夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【明暗】復活するクヌギと、新芽が枯れるクヌギ~大きな樹木を部屋の出窓で小さく育てる~ミニ盆栽<54>

こんにちは むうさんです^^

家の出窓で20mにもなるクヌギをミニ盆栽にして、育てています。

前回の記事で、春に葉っぱを出さなかったクヌギが、梅雨時期になって復活して葉っぱを出したことを紹介しました。

▼クヌギ復活の記事
【復活】梅雨に芽吹いたクヌギ~全滅からの逆転~

ですが、期待したクヌギがすべて復活したわけではありませんでした。

クヌギの明暗

クヌギの明暗

緑色の新芽がありながら、芽が枯れてしまったクヌギもあります。

今回は、復活したクヌギと枯れてしまったクヌギの明暗を紹介します。

期待したクヌギたち

春を過ぎてから芽が出始めたクヌギがあり、期待を持って世話をしていました。 

下の写真の右側3つが、期待のクヌギです。

期待のクヌギたち

期待のクヌギたち

クヌギ”お君”の芽生え

クヌギに識別のため、名前をつけていますが、最初に紹介するのは”お君”です。

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

”お君”は、まだ、枝も緑色で、枝での光合成もしているので、栄養もありそうで、期待の星です。

5/13

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

クヌギの”お君”(5/13)

枝の根元に、緑色の★の形をした新しい芽がでてきています。
順調に育ってくれるように、霧吹きをしたり、水をあげたりしていました。

5/20 

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

クヌギの”お君”(5/20)

正直、この緑色の芽がなければ、枯れてしまっていると思っても不思議のない状態です。植物が死んだかどうか、枯れたかどうかを判断するのは難しいです。

6/3

クヌギの”お君”(6/3)

クヌギの”お君”(6/3)

クヌギの”お君”(6/3)

クヌギの”お君”(6/3)

緑色の芽が、少し色が濁ってきていて、枯れ始めているようにも見えます

このあたりでは、不安になって、水はもちろんですが、せっせと霧ふきをしていました。暑すぎるのでは?などと考えていました。

7/8

葉っぱが開かず、芽が死んでしまったのはわかっていましたが、写真は撮らずにいました。

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

芽があったところは、完全に茶色になって枯れてしまっています

ですが、下の方に、新しい緑色の芽がでてきています。

クヌギの”お君”(7/8)

クヌギの”お君”(7/8)

この緑色の芽が育つことを期待しています。
でも、もう夏です。

クヌギ”クみ君”の芽生え

”クみ君”は、枝がすでに茶色ですから、光合成ができません
新しい緑色の芽はありますが、厳しいかもと思っていましたが、その通りになってしまいました。

6/3 

クヌギの”くみ君”(6/3)

クヌギの”クみ君”(6/3)

クヌギの”くみ君”(6/3)

クヌギの”クみ君”(6/3)

葉が開く可能性がある、緑色の芽ですが、ここから葉っぱになるには、うまくいっても1月以上かかります。

7/8 

予想通りでした、芽は開いて葉っぱにならず、茶色く枯れてしまいました。 

クヌギの”くみ君”(7/8)

クヌギの”クみ君”(7/8)

クヌギの”くみ君”(7/8)

クヌギの”クみ君”(7/8)

クヌギの”くみ君”(7/8)

クヌギの”クみ君”(7/8)

枝も茶色いですし、枯れてしまったと判断しています。

復活したクヌギの”クま君”

今までの2つは、明暗の”暗”の方でしたが、復活したクヌギもあります。
前の記事で紹介した”クは君”と、今から紹介する”クま君”です。

6/3

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

クヌギの”クま君”(6/3)

枝が緑色ですから、枝で光合成ができるクま君”。
そして、その緑色の枝に新しい芽があるので、期待できそうです。

6/25

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

クヌギの”クま君”(6/25)

まだ、葉っぱは開きませんが、枝がグングン伸びています。
これは、行ける!はずです。

7/8

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

きれいな薄グリーンの枝がどんどん上へ生長しています。
クヌギのエネルギーを感じました。

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

クヌギの”クま君”(7/8)

枝は、更に伸びて、ついに葉っぱが開き始めました。

クヌギは、弱い樹木だとつくづく思いました
栄養を持ったドングリがあるときは、枝を切ってもすぐに復活しますが、ドングリの力がなくなると、途端に樹木としての弱さを露呈してきます。

クヌギというのは、人が木炭を作るのに、長い間、里山で手を入れて育ててきた樹木です。自然界に放たれた今、樹木としての生命力が問われているように、クヌギのミニ盆栽を育てながら思いました。

どんぐりのこと、クヌギのことを知りたいなら

おすすめの本を2冊ご紹介します。

▼新装版 タネはどこからきたか? 鷲谷 いづみ (著), 埴 沙萠 (写真)

リアルなどんぐりの生態の写真と説明で、どんぐりってこういうことだったんだと知ることができる本です。

どんぐり以外のタネのことも含めて、説明されているので、タネ全般のことがわかることで、どんぐりがどういう特徴があるのかも知ることができます。
鷲谷 いづみさんと、植物写真家の埴 沙萠さんのこのシリーズはどの本もおすすめです。

▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著

クヌギをはじめ28種類の樹木の個性と生き残り戦略が簡潔な言葉で書かれていて、どなたでも読めるやさしい本となっています。

クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。

撮影機材

拡大して撮影するには、スマホではできないので、ミラーレスカメラ『SONY α7初代』、『SONY α7RⅢ』を使って、レンズもマクロレンズSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artを使ってします。

『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』は、シグマ社で画質に徹底的にこだわった最高峰のArtレンズです。 

下のレビュー記事を是非、ご覧ください。

▼α7中古とSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artで実感写真レビュー~おすすめのマクロレンズ~

 

【復活】梅雨に芽吹いたクヌギ~大きな樹木を部屋の出窓で小さく育てる~ミニ盆栽<53>

こんにちは むうさんです^^

3年目のクヌギが目を出してくれず、全滅かと思っていましたが、下の記事の通り、緑色の小さな芽が枝についているクヌギが出てきたのです。

ですが、今までも、芽があると喜んでも、死んでいく芽もたくさんありました。今回も過剰には期待しないようにして、日々観察していたら、ついに復活しました!

復活したクヌギ

復活したクヌギ

今回は、梅雨にようやく芽を開いたクヌギのミニ盆栽を紹介します。 

クヌギの全滅

クヌギは、1年目は元気なのですが、秋に落葉した後の春に芽吹く率が、非常に低いです。

昨年はクヌギのドングリの仕込みをせず、昨年と一昨年にドングリから芽生えたクヌギの芽生えを待ちましたが、春になっても芽生えの気配がなく、全滅していました。

▼クヌギ全滅の記事。

まさに、全滅でした。

全滅したクヌギ

全滅したクヌギ

クヌギの希望

しかし、5月になって、死んだと思ったクヌギに、緑色の新芽があるのを発見し、もしかしたら!と希望を持ちました。

クヌギの”くは”君です。

5/7の写真です。

クヌギの新芽

クヌギの新芽

クヌギの新芽

クヌギの新芽

この芽が開いて葉っぱになることを祈り、
芽吹くためには水が大量に必要なので、毎日、水をあげて
霧吹きで熱くなりすぎないようにして
育てている出窓には、すだれをあてて日光を抑えめにして
慎重に手入れしていました。

クヌギ復活への道

毎日観察しながら、時間があるときは、どの位の期間で芽吹くかを記録するために、写真を撮っていきました。

▼5/13

クヌギの”くは”君(5/13)

クヌギの”くは”君(5/13)

クヌギの”くは”君(5/13)

クヌギの”くは”君(5/13)

5/7から5/13へ約1週間経って、芽が前方へ突き出してきています。
これは、芽吹きそうだ!

▼5/14

翌日にもしかしたら一気に葉っぱが出るかと思って観察しましたが、進みは少しずつのようです。 

クヌギの”くは”君(5/14)

クヌギの”くは”君(5/14)

ですが、着実に進んでいました。

▼5/17

クヌギの”くは”君(5/17)

クヌギの”くは”君(5/17)

クヌギの”くは”君(5/17)

クヌギの”くは”君(5/17)

5/14から3日後ですが、進みは本当にゆっくりです。

葉っぱが広がるのは、葉っぱが水を蓄えて大きくなるので、水やりは欠かしませんでした。

▼5/20

クヌギの”くは”君(5/20)

クヌギの”くは”君(5/20)

クヌギの”くは”君(5/20)

クヌギの”くは”君(5/20)

さらに3日間経っても、大きな変化はありません

このあたりで感じていたのが、もしかしたら、ここから枯れてしまうのではという不安でした。

▼5/21

しかし、ついに、クヌギの葉っぱのギザギザが新芽に現れてきました。

クヌギの”くは”君(5/21)

クヌギの”くは”君(5/21)

いけるか!?

▼5/27

5/21から約1週間後、
ついに、本格的な芽生えが始まりました。 

クヌギの”くは”君(5/27)

クヌギの”くは”君(5/27)

クヌギの”くは”君(5/27)

クヌギの”くは”君(5/27)

下の方にも、新たな芽がでてきました。

クヌギの”くは”君(5/27)

クヌギの”くは”君(5/27)

クヌギの”くは”君(5/27)

クヌギの”くは”君(5/27)

真ん中の葉っぱの奥には、次の芽も出てきています。

ここで、確認しました。葉っぱが開く!と。

▼6/3

クヌギの”くは”君(6/3)

クヌギの”くは”君(6/3)

クヌギの”くは”君(6/3)

クヌギの”くは”君(6/3)

ところが、少しずつ育ってきた、新芽は枯れてしまいました。

下の大きくなった葉っぱに栄養や水分を奪われてしまったのでしょうか?
クヌギとして、どちらを生き残らせるかという判断で、下の葉っぱを優先したようです

ですが、復活は復活です。

▼6/25

クヌギの”くは”君(6/25)

クヌギの”くは”君(6/25)

クヌギの”くは”君(6/25)

クヌギの”くは”君(6/25)

一気に、大きな葉っぱが3枚になりました。

一枚目の葉による光合成で栄養を作って、成長路線に入ったのではないでしょうか。

▼7/8

今の姿です。
立派に育っています。

クヌギの”くは”君(7/8)

クヌギの”くは”君(7/8)

クヌギの”くは”君(7/8)

クヌギの”くは”君(7/8)

撮影機材

拡大して撮影するには、スマホではできないので、ミラーレスカメラ『SONY α7初代』、『SONY α7RⅢ』を使って、レンズもマクロレンズSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artを使ってします。

『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Art』は、シグマ社で画質に徹底的にこだわった最高峰のArtレンズです。 

下のレビュー記事を是非、ご覧ください。

▼α7中古とSIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artで実感写真レビュー~おすすめのマクロレンズ~

どんぐりのこと、クヌギのことを知りたいなら

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クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。

 

【別れ】春になっても芽吹かないミニ盆栽にさよなら トウカエデ、ケヤキへ植替え~部屋の出窓で育てるミニ盆栽<52>~

こんにちは むうさんです^^

春になり、芽吹くと思ったミニ盆栽が、葉っぱを出さずにシーンとしています。
大変なことにクヌギは全滅しそうな感じです……。

▼春になっても芽生えないクヌギの記事
【全滅!】春になっても芽生えないクヌギ

出窓という狭い場所で、ミニ盆栽を育てているので、芽吹きそうもないポッドを置いておくのであれば、新しくケヤキやトウカエデをポッドへ植え替えた方がいいだろうと考えました。

ケヤキ:プランターからポッドへ植え替えました

ケヤキ:プランターからポッドへ植え替えました

今回は、枯れてしまったポッドを埋葬(廃棄)して、今までプランターで寄植えしてきたケヤキやトウカエデへの植替え日記です。

ミニ盆栽のおすすめの3冊です。チェックしてみてください。

▼『超ミニ盆栽 岩井輝紀著』

▼『四季のミニ盆栽 山田香織著』

▼『小さな盆栽の作り方・育て方 山田香織著』

▼ミニ盆栽 おすすめの本3冊レビュー記事

ミニ盆栽の埋葬(廃棄)

残念ですが、芽吹かなかったミニ盆栽のポッドを集めて、2つのトレーにいれました。

トレー1

トレー1は、ほとんどがクヌギです。昨年の春に芽吹かなかったのを、もう1年待ったものもありますが、ダメでした。

▼トレー1の埋葬(廃棄)する前のミニ盆栽

▼埋葬(廃棄)するポッドには名前のあるものもあります

元々、生長した時に、以前と比較できるように名前をつけていました。クと最初につくのはクヌギです。

クめ君、クへ君、クむさん、お君、クやさん、クも君、き君、と名のない3つの、合計10個のミニ盆栽を今回埋葬(廃棄)しました。

▼埋葬(廃棄)後

トレー2

名前を見ると、最初にコとつくものが6つあります。これはコナラです。

トレー2のメインはコナラで、その他はいくつかのクヌギとトウカエデが1つです。

▼埋葬(廃棄)前のミニ盆栽

▼埋葬(廃棄)前の14個のミニ盆栽

▼14個すべてを埋葬(廃棄)しました

これらトレー1の10個、トレー2の14個のスペースを生かすために、ケヤキとトウカエデをポッドへ植え替えていきます。
 

新たなミニ盆栽へ植替え

プランターのトウカエデとケヤキ

2021年秋にプランターへ撒いた種で、昨年の春に発芽したものがプランターに残ったままになっています。一部は昨年の春からミニ盆栽にしていますが、残ったものがあるのです。

それらをポッドへ植え替えていきます。

▼プランターのトウカエデ

プランターのトウカエデ

▼プランターのケヤキ

トウカエデのポッドへの植替え

トウカエデの枝が、下の方で枝分かれしているのがあると良かったのですが、みな、上へ上へと太陽の光欲しさにまっすぐ伸びているので、小さめのものをメインに選びました。

▼ポッドへ植替えるトウカエデ

▼トウカエデをポッドへ植え替えていきます

▼5つのトウカエデの植替え完了

ケヤキのポッドへの植替え

ミニ盆栽にするのに形が良さそうなものとして、枝が下の方で分かれているのがいいので、そのようなケヤキを選んで、掘り出しました。

▼ポッドへ植替えるケヤキ

▼ポッドへ植えていきます

ケヤキも順調に生長しているので、今後が楽しみです。

▼ケヤキ5つ、トウカエデ5つのポッドへ植替えが完了

ミニ盆栽について詳しく知りたい方へ

ミニ盆栽のコツを知りたい方は、ミニ盆栽のコツのコツ 群境介著』がとてもおすすめです。わかりやすいイラストで、細かいコツまで書かれています。是非、チャックしてみてください。

ミニ盆栽についてもっと知りたい方は、下のブックレビューをご覧ください。

ミニ盆栽ブックレビュー:あわせて読みたい

 

【希望】春になっても芽生えないクヌギ~大きな樹木を部屋で小さく育てる~ミニ盆栽<51>

こんにちは むうさんです^^

クヌギは3年目でしたが、2023年春になっても新しい葉を出してくれていません。

▼【全滅!】春になっても芽生えないクヌギ

クヌギをどんぐりから発芽させてから、一番の危機が訪れました。
このまま、すべて枯れてしまうのか……。

▼クヌギをどんぐりから発芽させた記事
【驚き】クヌギのどんぐりの発芽、ミニ盆栽へ小さく育てるチャレンジ

そこへ、一筋の希望が見えてきました。緑色の芽が!

クヌギの緑の芽

クヌギの緑の芽

今回は、どんぐりから育てたクヌギが、全滅か?とおもったその時、よく観察すると、まだわからない状況だと希望が見えた紹介です。

芽を出さないクヌギたち

前の紹介した通り、春になっても葉っぱを出してくれていません。
全滅に向けてカウントダウンです。

死んだクヌギたち

死んだクヌギたち

希望の緑色のクヌギの芽

しかし、1つひとつのクヌギをじっくり観察すると、枝の部分が緑色だったり(上の写真の ”クま” など)しています。

枝が緑色ならば、枝で光合成ができるので、まだ可能性があります。

また、さらによく観察すると、小さな緑色の芽があることがわかりました。

まだ、チャンスはある!

く君、クは君、クま君、お君に期待

く君、クは君、クま君、お君の4つに期待です。

く、クは、クま、おに期待

く、クは、クま、おに期待

く君については、2022年も芽生えなかったのですが、まだ枝の下の方が緑色です。

▼く君

クヌギのく君

クヌギのく君

芽は茶色いですが、私はく君を諦めません。また、あの綺麗な黄葉をみせてほしいからです。

▼クは君

クヌギのクは君

クヌギのクは君

一番の期待のクは君です。緑色の芽があります。葉っぱになってほしい!
水をこまめにあげて、霧吹きをしてICU(集中医療)状態で世話をしています。
葉が開くには大量の水が必要です。

▼お君

クヌギのお君

クヌギのお君

クヌギのお君

こちらも緑色の芽があります。
同じくICU(集中医療)状態で、スクランブルです。

植え替えて、新たな土で栄養豊富に

1年間ポッドの中で同じ土でした、土の栄養も切れているでしょう。ならばと、新しいポッドと土へ植え替えです。 

▼く君

p21ポッドも小さいものから、サイズアップして育ちやすい環境にしました。
く君の復活を祈ります。

▼クま君

クま君は、芽はでていませんが、枝が緑色です。
その枝で光合成をして、芽を出してほしいです。

▼クは君

これで準備万端です。
4つの希望から、芽が1つでもでるように、世話をしていきます。

頑張れ!クヌギたち

どんぐりのこと、クヌギのことを知りたいなら

おすすめの本を2冊ご紹介します。

▼新装版 タネはどこからきたか? 鷲谷 いづみ (著), 埴 沙萠 (写真)

リアルなどんぐりの生態の写真と説明で、どんぐりってこういうことだったんだと知ることができる本です。

どんぐり以外のタネのことも含めて、説明されているので、タネ全般のことがわかることで、どんぐりがどういう特徴があるのかも知ることができます。
鷲谷 いづみさんと、植物写真家の埴 沙萠さんのこのシリーズはどの本もおすすめです。

▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著

クヌギをはじめ28種類の樹木の個性と生き残り戦略が簡潔な言葉で書かれていて、どなたでも読めるやさしい本となっています。

クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。

 

【強化】春の土の追加でミニ盆栽の環境整備~大きな樹木を部屋で小さく育てる~ミニ盆栽<50>

こんにちは むうさんです^^

春になり、秋に落葉したコナラトウカエデイチョウケヤキと、新しい葉っぱをだして芽吹いてきています。

ケヤキの新しい葉
ケヤキの新しい葉

1年間同じポッドにいて、土の栄養も減ってきているだろうと思い、土を追加することにしました。

簾をかけて陽の光を適度に落とした小さな出窓に、4つのトレーに約60個のポッドのミニ盆栽があります。

今回は、春の土の追加を紹介します。

トレー1:イチョウたち

追加する土は、普通の園芸の土(培養土)で、下の写真のものです。

▼有機培養土

有機培養土

1つ目のトレーはイチョウたちです。イチョウはタフなので全員育っています。

イチョウがどんな樹木が紹介していますので、ご覧ください

▼土を追加する前のイチョウのミニ盆栽

1年前はポットいっぱいだったのが1cm弱減っています。
栄養分が使われて減ったのでしょうか? 

▼土を追加する前

▼土を追加した後 

たっぷり土を追加しました。この後、水をあげます。

イチョウの種である銀杏から育てています。銀杏をどう植えるのがいいのか紹介した記事がありますので、ご覧ください。 

▼銀杏を植えてイチョウを発芽させる。
【イチョウ】銀杏発芽方法~初心者のチャレンジ<14>~ミニ盆栽への種の仕込み

トレー2:コナラたち 

コナラも、クヌギほどでないですが、春になっても芽吹かなかったものがあります。 

▼トレー2

▼たっぷり土をいれました

これで、コナラも順調に生長してくれるといいのですが、暑さに弱いので夏場が勝負です。

トレー3:クヌギとイチョウたち

大きな鉢にいれた、ミニ盆栽ではない1つだけが葉っぱを出していて、ミニ盆栽は全滅しています。ですが、復活を信じて土を追加です。

また、イチョウは今年発芽したものをポッドに移したばかりなので、土は追加しません。タフなイチョウが勢力を増大させています。

▼トレー3の土を追加する前

▼土を追加した後

クヌギのことを知るおすすめの本:『アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著』

クヌギをはじめ28種類の樹木の個性と生き残り戦略が簡潔な言葉で書かれていて、どなたでも読めるやさしい本となっています。

クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。

トレー4:トウカエデとケヤキ

トウカエデとケヤキは1つのポッドを除いて、順調に2年目も育ちました。

ミニ盆栽の本ミニ盆栽のコツのコツ 群境介著』にトウカエデは初心者向きと書かれていましたが、ここまではその通りになっています。 

ミニ盆栽のコツのコツ 群境介著』

▼トレー4のケヤキとトウカエデ

トレー1のイチョウのようには、あまり土は減っていなさそうです。
▼土を追加

これで、この1年の基礎ができました。
また日々の世話をしながら、初心者なりにミニ盆栽を育てていきます。

このブログではすでに50ものミニ盆栽の記事を書いてきました。
下のリンクは、そのミニ盆栽の記事一覧となります。是非、ご覧ください。

ミニ盆栽について詳しく知りたい方へ

ミニ盆栽のコツを知りたい方は、ミニ盆栽のコツのコツ 群境介著』がとてもおすすめです。わかりやすいイラストで、細かいコツまで書かれています。是非、チャックしてみてください。

ミニ盆栽についてもっと知りたい方は、下のブックレビューをご覧ください。

ミニ盆栽ブックレビュー:あわせて読みたい

 

【タフ!】イチョウの発芽率は100%、2年目も順調、植替え後も視界良好~大きな樹木を部屋で小さく育てる~ミニ盆栽<49>

こんにちは むうさんです^^

ミニ盆栽<47>では、クヌギが全滅した記事を書きました。ミニ盆栽にするには、樹木としての強さと環境への適合性が必要です。そういう意味で、クヌギは……。 

▼クヌギの全滅の記事
【全滅!】春になっても芽生えないクヌギ

一方、イチョウは、高い発芽率、2年目もすべてのイチョウが芽生えて生長中と、タフで強い樹木だとわかってきました。

発芽したイチョウ

発芽したイチョウ

今回は、2022年の秋に植えたイチョウの種子、銀杏(ギンナン)の発芽したものを、ポッドへ植え替えについてご紹介します。 

イチョウの発芽

イチョウの発芽時の葉

イチョウは、最初に双葉のように親の葉っぱと違う形状の葉がでてくることはなく、最初からイチョウの葉っぱの形です。そこに、少し驚きました。

イチョウの葉は最初からイチョウの形

イチョウの葉は最初からイチョウの形

イチョウは、下の方でおすすめの本をご紹介しますが、2億年前の古い種類の樹木ですから、古い形態で発芽しているのかもしれません。

イチョウの発芽時期

イチョウの発芽の時期ですが、トウカエデ、ケヤキ、コナラ、クヌギが3月には発芽しているのと比べると、2022年は4月の下旬、2023年も4月の上旬と、4月に入ってからの発芽となるので、遅いです。

元は、中国の樹木とはいえ、平安時代に日本に入ってきているので、千年以上経っています。
自然の中では、すでに他の樹木が発芽していて競争に勝てそうもありません。日本の中では人の手で大事に育てられ、自然界にはイチョウがないことも、日本の風土に合わせて進化してこなかった理由かもしれません。

人の手で大事に育てられたイチョウ

人の手で大事に育てられたイチョウ

イチョウの植替え

2023年の発芽したイチョウをポッドへ植替えていきます。 

▼銀杏から芽を出したプランターの植えたイチョウ

芽を出したイチョウ

▼10個用意したポッド

10個用意したポッド

ポッドは100均ショップのダイソーで購入したもので、50個くらいで100円です。

▼土は、園芸の土です。

園芸の土

▼プランターを手で掘って、イチョウを掘り出します。

イチョウを掘り出す

▼掘り出したイチョウ

掘り出したイチョウ

銀杏の中には、まだ栄養がたっぷり詰まっていそうです。ですから、小さくするために茎を切っても、また生長してきます。※今回は小さいので切りませんでした。

▼ポッドへ入れます。

イチョウをポッドへ入れる

▼土をかけて植替え完了です。

土をかけて植替え完了

▼同じように、他のイチョウも掘り出し、植え替えます。

イチョウを掘り出す

イチョウを植え替える

▼10個の植替え完了

10個のイチョウの植替え完了

▼プランターにはまだ7個の芽がのこっています。

プランターにはイチョウがまだ残っている

秋の黄葉に向けてイチョウを育てていくのが面白そうです。

また、昨年よりも早めにポッドに植替えたので、より小さく育つのではないかと期待しています。特に葉っぱが小さいままだと、可愛いいので、どうなるか楽しみです。

イチョウなど、樹木についてのおすすめの本

街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

この『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』では、イチョウはもちろん、他に、ケヤキ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、コブシ、ポプラ、プラタナス、トチノキなど、15種類の街路樹について、その生存戦略を紹介しています。是非チェックしてみて下さい。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

樹木博士入門 小幡和男、他著

街中でも、公園でも、登山で山に行っても、樹木はいたるところにあります。そんな日本の樹木について、”事典+図鑑”というコンセプトで樹木を教えてくれる本です。

この本のために、実験をしたり、観察を新たにしたりした詳しい写真がたっくさん載っています。見ているだけでも、樹木のことがわかってくるような本です。

イチョウについては、”イチョウの花から実(種子)を観察しよう”というコラムが書かれています。

イチョウの花?
他とは一味違うことが書かれていた、見ても読んでも、新たな発見がある本で、比べる本がないほど、おすすめです。チェックしてみてください。

▼レビューも書いていますので、ご覧ください。

あわせて読みたい

植物は、動けないことから、生き残るために様々な工夫をしています。それが、人の生き方や、商売の仕組み、組織の戦略などのヒントになります。

そんな植物の生前戦略に関して面白く教えてくれる本を6冊紹介した記事です。是非、ご覧ください。

 

【観察】イチョウの発芽を観察、ギンナンから出る芽が面白い~初心者のミニ盆栽へのチャレンジ<48>~部屋の中で小さく育てる~

こんにちは むうさんです^^

昨年の秋も、2年続けて、銀杏を植えました。
イチョウは生命力が強く、発芽率がとても高い樹木です。2億年から生きながらえている生きた化石と言われるだけのタフさを備えているのです。

昨年の秋に植えた時の記事は下をご覧ください。

イチョウの芽生えは遅いのですが、今年は桜の開花同様に、4/8にひとつ発芽していました。

▼2023年のイチョウの芽生えと2年目の芽吹き
【イチョウの春】イチョウの芽生えと2年目の芽吹き

発芽したイチョウの小さい葉っぱ

発芽したイチョウの小さい葉っぱ

今回は、発芽したイチョウは、銀杏からどのように芽を出しているのかの観察と、大きくなる前にとポッドへの植え替えレビューです。

2023年春の発芽率は? なんと100%

2022年の秋は、下の写真のプランターに18個の銀杏(ギンナン)を植えました。

ギンナンを植えたプランター

その結果は、

2023年春の発芽

2023年春の発芽

そして、植え替えようと、土いじりをしていると、土の中から発芽しているギンナンもありました。

土の上に顔を出していなかったイチョウの芽生え

土の上に顔を出していなかったイチョウの芽生え

結果として、5月1日時点で、18個植えたギンナンの内の17個が発芽していました。発芽率=94%と相当高いです。
→→その後、5月6日時点で18個すべてが発芽して、発芽率=100%となりました。

イチョウの生命力が強いため、出窓で育てているミニ盆栽が、イチョウに占拠されそうな勢いです。

現時点では、トウカエデ、ケヤキ、コナラ、クヌギも頑張っていますが、最大勢力はイチョウになりそうです。

その生命力の強いイチョウがなぜ、日本では街路樹などの人が植えたもの以外は見ることができないのか?
その不思議について書いている記事がありますので、是非御覧ください。

イチョウの発芽の観察

イチョウの芽は、ぎんなんからどのように出ているのでしょうか?
観察してみました。

▼発芽したイチョウ:まだまだ小さいです。

発芽したイチョウ

シャバルとサイズ感を比べると、かなり小さいことがわかります。
おとなのイチョウの葉は大きいですから、そのようになるには少し時間がかかります。ですが、昨年の経験から、ここから1月すると大きな葉っぱになってしまいます。

▼発芽したイチョウの根の部分を観察すると

イチョウの根元

二股にわかれて土の中とつながっているのがわかります。

土をほじくっていると、発芽直後のイチョウが3つみつかりました。

発芽した直後のイチョウ

▼よく観察してみます

ギンナンが割れて芽がでている

ギンナンの尖った方から、割れた部分から芽が出ています。

▼真ん中のものを観察すると

発芽直後のぎんなん

ギンナンから二股に伸びたものがあり、下へ茶色く根が伸びて、上へは緑色の葉っぱと茎の子どもが伸びています。

▼上から観察

イチョウの発芽を観察

ギンナンの割れた部分から1つの芽がでて、それが二股に分かれて、その二股が合体したところで根(茶色)と茎/葉っぱ(緑色)の二方向にわかれています。

▼他の銀杏からの発芽

銀杏からの発芽観察

参考に、クヌギのどんぐりからの発芽の写真を探してみました。

▼クヌギの発芽

クヌギの発芽

クヌギの発芽観察

イチョウと同じように、二股に分かれて、その合体したところから根と茎にわかれています。

樹木の生存戦略を知りたい方へ、おすすめの本

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか

『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』

樹木は動けないため、生きるためにいろいろな戦略を持っています。
36種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。

▼『イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』ショートブックレビュー

アセビは羊を中毒死させる

『アセビは羊を中毒死させる 樹木の個性と生き残り戦略 渡辺一夫著』

28種類の樹木の個性と生き残り戦略を教えてくれる貴重な本です。
とても面白いので、是非、チェックしてみてください。

植物の生き残り戦略本 おすすめの6冊

植物の生き残り戦略本 おすすめの6冊ショートブックレビュー

 

【全滅!】春になっても芽生えないクヌギ~大きな樹木を部屋で小さく育てる~ミニ盆栽<47>

こんにちは むうさんです^^

2020年の秋にクヌギのどんぐりを拾って始めたミニ盆栽、そのクヌギがほぼ全滅してしまいました。

2021年春は、多くが芽を出して生長、秋には綺麗な黄葉も見せてくれました。

が、翌年の2022年春に葉っぱがでるクヌギは、半分以下。

それでも、2021年に拾って仕込んだどんぐりで、あらたにミニ盆栽を始めましたが、今年はついに大きな鉢に植えていたミニ盆栽ではない、普通のクヌギだけが生き残りました。

クヌギのこれまで

2020年の秋に、たまたま大量に拾ったクヌギのどんぐりが、ミニ盆栽のスタートでした。 

そもそも、クヌギはどんぐりは大きく生命力があると感じていました。

どんぐりの大きさの比較

どんぐりの大きさの比較

実際に育てていても、どんぐりが大きいせいか茎を切ったり、根を切ったりしても芽を出して生長しました(下の記事<7>を御覧ください)。

また、コナラが弱ってしまうような暑さでも、クヌギは大丈夫なのでタフな樹木だと感じていました。

2023年春のクヌギ

昨年のことがあったので心配はしていましたが、全滅するとは思っていませんでした。クヌギは葉っぱが枯れた後も、葉が落ちにくい樹木なので、葉っぱがついたままなのも気にはなっていました。

2023年4月 クヌギ

2023年4月 クヌギ

一番右の”クま”は、枝が緑色なので枯れてはいないと思いたいです。

2023年4月 芽生えないクヌギ

2023年4月 芽生えないクヌギ

4月になっても、枯れた葉っぱがそのままです。本来だと、葉っぱが落ちて、新しい葉っぱが出てくるはずですが。

枝の先端も茶色いままのクヌギ

枝の先端も茶色いままのクヌギ

枝の先端の芽がでるところも、茶色いままで期待感がしぼみます。

ですが、植物は死んだふりをして、再生長することもあるので、もう1年、来年の春まで待ってみます。昨年の春に芽を出さなかったクヌギは2年待つになりますが、様子を見てみようと思います。

唯一、葉っぱを出した大きな鉢のクヌギは下の通り、

葉っぱを出したクヌギ

葉っぱを出したクヌギ

小さなポッドに入れていることが原因なのだと思います。

大きな場所へ植え替えるのも復活させる手段かもしれないので、検討しています。

どんぐり、クヌギがわかる、おすすめの本

おすすめの本を3冊ご紹介します。

《1》『新装版 タネはどこからきたか? 鷲谷 いづみ (著), 埴 沙萠 (写真)』

リアルなどんぐりの生態の写真と説明で、どんぐりってこういうことだったんだと知ることができる本です。

どんぐり以外のタネのことも含めて、説明されているので、タネ全般のことがわかることで、どんぐりがどういう特徴があるのかも知ることができます。
鷲谷 いづみさんと、植物写真家の埴 沙萠さんのこのシリーズはどの本もおすすめです。

《2》『アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著』

クヌギをはじめ28種類の樹木の個性と生き残り戦略が簡潔な言葉で書かれていて、どなたでも読めるやさしい本となっています。

クヌギのどんぐりがなぜ大きいのか?一方、大きいと不利な点は何なのか?など、好奇心をくすぐります。渡辺一夫さんのこのシリーズは、他に2冊あり、どれも超おすすめです。

《3》『樹木博士入門 小幡和男他著』

樹木について、観察をしているかのように、豊富な写真でそのすべてを教えてくれる、”事典+図鑑”です。

写真は企画しながら撮っているので、見たことのない写真がたくさん載っていて、眺めているだけでも樹木のことがわかってきます。
超おすすめの本です。チェックしてみてください。

▼『樹木博士入門』ブックレビュー

 

【ミニ盆栽】ケヤキとトウカエデ 2年目の生長へ~大きな樹木を部屋で小さく育てる~ミニ盆栽<46>

こんにちは むうさんです^^

ケヤキやトウカエデは自然界では20mの大木になるような樹木です。それを、部屋の出窓で小さく育てることにチャレンジしています。

小さな葉っぱをみると、植物の環境への対応力に驚かされます。

春を迎えて、ケヤキもついに芽吹いてきました。先に芽吹いたトウカエデとともに、2年目の生長についてご紹介します。

ケヤキ

ケヤキとはどういう樹木なのか?
は、下の記事で紹介していていますので、御覧ください。

街路樹でもあり、葉っぱは手のひらより少し小さいくらいまで大きくなります。

それが、ミニ盆栽にすると、本当に小さく可愛らしくなります。
そんなケヤキの、2021年に種をまき、2022年が 年目の芽生えを経て、2023年は2年目の芽生えです。

5つのポッドの内4つが2年目を迎えることができました。1つは残念ながら枯れてしまいました。

ケヤキのミニ盆栽2年目の芽生え

ケヤキ2年目の芽生え

こんな小さな葉っぱがでてくると、感動します。

ケヤキの新しい葉っぱ

ケヤキの新しい葉っぱ

ケヤキの葉っぱが広がると、翼を広げたようで格好いいです。

ケヤキのミニ盆栽 葉っぱを広げる

ケヤキが葉っぱを広げる

ですが、その葉っぱは長さが1cmと小さく、ミニ盆栽に相応しいサイズ感です。

トウカエデとケヤキの葉っぱのサイズ感

トウカエデとケヤキの葉っぱのサイズ感

トウカエデも小さめに育っていますが、ケヤキの葉っぱは本当に小さいです。

小さいながらも、成木の葉っぱと同じように、鋸歯があり形は相似形です。

ケヤキのこれからに期待!

ケヤキのこれからに期待!

トウカエデ

トウカエデとはどういう樹木なのか?
は、下の記事で紹介していていますので、御覧ください。

トウカエデのミニ盆栽を始めた理由は、本を読んでいて、初心者向けと書いてあったためです。
何が良いかというと、枝作りの難しさなどがないようです。今の私は意味がわかっていませんが……。

ただ丈夫なことは確かなようです。
2年目も、8つのポッドすべてが芽吹きました。初心者にとっては、丈夫な樹木が一番です。

順調に2年目を迎えたトウカエデのミニ盆栽1

順調に2年目を迎えたトウカエデのミニ盆栽1

葉っぱが上にしかついていないので、もう少し下からも出てくれると格好良くなるのですが。

成木と形が同じトウカエデの葉っぱ

成木と形が同じ葉っぱ

こっちのトウカエデは低めから葉っぱもでています。

こちらは低めから葉っぱもでています。

一番右のトウカエデは、枝が二股に分かれているので、格好良くなりそうで期待値大です。


トウカエデ 葉っぱの大きさの違い

葉っぱの大きさの違い

最初に、幹の上の方を切って小さく育てているトウカエデは、葉っぱが小さく可愛らしいです。

手を加えずに育てているトウカエデ

手を加えずに育てているトウカエデ

プランターから手を加えずに育てたトウカエデは、順調に上へ伸びています。樹木の基本的な性質である太陽の光を得るために大きくなるという見本です。

トウカエデの葉っぱ

トウカエデの葉っぱ

おすすめの本

群境介のミニ盆栽コツのコツ 群境介著

トウカエデは初心者向けと教えてくれた本は群境介のミニ盆栽コツのコツ 群境介著です。 

「繊細な枝先、生長期の緑葉、秋の紅葉と四季折々の風情も魅力。またいろいろな仕立て方ができ」とあり、トウカエデの魅力を語っています。

ミニ盆栽の作業についても非常に具体的に載っているので、とてもおすすめです。是非、チェックしてみてください。

ブックレビューの記事を書いていますので、御覧ください。
『群境介のミニ盆栽コツのコツ』盆栽をミニにする作り方が初心者にも詳しくわかる!ブックレビュー

▼群境介のミニ盆栽コツのコツ 群境介著

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

樹木の生き残り戦略の書かれている本で、樹木のことを知る上でとても面白く読める本で、とてもおすすめです。

この本には、ケヤキ、コナラ、ブナ、トチノキ、ホウノキなど、36種類の樹木の個性と生き残るための様々な工夫が書かれています。是非、チェックしてみてください。

▼イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著 

樹木の生き残り戦略シリーズを書かれている渡辺一夫さんの2冊目は、街路樹を楽しむ15の謎です。 

15種類の街路樹について、その生態が詳しく書かれています。

街でよく見かけるケヤキ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、コブシ、ポプラなど街路樹について書かれた本で、樹木をより身近に感じられるようになりますし、知りたい気持ちに応えてくれる本で、おすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

 

【イチョウの春】イチョウの芽生えと2年目の芽吹き~大きな樹木を部屋で小さく育てる~ミニ盆栽<45>

こんにちは むうさんです^^

ミニ盆栽は、20mもの大木になってしまう樹木を、小さな鉢やポッドで育てて、部屋の中で小さく育てることです。2年前からチャレンジしています。

すべて、種、どんぐり、銀杏から育てています。

クヌギをどんぐりから育てる

クヌギをどんぐりから育てる

▼どんぐりからクヌギとコナラを育てる
【実践!】どんぐりを拾って育てよう! どんぐりの拾い方、選び方、発芽法、育て方

▼トウカエデを種から育てる
【順調】春に芽生えたトウカエデの生長

▼イチョウを銀杏を発芽させて育てる
イチョウのミニ盆栽~銀杏(ぎんなん)発芽方法で芽生えた!そして育てる

イチョウは銀杏から育てて、昨年の11月には黄葉した後、落葉しました。

イチョウの黄葉のしかかりのグラデーション

イチョウ:黄葉のしかかりのグラデーション

そもそも芽生えただけで、感動があるのですが、秋になって葉を落としてから、春の芽吹きを見るのも、生命の力を感じます

3月上旬には、コナラとトウカエデは芽吹いていました。その時は、ケヤキとイチョウは未だでしたが、ついに春が訪れ、芽吹きました。

今回は、イチョウの春の芽生えと芽吹きのドキュメントです。

イチョウ

イチョウとは?

イチョウは、生きた化石と言われる古い種類の樹木です。
そんなイチョウについては、下の記事に詳しく書いていますので、御覧ください。

イチョウの芽生え

昨年植えた銀杏は、4月上旬には、一つだけ芽を出し始めました。

▼イチョウの芽生え(4月8日)

イチョウの芽生え

上の写真の右下の方に、緑白色の芽があります。まだ、小指の先より小さいくらいです。

▼芽生えをアップにすると

イチョウの芽生えのアップ

上の方は、薄い葉っぱが重なっていて、葉が開く直前の感じです。

▼葉っぱの重なり

イチョウの芽生え:葉っぱの重なり

上から見ると、このように葉っぱが重なっているのがわかります。

イチョウは、トウカエデ、ケヤキ、クヌギ、コナラより遅めに芽生えで、昨年は4月の下旬頃に芽生えたのですが、今年は暖かかったせいか、少し早めになりそうです。

撮影機材

育て始めると、拡大して写真をとって観察したくなります。

スマホだとそこまで拡大できないのと、ピントをバッチリ合わせることができないので、使っているのがミラーレス一眼とマクロレンズです。

SONY α7とシグマ 105mm F2.8 DGDN MACRO ART

SONY α7とシグマ 105mm F2.8 DGDN MACRO ART

マクロレンズは、『シグマ 105mm F2.8 DGDN MACRO』を使っているのですが、光学性能が高く、解像感が非常に高いレンズなので、大のお気に入りです。レビュー記事を書いていますので、御覧ください。

▼マクロ撮影の機材のレビュー記事

▼シグマ 105mm F2.8 DGDN MACRO Eマウント用

イチョウの2年目

イチョウは銀杏から育てて、昨年の春に芽生え、そこから秋の黄葉を経て、2年目の春を迎えています。

イチョウは、以前の記事でも書きましたが、タフな樹木です。銀杏の植えた時の芽生える率も高いですし、夏の暑さにも強かったです。そしてミニ盆栽の2年目もすべて芽吹いています。

生きた化石として、何億年も生き残ってきたタフさを感じさせられます。

▼A、B、C

イチョウのミニ盆栽2年目

▼Aの茎にある芽

イチョウの芽

ミニ盆栽にするときに、上の方にしか葉っぱがついていないと格好悪いので、このAについては、後で、この芽を残して茎を切ってしまうつもりです。できるだけ葉っぱを茎の下の方につけるためです。

▼D、F、H、I

イチョウ2年目の芽吹き

▼J、K、L、Z

イチョウの芽吹きがはじまる

イチョウはタフで、チャレンジしがいがありそうなので、今年は、イチョウに力を入れて行こうと思っています。
 

ミニ盆栽について

ミニ盆栽についてもっと知りたい方は、下のブックレビューをご覧ください。

ミニ盆栽ブックレビュー:あわせて読みたい

▼ミニ盆栽をそもそも始めた記事では、クヌギのどんぐりの面白い発芽方法と、発芽の様子を紹介しています。是非、ご覧ください。

 

【春の芽吹き】トウカエデとコナラのミニ盆栽が、冬を越して2年目<44>~大きな樹木を部屋で小さく育てる~

こんにちは むうさんです^^

ミニ盆栽をはじめて3年目の春を迎えました。

きっかけは、どんぐりから発芽したクヌギたちを育てるために、部屋の出窓でミニ盆栽を始めたことです。

▼下の記事がミニ盆栽<1>の記事です。

そして、2年目は、ケヤキトウカエデコナライチョウを、種やどんぐりから発芽させて育て始めました。

だだし、クヌギは2年目に生き残ったミニ盆栽が少なかったために、今年2年目を迎える、それらのミニ盆栽が果たして芽吹いてくれるのか? 不安が大きかったのです。

▼2年目に芽吹いてくれなかったクヌギたちの記事

今回は、春を迎えて芽吹いてくれたトウカエデ、コナラのミニ盆栽の紹介です。

トウカエデの2年目の芽吹き

3月に入って急に気温が上がってきました。

芽吹きはまだまだだろと、出窓のミニ盆栽たちに水をあげていると、薄い緑が茶色い蕾(冬芽)から見えてきました。トウカエデが芽吹いている!と嬉しくなり、ならばと、週末に写真を撮ることにしたのが、下の写真。

トウカエデのミニ盆栽

トウカエデは、葉っぱが対生(左右同じ場所から葉がでてくる)ので、両手を広げているように、葉っぱがついています。

拡大してみると!

トウカエデの対生の芽吹き

トウカエデの芽吹き2

ミニ盆栽で鉢(ポッド)が小さいためなのか、芽吹いた葉っぱも小さいです。植物は、けなげにも、与えられた環境に自分を合わせます。

葉っぱを大きくするために使う栄養分、エネルギーを使えないと判断して、葉っぱを小さくしたのでしょう。育てている私としては、葉っぱを小さくしたいので狙い通りです。

2つ目のポッド

トウカエデの2つ目のポッド

一番左のトウカエデは左右対称で面白いです。

拡大してみると!

トウカエデのミニ盆栽 2つの芽生え

こちらのトウカエデは、ひとつ下の芽も葉っぱを開きそうです。

トウカエデ 芽生えがひとつ下からも

トウカエデは、盆栽初心者向けと下の『群境介のミニ盆栽コツのコツ』に書いてあったのが、選んだ理由です。

この本に書いている通り、初心者の私でも2年目の芽吹きを見ることができて、感動でした。

▼『カラー図解 群境介のミニ盆栽コツのコツ』

コナラの芽吹き

クヌギよりコナラの方が、自然界でも芽吹きが早いのでしょうか?
クヌギはまだ芽吹きの気配がありませんが、コナラは芽吹きが始まりました。

クヌギには、いまだに枯れた葉っぱがついている状態です(下の写真)。

枯れた葉のついたクヌギ

葉っぱが落ちないということは、芽吹かないことになるのでしょうか?

クヌギの今年の芽吹きがとっても心配です。ドングリのサイズが大きく、まだドングリがついているクヌギの方が、生命力の余力がありそうですが、早くクヌギも芽吹いてほしいです。

一方、コナラは順調に芽吹き始めました。

生命力が弱いと思っていたコナラが順調なのに驚きました。

コナラの芽吹き

まだ、トウカエデのように葉っぱを広げてはいませんが、薄~いグリーンの芽が広げようとしています。

拡大してみると!

コナラの芽吹いた芽

コナラの芽吹きの拡大写真

産毛に覆われたかわいい葉っぱの赤ちゃんが、元気に広がろうとしています。
新芽をこのように観察していると、ミニ盆栽が楽しくなります。

この後、クヌギ、イチョウ、ケヤキと無事に芽吹いてくれますように

ミニ盆栽について詳しく知りたい方へ

ミニ盆栽のコツを知りたい方は、ミニ盆栽のコツのコツ 群境介著』がとてもおすすめです。わかりやすいイラストで、細かいコツまで書かれています。是非、チャックしてみてください。

ブログの記事でも紹介しています。

www.muu0san.com

ミニ盆栽についてもっと知りたい方は、下のブックレビューをご覧ください。

ミニ盆栽ブックレビュー:あわせて読みたい

 

【紅葉】クヌギ、トウカエデ、ケヤキのミニ盆栽たち<43>~部屋の中で大きな樹木を小さく育てる~

こんにちは むうさんです^^

昨年の秋に、トウカエデ、ケヤキの種や、クヌギのドングリを仕込んで、芽生えた春から育ててきました。

トウカエデは、ミニ盆栽の本(群境介のミニ盆栽コツのコツ)によると、初心者向きの樹木ということでした。

それならと秋まで待ってみると、ミニ盆栽の楽しみの一つの秋の紅葉を見ることができました。

トウカエデの紅葉

トウカエデの紅葉

今回は、クヌギ、トウカエデ、ケヤキのミニ盆栽たちの紅葉をご紹介します。

▼ミニ盆栽おすすめの本: 群境介のミニ盆栽コツのコツ

クヌギの紅葉

今年は、秋が忙しくて、日々水をあげるのがやっとで、クヌギの黄葉のいい時期の写真を撮りはぐれてしまいました

出窓で育てていて、撮ろうと思えば、すぐに撮れたのですが、忙しくて、それができなかったのが、かなり残念です。

▼クヌギの黄葉

クヌギの黄葉

▼拡大すると

クヌギが黄色く黄葉

相変わらず、薄茶色の枯れ葉がきれいです。
黄色い葉っぱはどうでしょうか?

▼クヌギが黄色く綺麗に黄葉

クヌギの黄葉は一様の黄色で綺麗

コナラは茶色の点がはいってしまっていましたが、クヌギの黄葉は一様の黄色が綺麗です。黄葉なら、コナラよりクヌギの方が綺麗です。

トウカエデの紅葉

トウカエデの紅葉は、黄色の葉っぱに赤い葉脈のイメージが、私はあったので、赤く染まった葉っぱになって、少し驚きました。

▼トウカエデが赤く紅葉 

トウカエデが赤く紅葉

▼向こうの緑色はケヤキです

ケヤキは黄葉まえ

▼薄い黄色と赤が混じっています

薄い赤も趣があっていいです。

▼こちらのトウカエデは、もっと赤いです。

真っ赤なトウカエデの紅葉

葉っぱ全体が真っ赤に染まっていて、葉脈が薄黄色に透けています。

同じ時期に、屋外のプランターで育てているトウカエデはどうだったかというと、

▼屋外のトウカエデ

屋外のトウカエデの様子

一つを残して、無くなっています。
実は、無くなっているのではなく、葉っぱが落ちて、茎だけになっています。

▼茎だけになったトウカエデ

落葉したトウカエデの茎

棒が立っている様子になっています。

部屋の中は、気温がそこまで下がらないですが、屋外は寒くなっていたので、落葉してしまっていたんでしょう。

ケヤキの紅葉

ケヤキの紅葉は、様々な色になりました。

▼ケヤキの黄葉

ケヤキの黄葉

部屋で育てていて良いことは、枯れ葉がきれいなこと。地面に落ちる前の枯れ葉は、綺麗なんです。

▼ケヤキの枯れ葉

ケヤキの枯れ葉

ケヤキは落ち葉が、一様なカカオ色になっているものなどがあり、前から綺麗だと思っていましたが、自分で育ててみると、やはり枯れ葉も美しいです。

同じ時期の屋外のケヤキは葉を落とさずに、様々な色を見せてくれていました。

▼ケヤキの赤い紅葉

赤くなっているケヤキもあります。驚きです。

▼様々な色で紅葉しています

ケヤキの赤い紅葉

ケヤキの紅葉は、葉っぱの色が一様になるので、いいですね。

▼ケヤキは葉っぱが多いので、紅葉の見栄えがいいです

ケヤキは綺麗に黄葉する

クヌギも、トウカエデも、ケヤキも、秋に紅葉を見せてくれたので、満足です。
来年の新緑の時期を楽しみにして。その後の紅葉の時期は、来年は必ず一番綺麗な時の写真を撮ろうと決意しました。 

おすすめの本 樹木の個性と生き残り戦略:3部作+1

今回ミニ盆栽で育てている、ケヤキとクヌギの生き方、生き残り戦略はどうなのでしょうか?

様々な樹木の生き方、生き残り戦略の話が面白い、渡辺一夫さんの樹木の個性と生き残り戦略の3部作+1冊はおすすめです。

たとえば、ケヤキは大きくなって太陽の光を独り占めする戦略の樹木のようです。
また、炭の原料になるクヌギは人に助けてもらって繁栄していましたが、元々明るい場所でないと幼樹が育たたないため、暗い森では後継者が育っていないようです。

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

渡辺一夫さんの、樹木の個性と生き残り戦略の3部作は、このように樹木の生き方、生き残るためにどうしているのか?海岸沿いに生き残る樹木、枝を自ら落とす樹木、種のままずっと耐える樹木、暗いところでも生きられるが生長が遅い樹木、など、おもしろい話が盛りだくさんです。

私は、樹木の生存戦略を知りたくて、本を探しまくったのですが、樹木の本がなかなかなく、ようやく見つけた超おすすめの3部作の本です。是非、チェックしてみてください。

▼イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著

▼アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか

+1冊は同じく渡辺一夫さんの街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著です。
イチョウをはじめ、ケヤキ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、コブシ、ポプラ、プラタナス、トチノキなど、15種類の街路樹について、その生き方などを紹介しています。是非チェックしてみて下さい。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

 

【紅葉】コナラの葉がこんなにいろんな色になるとは!ミニ盆栽<42>~部屋の中で大きな樹木を小さく育てる~

こんにちは むうさんです^^

昨年は、コナラが夏を越すことができず全滅しましたが、今年はどんぐりから育てたこともあり、無事、紅葉の時期まで頑張ってくれました

▼コナラが全滅した記事(2021年)
【無念!】コナラのミニ盆栽 部屋の中で大木を小さく育てる~初心者のチャレンジ<10>

▼2022年 コナラが頑張っている記事
【頑張っているコナラ】ミニ盆栽レビュー~どんぐりから育てるコナラの稚樹

今回は、そのコナラの紅葉をご紹介します。

コナラの紅葉

コナラの紅葉 赤くなりました

コナラの紅葉

コナラはどんな紅葉

部屋の中で大きな樹木を小さく育てているのは、出窓です。暑い夏にも風を通すようにして育てていましたが、20のコナラのうち、5つは枯れてしまいました。やはり、コナラは弱いです。

ですが、生き残ったコナラたちが、紅葉を見せてくれました。普段は、葉っぱが高いところにあって、どう紅葉するのかわからないコナラですが、身近に見ると、いろんな色になることが観れました。

クヌギは黄色に黄葉するだけですが、コナラも同じかと想像していたら、全く違いました

クヌギの黄葉

クヌギの黄葉

コナラの黄色い黄葉

まずは黄色く紅葉したコナラです。

▼黄色く黄葉

葉っぱを拡大すると、クヌギのように綺麗には黄葉しないようで、茶色の点ができています。

▼葉っぱを拡大すると茶色い点が

黄葉としては、クヌギの方が綺麗だと思います。

こういうところも、コナラがタフではなく、弱い樹木なのではないかと感じさせられます。

ただ、
下の写真のように、グリーンから黄色に変わっていくグラデーションは綺麗です。

時期はこちらの写真の方が後で12月中旬で、上の写真は12月頭です。ほとんど同じ場所で育てていますが、黄葉の個体差は大きいです。一斉に黄葉してくれると、コナラの黄葉が綺麗と言われるのでしょうが。

▼これから黄葉する段階

▼拡大するとグラデーションが綺麗です

コナラの赤い紅葉

コナラが赤く紅葉するとは思っていませんでした。

▼コナラの赤い紅葉

▼葉っぱを拡大して見ます

確かに、茶色ではなく赤くなっています。綺麗な赤なので、驚きました。

また、枯れて枝に残っている葉っぱも、その薄茶色がきれいです。

▼薄茶色の枯れた葉

一様な薄茶色がとてもいいです。

下の写真は、緑色から赤になる途中です。

▼緑色から赤になるところ

▼赤と黄色と茶色と緑とたっくさんの色があります

コナラたちが、今年は紅葉をみせてくれたので、大満足でした。来年の芽吹きが楽しみです。

コナラの樹木としての戦略

コナラの生き残り戦略

コナラの弱さを感じながら、ミニ盆栽を育てていますが、コナラってどんな樹木で、どんな生き方をしているのか知りたくなりました。

ここでは、コナラの生き方について、イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著を参考に、ご紹介したいと思います。

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

コナラは、炭などに使っていた昭和30年代までは、人に役立つ樹木でした。ですから、人の手によって勢力を拡大してきました。しかし、炭などを使わなくなってからは、誰もコナラを切って使うこともなく、現在は老いたコナラたちが、ナラ枯れなどで被害を受けて、少しずつ衰退しています。

「コナラの寿命はかなり長いので、今あるコナラがすぐに倒れることはないだろうが、コナラの若い世代が増える可能性は少ない」と書かれています。

人に助けられ、里山で帝国を築いてきたコナラですが、崩壊の時期は迫ってきているようです。

おすすめの本 樹木の個性と生き残り戦略:3部作+1

渡辺一夫さんの、樹木の個性と生き残り戦略の3部作は、樹木の生き方、生き残るためにどうしているのか?海岸沿いに生き残る樹木、枝を自ら落とす樹木、種のままずっと耐える樹木、暗いところでも生きられるが生長が遅い樹木、など、おもしろい話が盛りだくさんです。

私は、樹木の生存戦略を知りたくて、本を探しまくったのですが、樹木の本がなかなかなく、ようやく見つけた超おすすめの3部作の本です。是非、チェックしてみてください。

▼イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著

▼アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか

+1冊は同じく渡辺一夫さんの街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著です。
イチョウをはじめ、ケヤキ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、コブシ、ポプラ、プラタナス、トチノキなど、15種類の街路樹について、その生き方などを紹介しています。是非チェックしてみて下さい。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

 

【銀杏】イチョウの種・ぎんなんを撒いて発芽させる!~初心者のミニ盆栽へのチャレンジ<41>~部屋の中で小さく育てる~

こんにちは むうさんです^^

昨年の秋に植えた銀杏は無事、発芽しました。

▼銀杏の植え方の実践レビュー

育て始めてわかったのが、イチョウの樹木としてのタフさ。
発芽率も高く、多少の暑さにも耐える、さすが街路樹で日本一植えられている樹木だけはあります。

育てやすいので、来年は、もっと増やそうと、今年も銀杏を植えることにしました。

今回は、2022年秋の銀杏の仕込みレビューです。

樹木について詳しく知りたい方へおすすめの本です、イチョウについても、細かく写真つきで紹介されています。
▼樹木博士入門※ブログのレビュー記事:『樹木博士入門 本レビュー』~おすすめの樹木図鑑 兼 事典 をご紹介~樹木を観察するための知識と実践例がいっぱい

昨年と変えたところは土

今年の春に、イチョウの発芽率が高いことがわかったので、楽をしたくて、イロハモミジを植えたプランターをそのまま使うことにしました。そのプランターでの芽生えた苗はすでに移植は完了しています。

▼イロハモミジを植えた時のレビュー
【芽生える?】イロハモミジの種を冷蔵庫から出して撒いて観察~種から盆栽へ~

昨年は、園芸の土と赤玉土を混ぜたのですが、今年は赤玉土だけです。赤玉土の特徴は、保水性が高く、肥料分がないので雑菌が生じにくく清潔なので、種まきや芽生えに適した土です。
一方、栄養がないので、発芽したあとは植え替えたほうがいいと思います。

▼底石をプランターに敷き詰めます

底石をプランターに敷き詰めた様子

▼赤玉土を入れます

赤土を入れる

今年の銀杏撒き

イチョウの実を剥く準備

イチョウの実を20個ほど拾ってきました。

▼拾ってきたイチョウの実

拾ってきた銀杏の実

レジ袋に入っていますが、11月下旬に拾って、今が12月29日のため、拾ってから一ヶ月ほど経っています。どんなふうになっているか(グチャグチャ?、カビている?)心配でした。

▼意外と綺麗

拾ってきた銀杏

一部カビていたイチョウの実もありましたが、おおむね綺麗でした。
よかった!

イチョウの実を剥いて、銀杏を出していきますが、事前に準備するのが、
①湯おけ(上の写真)②手袋(下の写真)③ハサミ、カッター
です。

▼手袋

▼はさみ

はさみは、本当は園芸ハサミの方がよいです。見当たらなかったので……。

準備する目的は、
湯おけは、後で水の中で、銀杏を綺麗にするため。
手袋は銀杏の実が臭いため、また、かぶれる可能性があるためです。
③のハサミ、カッターは後ほどで説明します。

実を剥いて銀杏へ

イチョウの実を、手袋をした手で、剥いていきます。つるっと簡単に剥けます

▼実を向くと、銀杏が顔を出します。 

向き終わったら、湯おけに水を張って、銀杏を綺麗にします。

▼綺麗になった銀杏

どんぐりなどでは、水に入れて浮くか浮かないかで、虫に喰われているか判断します。浮くと、虫に喰われて空洞があると判断します。

▼水に入れてみても浮きません

実はこれは意味がありません。
銀杏の実をそもそも食べる動物や虫がいないのです。食べるのは、人間だけです。

2億年以上前の樹木であるイチョウは、現代のエコシステム(自然のシステム)の中から外れてしまっているためです。

イチョウについての記事を書いているので、参考にしてみてください。

▼生きた化石のイチョウは、どんな樹木なのか?

プランタと土は準備OK

イロハモミジを植えた土を使うので、土の準備はすでに終わっています。

▼イロハモミジを植えていたプランター

銀杏の下ごしらえ

▼茶色くなった銀杏は除きます。

茶色くなったぎんなn

つづいて、銀杏の芽がでるのは、尖っている方です。ぎんなんは触るとわかりますが、とても硬いので、発芽しやすくするために尖った方を切るのです。

実際に、昨年撒いた銀杏は、尖った方を切ったものは100%発芽しました。

▼左が尖ったところを切った銀杏。右は切っていない銀杏。

銀杏の尖ったところを切る

プランターに、銀杏を植える

銀杏の上に1~2cm程度、土を被せれば大丈夫です。
昨年は霜が降りても、発芽しましたが、なるたけ霜が降りないような場所がいいとは思います。 

▼プランターに銀杏を植えます

銀杏を植える

この銀杏を土の中に押し込んでいきます。

▼銀杏が土に埋まりました

30cm幅のプランターですが、横に6個、縦に3個の合計18個植えました。

そのまま18ものイチョウをこのプランターで育てられませんが、発芽まではこのままで良しです。発芽したら、小さなポッドに移せばいいので。

▼18個の銀杏を植えたプランター

銀杏を植えたプランター

▼プランターに水をかけて完了

プランターに水をかけます

イチョウは発芽が遅いので、4月中旬頃になったら芽をだします。来春を楽しみに待ちます。

おすすめの本

街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』で、イチョウをはじめ、ケヤキ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、コブシ、ポプラ、プラタナス、トチノキなど、15種類の街路樹について、その生き方などを紹介しています。是非チェックしてみて下さい。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

樹木の個性と生き残り戦略:3部作

渡辺一夫さんの、樹木の個性と生き残り戦略の3部作は、樹木の生き方、生き残るためにどうしているのか?海岸沿いに生き残る樹木、枝を自ら落とす樹木、種のままずっと耐える樹木、暗いところでも生きられるが生長が遅い樹木、など、おもしろい話が盛りだくさんです。

私は、樹木の生存戦略を知りたくて、本を探しまくったのですが、樹木の本がなかなかなく、ようやく見つけた超おすすめの3部作の本です。是非、チェックしてみてください。

▼イタヤカエデはなぜ自ら幹を枯らすのか 渡辺一夫著

▼アセビは羊を中毒死させる 渡辺一夫著

▼アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか

 

【黄葉と落葉】イチョウはどんな樹木か?タフな樹木!~そして、イチョウのミニ盆栽は冬支度<40>

こんにちは むうさんです^^

銀杏を昨年植えて、発芽が遅かったので心配しましたが、無事芽生えて、黄葉の秋を迎えました。ミニ盆栽のイチョウの秋についてご紹介します。

イチョウの秋の黄葉

イチョウの秋の黄葉

▼銀杏を植えた時の記事も下からご覧ください。

イチョウがどんな樹木なのか?生きた化石と呼ばれる理由は?と知りたい方へ、私の好きな本『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』をご紹介します。今回の記事の中でも内容に触れていますので、ご覧ください。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

イチョウ:秋の黄葉

イチョウの葉を小さく育て、黄葉も

部屋の中で育てていたイチョウも黄葉して。落葉しました。

茎を切ってしまい、小さな鉢に植えることで、狙い通り葉っぱを小さく、樹木も小さく育てることができました。

イチョウの葉のサイズは、普通のイチョウの10分の1~2分の1程度で、かなり小さく育てることがきました。下の写真の左側のイチョウの一番大きな葉っぱでも、普通のイチョウの葉の半分以下です。

イチョウの葉を小さく育てる

イチョウの葉を小さく育てる(11/6)

部屋の出窓で育てているのですが、11月に黄葉しはじめました。部屋の中の気温が低くなりにくいためか、街路樹などのイチョウより少し遅めの時期に黄葉です。

▼11/6:うっすら黄色くなり始めた

黄色くなり始めたイチョウの葉

▼11/12:黄葉しているものと、緑のままの葉

イチョウの黄葉と緑のままの葉

▼上が緑の葉っぱでも、茎の下の方は黄色になっている。

イチョウの下の葉の黄葉

▼11/20:おおかたのイチョウが黄葉

イチョウが黄葉した

イチョウの黄葉のアップ写真

▼11/20:部屋の中で育てたせい?どの葉も黄色が薄い。

薄い黄色の黄葉 イチョウの葉

上の写真で斑点のように濃い黄色い部分がありますが、街中でみるイチョウの葉っぱは、この濃い黄色くらいの色だと思うのですが、なぜか?薄い黄色の黄葉でした。

イチョウの葉を小さく育て、落葉へ

黄葉したら葉っぱが落ちる落葉です。
枯れた葉っぱはクヌギのように美しくはないですが、小さい葉っぱが可愛らしいです。よく1年弱頑張りました! 

▼11/20:下の方の葉っぱは枯れています

枯れたイチョウの葉

▼12/4になってもグリーンの葉っぱのイチョウもいます

グリーンの葉っぱのイチョウ

グリーンも少し黄色い

1年目としては、無事黄葉して、落葉したので合格です。

また、盆栽で、葉っぱが大きいのはかっこ良くないので、小さい葉っぱで育てることができて、うまくいきましたが、この後が大切です。
来年、新芽が芽吹くか不安と期待が入り交じっています。

イチョウはタフな樹木

街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

そんな不安はありますが、イチョウはタフな樹木のようです。イチョウのことを、『街路樹を楽しむ15の謎  渡辺一夫著』で読んでみました。
この本は、街路樹としてよく見る15種類の樹木を紹介している本です。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

そんな『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』によると、イチョウは、全国でもっとも多い街路樹のようです。

確かに秋になり、そこかしこで黄色い葉っぱをたなびかせるイチョウを見かけます。

なぜイチョウが街路樹として多いのか?

では、なぜイチョウが街路樹として多いのでしょうか?
『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』から抜粋すると、

『街路樹を楽しむ15の謎』より

「都市部でイチョウがよく植えられる理由は、樹形のよさや、黄葉の美しさもあるが、なんといっても「強い」からだ。イチョウは、刈り込みや公害、病原菌や害虫に強く、踏まれることにも耐えて長寿であった。きわめて都市の街路樹に向いていたのである。」

ということから「強い」のです。イチョウは、樹木としての強さがあるのです。

私も、イチョウを植えて育てましたが、夏の酷暑でクヌギが弱ったりする状況でも、すくすくと元気なままです。
また、下の記事にあるように、銀杏の発芽率は、どんぐりや、ケヤキやカエデの種子よりも全然高いのです。

▼銀杏の発芽率などを紹介しています。

その「強さ」が、ニ憶年前から生存している樹木として、生きた化石と呼ばれるまでイチョウが生き残ってきた理由だと思います。

強いイチョウが野生で増えないわけ

日本には平安時代に中国から持ち込まれています。
そんなイチョウについて、
『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』では、下のようにも言っています。

『街路樹を楽しむ15の謎』より

「すでに日本に移入されてから相当の年数がたち、しかも街路樹として大量に植えられているにもかかわらず、イチョウが野生化して山野に増えたという逸出の事例はほとんどない。ギンナンを土に植えれば正常に育つので、イチョウの子孫が山野に増えない最大の理由は、種子であるギンナンを散布する動物が少ないためなのかもしれない。自然界では、個体としていくらタフであっても、子孫を残せなければ種としては絶滅に向かってしまうのだろう。」

なるほどと思いました。

ギンナンは植えれば発芽するので、イチョウの近くに子どものイチョウが生えていることを見たことはありますが、多くの街路樹はギンナンを落としてもコンクリートやアスファルトの上なので発芽できません。

街路樹の銀杏(ギンナン)

街路樹の銀杏(ギンナン)

鳥などがギンナンを飲み込んで飛んでいって、種のまわりの果肉を食べて、ギンナンの種子はふんで落とすという、他の樹木の実のような自然界の仕組み(エコシステム)の中にイチョウは入っていないのでしょう。

実際は、生きた化石になり自然界の仕組みから外れたイチョウを、現代では助けてくれる動物がいないのだと思われます。

自然界の輪の中から外れてしまうと、元には戻れないのかもしれません。

この『街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著』では、他にも、ケヤキ、ソメイヨシノ、ハナミズキ、コブシ、ポプラ、プラタナス、トチノキなど、15種類の街路樹について、その生き方などを紹介しています。是非チェックしてみて下さい。

▼街路樹を楽しむ15の謎 渡辺一夫著

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植物は、動けないことから、生き残るために様々な工夫をしています。それが、人の生き方や、商売の仕組み、組織の戦略などのヒントになります。

そんな植物の生前戦略に関して面白く教えてくれる本を6冊紹介した記事です。是非、ご覧ください。