0san.com

2.『PERFECT PHOTO RECIPES BOOK 野寺治孝著』

www.muu0san.com

写真ブックレビュー記事のすべて

これまでも、構図、伝える写真、写真集なども写真関連のブックレビューを書いています。こちらも是非、ご覧ください。

RAW現像ソフト:SILKYPIX Developer Studio Pro 11 買い切りソフトのおすすめレビュー

こんにちは むうさんです^^

以前はまったくRAW現像をしなかったのですが、夜景写真を始めてから、現像をするようになりました。

例えば、練馬区役所の展望台からスカイツリーを撮影した夜景写真です。

《現像前》

スカイツリーの夜景(練馬区役所で撮影)

スカイツリーの夜景(練馬区役所で撮影)

ベースの明るさは良い感じですが、空ににじんだ雲があるのと、全体的に明るいためにスカイツリーが目立っていないところが気に入りませんでした。

《現像後》

SILKYPIX Developer Studio Pro 11で現像後

SILKYPIXで現像後

全体的にシックな雰囲気にして、そのかわりスカイツリーが目立つようにしてみました。また、空にあったにじんだ雲は修正処理しました。

まだまだ、現像について学ぶことがたくさんありますが、始めて見ると自分の写真へのイメージができてくるので、楽しくなってきました。

現像ソフトは、たくさんの種類があり、どれを使うか非常に悩みます。価格もそこそこしますし、サブスクにするかソフトを買い切りにするかでも大きく異なります。

今回は、買い切りソフトの中でも、プロフェッショナル向けで使わているSILKYPIX Developer Studio Pro 11』(市川ソフトラボラトリー)をご紹介します。

▼SILKYPIX Developer Studio Pro 11:ダウンロード版

▼SILKYPIX Developer Studio Pro 11:パッケージ版

現像ソフトについて

RAW現像ソフトの比較

厳密な比較ではないですが、自分が使ってみて感じた、RAW現像ソフトの種類と特徴です。 

RAW現像ソフトの種類と特徴

《1》カメラメーカーの無料ソフト(キヤノン、SONYなど)
・良い点:無料、入手しやすい、レンズ補正にも対応
・残念な点:機能が豊富でないものもある、処理速度が遅い

《2》サブスクの有料ソフト(Lightroom)
・良い点:機能が豊富かつ常に最新の機能が使える、使っている人が多いため情報も多い
・残念な点:費用が継続的にかかる、使っていなくても費用が発生(1年契約のため)

《3》買い切りソフト(SILKYPIX、LuminarNeo)
・良い点:一度購入するとその後費用の発生がない
・残念な点:バージョンアップされた時は購入に費用が発生

上にはこう書きましたが、実際には、CANONの無料現像ソフトDPPは、そこそこ機能があるので、私が行う夜景の現像であれば十分対応できます。

しかしながら、SONYの無料現像ソフトEDITだと、機能が不足していて、力不足になります。メーカー差があります。

下にそれぞれを紹介したレビュー記事がありますので、御覧ください。
▼CANONの無料現像ソフト『DPP』
【高機能!】CANONの無料RAW現像ソフトDPP(Digital Photo Professional)

▼SONYの無料現像ソフト『EDIT』
【実感レビュー】 Imaging Edge Desktopの”Edit”

有料RAW現像ソフトは?

世の中で、有料の現像ソフトを使うというと、Lightroomがメジャーですが、一度使い始めると、現像をしない期間も費用が発生するのが、今は私は納得できていないです。

写真撮影をどこまで本腰入れて、費用をかけてやるかというスタンスが決まらないと、そこへ踏み出せない感じです。月に約千円なんですけどね。

今の私がRAW現像する時は?というと。

RAW現像する時

①露出/ホワイトバランスが合っていなかった。→無料ソフトでOK

②逆光で撮影して人の顔が暗い→部分補正が必要(キヤノンDPPならOK)

③夜景撮影→シャドーの持上げ、色補正、かすみ除去、ノイズ除去など→有料ソフト

夜景撮影の時だけですから、そうなるとLightroomではないなという感じです。

Jpeg撮って出しで、そこそこ撮れるように、カメラの設定を追い込むなども考えられます。

そこで、買い切りソフトで多少お金を払っても、その方が結局安くつくのではと、買い切りソフトを探し始めました。

買い切りRAW現像ソフト3選

買い切りのRAW現像ソフトで、優秀なものが3つあります。

買い切りRAW現像ソフト3選

①SILKYPIX Developer Studio Pro 11 …基本機能が高く、追い込める

②LuminarNeo …AI系のワッというような機能が豊富

③DxO PhotoLab6 …レンズ補正とノイズ除去に強み

私は、①SILKYPIX Developer Studio Pro 11と②LuminarNeoは購入済みで、③DxO PhotoLab6も使ったことがあるのですが、

それぞれのソフトの特徴はというと、
SILKYPIX Developer Studio Pro 11は3つの中で現像を一番追い込める感じで、調整できる機能が多いです。また、60種類とプリセットが豊富で、フィルム調、風景、ポートレートと写真に合ったものをあてることができます。

②LuminarNeoは、空を曇り空から晴れに変えたり、電線を自動認識して削除したりと、AIの機能が豊富なのが特長です。写真の現像そのものというより、新たな写真を創り出すクリエイティブな感じのソフトです。

③Dxo PhotoLab6は、レンズ補正データを古いレンズから最新のものまで搭載しており、レンズ性能を引き出したり、高い精度のノイズ除去が特長です。ただし、機能が豊富ではないので、その2点を重視しないなら選ぶほどではないです。また、私の環境では動作が不安定で、現像ができないなどの不具合が発生しており、問い合わせましたが最後まで治りませんでした。

結論を書くと、3つの内1つだけ写真現像ソフトを選ぶなら、間違いなく『SILKYPIX Developer Studio Pro 11』です。

▼SILKYPIX Developer Studio Pro 11:ダウンロード版

SILKYPIX Developer Studio Pro 11は基本性能が高い

SILKYPIXの特徴

『SILKYPIX Developer Studio Pro 11』の特徴は、大きく下の通りです。 

特徴

①写真は フォルダ管理(Lightroomのカタログ管理ではなく)で直観的

印刷までソフトで細かくサポート

基本機能が高く機能も豊富で、追い込める

プリセットが豊富

⑤日本製なので、日本語のオンラインマニュアルがあり、ソフトからも閲覧しやすい

プリントすることも考えているなら、ICCプロファイルも使えますし、『SILKYPIX Developer Studio Pro 11』一度だと思います。

大きな特徴として、日本語のオンラインマニュアルが詳しいことと、ソフトからマニュアルへすぐに飛べるので、理解しながらRAW現像をすることができます。

SILKYPIX オンラインマニュアルへ

SILKYPIX オンラインマニュアルへ

上の画面の右下「ハイライトコントローラi」とありますが、青に白抜きでiと書かれた部分をクリックするとオンラインマニュアルに飛びます。最初のうちは、内容を細かく確認しながら、使い方を学ぶことができます。

このあたりは、市川ソフトラボラトリーがつくった日本製のソフトということで、日本語対応は当たり前に強いです。

そして、機能も豊富です。ほぼやりたいことはできる感じです。

SILKYPIX Developer Studio Pro 11機能表

SILKYPIX Developer Studio Pro 11機能表

実際に現像してみる

現像前は、下の写真のとおりでした。

RAW現像前

現像前

現像の方針としては、①全体的に明るく広角レンズで撮影しているのでビルが外に開いているが、そのビルを垂直にする③もっと未来都市的なテイストにする。

②のビルを垂直にする前後を比較してみると

歪み補正前

補正前はビルが右に傾いています。上の写真にあるパース歪み補正で、垂直にしたいラインをなぞって変換すると、

歪み補正後

ビルが垂直になっています。このように、写真としてパースや歪みなどの基本的な補正を細かく設定することができるのが、SILKYPIX Developer Studio Pro 11』です。

そして、現像後の第一段階は下の通りです。 

SILKYPIX Developer Studio Pro 11でRAW現像後

SILKYPIX Developer Studio Pro 11で現像後

そこで、最後にプリセット”スウィートライト(ブルー)”をかけると、狙い通りの未来都市感がでました。

プリセット:ウィートライト(ブルー)を使用

プリセット:ウィートライト(ブルー)を使用

このあたりは好みですが、私はこの夜景写真にはマッチしていると思います。

SILKYPIX Developer Studio Pro 11はおすすめ

基本性能が高く、かつ多機能なので、写真現像でやりたいことは網羅されています。写真家が、使っているだけのことはあります。

その一つひとつの機能も、パラメーターを深掘りをして追求することもできるので、まだまだ、私は使いこなせていない感じではあります。

一番は、このソフトを使っていると楽しいこと。日本語マニュアルを読むことで感覚ではなく、理屈で現像をするベースの知識も身につけられることです。

RAW現像を始めてみようという方、Lightroomのサブスクが嫌な方にとてもおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼SILKYPIX Developer Studio Pro 11:ダウンロード版

▼SILKYPIX Developer Studio Pro 11:パッケージ版

写真家・瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム『第1回ネイチャーフォトコンテスト』写真展レビュー

こんにちは むうさんです^^

以前、雑誌に掲載されたPEXTAXの広告写真「光の表現」で、瀬尾拓慶さんの作品を見てから、惹かれていました。

そうしたら、瀬尾拓慶さんのYoutubeで、ギャラリーで『第1回ネイチャーフォトコンテスト』写真展をやるとのこと。ギャラリーは東横線の日吉駅にあり、遠くはないので、写真展を見てきました。※本日(2023/3/26 18時まで開催)。

写真家・瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム『第1回ネイチャーフォトコンテスト』

『第1回ネイチャーフォトコンテスト』

▼第1回ネイチャーフォトコンテスト「作品選考の様子」
YouTube:【公式】写真家・瀬尾拓慶

ギャラリーの写真は、ブログに掲載して良いという承諾もいただいています。

瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム

駅から遠いと嫌だなと思いながら、事前に調べると徒歩2分です。 

」日吉駅で降りるのは初めてでした。

日吉駅

日吉駅

ここから、歩いて2分。

写真家・瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム

写真家・瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム

歩いていると、通り過ぎてしまいそうになるほど、近かったです。

写真家・瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム

写真家・瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム

普段は、瀬尾さんの写真を飾っているギャラリーらしいのですが、今回は受賞作品の写真展です。
 

『第1回ネイチャーフォトコンテスト』写真展

最優秀賞

瀬尾拓慶さんも在廊されており、最初に簡単に説明をしていただきました。

最優秀賞の作品は、正面に飾られていました。

最優秀受賞作

最優秀受賞作

写真を見て最初に思ったのが、写真の良さもあるのですが、プリントのクオリティの高さです。EPSONの大判インクジェットでプリントしてマット調のラミネートをしていてアルミ板に貼っているとのことでしたが、ネイチャーフォトにマッチしていて美しかったです。

モニターで見るのとは全然違い、写真という物の存在感がリアルに伝わってくるので、プリントも面白いと思いました。

最優秀賞の作品の中でも、中央の額に入っている作品など、今回のネイチャーフォトコンテストのテーマである「ネイチャーと光」をうまく捉えていました。

これだけの写真を撮るには、足を運んだ回数と、時間とタイミングがあると思うと、素晴らしい作品を見せていただきありがとうございます。という感じです。

私は優秀賞の作品が好きだった

いろいろな人の作品が見られるので、コンテストの写真展の良いところです。私は優秀賞の方の作品が好きでした。

優秀賞

色の種類が多くなく、彩度の低い感じが素敵です。

特に、右上の写真は薄いグリーンと光が綺麗でした。

受賞にあたっての瀬尾さんのコメントが展示されていましたが、「身近な環境を追求する。これはフォトグラファーにとって一つの研究テーマになり得ます。とうしても作品を撮る為に遠征をしたくなってしまうものですが、身近と言える範囲内における自然と光を追求しているとのこと。」

というように、身近な環境を追求するというスタンスも好感がもてました。今回の作品も被写体としてみれば、登山をすれば見ることのできるような場所ですが、それが作品として切り撮れることに、写真は撮り方だと、勇気づけられました。

写真家・瀬尾拓慶のギャラリー・グリーム『第1回ネイチャーフォトコンテスト』 最優秀賞と優秀賞

最優秀賞と優秀賞

瀬尾拓慶さんの作風

瀬尾拓慶さんの作品

瀬尾さんの作品も飾られていました。

瀬尾拓慶さんの作品

瀬尾拓慶さんの作品

瀬尾拓慶さんの作品

瀬尾拓慶さんの作品

瀬尾さんの作品で好きなところは、グリーンの色具合光の凹凸の感じです。

瀬尾さんが光の階段と呼んでいる前から後ろへ向かって、明るいところと暗いところが交互に表れるところです。

1時間弱お邪魔していました

1時間弱お邪魔していました

瀬尾拓慶さんの撮り方

数年前に瀬尾拓慶さんの作風をみてから、どうやって撮っているんだろうと調べてみたことがあります。

2つのYouTubeが参考になります。

▼CP+2019 セミナーステージ:瀬尾拓慶氏
CP+2019 セミナーステージ:瀬尾拓慶氏「PENTAXと生きる写真家 Takumichi Seo 「光の記憶」

この動画をみてわかったのが、PenTaxのカメラには、カスタムイメージがありそれを調整できて、特に”キー”という機能が重要なことです。

瀬尾拓慶さんは、下のような順序で撮っているようです。

PENTAXの機能を活用する(光を繊細に切り取る)

露出補正

 ↓

カスタムイメージの選択

 ↓

コントラスト(ハイライト・シャドー)

 ↓

キー(中間光量)※重要

 ↓

ホワイトバランス ケルビン調整

カスタムイメージでも”銀残し””フラット”をよく使っていると話されています。ただ、銀残しの色をそのまま使ったのではイメージに合わないので、色の調整はかなり細かくやられているようです。

これをみて、”銀残し”を使いたくなったのです。

つづいて、カスタムイメージの”キー”をどうやって使っているのか、実際に撮影しながら説明してくれている動画があります。

▼CP+2020 スペシャルセミナー[瀬尾拓慶氏]
瀬尾拓慶さんによる等々力渓谷での撮影での説明


たとえば、日があたっていないところでも、明るいところと少し暗いところの明るさの違いがあります。それを、露出補正でアンダー側へ調整をして、”キー”を使って中間調の明るさを明るくして、明るさの違いを浮かび上がらせていく

このPEXNTAXのカメラでないとできない撮影方法に興味があり、PENTAXのカメラを買うか、本当に悩んでいます。

PENTAXのカメラを買うなら

PENTAXのカメラは、一眼レフです。

光学ファインダーなので、リアルに光の差を感じることをできるのが大きなメリットです。
ただ、一方でカスタムイメージなどは反映されないので、液晶画面のライブビューで確認しながら撮影する必要があります。

ミラーレスでしか撮影したことがないので、一眼レフで撮影すると、新しい体験もできそうですし、何より、銀残し”と”キー”を使って撮影したいという欲求があります。

それで、PEXTAXのカメラを調べました。

なるたけ安く、購入したいということで選んだのが、
『PENTAX KP-70』『PENTAX KF』です。

『PENTAX KP-70』は2016年の製品で、それより前の機種だと価格は安いのですが、画素数が少ないなどスペックダウンが大きいので、この2機種を選びました。

『PENTAX KP-70』『PENTAX KF』のスペックを紹介すると、

『PENTAX KP-70』、『PENTAX KF』スペック比較表

『PENTAX KP-70』、『PENTAX KF』スペック比較表

PENTAXというと、防塵・防滴構造ボディ−10℃耐寒動作保証が特長です。自然を撮影するのに適したカメラのようです。

実際に今回選んだ2機種では、
『PENTAX KP-70』は、中古でしか手に貼りませんが価格が安く最新機種の『PENTAX KF』とくらべても遜色ありません。ただ、『PENTAX KF』はカスタムイメージの里び(フィルム調)が追加になっているのと、新品が購入できるのが魅力です。

『PENTAX KP-70』と『18-135WR』のレンズキットでも6万円くらいですから、登山のときにほしいと思っていた高倍率ズームレンズです。そして、CANONやSONYで高倍率ズームを買うより安いですし。などと買う理由を考えています。

『PENTAX KP-70』『PENTAX KF』、興味がある方は、是非チェックしてください。

▼PENTAX K-70ボディ

▼PENTAX K-70 18-135mmWRレンズキット

▼PENTAX KFボディ

最新の作例が豊富!『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』写真の構図ブックレビュー

こんにちは むうさんです^^

写真を撮る時に悩むのが『構図』です。

目の前の被写体を、格好よく撮りたい、主役を目立たせたい。
などと思いますが、なかなか上手く撮れません。

名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著は、名画から写真にも応用できる構図を紹介してくれていて、とても参考になりました。

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

今回は、写真の構図を名画の視点からまとめた名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著をご紹介します。

名画から学ぶ 写真の見方・撮り方の特徴

特徴

①27の構図を掲載

②それぞれ、絵画2つ、写真を3つで、詳しく解説

③作例が美しく参考になる

④各絵画の「名画 こぼれ話」が面白い

①27個もの構図を紹介してくれていますので、手元に置いておき、撮影時や撮影した写真を振り返るとき、写真集を見るときに、閲覧するという使い方もできます。

②そして、一つひとつの構図について、深く詳しく書かれていますので、単なる構図集ではなく、読むごとに学びのある本になっています。

③ひとつの構図に3つの写真が掲載されていて、それぞれが別のジャンルの写真で、かつ、作例が美しいので、自分も!と撮影意欲も湧いてきます

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

意外と私にとって大切だったのが、④の「名画 こぼれ話」でした。
絵画についての豆知識となる「名画 こぼれ話」は、絵画に元々興味のない私でも、楽しく読めます。

例えば、表示の絵画は、フェルメールのいう画家の作品なのですが、『フェルメールというと、独特の青色が印象的で、その青はフェルメール・ブルーなどと呼ばれています。この青は、ラビスラズリという、ツタンカーメンの黄金の仮面にも使われた高級顔料です。』
ちょっとした記事なのですが、興味が湧いてきて、読み進めるのに、一役買っています。 

名画から構図を学ぶメリット

前に、絵を見る技術 秋田麻早子著を読んで、その考え方が写真撮影の参考になると感じていました。

↓『絵を見る技術 秋田麻早子著』ブックレビュー 

まさに、今回紹介する名画から学ぶ 写真の見方・撮り方は、名画の構図を、どう写真に応用するのかを教えてくれる本です。

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

この本の最初に、“なぜ名画から学ぶのか”が書かれているので、抜粋して紹介します。

”なぜ名画から学ぶのか”

①写真より絵画の方が、歴史が長いため、より多くの観賞・競争・研究がされている。そうした中で生き残ってきた名画には普遍的な価値がある可能性が高い。

②そもそも写真は絵画から生まれていることや、同じ2次元の画像表現であるため、必要な技術が似ている。

③絵画の方が、偶発性が少ないため、意図が明確となりやすい。

私は、③が一番感じる所で、絵画は画家が、意図をもって書いているので、構図も完璧に決めることができます

写真だと、入れたくないけど、どうしても外せなかったなどが、あったりします。
ですから、美しく感じる絵画の共通点があり、その構図を学びやすいと感じるからです。

ただ、筆者は、写真の良さとして、「偶発性」をあげています。たまたま、飛んでいる鳥が入って、その「偶発性」から「希少性」がでることもあるからです。

名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 内容・目次・作例

目次

1.主題を示すための基本

2.配置(構図)

3.ビジュアルウェイト

4.リズム

5.奥行表現

2.配置(構図)が、配置、レイアウトだとすると、その前に、サイズと向き、コントラスト、配色、リーディングラインという、基本的なことを1.主題を示すための基本で、教えてくれています。

それぞれの項目に対して、概要と、2つの絵画での具体的な説明、3つの写真の作例紹介と説明が、されています。

この本は、どの項目も、この構成で丁寧に説明されています。
ただ、その時はわかったつもりでも、実際に学んだことを使って撮影しないと身につかないです。
ですから、頭で理解する本というよりも、何度も見返しながら、試してみて、身につかせる使い方だと思いました。

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著』

『2.配置(構図)』では、様々な構図を教えてくれます。
これだけ、絵画と写真を分析するのは大変だと感じる密度の濃い内容です。

・感情を表現する構図
・日の丸構図
・三角形構図
・逆三角形構図
・対向構図
・額縁構図
・等分割構図
・ラバットメント構図
・斜線・対角線構図
・S字構図
・アルファベット構図
・黄金螺旋
・黄金比構図
・白銀比構図

この構図をすべて使えるようにするのは大変!というか、いますぐは無理そうなので、写真の構図の分析法を学んでおこうと、切り替えました。

日の丸構図の作例です。

日の丸構図の作例 photo by むうさん

日の丸構図の作例 photo by むうさん


撮影した写真を、セレクトするときや、現像する時に、写真を分析する力は、生きると思うので。

斜線構図はものを撮るときによく使います。

斜線構図の作例 photo by むうさん

斜線構図の作例 photo by むうさん

『3.ビジュアルウェイト』は、絵画を見る技術でも紹介されていたので、ある程度理解できていましたが、具体的な写真による分析と、写真での表現の仕方について、とても参考になりました。

そして、私にとっては、
『4.リズム』では、新たな発見がありました。

リズムとは、画面内に視覚的共通点を複数作り、それを生かす方法で、確かに、自然と撮影したくなります。

リズムの作例

リズムの作例1 photo by むうさん

リズムの作例1 photo by むうさん

リズムの作例2 photo by むうさん

リズムの作例2 photo by むうさん

リズムの作例3 photo by むうさん

リズムの作例3 photo by むうさん

写真撮影を上達したい! 上手になりたい!と私は思って、構図を身につけようとしています。構図で写真は全然違うので。

構図を学んで、写真をうまくなりたい方に、名画から学ぶ 写真の見方・撮り方 塚崎秀雄著はおすすめな本です。是非、チェックしてください。

【高機能!】CANONの無料RAW現像ソフトDPP(Digital Photo Professional)~使いやすく、機能も豊富~

こんにちは むうさんです^^

CANONの無料の現像ソフト『DPP(Digital Photo Professional)を使い始めて、これでいいじゃない!と思うほど、機能が豊富で、使いやすいソフトです。

CANON DPP(Digital Photo Professional)

CANON DPP(Digital Photo Professional)

SONYのα7で撮影していたときは、RAWで撮ってもせいぜい、明るさやコントラストをいじったり、ホワイトバランス、クリエイティブスタイルを撮影後に変更するくらいでした。

『CANON EOSRP』

『CANON EOSRP』

でも、EOSRPを購入してから、『DPP(Digital Photo Professional)』を使ってみると、機能が豊富でびっくりしました。

今回は、そんなDPP(Digital Photo Professional)について、便利なところと、不便なところの、実践レビューです。

RAW現像ソフトを使ってみると

RAW現像ソフトって?

『SONY α7』でも、『CANON EOSRP』でも、JPEGという共通のフォーマットで撮影もできますし、カメラメーカーごとに異なるフォーマットであるRAWファイルでも撮影できます。

EOSRPの画面:RAW+JPEGで撮影

EOSRPの画面:RAW+JPEGで撮影

私の場合は、RAW+JPEGで撮影していて、JPEGでのままの時のあるますし、編集したいときはRAWファイルを使っています。

RAWの種類、JPEGの種類も選べます

RAWの種類、JPEGの種類も選べます

JPEGの場合は、色が調整されたり、明るさやコントラストが調整されてでてきますが、RAWファイルというのは、センサーに入った情報を、そのままデータにしたものです。

そのままですから”RAW=生”で、生データということになります。

RAWファイルのままだと、色味の調整などがされていないので、その調整、写真編集を行うのがRAWソフトとなります。 

SONYの『Imaging Edge DesktopのEdit』はカメラでできることだけ

ミラーレスカメラの『SONY α7初代』を中古で購入したのが、写真撮影の始まりでした。

▼SONY α7初代を中古で購入~画質も満足、最軽量の凄いカメラ~
《2021年》ミラーレス「SONY α7中古」レビュー 前編

▼SONY α7初代と50mm単焦点の組み合わはVeryGood!
【α7史上最軽量!実感レビュー】SONY 初代α7と50mm単焦点レンズ FE 50mm F1.8(SEL50F18F)は、やっぱりいい!

最初の頃は、Jpegでしか撮影していなかったので、RAW現像など一切しませんでしたが、撮影時にイメージ通り撮影できていないことがあり、だんだんとRAW現像するようになりました

青みがかっていてホワイトバランスが合っていなかった、露出が暗かった、などを後から修正できるので、RAW現像の良さを覚えていったのです。

RAW現像ソフトに費用をかけたくなかったのと、基本はJPEGなので、SONYの無料RAW現像ソフト『Imaging Edge DesktopのEditを使っていましたし、今でも使っています。 

多機能ではなく、カメラでできることをRAW現像ソフトでやるだけなので、すぐに使えるようになるのが、良いところです。

トーンカーブがあるので、色を変えたいときも、やろうと思えばかなりのことができます。ただ、時間がかかるのが、玉にキズです。

CANONのDPPの使用感

CANON DPP(Digital Photo Professional)

CANON DPP(Digital Photo Professional)

CANONのミラーレスカメラ『EOS RP』を購入して、CANONのRAW現像ソフトを使ってみようと思ったのが、『DPP(Digital Photo Professional)』を使い始めたきっかけです。

SONYの現像ソフトは、CANONのRAWファイルは扱えないですし、CANONの現像ソフトもSONYのRAWファイルは扱えないです。

ですから、カメラメーカーのRAW現像ソフトでRAW現像をする時は、持っているカメラのメーカーのソフトしか使えません。

ただし、JPEGファイルは共通フォーマットなので、カメラメーカーを問わず、DPPでソニーのカメラで撮影したRAWデータを編集できますし、逆ももちろんできます。

『DPP(Digital Photo Professional)』を使ってみて、最初に驚いたのが、その多機能なことです。カメラでできること以上のことができますし、ソフトの操作もしやすい。で、今では、ほぼ使いこなせるようになりました。SONYのJPEGの編集もDPPを使うようになっています。

DPP(Digital Photo Professional)を使う

入手方法

使いたいときは、Google検索窓に”CANON DPP”と入れると、DPPの説明ページが一番上に表示されるので、そこから無料でダウンロードできます(2022/12/31現在)。ダウンロード後インストールすればOKです。

《DPPを立ち上げる》
どんなことができるのか、メニューを一通りみていきます。

▼DPPを立ち上げます。

CANON DPP

Windowsのフォルダが左側に表示され、その右側に小さくサムネイルが、その中で選択した1つが大きな画面で表示されます。

さっそく、写真編集をしてみましょう。

▼左上のセレクト編集を選択

写真編集画面 メニューの下の段

《基本調整》
写真編集メニューの下の段の一番左、基本調整からスタートです。

▼セレクト選択画面へ

CANON DPP(Digital Photo Professional)のセレクト選択画面

▼基本調整画面の下のメニュー

左側にあったWindowsのフォルダ画面が消えて、右側に編集メニューが表示されます。

最初に表示されるのは基本調整画面で、下の項目を調整できます。

基本調整

・明るさ

・ホワイトバランス

・ピクチャースタイル

・露出の詳細:ハイライト、シャドー、白レベルなど

・シャープネス、アンシャープマスク

下の通り、ホワイトバランスを変更できます。

CANON DPP(Digital Photo Professional)のホワイトバランス

《ディテール調整》

ディテール調整のタブをクリックすると、右のメニューが切り替わります。

CANON DPP(Digital Photo Professional)のディテール調整画面

ディテール調整でできることは、下の通りです。

ディテール調整

・ノイズリダクション

・シャープネス

《トーン調整》
トーン調整画面では、主にトーンカーブの調整で使います。また、明るさとコントラストはこの画面でも調整できます。

DPPトーン調整画面

トーン調整

・トーンカーブ調整

・明るさ

・コントラスト

《色調整》
4つ目のメニューは、色調整です。
このメニューは使えるので、私はよく使います。

DPP(Digital Photo Professional)の色調整画面

8つの色ごとに、色相、彩度、明るさを調整でき、例えば、少し赤を強くしたいとか、空の色をより青からより空色にするとか、肌の色を白めにするためにオレンジの彩度を落とすなど、色のイメージに沿って使っています。この色調整メニューはDPPの特徴の一つです。

色調整

・全体の色相、彩度

・8つの色ごとの、色相、彩度、明るさ

《画像の基本設定》
次は、画像の基本的な設定で、一回設定してしまえば、ほぼ触りません。

CANON DPP(Digital Photo Professional)画像設定画面

画像の基本設定

・色空間 sRGB、Adobe RGBなど

・RAW画像を開くときのサイズ

写真編集画面 メニューの上の段

引き続き、写真編集メニューの上の段の一番左からみていきます。

《レンズ補正》
一番左のメニューはレンズ補正です。
キヤノンのレンズはレンズデータがあるので、自動補正してくれます。また、歪曲収差や、周辺減光、色収差など、レンズ補正できる項目は網羅されていて、手動での調整もできます

CANON DPP(Digital Photo Professional)のレンズ補正画面

レンズ補正

・デジタルレンズオプティマイザ

・周辺減光

・色収差

・歪曲収差など

《トリミングと角度調整》
上の段の2つ目のメニューは、トリミングと角度調整です。
この操作は、マウスでも調整できますし、サイズや角度を数字を入力しても調整できるので、作業がやりやすくて秀逸です。

CANON DPP(Digital Photo Professional) トリミング 角度調整

特に角度調整は、0.01度刻みで数字を入力して調整できる(下の写真)ので、こだわってギリギリ合わせることができます。

DPPの角度調整は秀逸

トリミングと角度調整

・トリミング(画素単位で位置とサイズを調整可能)

・角度調整(0.01度単位で調整可能)

・トリミングも角度調整も、数値入力可能

《部分補正》
最初に使ったときに、無料のソフトで部分補正もできるんだ!と驚きました。

CANON DPP(Digital Photo Professional)部分補正

ブラシのサイズとぼかし量を設定してから、補正する箇所を選択して、塗っていきます。わかりやすく塗って選択した箇所の明るさを明るくしてくと、下の写真の通り、橋の手前の下側が明るくなっています。

CANON DPP(Digital Photo Professional)の部分補正の実践例

部分選択した箇所の明るさ、コントラスト、色相、彩度を調整することができます。

人の顔が暗くなってしまった時などに、よく使っています。

部分補正

・小さな箇所から大きな箇所までの一部分を選択

・部分を5箇所まで登録でき、それぞれ効果をON/OFFできる

・調整できる効果:明るさ、コントラスト、色相、彩度

《ゴミ除去、コピースタンプ》
最後のメニューでは、画像のゴミ(例えば青空に黒いゴミなど)を消したり、コピースタンプで別の場所をコピーすることができます。使いやすいので、私は多用しています。

CANON DPP(Digital Photo Professional)のゴミ除去

ゴミ除去、コピースタンプ

・画像のゴミを消す

・明るいゴミ、暗いゴミに分けて消すことができる

・画像上の別の箇所のコピースタンプ

その他の機能

《写真編集前後の比較》
写真編集をしていて、イメージ通りできたか確認する上で、編集前の画面との比較をしたくなることが多いですが、下のように、中央の画面下のメニューをクリックするだけで、左右に比較画像を並べることができ、またワンクリックで戻せます。

《JPEG保存を詳細設定できる》
JPEGを保存するときに、下の画面のように、解像度、画像サイズ、画質、EXIF情報を削除するかなど、細く設定できるのが嬉しいところです。

また、画像の上の保存ボタンを押せば、1枚ではなく、多数の画像を同じ条件で一括保存することもできます。

CANON DPP(Digital Photo Professional)保存画面

CANON DPP/SILKYPIX/EOS RP

CANON DPP(Digital Photo Professional)

無料で、この多機能さなので、CANON DPP(Digital Photo Professional)』は優れものです。

CANONのカメラを持っていてこれからRAW現像をしたい方には、もってこいです。

ただし、DPPでできないこともあるので、有料のRAW現像ソフトも、私は使っています。その中でもおすすめなのが次にあげるRAW現像ソフトです。

もう1段上のソフトなら、SILKYPIX

私が買い切りのRAW現像ソフトの中で選ぶとしたら、SILKYPIX Developer Studio Pro 11です。

基本性能が高く、かつ多機能なソフトで、プロの写真家の方も使われています。私もDPPでもう一歩追い込みたい時は、このソフトを使っています。
日本の市川ソフトラボラトリーが開発していて日本語マニュアルもしっかりとしているので、使い方で迷うこともありません。

▼『SILKYPIX Developer Studio Pro 11』レビュー記事

カメラはCANON EOSRP

カメラは『CANON EOSRPです。フルサイズのミラーレスカメラでありながら、485gと軽いので、撮影に持ちだしやすい。新品で10万円ちょっとで手に入るフルサイズミラーレスカメラです。

CANONのカメラは人を撮影したときの色が絶妙で、人を撮るときは『CANON EOSRP』を使っています。

レビュー記事を書いていますので、是非ご覧ください。

▼EOSRPのレビュー第2弾とRF24-105 F4-7.1のレビュー
●【2021年:EOS RPは楽しい】レビュー『EOS RP+RF24-105mm F4-7.1』
●【EOS RPとRF24-105 F4-7.1 IS STM】実感写真レビュー おすすめの標準ズームレンズ

▼『EOS RP』と標準ズームレンズ『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』のセット

▼『EOS RP』のボディ単体

▼『RF24-105 F4-7.1 IS STM』レンズ単体

【良い!】ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード~おすすめのプロテクター 保護フィルター~

こんにちは むうさんです^^

レンズを買ったときに、同時に必ず購入するのが保護フィルターです。

大事なレンズに傷がつくと悲しいですから、またレンズは資産なので大事に使っていくためです。

レンズを大切に(写真:EF24-70mm F2.8L II USM)

レンズを大切に(写真:EF24-70mm F2.8L II USM)

でも、保護フィルターを購入しようとするたびに、悩みます。何を悩むかというと、安くて高性能のフィルターがないかと、探すためです。

見つけました!
amazonでベストセラーのお手頃価格で性能の高い保護フィルターを!

ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード

ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード

今回は、そんなレンズ保護フィルターハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガードをご紹介します。

保護フィルターを探す旅

Kenko レンズフィルター ZXIIが最高峰

私が、保護フィルターとして最高峰と考えているのは、『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクターです。

Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター

Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター

最高峰と考えている理由は、キヤノンが高性能であることを認めているからです。

キヤノンの公式オンラインショップで、名だたるRFレンズとセットで売られています。そのRFレンズの性能を損なわないレンズ保護フィルターということです。

▼『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター』のレビュー記事です。ご覧ください。

私自身も、『RF70-200mm F2.8 L IS USM』と、『EF24-70mm F2.8L II USM』には、この最高峰の『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター』をつけています

いいレンズ、お気に入りのレンズで写りを優先するなら、この保護フィルターがおすすめです。チェックしてみてください。

▼Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター

最高峰でなくていいが、高性能がほしい

ですが、最高峰なだけに価格も高く、すべてのレンズにこ『Kenko レンズフィルター ZXII プロテクター』を装着するには、費用がかかり過ぎるので、私はできません。

そこで、
保護フィルターを探す旅がはじまるのです。

以前、安くて高性能で良い!と思ったものが、すでに売り切れていたり、となかなか旅が終わりませんでした。 

防汚機能は必須

最初のころに購入した、低価格の『ケンコー MC プロテクター NEO』は、写りは悪くはないですが、フィルター表面に汚れがつきやすいのです。汚れが付着すれば、写りに影響します。

フィルター表面に汚れが付着

付着するまでは、指で触れてしまったなど仕方がないと思いますが、これをレンズクリーナーなどで拭いた時に、拭き痕が残るのです。水滴のシミのようなものです。これは許せません。綺麗にならないのですから。

一方、撥水、撥油、防汚機能のあるプロテクトフィルターは、拭くと綺麗になり、拭いた痕は一切残りません。

ですから、防汚機能は、私は必須だと思っています。

プロテクターのスペック比較

今回紹介したハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガードと、『ケンコー レンズフィルター ZXII プロテクター』『ケンコー MC プロテクター NEO』のスペックを比較してみます。

ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガードと他2つのプロテクター

3つのプロテクター

プロテクター スペック比較表

プロテクター スペック比較表 ※価格は67mmのもの

スペックを比較すると、上の通りです。

ハッキリしているのは、表面の反射率は『ケンコー レンズフィルター ZXII プロテクター』が低く、高性能だということ。

重要視しているプロテクター表面の汚れは、今回購入した『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』もしっかりと表面コートされています。

そして、何より価格です。ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガードこの性能で安い!と感じます。
それで、今回買ってみました。

ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード

パッケージを詳しくみると

ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード日本製で、撥水・防汚反射率も0.3%とかなり抑えられています。

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

上の写真の左下に”MADE IN JAPAN”と誇らしげに書かれています。

パッケージの裏面には、

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

XC-PRO エクストリーム レンズガードは0.3%という超低反射率と撥水・防汚機能を兼ね備え、過酷な環境下でも極めて高い光学性能を発揮する高性能レンズガードです。

と、詳しく書かれています。

ZXⅡの反射率0.1%は凄いですが、XC-PROの0.3%も確かに超低反射率です。

フィルターをみる

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』自体を見てみます。

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

どのフィルターもケースに入ってきます
ですから、他のフィルターを装着したり、レンズの売却などで一時的に使わないときは、ケースに戻して保管すれば大丈夫です。

開封して、枠の内側が墨塗りされているかチェックしましたが、黒くなっていたので、内部の反射も抑えられています。

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』

枠の内側は黒く墨塗りされている

枠の内側は黒く墨塗りされている

ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガードは正解!

今まで使ってきて、保護フィルターは、普通に使い分には、まずハッキリわかる写りの差は出ません。

ですから、長い間使っていく中で、汚れがつきにくいものを選んでおくのが正解だと思っています。そして、汚れてもきれいに拭き取れるフィルターでもあります。

『ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード』は、価格は手頃ながら、高性能な保護フィルターです。是非チェックしてみてください。

▼ハクバ XC-PRO エクストリーム レンズガード

【素敵】『夏は幻』『さよならは青色』『Twitter発 写真が好きだ。』~おすすめの写真集 3選~

こんにちは むうさんです^^

写真がうまくなるには?」という問いに、写真集を見ること」という答えがあります。

好きなもの、いい写真を見ることで、どんな写真を撮影した以下のイメージを持つことができれば、撮影技術は後からついてくる。なんて本で読みました。

確かに、写真集を見ると、こんな写真が撮れるんだ!とか、こんな空気感の写真を撮ってみたい!と、感じます。

今回は、2019年以降の最近の写真集の中で、私の好きなおすすめを3つ、ご紹介します。

夏は幻 Iska作品集

夏は幻 Iska作品集

▼夏は幻 Iska作品集

▼さよならは青色 岩倉しおり

▼Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編

夏は幻 Iska作品集

いい写真集って何なんだろう?と新宿にある紀伊國屋書店に行ったのが、『夏は幻 Iska作品集』との出会いでした。

▼夏は幻 Iska作品集 レビュー記事
【感傷】夏は幻~Iska作品集~レビュー~夏…。そして四季のせつない写真集~

写真集では珍しく、書店に平積みされていました。
ただ、中身はシールがされていて、見ることができません。

表紙の写真が気になって仕方ありませんでしが、悩んだ末、その時は買いませんでした。 

夏は幻 Iska作品集

夏は幻 Iska作品集

ですが、別の書店で再会した時は、悩むことなく、手にとって買っていました。

Iskaさんの作品を事前にTwitterでも見ていなかったので、この表紙からのインスピレーションで購入しましたが、買ってよかった!

眺めていると癒やされるのです。

なにか優しさに包まれていくような写真集なのです。

夏は幻というタイトルから、夏の写真だけかと思っていましたが、第一章の「夏は幻」から始まって、第二章の「秋は彩」、「冬は輝」、「春は永」と、四季折々のIskaさんの作品を見ることができます。

夏は幻 Iska作品集

夏は幻 Iska作品集

自然と人間の営みの合唱のような写真集を見ながら、身近な風景をこんな風に、こんな写真を撮ってみたいと感じさせてくれる写真集でもあります。是非、チェックしてみてください。

▼夏は幻 Iska作品集

さよならは青色 岩倉しおり

雑誌「デジタルカメラマガジン」、「GENIC」などで、何度も見る機会があった、岩倉しおりさんの作品。

▼さよならは青色 岩倉しおり レビュー記事
【素敵】『さよならは青色 岩倉しおり』写真集ブックレビュー

鮮やかさから一歩だけ膝を引いたような、美しいけど華やかではない写真に惹かれていました。

その答えは青にあるのだと、手に取ったのが、さよならは青色 岩倉しおりです。

さよならは青色 岩倉しおり

さよならは青色 岩倉しおり

青色を基調にしながらも、それはあくまでひとつのスパイスで、トーンを落とすことで、日常の中にある美しい瞬間を浮き上がらせています。

眺めていると、木漏れ日や、夕景・夜景でのライトアップなど、どう撮るとこんなに綺麗に切り撮れるんだろうと、思わせてくれます。

さよならは青色 岩倉しおり

さよならは青色 岩倉しおり

惹かれながら、そしてその表現をしてみたい!と感じさせてくれます。

美しい瞬間が閉じ込められた『さよならは青色 岩倉しおり』。是非、チェックしてみてください。

▼さよならは青色 岩倉しおり

Twitter発 写真が好きだ。

Twitterなど、スマホで写真を見ることも増えました。
ですが、なにか消費をしている感じで、何度も見返したりしません。スマホという限られた画面の中で、一瞬の輝きが感じられるかどうか、それが感じられても、次へと指は止まらないからです。

▼Twitter発 写真が好きだ。 レビュー記事
【刺激!】『Twitter発 写真が好きだ。』は、SNSフォトグラファー16名の素敵な作品集

『Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編』は、そんなTwitterの中の写真を見返せるように書籍にしたものです。16名のフォトグラファーの作品集でもあります。

Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編

Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編

上で紹介した、岩倉しおりさんの作品も載っています。16名ものフォトグラファーの本人が考える見せたい写真が掲載されているのですから、自分が撮影する参考になる、ヒントをもらえる作品がありました。

Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編

Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編

しふぉん さんと、naok-aさんの写真です。都市のミニマルな写真と、ゆっくりと時がながれる感覚をくれる写真。

この1冊で、さまざまな写真を見ることができ、『写真を見ることが、写真の上達への道』の一歩を踏み出すことができました。是非、チェックしてみてください。

▼Twitter発 写真が好きだ。 芸術新聞社/編

【2023年】SONY α7RⅢ中古で撮影!実感レビュー~シャッター音と感触、香る高級感~

こんにちは むうさんです^^

購入までの悩みや、購入してからの実感をご紹介してきました。

▼SONY α7Rシリーズ(α7R、α7RⅡ、α7RⅢ、α7RⅣ) 中古を買うならどれ?
【実感レビュー】SONY α7Rシリーズ(α7R、α7RⅡ、α7RⅢ、α7RⅣ) 中古を買うならどれ?

▼α7RⅢの中古購入を決心するまで
【満足】SONY α7RⅢ中古購入を決めるまでの道のりレビュー

▼α7RⅢを中古購入する決め手と購入後の実感
【実感!】SONY α7RⅢ中古 おすすめレビュー~高画素でダイナミックレンジが広く画像が美しいカメラ~

今回は、『SONY α7RⅢ』の中古を購入した後の詳しい実感レビューです。さ

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

▼SONY α7RⅢ 

SONY α7RⅢのスペック

スペックもおさらいしておきます。

『SONY α7RⅢ』のスペック表

『SONY α7RⅢ』のスペック表

上のようなスペックの『SONY α7RⅢ』ですが、この中でも、私がスペックで特に気に入ったところと、その理由をご紹介すると、

α7RⅢのスペックで気に入った所 8点

①4240万画素と高画素で、クロップしても1800万画素以上
→マクロ撮影で大きく撮れる

②369万画素と高精細なEVF(ファインダー)
→ピントのシビアなマクロ撮影で撮りやすい

③フォーカス位置を操作するマルチコントローラ
→マクロ撮影、夜景撮影てフォーカス位置をコントロールしやすい

④ボディ内手振れ補正
手持ちでの夜景撮影で活躍

⑤RAW+jpegで、jpegでエクストラファインの選択が可能
→高画質でデータを残せる

⑥15ストップの広いダイナミックレンジ
→夜景撮影が綺麗に高精細に撮れる

⑦SIGMA MC-11が使える
→レンズ資産をキヤノンのEOSRPと共有できる

⑧SONY α7RⅢの中古価格がこなれてきた

CANONのEFレンズが、シグマのマウントアダプター『MC-11』で使えるようになるのも購入の大きな理由でした。
▼シグマのマウントアダプター『MC-11』レビュー
【快適】SIGMA MC-11でキヤノンのEFレンズをSONY α7RⅢで使う

手にする前にも、いろいろと調べましたが、手にした今、期待以上で本当に買ってよかったです。

▼SONY α7RⅢ 

α7RⅢを手にした時の実感

今まで、SONY α7初代を中古で、CANON EOSRPを新品で購入してきました。ですが、α7RⅢは中古ですが一番購入価格が高いカメラとなりました。

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

見た瞬間! 触った瞬間!

ついに来た来たと、箱を開けて見ると。 

見た瞬間!

表面の塗装が綺麗! カッコいい!

・SDカードが、Wスロット!(今まではシングルスロットでした)

・SDカードの蓋がきっちり作られていて、高級感がある!

・操作ボタンの凹凸の立体感が美しい!

まず、表面の塗装が綺麗で、持った瞬間に重量感があり、プラスチックでなくマグネシウム合金で作られているソリッド感が、とにかくカッコいい!

SDカードスロットも、カバーを開けるスイッチがしっかりしていて、カバーの幅の狭いデザインも美しい。

SDカードスロットのカバーとスイッチ(α7RⅢ)

SDカードスロットのカバーとスイッチ

スイッチを下に下げて開くと、

カバーを開くと、Wスロット(α7RⅢ)

カバーを開くと、Wスロットです!

カバーに厚みがあり、そんなところでも高級感を感じさせてくれます。

操作ボタン群を横から見ると、その立体感が美しく、高級感を纏っています。

α7RⅢの操作ボタン群

α7RⅢの操作ボタン群

電源を入れた後は!

見ていると、電源をすぐに入れたくなりました。
バッテリーを入れて電源をONすると、

特徴

液晶モニターが綺麗!

ファインダーが精細!(369万画素)

シャッター音がヤバい!かっこよすぎ!

シャッターを押しやすく、レスポンスが早い!

液晶モニターも、144万画素と高精細になり綺麗にうつります。

α7RⅢの液晶モニター

α7RⅢの液晶モニターは美しい

ミニ盆栽のイチョウの小さな葉っぱも、葉の表面の細かい模様までファインダーで確認できます。これから、マクロ撮影で活躍しそうです。

ファインダーの高精細感がわかる(α7RⅢ)

ファインダーの高精細感がわかる

でも、一番気に入ったのはシャッター音です。
シャッター音がヤバい!かっこよすぎます。

SONY α7RⅢのシャッター

SONY α7RⅢのシャッター

シャッターを押したくなるような、高級感を感じるシャッター音で、大のお気に入りです。
よく、Youtuberが、シャッター音はこうですと、説明していますが、今まではなんのことかわかりませんでした。

ですが、
α7RⅢのシャッター音を聞いて、その大切さを実感
しました。

シャッターを押したくなるのです。シャッターを押して音を聞くと気持ち良くなるのです。シャッター音は、写真を撮るのが楽しくなる大きな要素だったと、ようやく気づきました。

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

シャッター絡みでもう一つ感じたのが、シャッターのレスポンスの良さ

実際に撮影するときにも、シャッターを押しやすく、フォーカスが合ってから押せるまでのタイムラグがありません

マクロ撮影では、ピントを合わせたらすぐにシャッターを押さないと、ズレてしまいます。α7でも対応できていましたが、その半分以下のタイムラグでシャッターを押せている感触です。マクロ撮影が一段とやりやすくなりました。

『SONY α7RⅢ』は、撮りたい瞬間に撮影できるという、カメラとしての基本性能が大幅に向上しています。

▼SONY α7RⅢ 

α7RⅢの使い心地

高精細な夜景!手振れ補正も効く!

新宿に行って、夜景写真を撮ってきました。

レンズは『EF24-70mm F2.8L II USM』、シグマのマウントアダプター『MC-11』と着けて、『SONY α7RⅢ』で使いました。

夜景撮影(新宿中央公園より)

夜景撮影(新宿中央公園より)

上の写真は三脚を使っています。高精細な夜景写真に、うっとりしました。

つづいて、スカイツリーへ行って、手持ちで夜景撮影にチャレンジです。

夜景撮影(スカイツリーより)

夜景撮影(スカイツリーより)

夕焼けの綺麗な日でした。レンズは『EF24-70mm F2.8L II USM』なので、レンズには手振れ補正がありません。ですが、『α7RⅢ』の手振れ補正が効き、撮影できました。

夜景撮影(スカイツリーより)

夜景撮影(スカイツリーより)

太陽の沈んでしまい、暗くなってしまいましたが、手持ちで夜景撮影ができています。焦点距離は70mm、ISOは3200、シャッター速度は1/30秒です。

高画素カメラの夜景写真は綺麗です。

気に入ったスペック以上の性能

最初にご紹介した私の気に入ったスペックは、その通りの実力以上を感じさせてくれ、私の想像を超えた性能で、感性へ訴えてくるカメラでした。

α7RⅢのスペックで気に入った所 8点

①4240万画素と高画素で、クロップしても1800万画素以上
→マクロ撮影で大きく撮れる

②369万画素と高精細なEVF(ファインダー)
→ピントのシビアなマクロ撮影で撮りやすい

③フォーカス位置を操作するマルチコントローラ
→マクロ撮影、夜景撮影てフォーカス位置をコントロールしやすい

④ボディ内手振れ補正
手持ちでの夜景撮影で活躍

⑤RAW+jpegで、jpegでエクストラファインの選択が可能
→高画質でデータを残せる

⑥15ストップの広いダイナミックレンジ
→夜景撮影が綺麗に高精細に撮れる

⑦SIGMA MC-11が使える
→レンズ資産をキヤノンのEOSRPと共有できる

⑧SONY α7RⅢの中古価格がこなれてきた

SONY α7RⅢは最高です!

SONY α7RⅢは最高です!

高級感があり、期待以上!

期待以上だったのが、プロ機として作られた、その高級なつくりです。

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

モードダイヤル一つとっても、つくりがしっかりとしています。
表面の塗装の硬い感じの手触りなど、香るような高級感です。

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

手に取ったときのホールド感も、手に馴染みます

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ。
持っている満足感、撮る喜び・楽しさを教えてくれます。

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

買って、大満足です。
ずっと使い続ける確信が湧いています。

素敵で綺麗な画像が撮れるミラーレスカメラで、とってもおすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼SONY α7RⅢ 

【満足!】マンフロットのおすすめカメラバッグレビュー:マルチローダーバックパックとMA3ホルスターS,M,L

こんにちは むうさんです^^

カメラバッグ熱はいったん治まりました。

カメラバッグ熱を発熱していた時は、探しまくりましたが、自分の今の撮影スタイルの中では、満足できるバッグを揃えられたと思っています。

マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)

マンフロット マルチローダー バックパック M

一番大きなサイズが、『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』

その次のサイズが『Lowepro(ロープロ)フリーライン BP350AW』。

Lowepro(ロープロ)フリーライン BP350AW

Lowepro(ロープロ)フリーライン BP350AW

そして大好きなトップローディングバッグ(ズームバッグ、ホルスターバッグとも言います)は、サイズ違いで5種類持っています。

今回は、『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』のレビューを通して、カメラバッグの選び方と、おすすめのカメラバッグ、グッズをご紹介します。

▼マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)

マンフロット マルチローダー バックパック M

カメラバッグを欲しくなった理由

SONY α7初代を中古で購入してから、トップローディングバッグを使っていました。レンズの本数も持っていなかったので、現地でレンズ交換をすることが、ほぼなかったからです。

▼SONY α7初代中古 実感レビュー
・《2021年》ミラーレス「SONY α7中古」レビュー 前編
・【α7史上最軽量!実感レビュー】SONY 初代α7と50mm単焦点レンズ

ただ、だんだんとレンズが増えてくると、撮影の現地でレンズ交換をしたくなりました。そのため、カメラバッグがとても欲しくなったのです。 

レンズ交換しないならトップローディングバッグが最高 

レンズ交換がなく、カメラとそのカメラに装着したレンズ1本だけなら、だいそれたカメラバッグなど必要なかったです。

その場合は、トップローディングバッグが最高です。 

最高のわけ

・撮りたいと思ったら、カメラのグリップを握って上へ取り出し、すぐさま撮影できる

・カメラはフードを取りつけ、レンズカバーせずにバッグの中に入れておき、いつでも撮影できる状態

・スマホもバッグの前面に入れておけるので、手ぶらでいつでも撮影できる状態

トップローディングバッグ(ズームバッグ、ホルスターバッグともよぶ)は、撮影することへの機動性が高く、撮影に対してストレスフリーなのです。もし、レンズ交換をしないのであれば、下の3つのマンフロットのバッグから選べば間違いないです。

3つのマンフロットのトップローディングバッグ
→Sサイズ:MA3 ホルスターS  内寸高さ=18.5cm
→Mサイズ:MA3 ホルスターM 内寸高さ=22.5cm
→Lサイズ:MA3 ホルスターL  内寸高さ=28cm

▼トップローディングバッグ比較レビュー
【おすすめ】マンフロットのカメラバッグ/トップローディング/ホルスターの比較レビュー

私は、MサイズとLサイズを持っています。多用するのはLサイズ

例えば『EF24-70mm F2.8L II USM』にEF-Rのアダプターをつけて、レンズフードを装着した状態でフード先端からマウントまでの長さが17cm、『EOSRP』に装着した状態で、内寸高さ:28cmの『ホルスターL』に入れても、3cm強余裕があります。Lサイズを買っておけば、様々なレンズを装着しても使い回せます

ただ、レンズが短いとカメラがバッグの下の方に埋もれるので、例えば、RF50mmF1.8の単焦点レンズであれば、Mサイズで大丈夫です。Mサイズでもコンパクトなので、使いまわしを考えるとSではなくMサイズを買っておくのがいいと思います。

▼『MA3 ホルスターS:MB MA3-H-S』Sサイズ 内寸高さ:18.5cm

▼『MA3 ホルスターM:MB MA3-H-M』Mサイズ 内寸高さ:22.5cm

▼『MA3 ホルスターL:MB MA3-H-L』Lサイズ 内寸高さ:28cm

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レンズ交換するならサイドアクセスのリュックタイプ

『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』は、私の相棒ともいえるカメラバッグです。
どこがいいの?をご紹介します。

▼マンフロット マルチローダー バックパック M比較レビュー
【サイドが大きく開く】『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』とライバルたち

たっぷり入るサイズ

レンズ交換をするなら、
トップローディングバッグリュックタイプのカメラバッグ並用が一番です。

マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)

マンフロット マルチローダー バックパック M

撮影用のカメラをトップローディングバッグに入れて、リュックには、交換レンズと三脚を入れておく。移動時にはスペースがあれば、トップローディングバッグをリュックに入れる、

▼トップローディングバッグと交換レンズ、三脚を収納

マンフロット MB PL2-BP-ML-Mに三脚、交換レンズ、トップローディングバッグを収納

スペースがなければ、カメラだけでもリュックに入れる、という具合です。

▼レンズを装着したカメラと交換レンズ2本、三脚を収納

マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)にレンズとカメラを入れる

持っていく交換レンズが多かったり、これから増えると考えているなら、マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』は超おすすめです。何しろ入ります。

▼マルチローダー バックパック Mのサイズ

マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)のサイズスペック

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サイドアクセスとその方向

そしてそれだけではなく、このバッグが他のバッグと違うのは、サイドアクセスもできることです。

撮影現場でレンズ交換を実際にどうやるか?にいつも悩んでいました。できるだけ素早く、できればカメラバッグを地面に置かずに交換したい。というときにサイドが大きく開けられるバッグが一番なのです。

▼サイドが大きく開くので、カメラバッグ内でレンズ交換できる

マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)は大きくサイドが開く

サイドが開く方向も重要で、肩にかけるショルダーハーネスが手前にしたときに、上の写真の通り向こう側へ開かないと交換しにくいのです。

私が探した限り、サイズがあるカメラバッグの中で、ここまで大きく開いて、この方向で開くのは、『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』しかありませんでした。

『マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)』を購入した理由をまとめると、

購入した理由

・大きなサイズで十分な収納

・大きなサイドアクセス

・レンズ交換できるサイドの開く方向

・Manfrotto(マンフロット)かっこいいデザイン

カメラバッグはデザインがカッコイイ!は必須です。

マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)は、使いやすくて、多くの収納ができ旅行用のカメラバッグとしても活躍しています。是非チェックしてみてください。

▼マンフロット マルチローダー バックパック M(MB PL2-BP-ML-M)

【レビュー】マンフロットカメラバッグ ホルスター M III(MB MA3-H-M)~撮りたい時にカメラが出せる!~

こんにちは むうさんです^^

今回は、『マンフロットカメラバッグ ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)』の実感レビューです。

このホルスタータイプ(トップローディングバッグ、ズームバッグともいう)のカメラバッグは最高です。

マンフロットカメラバッグ ホルスター M III(MB MA3-H-M)

手を入れて取って、すぐ撮影! と機動性が高い

撮りたい時にカメラのグリップを右手で握り、カメラをバッグから取り出せば、すぐに撮影できます。この機動性を味わうと、他のバッグは使えません。すでに、サイズ別に5つもホルスタータイプのバッグを持っています。

▼トップローディングバッグ比較レビュー
【おすすめ】マンフロットのカメラバッグ/トップローディング/ホルスターの比較レビュー

『マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)』と『ホルスター L III(MB MA3-H-L)』

『マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)』と『ホルスター L II(MB MA2-H-L)』

今回は、その中でもミドルサイズのマンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)ホルスター L III(MB MA3-H-L)をご紹介します。

▼マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)

▼マンフロット ホルスター L III(MB MA3-H-L)

Manfrotto(マンフロット)はどんなメーカー?

Manfrotto(以下、マンフロット)は、イタリアのメーカーです。

Manfrotto(マンフロット)

Manfrotto(マンフロット)

カメラ用三脚/雲台、アクセサリーなど広範囲に渡るカメラ関連製品の、デザイン、製造、 販売を手掛けています。日本でも、カメラバッグや、三脚などが有名です。
私の友人もマンフロットの三脚を使っています。

マンフロットのホルスターバッグの特徴

ホルスターバッグの機動性

ホルスターバッグを使う一番の理由は、その機動性、撮りたい時にカメラをすぐ出せることに尽きます。このマンフロット ホルスター M IIIとL IIIは、そこへの”こだわり”のある設計になっています。

カメラを取り出しやすい理由

①カメラのレンズ側を下に、カメラ側を上にして収納するので、右手を差し込めばグリップをすぐに手に取れる。

②レンズフードを装着し撮影できる状態で、収納できる。

上カバーが内開き(体側から向こうへ開く)なので、取り出しやすい。

④腰の位置にバッグがあり、バッグを動かさず、即座に手がすぐ届く

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腰にあるので、すぐにカメラを取り出せる

ホルスターバッグとして完成された設計になっています。

ホルスターバッグのスペック

マンフロットのホルスターバッグは、3種類あり今回ご紹介するのは、MサイズとLサイズです。私が多用しているのでLサイズ。ちょうど私の持っているカメラとレンズのサイズと合うからです。

▼カメラバッグ MA2 ホルスターLレビュー
【抜群レビュー】マンフロット カメラバッグ ホルスターL(MB MA2-H-L)実感!詳細レビュー

フルサイズのカメラなら、MかLがおすすめで、APS-CやマイクロフォーサーズであればMかSになるかと思います。

ですが、大は小を兼ねるので、迷ったら大きめのサイズがいいと思います。

Manfrotto(マンフロット)ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)のスペック表です。

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)のスペック表

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)のスペック表

このホルスターバッグでいちばん重要なスペックは、内寸高さです。

カメラのファインダーからレンズ先端(フード装着時はフード先端)までの距離より長い必要があり、ここから必要なバッグがわかるからです。

Mサイズなら22.5cmLサイズなら28cmとなります。実際に使う時は1cm程度の隙間があったほうが、カバーが開けやすく、より取り出しやすいです。

▼マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)

▼マンフロット ホルスター L III(MB MA3-H-L)

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ホルスターバッグのスペックの特徴

私が使っていて、これはいい!と感じた特徴をご紹介します。

7つの特徴

①右手をバッグに差し込めば、サッと取り出せ撮影できる機動性

インナーバッグや、レンズケースとしても使える

登山の時などカメラが保護されていて安心できる

ベルトループを通しての装着もできる

前ポケットにスマホをいれておけるので便利

両側のポケットにレンズキャップ、フィルターなど小物を入れられる

レインカバーがついているので、いざという時に心強い

Mサイズは、SIGMAの100-400mmなどのレンズを収納するレンズケースとしても使っていて、リュックのカメラバッグに入れる時に使っています。

カメラが裸のままぶらぶらしていなくて、保護されているのでとても安心できるのも、使っている大きな理由です。

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)はカメラをしっかりと保護

カメラをしっかりと保護

あと、使っていて便利だと思うのが、前と両側にあるポケットです。

スマホは収納できるし、無くしやすいレンズキャップもしまっておけるので、ホルスターバッグひとつあれば、レンズ1本での撮影では困りません。

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)はスマホを収納できる

スマホを収納できるので便利(ホルスター M III)

レインカバーは必要?などと思っていましたが、夏にいきなり夕立が来たときに、すぐにレインカバーで覆えたので助かったことがあります。確実にレインカバーは必要です!

▼レインカバー(右手前)

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L) レインカバー

▼レインカバーを装着すると

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)レインカバー装着

上の写真の通り、レインカバーをしてもショルダーベルトは出すことができます。

▼レインカバー装着時の背面側

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL III(MB MA3-H-L)レインカバー装着時の背面側

▼レインカバーの収納

レインカバーは両側ポケットのひとつに収納

上の写真の通り、レインカバーは両側ポケットのひとつに収納しています。

▼マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)

▼マンフロット ホルスター L III(MB MA3-H-L)

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL IIIレビュー

実感レビュー

下の写真の左が、Lサイズでひとつ前のモデル『MB MA2-H-L』です。外観のデザインは違いますが、サイズは全く『MB MA3-H-L』と同じです。右側が『ホルスター M III(MB MA3-H-M)』です。

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL II(MB MA2-H-L)

ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL II(MB MA2-H-L)

ショルダーベルトは長さの調整ができますし、肩パッドもあります。

ホルスター M III(MB MA3-H-M)のショルダーベルト

ホルスター M III(MB MA3-H-M)のショルダーベルト

そのショルダーベルトですが、外すことができます

ホルスター M III(MB MA3-H-M)のショルダーベルトを外す

ホルスター M III(MB MA3-H-M)のショルダーベルトを外す

上のバッグ側のループがカーブ形状になっていて、ベルトをはめるのがやりやすくなっています。

私は小さな三脚を持っていませんが、コンパクトな三脚をバッグ前面に装着できる赤いゴムのループがついています。

ホルスター M III(MB MA3-H-M)の三脚用ベルト

ホルスター M III(MB MA3-H-M)の三脚用ベルト

カメラを入れると下のような感じです。

ホルスター M III(MB MA3-H-M)にカメラを収納

ホルスター M III(MB MA3-H-M)にカメラを収納

右手を差し込めば、すぐにグリップを持つことができます

マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)とL IIIはおすすめ

ホルスターバッグとして必要な備え、完成された設計、デザインの『マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)』『ホルスター L III(MB MA3-H-L)』。

価格も手頃で、また相棒として使う機会の多いバッグとなってくれるおすすめのカメラバッグです。是非チェックしてみてください。

▼マンフロット ホルスター M III(MB MA3-H-M)

▼マンフロット ホルスター L III(MB MA3-H-L)

《自作レビュー》メガホン型 忍者レフ 大と小~夜景撮影に欠かせないグッズ~

こんにちは むうさんです^^

夜景撮影は、東京都庁など屋内でガラス越しに撮影することも多いです。

そんな時に、撮影の邪魔になるのが、ガラスへの写り込みや、ガラスでの照明の反射です。

夜景撮影の敵! ガラスへの写り込み

夜景撮影の敵! ガラスへの写り込み(都庁南展望室)

その対策として有名なのは、よしみカメラの『忍者レフ、黒く隠すということからつけた商品名なのでしょうか。

▼忍者レフ:50cm よしみカメラ

黒く丸いレフ板が広がり、真ん中の穴にレンズを差し込むと、周りからガラス面への光を遮断して、ガラスへの写り込みなどがなくなる原理。

購入せずに作れるのでは?と考えて、
今回は、ミニサイズと大きめのサイズの2つの忍者レフの自作レビューです。

自作 忍者レフ 大と小

自作 忍者レフ 大と小

忍者レフを自作しようとしたきっかけ

自作しようと思いたったのは、単に作れそうと思ったからです。
だって、丸い黒い布に丸い穴が空いているだけでしょうと。

1回目は失敗

ところが、
ダイソーに行って、黒いフェルトの布を買ってきて、丸く切って穴を開けてみました、当たり前ですが、フェルトでは柔らかすぎてへなっと崩れてしまい、撮影どころでは、ありません。

わかったこと

・忍者レフのように、丸く平べったい構造だと、硬い素材でないと駄目!

そうなんです。
忍者レフそのものの丸い板に丸い穴を開ける設計だと、丸い板がかなりしっかりしていないと駄目です。なので、忍者レフの形は、諦めました。

2回目はメガホン型

そこで、少しテーパーをつけてメガホンのようにすることで、形が保てるようにと考えて調べてみると、メガホン型忍者レフの型紙を作っている方がいました。

リンク先:車窓撮影用フードの型紙

この型紙を使って、作ったのが、下の写真です。

メガホン型 忍者レフ小

メガホン型 忍者レフ小

いい感じですよね。
直径が15cmくらいですので、大きくはありませんが、実際に東京都庁で使いましたが、うまくガラス面の反射を防いでくれました。

それで撮れた写真がこちら、

都庁南展望室より

これはいける!と、メガホン型の忍者レフ大をつくることにしました。
では、さっそく、作っていきましょう!

忍者レフ大の自作レビュー

三脚を使う時は小では足りない

都庁で撮影した時は、三脚が使えないので手持ち撮影なのでガラス面にかなり近寄って撮影しました。

ですが、三脚が使えるのであれば使いたい。ですが、三脚を使うと、どうしてもレンズがガラス面から離れてしまい、小さな自作忍者レフではガラス面への写り込みを防げないと思ったのです。

次に行くのは練馬区役所で、混雑していなければ三脚OKです。

準備するもの

材料は、ダイソーで揃えました。すべて100均で揃う材料です。

準備するもの

・クッションケースA4

・ファスナーテープ(縫製用)→いわるゆマジックテープ

・黒い糸

・手縫い針

・糸通し

・型紙(印刷したもの)

・はさみ

マジックテープは両面テープで貼るタイプもありますが、接着力が弱く、1回作ってみて、使っている最中に剥がれてしまいました。ですので、おすすめは縫製用です。

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

クッションケース ファスナーテープ 糸通し

この3つを購入したので、今回は、330円かかりました。

忍者レフの自作スタート

《1》クッションケースの周囲をはさみで切ります。

クッションケースを1枚のシートへ

クッションケースを1枚のシートへ

長辺の長さは46.5cmです。

長辺の長さは46.5cm

長辺の長さは46.5cm

《2》型紙をクッションシートの上に載せます

型紙をクッションシートへ載せる

型紙をクッションシートへ載せる

《3》クッションシートを切っていきます

本当は、A4のクッションシートを開いたサイズに合わせた型紙があればいいのですが、ないので、どうするか?

型紙はヘッドホン型忍者レフ小 のためのものですから、これを5cmくらい広げて目分量で切っていきました。

クッションシートを型紙のサイズアップ版で切る

クッションシートを型紙のサイズアップ版で切る

洗濯ハサミで、型紙が動かないようにしながら切りました。

《4》レンズの通る中心の穴を開ける

中心に穴を開ける

中心に穴を開ける

《5》レンズと合わせながら形を整え、ファスナーテープを縫い付ける

レンズと合わせながら、ファスナーテープの位置を決めていきました。

レンズと合わせて調整

レンズと合わせて調整

上の写真では洗濯バサミが見えていますが、どこにファスナーテープをつければいいか確認しました。

ファスナーテープを縫い付けた

ファスナーテープを縫い付けた

久しぶりに、針と糸をもって手で縫いました。

ファスナーテープの縫い付けた様子

ファスナーテープの縫い付けた様子

正直、かなり粗い手仕事ですが、忍者レフとして機能する程度は大丈夫でした。

《6》カメラに装着して最終チェック

ファスナーテープ同士をくっつけて、剥がす時に手縫なのでとれてしまわないか心配でしたが、大丈夫でした。撮影前の事前チェックOK!です。

メガホン型忍者レフ大 撮影前の事前チェックOK!

メガホン型忍者レフ大 撮影前の事前チェックOK!

上の写真の左側が、メガホン型忍者レフ小です。2倍の長さでつくることができました。

メガホン型忍者レフ大を使っての撮影

練馬区役所は20階に展望ロビーがあり、スカイツリーや新宿の高層ビルを見ることができ、夜景撮影もできます。下の写真だと狭そうですが、広い場所と夜景の見えるレストランもあります。

良い点は、混雑していなければ三脚が使えることです。

たまに人が来ましたが、ほぼ私一人しかいなかったので三脚を使って撮影できました。

練馬区役所の展望ロビーで撮影

練馬区役所の展望ロビーで撮影

使った三脚は『ベルボン ULTRA655で、この三脚はパイプ径が30mmでしっかりしていながら、5段で160cmの高さにもなり、かつ軽量コンパクトです。後継機を含めてレビューしていますので、下の記事をご覧ください。
▼ベルボン トラベル三脚レビュー記事
三脚のスペックの見方とおすすめの三脚 三選~ベルボン ULTRA655/UT-63Ⅱ/UT-53Ⅱ~

撮影した写真は、スカイツリー!

スカイツリーを撮影

スカイツリーを撮影

自作のメガホン型忍者レフ大で、ガラスの写り込みをなくして撮影できて、大満足でした。上の自作方法を参考にしてみてください。

自作もそれなりに大変なので、忍者レフを購入する場合は、下をチェックしてみてください。 

▼忍者レフ:50cm よしみカメラ

▼忍者レフ:ミニ:35cm よしみカメラ

 

【安心】SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)~価格が抑えめで高性能な、おすすめのポータブルSSD~

こんにちは むうさんです^^

写真撮影をしていると、どんどん撮影データが増えていきます。また、念のためなんて考えて、RAWでも撮っておこうと考えるとなおさらです。

そして、ついに購入した4240万画素の『SONY α7RⅢ』が決定的でした。ファイルサイズが大きい!

2TBあった『SanDisk エクストリーム ポータブルSSD』も一杯に近づいています。そこで、さらに小さくなった2TBのSanDiskのポータブルSSDを購入しました。

SanDisk ポータブルSSD SDSSDE30-2T00-GH25

SanDisk ポータブルSSD SDSSDE30-2T00-GH25

今回は、外付けポータブルSSD『SanDisk ポータブルSSD SDSSDE30-2T00-GH25をご紹介します。

撮影データの保管

『SONY α7RⅢ』が決定的

α7RⅢは、センサーのダイナミックレンジが広く、センサースコアもα史上最高の100!(DxOデータ)ですから、本当に綺麗に写せます

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

ついつい、非圧縮RAWで撮影をしてしまうと、ファイルサイズが大きいので、撮影データの保管に、ポータブルSSDを追加しました。

▼SONY α7RⅢのレビュー記事①
【満足】SONY α7RⅢ中古購入を決めるまでの道のりレビュー

▼SONY α7RⅢのレビュー記事②
【実感!】SONY α7RⅢ中古 おすすめレビュー~高画素でダイナミックレンジが広く画像が美しいカメラ~

SanDiskが安心

今も使っているのが、『SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 2TB』です。購入した当時は、これで当分大丈夫と思っていましたが、想像よりも撮影を頑張った感じで、今回の購入に至りました。

『SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 2TB』レビュー記事

『SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 2TB』を使っていて、重要だと思ったのが、読み書き速度です。私の使っている『SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 2TB』は最新の一つ前の型で500MB/秒ですが、ある程度快適に使えています。

ある程度というのは、閲覧ソフトはSONY PlayMemories Homeを使っていますが、たまに表示がワンテンポ遅れることがあるからです。ただ、ワンテンポなので待つというより、気づくという程度で、気になりません

▼無料の画像管理ソフト『SONY PlayMemories Home』のレビュー
SONY PlayMemories Home 使い方を工夫~特徴と使い方を詳しく説明~

また、品質がいいと感じるのが、ケーブルの太さです。性能がきっちり発揮されるように、しっかりとしたケーブルです。

『SanDisk ポータブルSSD』もしっかりとしたケーブル

今回購入した『SanDisk ポータブルSSD』もしっかりとしたケーブル

性能と品質から、今回もSandDiskのポータブルSSDにしました。

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)

エクストリームとの比較

今も使っていますが、最初に購入したSanDiskのポータブルSSDの『SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 2TB』とスペックを比較してみます。

SanDiskポータブルSSD エクストリームとスペック比較

SanDiskポータブルSSD スペック比較

右のポータブルSSDが、今回購入したSanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)です。

『エクストリーム ポータブルSSD』の最新機種は1000MB/秒の転送速度になっていますが、ここは500MB/秒で快適に使えることを実感しているので、問題ないです。

落下時の衝撃については同等の性能ですが、防滴・防塵はありません。外に持っていくなら『エクストリーム ポータブルSSD』がよいですが、私は自宅専用なので、大丈夫です。

なにより、価格ですね。8000円の違いはとても大きいので、今回は、SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)にしました。

▼SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)

▼SanDisk エクストリーム ポータブルSSD(SDSSDE61-2T00)

開封して使ってみる!

早速、開封して使ってみました。

▼パッケージ

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)のパッケージ

▼開けて取り出す

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)をパッケージを開けて取り出す

▼同梱物は

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)の同梱物

同梱されているのは、ケーブルと取説兼保証書です。

角にあるオレンジの部分は、購入前は布のようなものかと思っていたら、ゴムで、かなりしっかりとしています。

▼オレンジの部分

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)のオレンジの部分

つづいて、サイズ感とケーブルの長さの具合です。

▼サイズ感 高さはスペックで96.9mm

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)のサイズ高さ

重量も36.4gで軽くて、小さくて、家でもかさばりません。外へも持ち出しやすいと思います。

▼ケーブルの長さ 実測で約25cm

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)のケーブルの長さ

実際にパソコンに繋いでつかってみましたが、安心のSanDiskで高速で読み書きできました。

SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)はおすすめ

価格の安い某メーカーは品質が悪く信用ならないので、ポータブルSSDを購入するならSanDiskと決めています。

『SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)』

『SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)』

今回購入した『SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)』は、価格が抑えめでありながら、高性能で、とてもおすすめできるポータブルSSDです。是非、チェックしてみてください。

▼SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE30-2T00)

▼SanDisk エクストリーム ポータブルSSD(SDSSDE61-2T00)

【検証】SIGMA MC-11:2023年できること/できないこと~SONY α7RⅢにEFレンズを装着~

こんにちは むうさんです^^

キヤノンのEFマウント用のレンズを、SONY α7RⅢで使えるようにするために、マウントアダプターSIGMA MC-11を買っみました。

快適に使えています。
まさか、EFマウントのレンズが、SONY Eマウントで使えるようになると思っていなかったので、新しいレンズを買わずに、大好きなEFレンズを使えて、嬉しくなりました。

そう!『EF24-70mm F2.8L II USM』、『EF17-40mm F4L USM』とも、『SONY α7RⅢ』で使えるようになって大満足です。

SIGMA MC-11

SIGMA MC-11

今回は、マウントアダプター『SIGMA MC-11』の実践レビューです。実際に使ってみて、出来ること、できないことがわかったので、ご紹介します。

▼SIGMA MC-11

SIGMA MC-11のスペックと特長

MC-11のスペック

マウントアダプターですので、複雑なスペックはありません。以下の通りです。 

SIGMA MC-11スペック

SIGMA MC-11スペック

一つ注意点としては、私のように『EF24-70mm F2.8L II USM』、『EF17-40mm F4L USM』などキヤノンのEFレンズが使えますが、SIGMAの公式としては、シグマ社のEFマウントレンズにだけ対応していることです。

スペックの数字では実感しにくいですが、厚みは26mmしかないので、実際に、『EF17-40mm F4L USM』についてみると下の写真の通りで、かさばることもないですし、レンズ交換もしやすいです。

『EF17-40mm F4L USM』に『MC-11』を装着

『EF17-40mm F4L USM』に『MC-11』を装着

MC-11の特長

SIGMA(シグマ)のホームページには、以下のような特長が書かれています。

MC-11の特長

①快適なオートフォーカス

②ボディ側+レンズ側 手ブレ補正にも対応

③鏡筒内部に植毛を施し、内面反射に配慮

④Exifデータへの反映

これらの特長を一つずつ見ていきながら、他にも気づいた点をご紹介していきます。

検証したファームのバージョンはVer.1.42(2022/12/22公開)です。

実際にファームアップもしてみました。
下の写真の通りパソコンとMC-11を付属のUSBケーブルで接続して、SIGMAのソフト『SIGMA OPTIMIZATION PRO』を立ち上げると、更新ファームがあるか確認してファームアップしてくれます。

ファームアップする時間は30秒もかかりませんでした。
※MC-11をパソコンと接続すると、『SIGMA OPTIMIZATION PRO』のダウンロードを促されるので、そのままインストールすればOKです。

SIGMA MC-11をパソコンに接続

SIGMA MC-11をパソコンに接続

①快適なオートフォーカス

AF-Sモードにおいて、ファストハイブリッドAF対応ボディであれば、きわめて快適なAF撮影が可能です。それ以外のボディでもコントラストAFにより、精度の高いAFでの撮影が可能です。
※ホームより抜粋

実際に、『SONY α7RⅢ』で使ってみると、オートフォーカスモードは、AF-S(シングルAF)だけではなく、AF-C(コンティニュアスAF)モードにも設定できました

AF-S(シングルAF)に設定できる

AF-S(シングルAF)に設定できる

AF-C(コンティニュアスAF)にも設定できる

AF-C(コンティニュアスAF)にも設定できる

AF-Cモードで動いているものを撮影しましたが、フォーカスは追ってくれ、フォーカスも合っているので、実際に使うことができます。

また、AF-Sモードでのオートフォーカスの合焦速度も、CANONのEOSRPで使っている時と変わりませんので、快適です。

②ボディ側+レンズ側 手ブレ補正にも対応

手ブレ補正OS機構にも対応し、高い手ブレ補正効果を発揮。特に手ブレ補正を搭載したボディに装着したときには、角度ブレ補正をレンズ側で行うことで、最大限の補正効果を発揮します。
※ホームより抜粋

実際に、ボディ内手振れ補正を設定できます。

α7RⅢでボディ内手振れ補正を設定

α7RⅢでボディ内手振れ補正を設定

使ってみても、『SONY α7RⅢ』でSONYレンズを使った時と同じように、2段程度効いていました。※検証レンズ:『EF17-40mm F4L USM』

手振れ補正の設定はオートにしていて、マニュアルにすると焦点距離を選択できるようになりますが、オートのままと焦点距離を合わせた結果が変わらなかったので、オートで問題なさそうです。

Exifデータのところで紹介しますが、Exifデータには撮影時の焦点距離データが保存されており、撮影している焦点距離データがカメラへ送られているので、問題ないと思われます。

③鏡筒内部に植毛を施し、内面反射に配慮

内面反射によって装着したレンズ性能の低下を防ぐため、MC-11の鏡筒内部に植毛処理を施しました。
※ホームより抜粋

MC-11の内部は下の写真の通り、内部は黒くなっていて-植毛処理がされていました。

SIGMA MC-11内部

SIGMA MC-11内部

下に電子接点がありますが、これでカメラと、①オートフォーカス、②手振れ補正、④Exifデータなどについて通信しています。

④Exifデータへの反映

レンズの種類、焦点距離、F値などの情報が撮影画像のExifデータに反映されます。
※ホームより抜粋

実際に確認してみました。
レンズの種類、焦点距離、F値などの情報が撮影画像のExifデータに反映されます。

Exifデータへ撮影条件がしっかり残る

Exifデータへ撮影条件がしっかり残る

▼SIGMA MC-11

SIGMA MC-11気づいた点

絞りがファインダーへ反映されない

通常、SONYのミラーレスカメラでは、ファインダーや液晶モニターへ絞りの効果が反映されますが、『MC-11』と『EF17-40mm F4L USM』や『EF24-70mm F2.8L II USM』では反映されませんでした。

キヤノンEFレンズで使う

キヤノンEFレンズで使う

絞りがファインダーに反映されないとは、絞っても、ファインダーや液晶モニター上では絞り開放でボケのあるままということです。

調べるとSIGMAのレンズでも同様のようなので、これは仕様です。

もちろん撮影すると絞りは反映されるので、撮影された写真はOKです。

絞り効果が反映されない理由として考えられるのは、キヤノンのEOSRシリーズの仕様を引きずっている可能性です。

EOSRシリーズは、ファインダーへの絞りの効果の反映を、常時することができません。絞りボタンを押すと反映されるようになっています。
これは、一眼レフカメラは絞り効果が反映できないので、それに合わせていたようです。※EOSR3以降は、絞り効果の常時反映が可能になっています。

キヤノンのR、RP、R5、R6ユーザーから見ると、何ら困らない仕様です。そもそも、EOSRPで絞り効果は反映されていないので、それと変わらないためです。RやR5を使っている友人などに聞いても、そもそも絞りボタンの存在すら知らなかったです。

あえて言うと、マクロレンズを使って、ボケ具合を調整したい時は、気になるかもしれません。ただ、私の場合は、マクロレンズは『SIGAM 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』でもともとEマウント用なので、困ることはないです。

SIGMA MC-11をEFレンズに装着

SIGMA MC-11をEFレンズに装着

カメラ内レンズ補正機能が効かない

『SIGMA MC-11』では、SIGMAのレンズのレンズ補正データはMC11本体で持っているので、下に書かれた通り、SONYのミラーレスカメラでもレンズ補正ができます。 

マウントコンバーターMC-11本体に記録されたレンズごとのデータを、専用の制御プログラムを使用して動かすことで、AF駆動や絞り制御などの最適化を図りました。周辺光量、倍率色収差、歪曲収差などのカメラ側の補正機能にも対応しています。今後発売されるレンズについては、パソコン経由で最新のレンズデータに更新する事で対応が可能です。
※ホームより抜粋

ただし、キヤノンのレンズは、MC-11本体でレンズ補正データを持っていないので、できないのです。

ですが、これで困ることはなさそうです。
なぜなら、EFレンズは、レンズ補正前の一眼レフ用に作られたレンズで、各種収差を抑えるレベルが非常に高いからです。EOS1D mkⅡ、EOS5D mk4などの2016年以降発売の新しいカメラでないとカメラ内でレンズ補正されないため、レンズ補正を考慮せずにレンズ設計されているからです。

どうしても、レンズ補正をしたい時は、現像ソフトのLightroomや、Dxoなどがあれば可能です。

▼SIGMA MC-11

SIGMA MC-11は快適

使い勝手

使い勝手としては、
開封して、α7RⅢに装着するだけで、すぐに使えます。特に、カメラ側での設定を変更するなどは、必要ありません。

α7RⅢにMC-11を装着

α7RⅢにMC-11を装着

質感

質感はしっかりしていて、頑丈なので、扱う上で気をつかうことはありません。
レンズへの装着もスムーズです。

今のところ、『EF24-70mm F2.8L II USM』と『EF17-40mm F4L USM』で使っていますが、レンズの扱いとして、EOSRPと何ら変わりません

EFレンズにMC-11を装着して、そのまま使ったりしている

EFレンズにMC-11を装着して、そのまま使ったりしている

MC-11はおすすめ

EFレンズでも、オートフォーカスがストレスなく素早く合いますし、手振れ補正も純正レンズと変わらずに効いてくれる。

なにより、EFレンズというレンズ資産を生かせ、また、CANONのSONYのカメラで、同じレンズを使うことができ、懐にも優しいです。

EFレンズを持っていて、SONYのカメラで使いたい方。
SONYのカメラを持っていて、Eマウントにない、EFマウントのレンズを買って使いたい方。
私みたいに、CANONとSONYの両方のカメラを持っている方など、おすすめです。是非チェックしてみてください。

▼SIGMA MC-11

レビュー『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』~作例の説明がわかりやすい~ポートレート撮影の基本が分かる本

こんにちは むうさんです^^

このブログでは人の顔が写った写真は、記事に貼っていませんが、森林セラピーやイベント、登山などで、人の写真を撮ることがあります。

女性ひとりのポートレート写真も撮るのですが、いつも思うのが、撮るのが難しいということ。

基本がわかっていないので、過去に見た写真を思い出しながら撮影している感じです。人の表情を一番大切にすることで、いい写真が撮れることもありますが……。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』は、筆者であるminaseさんの作例がたくさん載っていて、それぞれに狙いと撮影のポイントが簡潔に書かれているので、作例を眺めながら、読みやすく、わかりやすい本でした。

今回は、そんな自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著ブックレビューです。

▼『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』

ポートレート撮影で難しく感じるところ

私がポートレート写真を撮る時は、屋外で自然光しか使わないので、まさに、この本がピッタリです。

ポートレート写真で、背景を選ぶのも難しい

背景を選ぶのも難しい

そんな私のポートレート写真撮影は、腕も経験もまだまだなのですが、難しく感じるところは、

難しく感じるところ

①背景の選び方
 → 良い背景がわからないので、探せない

②陽の光の方向を見る余裕がない
 → 被写体と向き合うのがやっとで、顔の肌に影がはいったりする

③いい表情を掴まえること
 → いい!と思った瞬間にシャッターを押せていない

④露出
 → 顔の肌に合わせているつもりだけど、明るすぎたり、暗すぎたり

⑤ポーズの指示
 → 被写体の方に頼っています

です。

ポートレート撮影をはじめてみると、悩むことが多いのです。

ただ、ポートレート撮影の本は、基本を飛ばしてもっと高度なことが書かれた本が多いので、あまり参考になりませんでした。

この『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』は、そんな私に、ポートレート写真の撮り方の基本を教えてくれ、初心者の私にやさしく寄り添ってくれた本です。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

筆者のminaseさん

20代の若い方で、Instagramのフォロワー数がかなりの数のようです。

筆者のminaseさん

筆者のminaseさん

この本の内容もしっかりとしていますし、撮影しているところを見てみたいです。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 ブックレビュー

Chapterごとに内容を見ていくと、

 目次 

Chap.1 写真は光と影

Chap.2 基本のカメラ設定と考え方

Chap.3 ポートレートが際立つかんたんテクニック

Chap.4 おすすめのポーズ&シチュエーションの見本帳

Chap.5 特典Lightroomプリセットの使い方

私にとっては、すべてのページが役立ちましたが、この本の下のような特徴が、楽しく読み、眺められた理由です

この本の特徴

たくさんの参考になる、撮りたくなる作例

作例のバリエーションが多い(すべて自然光)

③作例の狙い、撮り方のポイントの説明がわかりやすい

さまざまな背景を紹介してくれている

⑤モデルの方のポーズ、自然光の当て方などわかりやすい

⑥ポートレート撮影の視線誘導などの構図が参考になる

⑦minaseさんの撮影スタイル、撮影機材の使い方を具体的に教えてくれている

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

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作例が豊富!

表紙を開けると、1ページに1つの作例で5ページが埋められていて、どれも本当に撮りたくなるような写真ばかりです。

Chap.1では、自然光について、やさしく紹介してくれています。

Chap.1:写真は光と影

1 モデルらしさを切り取りたい

2 大事なのは機材よりも光 いい光で撮影できれば写真は良くなる

3 自然光は常に変化する

4 自然光だけでシャッターチャンスを大事にする

5 柔らかい光を見つけたい

6 光の方向を使い分ける

7 天候別に撮れるポートレートの特徴

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自分が撮影することの多い、公園で撮影した写真も多く、とても参考になりました。

公園で撮影 ポートレート写真は難しい

公園で撮影 ポートレート写真は難しい

ただ、作例のバリエーションは多く、都市風景を背景にしたり、住宅街、水辺、公園など様々な場所での作例が載っています。

▼『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』

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参考になった構図と背景とポーズ

Chap.3は、『ポートレート写真が際立つかんたんテクニック』です。

Chap.3

1 印象を左右するカメラのポジションとアングル

2 背景を整理して人物を引き立てる

3 基本の構図① 日の丸構図

4 基本の構図② 三分割構図

5 基本の構図③ 放射線構図

6 白壁で綺麗な反射を得る

7 撮り方よりも撮影する時間帯を重視する

下のイチョウの落ち葉を背景にしたポートレート写真は、これは背景を整理して撮影できました。

しゃがんでもらい、イチョウの落ち葉を背景に

しゃがんでもらい、イチョウの落ち葉を背景に

Chap.4は、『おすすめのポーズ&シチュエーションの見本帳』です。

Chap.4

1 おすすめのポーズ「立ち」

2 おすすめのポーズ「座り」

3 おすすめのポーズ「寝転がり」

4 おすすめのポーズ「複数人」

5 おすすめのシチュエーション「水辺」

6 おすすめのシチュエーション「植物」

7 おすすめのシチュエーション「道路」

8 おすすめのシチュエーション「壁面」

9 おすすめのシチュエーション「屋上」

10 おすすめのシチュエーション「街中」

11 おすすめのシチュエーション「窓辺」

複数人も結構参考になりました。

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著

ポートレート写真撮影で、基本がわかりやすい本を探していて、『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』に巡り会えて幸運でした。

撮りたくなるような作例、参考になる作例と、それに添えてあるポイントを押さえた説明も、とても参考になりました。おすすめのポートレート撮影の本です。是非チェックしてみてください。

▼『自然光だけで美しいポートレートのつくり方 minase著』