夢うさんブログ ~自然が好き~

森林セラピーガイドで茶道家、写真撮影大好きな”むうさん”による、自然体感レビューブログです

【小仏城山:登山レビュー】ニリンソウ~イカリソウ~カキドオシ~春の花咲く道と相模湖を望む嵐山の風景

こんにちは むうさんです^^

桜も終わる4月下旬、春のこの時期は、山野草の花が楽しませてくれます。

ニリンソウ

ニリンソウ

前回の「箱根 浅間山」では、満開の山桜が綺麗でしたが、今回は、足元にある小さな花たちを見に、高尾山の隣『小仏城山』へ日影からのルートで登って来ました。

今回は、春の小仏城山』登山レビューです。

小仏城山はどんな山?

高尾山を登り、そのまま山頂を過ぎて先に進むとあるのが小仏城山です。
多くの人は、高尾山で引き返すので、高尾山ほど人が多い山ではありませんが、山頂には、食事を提供してくれる城山茶屋があり、なめこ汁が有名です。

小仏城山
《山域》 高尾山域(東京都)

《標高》 670m

《ルート》高尾駅→バス→日影バス停→日影沢キャンプ場→城山→千木良→弁天橋→嵐山→相模湖大橋→相模湖駅

《トイレ》 高尾駅、日影沢キャンプ場、城山、千木良、弁天橋、相模湖駅

《コースタイム》 4時間25分

《アクセス》JR/京王 高尾駅からバス

《見どころ》 山野草の春の花、かながわ景勝50選(嵐山からの相模湖)

ルートはいくつかあり、今回は、高尾山ルートではなく、日影から登り、小仏城山から、相模湖に抜けるルートにして、かながわ景勝50選(嵐山からの相模湖)嵐山にも登ってきました。

高尾駅北口の小仏行きのバス

高尾駅北口の小仏行きのバス

高尾駅北口の小仏行きのバス停には、多くの人が並んでいて、行列ができています、
現場にいたバスの従業員に、次乗れますか?と聞くと、大丈夫ですとのこと。
実際、3台のバスが来て、メンバー全員が乗れました。
通常でも混むのが、この花の時期はいつもにも増して混雑するのかもしれません。

小仏までは行かずに、高尾駅から10分乗った日影バス停で降ります。半分位の人が降りましたが、ほとんどの人が、われわれとは別のコースに向かったので、登山道は混み合うことなく、歩けました

イカリソウ

イカリソウ

今回の山行のメインの目的は、山野草の花々です。ニリンソウ、高尾スミレ、ツルカノコソウ、カキドオシなど、登山道の両側に咲き誇っているこの時期おすすめです。

小仏城山~嵐山 登山レビュー

日影~小仏城山

日影バス停から先に進み、左へ折れて行くと登山口があります。

登山道の最初の方で、日影沢キャンプ場を通り過ぎて進んでいきます。

日影沢キャンプ場

日影沢キャンプ場

登山道は、沢沿いを、涼しさを感じながらの春のぽかぽか陽気の中を歩きます。

沢沿いの登山道

沢沿いの登山道

ここからは、道は舗装されているので歩きやすく、足元を見ると道の両側に花が咲いている贅沢な登山道です。

ツルカノコソウ(形が十字なのが面白い)

ツルカノコソウ(形が十字なのが面白い)

この日の本命は、ニリンソウカキドオシでした。

カキドオシ(葉っぱを揉むと爽やかな香り)

カキドオシ(葉っぱを揉むと爽やかな香り)

登山口から登り始めると、ニリンソウは早速咲いていました。というか、この小仏城山まで登って行く途中にいくつもの小さな群生があり、お腹いっぱいになるくらいでした。

ヤマルリソウ(まるい感じがよい)

ヤマルリソウ(まるい感じがよい)

山野草の花の中で、一番美しいと思ったのが、ラショウモンカズラです。

ラショウモンカズラ(紫と白のコントラストが美しい)

ラショウモンカズラ(紫と白のコントラストが美しい)

小仏城山までは、花を撮影しながらの楽しい山登りとなりました。

小仏城山

小仏城山には、茶屋が数軒あり、昔ながらの雰囲気がとってもよい場所で、ベンチとテーブルのあるので、ゆったりと時間を過ごせます。

小仏城山の茶屋

小仏城山の茶屋

小仏城山の茶屋で提供する食事や甘味類の安いこと。今のインフレとは無縁のようです。

良心的なお値段

良心的なお値段

例えば、餅入りお汁粉が400円。私の食べたところてんは300円でした。
甘いパンの後のところてんは、口がさっぱりして美味しかった!です。

小仏城山~相模湖

ここからは、相模湖に向けてどんどん下りて行きます。こちらの斜面は、植林の針葉樹が多く、花は咲いていない感じです。

小仏城山~JR相模湖駅までのルート

小仏城山~JR相模湖駅までのルート

途中、弁天橋が上から見える箇所があり、撮影ポイントです。

下りきると、昔茶屋があった場所(千木良)に到着。トイレもあるので、休憩スポットですが、茶屋には、当面休業の張り紙がありました。

弁天橋は72mある、かなり長い吊り橋です。そこから見る相模湖畔の景色は、新緑に包まれて綺麗でした。

72mある吊り橋の弁天橋

72mある吊り橋の弁天橋

嵐山

ここまで、そこそこ歩きましたが、最後にかながわ名勝50選嵐山に登ります。

嵐山登山口:ここから登りです

嵐山登山口:ここから登りです

 

急登の上、途中に休む場所もなく、もくもくと歩いていく感じ。足の筋肉の疲れを感じながら、山頂に到着です。

嵐山の名前の由来は、京都の嵐山のような景色というところからのようです。秋に来るのも良いかもしれません。

嵐山山頂:京都の嵐山のような風景が広がっているのが由来

嵐山山頂:京都の嵐山のような風景が広がっているのが由来

嵐山からは同じ道を下り、最後に、相模湖のダムを通ってJR相模湖駅に到着です。

相模湖ダム:神奈川の水がめ

相模湖ダム:神奈川の水がめ

撮影写真レビュー

ニリンソウ

ニリンソウの群落が、小仏城山へ登る途中いくつもありました。
その中でも、丁度陽の光が入って、しべの影が綺麗だったので撮影しました。

ニリンソウ

ニリンソウ

弁天橋

小仏城山を越えて、上から弁天橋が見えた時、一山越えた実感が湧きました。

新緑の中の弁天橋

新緑の中の弁天橋

弁天橋からの風景

弁天橋を歩いていると、日本の新緑をつけた樹木があり、撮影をしました。

新緑の2本の木(弁天橋より)

新緑の2本の木(弁天橋より)

おすすめの登山グッズ

フジヤマタオル~高速乾の今治タオル

私は10年間、登山の時は必ず持って行って、すぐに使えるように首に巻いていました。

フジヤマタオル

フジヤマタオル

登山後の温泉でもこのタオルを使えるので、重宝しています。
現在は2代目を使っています。

特徴は下の通り、シンプルですが、便利な登山ツールです。

フジヤマタオルの特徴

・タオルの今治(いまばり)産

・高吸水‥汗もすぐに拭き取れます

・高速乾‥拭いた汗もすぐに乾きます

・高消臭‥汗臭い匂いはしません

▼フジヤマタオル レビュー記事

おすすめの速乾タオルです。是非チェックしてみてください。

▼今治 フジヤマタオル

モンベル デルタガセットポーチ

最高に使いやすいポーチで、これも登山の時は必ず持っていきます。

デルタガセットポーチ LとM

デルタガセットポーチ LとM

山と高原地図や、スマホ、ティッシュ、日焼け止め、グローブなど、歩きながらでも使いたくなるようなものを入れて、首から下げています。

元々、Mサイズを持っていたのですが、もう少し容量が欲しくなり、Lサイズを買い増ししました。

▼デルタガセットポーチ LとMレビュー

タウン用としても使えるので、使える場面が多くおすすめのポーチです。是非チェックしてみてください。

▼モンベル デルタガセットポーチL

▼モンベル デルタガセットポーチM

コロンビアハット

最近の暑さもあり、今まではキャップタイプでしたが、昨年ハットを購入しました。

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

店頭で選びに選んで、3種類ハットを購入したのですが、つばも大きく、一番紫外線を防ぐのがこのハットです。ベンチレーションがあるので通気性もよいので、被っていて快適です。

▼イエロードッグマウンテンブーニー レビュー記事

日差しの強い夏の北アルプス登山や日帰り登山に、おすすめのハットです。是非チェックしてみてください。

▼コロンビア イエロードッグマウンテンブーニー

【箱根 浅間山:登山レビュー】山桜の名所は花満開!千条の滝と飛龍ノ滝に癒やされ 春を満喫!

こんにちは むうさんです^^

すっかり暖かくなり、都心でもソメイヨシノが満開の時期を過ぎつつあります。せっかく登山に行くなら、ソメイヨシノではなく、山桜を見に行こう!と、探してみると。標高のある箱根の浅間山では、山桜がちょうど満開になっていました。

山桜 湯坂山手前の大きな桜の木

山桜 湯坂山手前の大きな桜の木

山桜は、ソメイヨシノと違って葉っぱが赤茶で花の脇にいるのが特徴ですが、上の写真の通り、葉があるのがわからなくくらい、ちょうど満開でした!

今回は、箱根にある山桜の名所『箱根 浅間山登山レビューです。

箱根 浅間山はどんな山?

箱根観光の入口といえば、箱根登山電車の「箱根湯本駅」です。小田急線の特急ロマンスカーに乗れば、新宿駅から最速75分で到着します。

そんな箱根ですが、金時山や、駒ケ岳、明星ヶ岳など、たくさんの山がある登山が楽しめる場所です。

そんな山の中でも、箱根湯本駅から歩いていける『箱根 浅間山は、アクセスもよく、桜の時期には、春の花を満喫できるのに、人が少ない穴場の山です。

箱根 浅間山

《山域》 箱根(神奈川県)

《標高》 801.5m

《ルート》 箱根湯本駅→徒歩→湯坂山→大平台分岐→浅間山→宮ノ下分岐→千条ノ滝→鷹巣山→飛龍ノ滝→畑宿バス停→バス→箱根湯本駅

《トイレ》 箱根湯本駅、畑宿バス停

《コースタイム》 4時間25分

《アクセス》箱根湯本駅から徒歩

《見どころ》 山桜、千条ノ滝、飛龍ノ滝

下のハイキングコース地図にあるように、千条の滝(ちすじのたき)と飛龍ノ滝を見ようとすると、往復するの大変なので、畑宿で下りてバスで箱根湯本駅に戻るのがおすすめのコースです。

箱根ハイキングコース

箱根ハイキングコース

上のマップのグリーンのコースを、「箱根湯本駅」をスタートに歩き、浅間山、千条の滝、鷹巣山、飛龍の滝から畑宿へ抜けるコースです。

箱根 浅間山 登山レビュー

箱根湯本駅~湯坂山

箱根湯本駅から、駅前の土産物街を抜けて西に行くと、徒歩5分ほどで、登山口に到着します。 

湯坂路 登山口

湯坂路 登山口

大きな看板もあるので、見過ごすことはないと思います。ここから、130分で目的とする浅間山と書かれています。

ここからの登りは緩やかで、春のぽかぽか陽気を楽しみながら登っていきます。最初は樹林帯で、その中でモミジの新緑に木漏れ日が差し込み輝いていました。

モミジの新緑に木漏れ日

モミジの新緑に木漏れ日

途中、戦国の北条氏の城である「湯坂城跡」の看板を通過していくと、湯坂山手前に山桜の大木がありました。

今回のコースの中で一番の大木のこの桜の木が満開で、まさに、咲き誇っていました。

湯坂山手前の山桜

湯坂山手前の山桜

山桜は、上の写真の通り、花と葉っぱが同じ時期に開き、葉っぱが赤茶色なのが特徴です。

湯坂山~浅間山

湯坂山には頂上を示すものはなく、いつの間にか通り過ぎていきます。

この間のも小さな桜の花や、ボケの花、モミジの花などが咲いていて、メンバーも思い思いに写真を撮りながら、里山ののどかな山歩きを楽しんでいました。

マメザクラかな?

マメザクラかな?

モミジの花

モミジの花

ボケの花

ボケの花

途中、大平台分岐で後ろを振り返ると、下の写真のような感じで、グリーン絨毯の中を歩けて、気持ちが良かったです。

大平台分岐で後ろを振り返る

大平台分岐で後ろを振り返る

あっという間に「箱根 浅間山」の山頂に到着しました。
山頂は、芝生がある広い場所で、10名以上のメンバーだったのですが、大人数できても楽しめる広さがあります。

千条の滝

「箱根 浅間山」から30分ほど歩くと、「千条の滝」に到着します。

千条の滝の説明

千条の滝の説明

上の案内板には、下のように書かれていて、発見された明治時代には観光名所だったようです。

千条の滝

・この滝は、水が千の糸となって流れ落ちる様子から千条の滝(ちすじのたき)と呼ばれています。幅20m、高さ3mほどの滝

・この滝も長い間、ほとんどの人に知られることはありませんでしたが、三河屋旅館の創業者・榎本恭三氏がこの滝の素晴らしさを伝えるため、滝までの道を整備したことから広く知られるようになりました。当時は、滝のそばにも茶店が出て大変にぎわったと伝えられています。

今は、ベンチもあるので、休憩をしながら登山の方が見に来ている感じでした。 

千条の滝(SONY α7RⅢ:手持ちで撮影)

千条の滝(SONY α7RⅢ:手持ちで撮影)

鷹巣山~飛龍の滝~畑宿

この辺り一体は、戦国大名の北条氏の城がたくさんあり、鷹巣山にも下のように「鷹巣城跡」とありました。

「鷹巣城跡」

「鷹巣城跡」

ただ、千条の滝から、この鷹巣山までの登り返しが意外ときつかったです。そう言っても、ここまでくると下るだけとなります。

飛龍の滝の写真は後ほどとして、畑宿の手前に、「畑宿夫婦桜」がありました。

「畑宿夫婦桜」

「畑宿夫婦桜」

「右手に見える桜は2本のヤマザクラが1本となったもので、根本と幹の2ヶ所でつながる「連理」を持つ非常に珍しいものです。」

とのことです。

撮影:山桜と飛龍の滝

飛龍の滝

飛龍の滝は苔も綺麗でしたし、水量も多く見応えがありました。

カメラ「SONY α7RⅢ」、レンズ「FE 24-105mm F4 G OSS」で、シャッター速度は1/2秒と低速にしています。手ぶれ補正を効かせて、手持ちで撮影しました。

飛龍の滝(箱根)

飛龍の滝(箱根)

畑宿夫婦桜

畑宿夫婦桜は、後ろの山肌にも、満開の山桜があったので、それと組み合わせての構図です。

畑宿夫婦桜

畑宿夫婦桜

山桜の咲く山桜

帰りに見てみると、山肌にポツポツと満開の山桜が咲いていました。

山肌に咲く山桜

山肌に咲く山桜

『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』で撮影

SONY α7RⅢ

登山の時に、風景写真を撮影したくて持っていくのが、4240万画素『α7RⅢ』『FE24-105mm F4 G OSS』です。

SONY α7RⅢ(4240万画素)

SONY α7RⅢ(4240万画素)

このカメラの最大の特徴は、センサーです。

4240万画素であることはもちろん、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)を持っていて、風景写真撮影のためにあるようなカメラです。

多少重くなっても、よりいい写真を撮りたいと持ち出しました。
スペックは下の表の通りです。

SONY α7RⅢスペック表

SONY α7RⅢスペック表

発売時は35万円もした、本格的なプロユースのフルサイズミラーレスカメラです。

手に持った時に、マグネシウム合金フレームによる剛性感が高く、所有感の満足度が非常に高いカメラです。

そんな『α7RⅢ』の魅力をまとめると下の通りです。 

α7RⅢの魅力

中古価格で14万円台からと、発売初期の35万円から、かなりお手頃になった。

4240万画素の高解像

α史上で、最高画質のセンサーで、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)

④特徴
マルチセレクター
ボディ内手ぶれ補正
ファインダー 369万画素
秒間10コマの高速連写
サイレントシャッター可能

『α7RⅢ』のレビュー記事も書いていますので御覧ください。

レンズは『FE24-105mm F4 G OSS』

レンズの『FE24-105mm F4 G OSS』は、『α7RⅢ』と同時に発売されたレンズで、まさに4240万画素のセンサーを活かせる光学性能を持ったレンズです。

F4という明るさでボケの写真も撮影できますし、何より24mmの広角から、105mmの中望遠まで高い解像度で撮影できるズームも、登山に持っていくために必要な性能が詰まっています

登山に持っていくズームバックとα7RⅢ

登山に持っていくズームバックとα7RⅢとFE24-105mm F4 G OSS

今だと、中古の価格もこなれてきていますので、おすすめです。

そして、このセットにピッタリなサイズのカメラバッグがTENBA Skyline 9 TOP LOADです。

登山のときは、撮りたい時にすぐにカメラを取り出せて、かつ、しっかりとカメラとレンズを保護してくれるズームバッグが重宝します。サイズ展開もされていてオススメです。レビュー記事もご覧ください。

▼カメラバッグ:TENBA Skyline9レビュー記事

山に登って、いい景色を見て、撮影する!
そんな時に、SONY α7RⅢ『SONY FE24-105mm F4 G OSSとも、おすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼SONY α7RⅢ

▼SONY FE24-105mm F4 G OSS

▼TENBA Skyline 9 Top Load

登山中に足がつる!山の上での対策は? 芍薬甘草湯、塩、携帯カイロの三種の神器を持っていこう!

こんにちは むうさんです^^

登山中にトラブルが起こることがありますが、先日あったのが、メンバーが足をつったことです。

登山中に足がつると大変!

登山中に足がつると大変!

その時は、他のメンバーがザックをもったり、その場で休んだりして、対応しました。多少、下山時刻が遅くなりましたが、足がつった時の対応が良く、大きな影響はなかったです。

今回は、この時の経験を含めて、山で足をつった時に役立つグッズについて、ご紹介します。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

▼クラシエ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

登山で足をつりやすいのは?

登山で問題になることの一つに、トイレ問題があります。高尾山のような観光地であれば、山頂なトイレがありますが、多くの山ではトイレはありません

トイレがないとなると、トイレに行かないですむように、水分を摂るのをおさえて、飲まないようにします。

身体の水分が減り、つりやすい状態になるのです。

先日の登山の時は、奥多摩の川苔山だったのですが、奥多摩の駅から下山する鳩ノ巣駅までの7時間ほど、トイレがないため、あまり水を飲まなかったようでした。

気温の低い日だと、さらに危ない

気温の低い日だと、さらに危ない

さらに、その時のように、晩秋の気温の低い日だと、なおさらです。

足がつった時のグッズ

足をつる原因として、水分不足とともに、ミネラル不足があります。

登山で汗を掻くと、ミネラルが必要となり、それに対して摂取できていないとミネラル不足になります。カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどが不足すると、足をつりやすくなるようです。

足がつった時の対処方法その1としては、塩をなめて、水を飲むです。
濃度の濃い塩水を飲むことで、血中のミネラル不足を解消する方法です。

足がつったら、塩をなめる

足がつったら、塩をなめる

登山を始めた時に、ベテランの方と初心者の方とで山へ行った時に、足がつった方がでました。ベテランの方の最初の対処方法が、塩をなめさせるでした。

私はヒル対策もかねて、塩をファーストエイドキットに入れて、持って行っています。

ファーストエイドキットに入れて常備する

ファーストエイドキットに入れて常備する

おすすめは、ミネラル分も入った『海の精 あらしおです。

食塩だと、塩化ナトリウムのため、ナトリウムイオンは十分摂れるのですが、他のミネラルの摂取ができません。
海の精 あらしおはナトリウムだけではなく、カルシウム、マグネシウム、カリウムも含まれているので、効果が大きいのです。

▼海の精 あらしお(赤ラベル)

芍薬甘草湯

より効き目があるのが、漢方のNo.68『芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)』です。

クラシエ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

クラシエ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

説明書を読むと、

芍薬甘草湯の効能

体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症:こむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛

とあります。こむらがえりは、足がつったことをいいます。

このように、つってしまった筋肉を、ゆるめる効果があるです。

クラシエ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

クラシエ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

登山をしている人には、よく知られていて、山仲間は、登山の時に、つりそう!と感じたら、予防のために飲んでいるようです。

私も常備していましたが、有効期限が切れたので、今回、Amazonで購入しました。使用期限が「2028.09」なので、4年弱の有効期限があり十分でした。

使用期限:2028.09でした。

使用期限:2028.09でした。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)は、登山の時は、常に携帯することをおすすめします。クラシエの『芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)』は、価格が抑えめでおすすめですので、是非チェックしてみてください。 

▼クラシエ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

使い捨てカイロ

患部を温めることで、血行をよくして、筋肉の緊張をゆるめることを目的としています。

携帯カイロ

携帯カイロ

以前、ベテランの方と登った時に、足をつった方が出たときに、「カイロさえあれば大丈夫なんだよ」と言っていたのもあり、常備しています。

熱くなりすぎないように、カイロと肌の間に布やティッシュを挟んだほうがよいので、テーピングがあると便利です。

▼使い捨てカイロ 貼る レギュラー 30枚

登山での足のつり対策

登山の時に、足がつったときの対策をまとめると、 

登山での足のつり対策

ミネラル入りの塩をなめる
海の精 あらしお

漢方の力で筋肉をほぐす
クラシエ:芍薬甘草湯

患部を温め、筋肉をゆるめる
使い捨てカイロ

足がつった時の三種の神器

足がつった時の三種の神器

持っていくと、自分が足がつった時だけではなく、山仲間がつった時にも使え、山のパーティとしてもリスク回避もでき、おすすめです。是非チェックしてみてください。 

▼海の精 あらしお(赤ラベル)

▼クラシエ:芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

▼使い捨てカイロ 貼る レギュラー 30枚

【大山三峰山:登山レビュー】急峻な登山道の後で、ハナネコノメと不動尻で満開のミツマタ~登山撮影~

こんにちは むうさんです^^

暖かくなってくると、山も花の季節です。

梅は終わり、桜はまだというこの時期は、ミツマタと山野草のハナネコノメの花の季節だなぁと思い出しました。

ミツマタの花の季節

ミツマタの花の季節

そこで、前に一度だけ行ったことのある丹沢の「不動尻のミツマタを見に行こうと、大山三峰山を登山するルートで行ってきました。

今回は、丹沢 大山三峰山』の登山レビューです。

大山三峰山はどんな山?

丹沢の中でも、東側にある山で、塔ノ岳や大山より東寄りです。

大山三峰山

《山域》 丹沢(神奈川県)

《標高》 934.6m

《ルート》 本厚木駅→バス→煤ヶ谷バス停→物見峠分岐→三峰山(北峰-中峰-南峰)→分岐→不動尻→山ノ神隧道→鐘ヶ嶽登山口→広沢寺温泉入口バス停→バス→本厚木駅

《トイレ》 登山口近く、不動尻

《コースタイム》 5時間25分(不動尻まで4時間10分、そこからは林道)

《アクセス》 小田急線 本厚木駅からバス

《見どころ》 不動尻のミツマタの花の大群生、ハナネコノメの赤いしべの可愛い花※3月下旬頃

歩くコースは、下のような看板にある通り、

上級者向けコースという注意看板

上級者向けコースという注意看板

三峰山は地形が急峻で、道は狭く沢沿いや鎖場など多く経験者向きの登山道です。
登山道はやせた箇所も多く、注意しながら歩くようなコースです。

今回のメンバーは、経験の浅い人もいましたが、声がけしながら歩き、メンバーも「これはアスレチックだ!」と楽しみながらの山行となりました。

何よりも、最後に待っていた不動尻の満開のミツマタの花と、下山途中に小さく咲いているハナネコノメの花が楽しめました。この3月下旬の時期は、とてもオススメのコースです。

大山三峰山 登山レビュー

煤ヶ谷バス停→物見峠分岐

バス停を降りると、この地域のイラストマップがあります。

イラストマップ(右下が現在地)

イラストマップ(右下が現在地)

マップを見ると、もう少し先まで行くと、仏果山などの宮ヶ瀬湖近くの山になるのがわかります。

バス停を降りてからは、道標が至るところにあるので、迷うことはありません。

道標があり迷わない

道標があり迷わない

分岐には必ず道標があります

分岐には必ず道標があります

物見峠分岐までは、危ない箇所もなく、いたって普通の登山道です。

物見峠分岐→三峰山

物見峠分岐から尾根まで登ると、そこからは尾根沿いの緩やかね登山道になります。
ですが、ここにあるのが、例の看板です。

引き返す勇気を持とう!という看板

引き返す勇気を持とう!という看板

この看板を見て、メンバーからは、もうここからは、戻れない(登って来たので、戻りたくない)よね~という声。
戻る気はないけどね。私の心の声です。

この辺りから、尾根沿いなので緩やかですが、一方で、鎖場や、やせ尾根などがあり、アスレチック感が出てきます。

アスレチック感のある登山道

アスレチック感のある登山道

最後の方になると、多少アップダウンがあり、三峰山の北峰を頂上か?と思ったら、その先に山頂があるという、三峰ならではを味わいました。

大山三峰山 山頂

大山三峰山 山頂

山頂に到着です。
ウッドデッキがあり、5,6名が座れますが、全体としては15名いたら満員になるくらいの狭い山頂でした。

三峰山→不動尻

ここからが三峰山登山道の本番で、アスレチック感満載です。

鎖場あり、やせ尾根ありで、注意しながら通ります。

鎖場

鎖場

途中、ハナネコノメの花が、咲いていました。本当に小さい花なので、ないかなぁ~とキョロキョロしながら、しっかりと見ないと、見逃してしまう位です。

ハナネコノメの説明

ハナネコノメの説明

たまたま出会った人が、ハナネコノメの咲いている場所を教えてくれました。私たちだけで見つけられたかどうか?

そのハナネコノメの群生では、思わず休みながら、撮影に時間を使いました。

不動尻

ミツマタも満開の花が、斜面に咲いており、香りも漂ってきています。

たくさんの人がいましたが、花だけをみに来ている人もいるためです。一番近い駐車場からも、40分位歩きますが。

写真撮影:大山三峰山行

カメラは『SONY α7RⅢ』、レンズは『FE 24-105mm F4 G OSS』とハナネコノメはマクロレンズの『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』での撮影です。

ハナネコノメの花

ハナネコノメの花

マクロ撮影用の三脚は持って行っていなかったので、花が小さくて、ピントを合わせるのに苦戦しました。他のメンバーには先に行ってもらって時間をかけました

ちいさなハナネコノメの花

ちいさなハナネコノメの花

ミツマタの群生は、山の斜面を登っていくようにあって、綺麗でした。

奥まで続くミツマタの花の群生

奥まで続くミツマタの花の群生

撮影機材

α7RⅢ

中古で購入したSONY α7RⅢは、4240万画素と高画素で、かつダイナミックレンジが広い、写りとして最高のセンサーを積んだカメラです。

▼SONY α7RⅢレビュー記事
【実感!】SONY α7RⅢ中古 2023年おすすめレビュー

SONY α7RⅢ

SONY α7RⅢ

シャッター音が高級感があってとてもよく、質感も高級で写りが最高のSONY α7RⅢはおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼SONY α7RⅢ

SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO

下の過去のレビュー記事でも書いた通り、性能とコスパの高い、おすすめのマクロレンズです。

▼SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACROレビュー記事
SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO Artの実感写真レビュー記事

『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』

『SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art』

小さな花は、マクロ撮影がぴったりで、SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Artは、写りワーキングディスタンス操作性と文句のつけどころのないマクロレンズで、とてもおすすです。是非、チェックしてみてください。

▼SIGMA 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

【大高取山:登山レビュー】越生梅林を楽しんだ後に、軽めの山登り~ミラーレスカメラで登山撮影~

こんにちは むうさんです^^

3月になり、梅が咲き始めたので、越生梅林で梅を撮影した後に、越生にある里山、大高取山の登山を計画しました。

越生梅林と大高取山登山

越生梅林と大高取山登山

 

3月の上旬でしたが、今年は梅の最盛期を見ることができました。

今回は、越生梅林と大高取山の登山を紹介します。 

越生梅林

越生梅林は、水戸偕楽園、熱海梅園と並んで、関東三大梅林です。

越生梅林

越生梅林

2024年は、2月11日(日)~3月17日(日)の期間、越生梅林 梅まつりを実施しています。 

越生梅林

《アクセス》JR八高線 東武東上線 越生駅から徒歩55分、バス13分

《駐車場》普通車 500円

《入園料》中学生以上 400円

《アトラクション》ミニSLが園内を走行(300円)

梅は、紅梅、白梅が咲いていて、露店も出ていてにぎやかな感じです。

越生梅林の入口

越生梅林の入口

園内マップは下の通りですが、ミニSLが走っていて、家族で来て遊ぶこともできます。

越生梅林園内マップ

越生梅林園内マップ

ミニSL用のミニ踏切です

ミニSL用のミニ踏切です

大高取山はどんな山?

越生にある里山で、ハイキングルートも整備されて歩きやすい山です。

大高取山(埼玉県)

《山域》 埼玉県

《標高》 376m

《ルート》 越生梅林→登山口→大高取山→根っこ山→西山高取→大観山→世界無名戦士之墓(展望台)→越生駅

《トイレ》 越生梅林園内、登山口近く、大観山近く

《コースタイム》 1時間48分

《アクセス》 JR八高線 東武東上線 越生駅から徒歩55分、バス13分

《見どころ》 越生梅林の梅の花(関東三大梅林)、関東平野を見渡せる展望

越生梅林で、梅を楽しむのとセットで上るのに丁度よい山で、標高も376mと低いですから、初心者向けの山となります。

越生町のハイキングコース

越生町のハイキングコース

低い山ですが、北側に山がないため、筑波山や、都心の方まで関東平野を見渡せる展望の良さがあります。

また、ハイキングコースはいくつもあるので、コースを変えて楽しむこともできます。

大高取山 登山レビュー

今回のコース

越生梅林に行ってから、駅に向かって山を越えていくコースです。

大高取山の登山ルート

大高取山の登山ルート

上の登山地図は、越生駅西口にある「越生駅西口総合案内所」に置いてありました。この登山ルートにあるように、登山口が若干わかりにくいので注意です。

真ん中の上にある越生梅林から、大高取山へ登り、そこから、白石様西山高取、そして大観山へ縦走した後、越生駅へ下っていくルートです。

越生梅林→大高取山

越生梅林を出発して、梅園駐在所を目指します。

越生梅林を出発

越生梅林を出発

登山道は針葉樹林(杉林)の中を登っていきます。

針葉樹林にも日差しが入って綺麗でした

針葉樹林にも日差しが入って綺麗でした

登りのコースタイムは50分で、緩やかな登りなので、あっという間に大高取山の山頂に着きます。

大高取山の山頂からの眺望

大高取山の山頂からの眺望

山頂からの眺望で、正面やや左に見えるのが、筑波山です。筑波山に登って、こっちを見るときっと大高取山も見えるね。なんて話をしていました。

逆側も眺望がよく、山頂は広く、長い丸太がベンチ代わりに、たくさん置いてあるので、昼食を食べるにはもってこいの場所でした。

大高取山→西山高取

大高取山を出発して10分ほど歩くと、白石様があります。
白石様って?と掲示をみると、「ここの石灰岩は切り出され、大宮神社の石段などに使われた」ようです。白い石が切り出せる、石切場だったようです。

白石様

白石様

石切場の名残り

石切場の名残り

さらに15分ほど歩くと、西山高取に到着、あっという間です。

西山高取(標高271m)

西山高取(標高271m)

標高が271mですから、大高取山から100m下ってきています。楽な道でした。
西山高取も眺望がよく、筑波山や都心のビル群を望めます。

西山高取→越生駅

西山高取から15分いくと、大観山と世界無名戦士之墓に到着です。

世界無名戦士之墓は、第二次世界大戦後、埼玉県庁の一室に安置されていた遺族の行方のわからない方、また受け取る方のいない御遺骨を納められた霊廟です。

世界無名戦士之墓は展望台があります

世界無名戦士之墓は展望台があります

文化庁の登録有形文化財です

文化庁の登録有形文化財です

世界無名戦士之墓の1階の前が、大観山で、ここからも関東平野の見渡せます。

大観山(標高176m)

大観山(標高176m)

大観山の標高が176mですから、西山高取から、さらに100m下ってきています。

ここを下りていくと、越生駅まではすぐでした。

歩こう ハイキングのまち おごせ

歩こう ハイキングのまち おごせ

この緑色のアーチの越えて正面が、越生駅です。

大高取山と越生梅林で写真撮影

梅の写真撮影は、枝が目立って難しいと感じながらの撮影です。

越生梅林の梅

越生梅林の梅

越生梅林には福寿草も花を開いていました。

福寿草

福寿草

西山高取から望む、都心のビル群を撮影しました。

都心のビル群(西山高取より)

都心のビル群(西山高取より)

都心のビル群を撮影する時に活躍したのが、次に紹介するCPLフィルターのKANI CPLフィルター Premium CPL 0# Naturalです。
霞んだビル群から霞を減らして、くっきりと浮かばせることができました。

▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(77mm

撮影機材

KANIのCPLフィルターが良かった!

今回初めて使ったのが、CPLフィルターKANI CPLフィルター Premium CPL 0# Naturalです。
回転操作がスムーズで、操作しやすく、青空の色もコントロールでき、とてもおすすめです。

レビュー記事も書いていますので、ご覧ください。

▼CPLフィルター:KANI Premium CPL 0# Naturaレビュー記事

▼KANI CPLフィルター Premium CPL 0# Natural(77mm

レンズは『FE24-105mm F4 G OSS』

レンズの『FE24-105mm F4 G OSS』は、『α7RⅢ』と同時に発売されたレンズで、まさに4240万画素のセンサーを活かせる光学性能を持ったレンズです。

F4という明るさでボケの写真も撮影できますし、何より24mmの広角から、105mmの中望遠まで高い解像度で撮影できるズームも、登山に持っていくために必要な性能が詰まっています

登山に持っていくズームバックとα7RⅢ

登山に持っていくズームバックとα7RⅢとFE24-105mm F4 G OSS

今だと、中古の価格もこなれてきていますので、おすすめです。

▼レンズ:E24-105mm F4 G OSS<レビュー記事

そして、このセットにピッタリなサイズのカメラバッグがTENBA Skyline 9 TOP LOADです。

登山のときは、撮りたい時にすぐにカメラを取り出せて、かつ、しっかりとカメラとレンズを保護してくれるズームバッグが重宝します。サイズ展開もされていてオススメです。レビュー記事もご覧ください。

▼カメラバッグ:TENBA Skyline9レビュー記事

山に登って、いい景色を見て、撮影する!
そんな時に、『SONY FE24-105mm F4 G OSSおすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼SONY FE24-105mm F4 G OSS

▼TENBA Skyline 9 Top Load

 

登山用ザックレビュー:グレゴリー、ドイター、コロンビア~カメラ撮影用から日帰り、縦走、普段使いまで

こんにちは むうさんです^^

日帰りや小屋泊用の登山用ザックは、長らく『ドイター フューチュラ32』だけを使ってきました。

『ドイター フューチュラ32』

『ドイター フューチュラ32』

ドイツメーカーだけあり、耐久性があり丈夫なので、まだまだ使っていくつもりです。

ただ、森林セラピーのガイドをしたり(森林セラピーとは?)、カメラ機材を登山に持っていったりと、自然の中の活動が増えるにつれて、用途別にザックがほしくなりました。

今回は、用途別に揃えた3つのザックグレゴリー パラゴン48ドイター フューチュラ32コロンビア ブルーリッジマウンテン30のまとめレビューです

▼グレゴリー パラゴン48

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

▼コロンビア ブルーリッジマウンテン30

登山ザックと容量

容量と用途

登山ザックで用途別での容量というと、日帰り登山用は25L前後、山小屋泊には30~40L程度、テント泊なら50~60Lなどと、よく説明されます。

ザックは容量で用途が変わってくる

ザックは容量で用途が変わってくるが?

また、登山ザックは大は小を兼ねないとも言われます。
大きくなると、ザックの下側に荷物が寄ってしまい、重量バランスが良い(背負った時に重量を感じにくいく、背負いやすい)パッキングをしにくいためです。

理想としてはそうですが、実際は、山小屋泊用と日帰り登山用は、30~40Lのザックを購入すれば兼用できますし、50Lでもコンプレッションが効くようなザックであれば、日帰りからテント泊まで兼用できます。

まとめると下のようです。

登山ザックの容量

●理想

・日帰り登山用は25L前後

・山小屋泊には30~40L

・テント泊なら50~60L

・登山ザックは大は小を兼ねない

●実際

・日帰りと山小屋泊兼用:30~40L

・日帰りからテント泊まで兼用:50L

私の場合も、日帰り用と山小屋泊(4泊5日までしたことあり)は、10年間ずっと『ドイター フューチュラ32』でした。
テント泊だけは、集団装備を持つ関係で70Lのザックを使っていました。

ですから、30~50Lの登山ザックを買っておけば、広い用途で使えると思っていて、自分が何に使いたいのかで決まってきます。

ザックの比較

最近になって、登山用ザックを2つ、『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』『グレゴリー パラゴン48』を買い足したのは、日帰り登山をするときに、新しい用途が増えたからです。

3つのザックのスペックを比較すると、

スペック比較表

スペック比較表

他の2つと明確な違いがあるところを、色塗りしています。
ここからは、その3つのザックについてご紹介します。

コロンビア ブルーリッジマウンテン30

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』は、フレームがはいっておらず、メインは肩で背負うタイプです。それでいて、30Lと大きな容量があるのが魅力のザックです。

フレームがないライトな登山ザック

フレームがないライトな登山ザック

森林セラピーのような、自然の中で過ごす活動にも使えるし、重量を持たない日帰り登山でも使える、ライトな感じで使おうと思って購入しました。

普段使いもしていて、容量が大きいので何も考えずにものを入れられ、結構使用頻度が高く、便利なザックです。

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』の特徴は、下のとおりです。

特徴

25L、30Lとサイズ別に展開され、30Lと大容量

Z形のベルトにより、瞬時に小さくできる

フレームがなく、970gと軽量

丈夫なナイロン素材で耐久性がある

ヒップベルトを外せて、タウン用デザインにもなる

正面の大きなポケットに、脱いだジャケットなどをすばやく収納できる

ザックカバーが底に内蔵されている

この中で、特に秀逸な1点目が、②Z形のベルトにより、瞬時に小さくできるです。

Z形のベルトで一瞬で絞ることができる

Z形のベルトで一瞬で絞ることができる

また、ヒップベルトが外せるので、タウン用としての用途でも使えます。

ヒップベルトが外せる

ヒップベルトが外せる

コロンビア ブルーリッジマウンテン30は容量が30Lと大きく、広い用途で使えるおすすめのザックです。是非チェックしてみてください。

▼コロンビア ブルーリッジマウンテン30

グレゴリー パラゴン48

『グレゴリー パラゴン48』は、カメラ機材を登山に持っていくためのザックで、そこそこの重量を背負うことになるので、フレームがあってしっかりとしていながら、1.6kgと48Lとしては軽量なザックです。 

『グレゴリー パラゴン48』

『グレゴリー パラゴン48』

サイドからアクセスできることと、2気室であることで、カメラ用登山ザックとして、とても使いやすいのが魅力です。

日帰り登山から山小屋泊、テント泊まで使える48Lの容量です。

『グレゴリー パラゴン48』の特徴は下の通りで、登山用カメラバッグに必要なスペックを満たす貴重な登山ザックです。

グレゴリー パラゴン48

①サイドアクセスできること

②40L以上の容量

③軽量

④腰で背負えること

⑤2気室

登山用カメラバッグとして重視したのが、サイドからアクセスできることです。
レンズ交換をする時にホコリの影響を受けないようにザックの中で行うためには、サイドアクセスが一番だと考えています。

パラゴン48は、サイドがフルオープンする

パラゴン48は、サイドがフルオープンする

そして、バックパックは、身にまとうもの」というィット哲学を持つグレゴリーのザックですから、腰で背負えるしっかりとしたザック構造となっています。

腰で背負えるザック構造

腰で背負えるザック構造

しっかりと背負うには、背面長が合わせる必要がありますが、もちろん背面長を調整できます

背面長を調整できる

背面長を調整できる

48Lと大容量でありながら、1.6kgと軽量でしっかりとカメラ機材などの重量を背負えるのが、『グレゴリー パラゴン48』です。是非チェックしてみてください。

▼グレゴリー パラゴン48

ドイター フューチュラ32

『ドイター フューチュラ32』は、ずっと使っている最高の相棒です。

『ドイター フューチュラ32』

『ドイター フューチュラ32』

フレームが入っているので山小屋泊で重量があっても腰で背負えメッシュが背中の汗を乾かし、コンプレッションで小さくして日帰り登山でも使える。

そして、丈夫でタフなザックが、ドイター フューチュラ32』です。

最高の相棒であるドイター フューチュラ32』の特徴はというと、

ドイター フューチュラ32の特徴

①背中のドライキープ
背中のあたる部分がメッシュで、かつザックと離れていて、風が通ることで背中の汗を乾かしてくれる。

②重い荷物を腰で背負える
腰のベルトがしっかりとしていて、フレームもあり、腰で背負える。

③丈夫な素材で耐久性がある
登山時は、枝に引っかけたり、岩場を登ったりしますが、耐久性があるので安心して使えます。

④雨蓋
少しの雨なら、本体へ雨が入って行かない。雨具など薄くなるものを挟んでしまえる。

⑤2気室
雨具など、使いたい時にすぐに取り出せるように、下側に入れておける。

⑥ザックカバーが下に内蔵されている
ザックカバーを取り出した時に、ザックにフックが引っ掛けてあるので、そのまま伸ばせばザックにカバーをかけられる。 

良いところがたくさんあるザックですが、一番は、①背中のドライキープです。

メッシュとザックの間に、風が通る空間がある

メッシュとザックの間に、風が通る空間がある

上のオレンジ色の部分をみると、背中に当たるメッシュとザックの間に、汗を飛ばしてドライにしてくれる隙間があります。快適にザックを背負うことができます。

背中に当たるのが手前のメッシュ

背中に当たるのが手前のメッシュ

これがフューチュラ独自の構造なのです。

そして、重い荷物も腰で背負えるようにフレームとヒップベルトがしっかりとしています。

しっかりとしたヒップベルト

しっかりとしたヒップベルト

2気室なので、雨がパラついたら、すぐに取り出したい雨具などをいれておけます。

2気室は便利

2気室は便利

万能につかえて、使い勝手が良く背中のキープドライのメッシュ構造が素晴らしい、タフで丈夫なザックドイター フューチュラ32』は、とてもおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

『GREGORY パラゴン48 』レビュー:グレゴリーのサイドアクセスできる軽量登山ザックはカメラ撮影に最適

こんにちは むうさんです^^

山登りする時に、カメラなどの機材を持っていこうと思い、登山用ザックを探し始めました

持っていく機材は、カメラと交換レンズ、そして三脚です。そうなると、重量が増えるので、軽量で腰で背負える本格的な登山ザックがほしくなりました。

現在持っている登山ザック『ドイター フューチュラ32』でも、カメラだけなら十分ですが、三脚や交換レンズもとなると、容量が不足します。

▼『ドイター フューチュラ32』レビュー記事

せっかく買うなら、どういったザックがほしいか考えて、調べに調べて購入したのが、グレゴリー パラゴン48(GREGORY PARAGON48)です。

グレゴリー パラゴン48(GREGORY PARAGON48)

グレゴリー パラゴン48(GREGORY PARAGON48)

今回は、『GREGORY パラゴン48』をレビューします。

▼グレゴリー パラゴン48

GREGORY(グレゴリー)とは?

グレゴリーは、米国カルフォルニア発のアウトドアブランドです。
グレゴリーというと、有名なのが「バックパックは、身にまとうもの」というフィット哲学です。

ホームページを見ると、

フィット哲学

1977年、グレゴリーは、ひとつの哲学の下にバックパックを作り始めました。
それはシンプルですが画期的な考え方でした。

「適切にデザインされたバックパックは、身にまとうものであって背負うものではない」

適切なデザインは快適なフィット感をもたらします。バックパックが正しくフィットしていれば、あなたの動きに調和して、あなたの動きを邪魔しません。そのためエネルギーを無駄に使うこともなく、思いもしなかった心地よい世界が開けます。

私たちは、バックパックをデザインするすべての段階でこの哲学を徹底しています。その結果、最高のフィット感を実現し、みなさんのあらゆる活動のお手伝いをしています。

※グレゴリーホームページより抜粋

GREGORY

GREGORY

グレゴリーのザックは、背負いやすくデザインが格好良く少しお高い、というのが私のイメージです。 

今回、最初からグレゴリーのザックを狙っていたのではなく、登山にカメラ機材を持っていくためのザックはどういうのが良いかを考えると、これしかない!となった結果です。

登山用カメラバッグ

私が考えた、登山にカメラ機材を持っていくためのザックひ必要なスペックは、下の通りです。

登山用カメラバッグに必要なスペック

①サイドアクセスできること

②40L以上の容量

③軽量

④腰で背負えること

⑤2気室

①サイドアクセスできること

カメラバッグというとサイドアクセスしてカメラを取り出すというイメージもありますが、私の場合はレンズ交換をするためです。

山登りでは、アウトドアなので、ホコリなどが舞っています。カメラの中にホコリを入れたくないので、できるだけ綺麗な場所でレンズ交換をしたいのです。

となると、一番良いのはザックの中です。
これが上からのアクセスだと口が狭くてできないですし、フロントアクセスだと、ザックの背に触れる部分が地面に触れて汚れます。

結論は、サイドアクセスできるザックでした。

『グレコリー パラゴン48』は、背負った時の左側にフルオープンのサイドチャックがあり、サイドからアクセスできるのです。

グレコリー パラゴン48はサイドからアクセスできる

グレコリー パラゴン48はサイドからアクセスできる

 

グレコリー パラゴン48はサイドからアクセスできる

グレコリー パラゴン48のサイドを開いた状態

上の写真の通り、サイドが大きく開くので、ザックを横にしてレンズ交換ができます。

色々と調べたのですが、現在、サイドがフルオープンする40L台以下の登山ザックは、この『グレコリー パラゴン48』しかなかったのです。 

▼グレゴリー パラゴン48

②40L以上の容量

三脚と交換レンズを持っていくとなると、私の持っている三脚「Leofoto LS-365C」はカーボンで軽量ですがサイズはそこそこですし、交換レンズも望遠レンズは大きくなります。

GREGORY PARAGON48は48Lの容量

GREGORY PARAGON48は48Lの容量

実際に、私の持っている32Lのザックだと入りきらないので、40Lの容量が必要でした。

③軽量

カメラ機材はケチらずに持っていきたい、となると重量があります。

例えば、カメラ「SONY α7RⅢ」+レンズ1「FE 24-105mm F4 G OSS」+レンズ2「SIGMA100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」+アダプター「SIGMA MC-11」+三脚「Leofoto LS-365C」+雲台「Leofoto LH-40PCL」となると、5kg弱です。

カメラ「SONY α7RⅢ」+レンズ1「FE 24-105mm F4 G OSS」

カメラ「SONY α7RⅢ」+レンズ1「FE 24-105mm F4 G OSS」

そんなに頑張らなくてもという感じですが、持っていきたいので、ザックはできるだけ軽量にしたかったのです。

パラゴン48スペック

・容量:48L

・サイズ:77H×36W×25Dcm

・重量:1600g

・最大積載重量 18.1kg

『グレゴリー パラゴン48』は、たったの1600gです。
32Lのフューチュラ32より100gですが軽量なのです。

持ってみると、サイズが大きいのに軽いので、
このサイズ感でこの軽さ!と驚くくらいです。

④腰で背負える

登山ザックは、軽いだけではだめで、極端に言うとフレームが入っていない軽いザックは、肩で重量を全て受け止めることになります。 

『グレゴリー パラゴン48』は、腰ベルトもしっかりとしている

腰ベルトもしっかりとしている

『グレゴリー パラゴン48』は、北アルプスなどの縦走用のザックですからフレームは入っていますし、「身にまとう」ザックをつくるグレゴリーですから、腰で背負えるザックのスペックです。

身にまとうようなザック『グレゴリー パラゴン48』

身にまとうようなザック『グレゴリー パラゴン48』

腰ベルトがしっかりとしていて重量を受け止めてくれます。

「身にまとうようなザック」ですから、背面長も調整できます

背面長も調整できる

背面長も調整できる

さらに、ショルダーハーネスも厚みがあって、肩への負担を減らしてくれます。

厚みのあるショルダーハーネス

厚みのあるショルダーハーネス

『グレゴリー パラゴン48』は、カメラ機材を含めた重量を受け止めてくれる性能を持っています。 

⑤2気室

使い勝手の上で、カメラ機材と登山用グッズ(雨具、ファーストエイドキット、エマージェンシーシート、防寒着)などを分けて入れておきたいので、2気室だと便利です。

2気室は便利

2気室は便利

上の写真の通り、ザックの一番下に別の室があって、登山グッズを入れておき、チャックを開ければスムーズに取り出せます。

カメラ用の登山ザックの5つの条件を満たしたザックは、『グレゴリー パラゴン48』だけです。おすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼グレゴリー パラゴン48

パラゴン48:その他の特徴

収納力があり大きく開いて使いやすい雨蓋の収納

大きく開いて使いやすい雨蓋の収納

大きく開いて使いやすい雨蓋の収納

上の写真の通り、大きく開くので、入れていたものをゴソゴソやることなく、取り出せます

ドリンクホルダーが取り出しやすい

右サイドにあるドリンクホルダーですが、上からも入れられるのはもちろん、前側からも入れられます。 

前側からも入れられるドリンクホルダー

前側からも入れられるドリンクホルダー

前側からペットボトルをいれておけば、歩きながらでも取り出して飲んで、ドリンクホルダーへ戻すことができるので、使い勝手が良いです。

レインカバーを内蔵

ザックのレインカバーは付属していて、収納されています。

雨蓋の裏にレインカバーを収納

雨蓋の裏にレインカバーを収納

メイン気室に大きなポケット

メイン気室には、ハイドレーションを入れるための大きなポケットがあります。もちろん、ハイドレーションをセットしても良いですが、私は三脚を入れています。

メイン気室に大きなポケット

メイン気室に大きなポケット

開閉しやすいコードの仕組み

メイン気室の開閉のコードには、グレゴリー独自の仕組みがあります。

グレゴリー独自の開閉コード

グレゴリー独自の開閉コード

上の写真のグレーのコードの取っ手を引くだけで、メイン気室が開き、下の写真のように全開します。

メイン気室が全開

メイン気室が全開

上の写真の右側に垂れ下がっている黒いコードを引くと、それだけで閉まるので、サッと開閉できて、とても便利です。

カメラ用登山ザックに最適

サイドからアクセスでき、カメラ機材も収まる48Lの容量軽い上に腰で重量を支えるしっかりとした設計、2気室でカメラ機材と登山グッズを分けられ、グレゴリー品質の登山ザック。

『グレゴリー パラゴン48』

『グレゴリー パラゴン48』

そんなグレゴリー パラゴン48』は、おすすめです。是非チェックしてみてください。
 

▼グレゴリー パラゴン48

レビュー『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』は日帰り登山とタウンユース兼用に最適!

こんにちは むうさんです^^

この前の記事では、『ドイター フューチュラ32』を紹介しました。
リンク→『ドイター フューチュラ32』レビュー記事

まだまだ、使っていくつもりです。

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

ただ、最近は日帰り登山が多いので、もう少しライトで小型のザックが欲しいと思って購入したのが、トレッキングバッグ『コロンビア ブルーリッジマウンテン30です。

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

容量は30リットルを選びましたが、小型にできて外観サイズの可変範囲が広いザックです。そのため、荷物が少ないときも、カメラなどを入れて多いときも、様々な登山の場面で使えるザックです。

今回は、『コロンビア ブルーリッジマウンテン30実感レビューです。

▼コロンビア ブルーリッジマウンテン30

コロンビア(Columbia)はどんな会社?

コロンビアのホームページで歴史を見てみると、

コロンビア1

ビジネスを開始するに当たり、ラムフロムは小さな帽子問屋の権利を買い取りました。オフィスの近くを流れるコロンビア川にちなんで、社名をコロンビアハットカンパニーと命名しました。

このコロンビア川は、アメリカのオレゴン州にあります。
ですから、コロンビアは、アメリカーのアウトドアメーカーなんです。

コロンビア(Columbia)

コロンビア(Columbia)
コロンビア2

高レベルの防水性と透湿性を両立させた"オムニテック"
銀色のライナーが体温を反射し保温効果を高める"オムニヒート"
汗に反応して冷却効果を生む素材"オムニフリーズゼロ"など
オリジナル素材や機能を持った数々の製品が生み出されています。

今では、オリジナル素材を使った、高品質なものづくりをしているアウトドアメーカーに成長しています。

購入した目的

今回、『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』を購入したのは、次の目的でした。

特徴

・日帰り登山専用で荷物が少ない時に使うザックとして

・登山でなく、森林セラピーの時に、使用するものを入れるためのザックとして

・持ち物が多い時のタウンバックとして

日帰り登山用ザックとして

登山の時に、バスに乗ることが、ままあります。
その時に膝にザックを載せて座席に座ります。ザックの高さがあると、顔の前までザックが来るので、その時は背の低いザックが欲しくなります

ドイターフューチュラ32と比較

ドイターフューチュラ32と比較

また、小さいザックの方が軽い(ブルーリッジマウンテン30は、たった970g)ので、その分負担が減るのも嬉しいところです。

970g!と軽量な日帰り登山ザック

970g!と軽量な日帰り登山ザック

山小屋泊のような登山ではなく、日帰り登山用として購入しました。

森林セラピー用ザックとして

そして、
私、むうさんは、森林セラピストとして活動をしています。

森林セラピーについては、下のブログ記事を是非ご覧ください!

森林セラピーについてご紹介

森林セラピストは、森の中を歩きながらガイドをします。以前は登山ザックを使っていました。ただ、サイズがそこまで必要ないことが多かったのです。

また、森の中を歩くのに、青という人工的な色ではなく、森に馴染むようなアースカラーのザックが欲しかったこともあります。

ブルーリッジマウンテン30 カラー:Stone Green Multi

ブルーリッジマウンテン30 カラー:Stone Green Multi

今回は、アースカラー「397 Stone Green Multi」のザックにしました。
ということで、小さめでアースカラーのザックがあると、良いと思い購入しました。

タウンバッグとして

防寒着や折りたたみ傘、そしてついでにカメラも入れておこう!なんてなると、12Lの小さなタウンバッグでは入りきりません。

そんな時に、30Lの大容量『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』は、収納力があるので安心です。

そしてタウンバッグとして使うときは、必要ないヒップベルトを取り外すことができるので、デザイン的にもGood!です。

ヒップベルトは着脱可能!

ヒップベルトは着脱可能!

マジックテープなので着脱も簡単にできます

マジックテープなので着脱も簡単にできます

▼コロンビア ブルーリッジマウンテン30

『ブルーリッジマウンテン30』実感レビュー

スペック

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』のスペックを見ていきましょう。

スペック

・容量:30L

・サイズ:高51cm×幅32cm×奥行19cm

・重量:970g

・素材:210D Velocity(ナイロン100%) x 420D OX(ナイロン100%)

30Lのバックパックとしては、コンパクトで軽量なのが特徴です。
それでいてしっかりとしたショルダーハーネスと、分厚いヒップベルトで、重さのある荷物でも背負うことができます

しっかりとしたショルダーハーネス

しっかりとしたショルダーハーネス

ロードリフターストラップもあります

ロードリフターストラップもあります

分厚いヒップベルト

分厚いヒップベルト

上の写真の通り背面パッドも、汗の蒸れが上に抜ける構造になっています。

ブルーリッジマウンテン30の特徴

つづいて、ブルーリッジマウンテン30の特徴です。

特徴

25L、30Lとサイズ別に展開され、30Lと大容量

Z形のベルトにより、瞬時に小さくできる

フレームがなく、970gと軽量

丈夫なナイロン素材で耐久性がある

ヒップベルトを外せて、タウン用デザインにもなる

正面の大きなポケットに、脱いだジャケットなどをすばやく収納できる

ザックカバーが底に内蔵されている

①25L、30Lとサイズ別に展開され、30Lと大容量

開けるとガバっと広がります

開けるとガバっと広がります

また、30Lでも、高さが51cmと低めなので、
厚み方向を絞って薄くすると大きく見えないのが、私は気に入っています。

②Z形のベルトにより、瞬時に小さくできる
ここが、私が最も気に入っているところです。

横のコンプレッションベルトがZ字型につながっている

横のコンプレッションベルトがZ字型につながっている

サイドにあるコンプレッションベルトを引くと、一瞬で下のように薄くなります

一瞬で薄くなる

一瞬で薄くなる

かさばってほしくないときは小さくコンパクトにできていざとなると大容量というように、サイズが可変できるのが、とっても良い点です。

③フレームがなく、970gと軽量
私の持っている『ドイター』は、実測で1.7kgですから、800gも軽くなります。ペットボトル一本以上軽くなるので、かなり大きいです。


④丈夫な素材で耐久性がある
丈夫な210Dや420Dという、丈夫なナイロンなので、登山や森林セラピーのようなアウトドアで使っても安心です。

しっかりとした持ち手

しっかりとした持ち手

⑤ヒップベルトを外せて、タウン用デザインにもなる
上で紹介しましたが、タウン用で使うときのために、ヒップベルトが外せるのはGood!です。

正面の大きなポケットに、脱いだジャケットなどをすばやく収納できる

カメラバッグも入ってしまいます

カメラバッグも入ってしまいます

その上、正面に開放されたポケットもあるので、小さなものならさっとしまえます。

正面の開放されたポケット

正面の開放されたポケット

⑦ザックカバーが底に内蔵されている
ザックカバーを取り出した時に、ザックにトグルで引っ掛けてあるので、そのまま伸ばせばザックにカバーをかけられるので、雨の時も素早く装着できます。

ザックカバー

底に内蔵されているザックカバー

ブルーリッジマウンテン30はおすすめ

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』

楽に持ち出せて、それでいて高性能というバックパック『コロンビア ブルーリッジマウンテン30』はとてもおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼コロンビア ブルーリッジマウンテン30

【大山(丹沢):登山レビュー】初詣登山で大山阿夫利神社へ今年の安全登山をお祈りに

こんにちは むうさんです^^

2024年も、年の始めなので、お詣りをかねて登山に行くことにしようと、丹沢の大山を登ることにしました。

大山阿夫利神社の茅の輪

大山阿夫利神社の茅の輪
「新玉のの年のはじめにくぐる輪は 千歳の命 のぶと言うなり:
古来より茅の輪をくぐる事により罪けがれを祓い、清浄な身心になると言はれております。」

この茅の輪もくぐってきました。

身心とも浄められる大山山頂からの景色

身心とも浄められる大山山頂からの景色

お詣りするならと、大山山頂の阿夫利神社の上社、そして下りた所にある下社の両方へ行くコースにしよう!と、登ってきました。

今回は、丹沢の大山への初詣登山の紹介です。

大山はどんな山

大山は、初心者のハイキング向きで紹介されることも多いですが、高尾山とは違い、しっかりと登らされます。ケーブルカーを下りてからも、1時間以上登りが続きますから、登山の準備をして登る必要があるような山です。

大山(丹沢)

《山域》 丹沢

《標高》 1252m

《ルート》 秦野駅→(バス)→ヤビツ峠→25丁目分岐→大山(阿夫利神社 上社)→2つの鳥居→見晴台→御神木→二重滝→阿夫利神社 下社→女坂→大山ケーブル駅→こま参道(お店)→大山ケーブルバス停→(バス)→伊勢原駅(小田原線)

《トイレ》 ヤビツ峠、大山山頂、阿夫利神社下社近く、女坂、大山ケーブルバス停

《コースタイム》 3時間45分

《アクセス》 小田急線 秦野駅からバスで40分

《見どころ》 関東総鎮護:阿夫利神社 本社(山頂)と下社(山麓)、御神木、富士山の景色

大山へ登る際に、ケーブルカーを使うなら伊勢原駅からバスです。ただし、ケーブルカーで上がった先の駅から山頂まで、コースタイムで95分登ります。※下の写真の阿夫利神社下社から登ります。

一方、登るルートが楽なのはヤビツ峠からで、標高差も少なくなり、70分で登れます。※下の写真の左上にあるヤビツ峠から登ります。

大山登山コース

大山登山コース

今回は、他のメンバーも歩きやすいと考えて、大山山頂に行くのに一番楽なヤビツ峠から登りました

秦野駅の北口バス停から、下の写真の神奈川中央交通のバスで、ヤビツ峠行に乗ります。

ヤビツ峠へは、秦野駅北口からバス

ヤビツ峠へは、秦野駅北口からバス

大山 登山レビュー

ヤビツ峠~大山山頂

今回のルートはトイレも色々な箇所にあるので、安心してゆったりと歩けます。

ヤビツ峠からの取りつきは、2021年にオープンした「ヤビツ峠レストハウス」です。

ヤビツ峠レストハウス

ヤビツ峠レストハウス

春の時期には、秦野で採れたクロモジの新芽のお茶が飲めます。
お湯を入れると新芽が開いて、香りも立つようです。

登っていく登山道は、下の写真の通りで、幅も広く土も削れていないので、歩きやすい道です。

ヤビツ峠からの登山道

ヤビツ峠からの登山道

登っていくと、途中から左側に丹沢山へ続く、丹沢三峰(大礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭)が見えてきます。9時間のコースタイムですが、冬場に登ると暑くなくゆったりと登れるので、また行きたいなぁと思いながら眺めていました。

中央遠くが、丹沢三峰(大礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭)

中央遠くが、丹沢三峰(大礼ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭)

登っていくと、阿夫利神社下社からの登山道とぶつかります。
ここが「25丁目分岐」です。

下社から登ってきた人の方が、明らかに疲労しています。こちらは元気よく「こんにちは!」という感じでした。

25丁目分岐

25丁目分岐

山頂は28丁目なので、もう少しです。 

そして、山頂の直前に鳥居があります。

大山 27丁目の鳥居

大山 27丁目の鳥居

この27丁目の鳥居をまっすぐに登らずに、左側(西側)にある御中道を入ると、富士山が綺麗に見えるのですが、この日は早朝の電車から富士山が見えた後は、雲がかかってしまったので、行きませんでした。

ついに、28丁目の鳥居に到着しました。大山の頂上です。

大山の頂上にある28丁目の鳥居

大山の頂上にある28丁目の鳥居

大山:阿夫利神社上社

大山の山頂には、そばなどが食べられる山小屋あり、トイレあり、広くて大勢がゆっくりできるので、山頂の雰囲気はハイキングコースです。

大山山頂には大勢の人

大山山頂には大勢の人

上の写真の少し先にも、広場があるので、山頂はかなり広いです。

大山々頂奥の院(阿夫利神社 上社)で手を合わせます。

大山々頂奥の院

大山々頂奥の院

広い山頂からの眺望はというと、新宿の高層ビル街横浜のランドマークタワーなどなど、都心も見渡せます。夜景もきれいなので、いつか撮影に来たいです。

山頂からの眺望:都心側

山頂からの眺望:都心側

そして、西側は、相模湾と、少し飛び出た真鶴岬、そしてその先の伊豆半島が見渡せます。

相模湾と真鶴岬

相模湾と真鶴岬

空気が澄んだ早朝なら、綺麗な景色が撮影できそうです。

上社で手を合わせて、景色を楽しんだら、下社へ向けて下山開始です。

大山山頂~下社

見晴台へは、それなりに距離があるルートでした。

見晴台

見晴台

ここが見晴台です。
上の写真の左側の樹木が切られていて、景色を見ることができます。テーブルもあるベンチが7,8組あり、空いていたので休憩しました。

そして、御神木です。

御神木

御神木

左が杉、右はアカガシです。
※その場で分からなかったので、葉っぱを持ち帰って調べました。

他の地方でも杉とアカガシの組み合わせで祀られるのはあるようですが、なぜこの組み合わせなか知りたいです。単に、杉の根元からアカガシが生えるケースが多いのでしょうか?

次の見どころの二重滝です。

二重滝にある橋

二重滝にある橋

滝も楽しみにしていたのですが、枯れていました。
あまり枯れることはないようなので、少し残念な一方、珍しいものを見れたと思い直しました。

枯れた二重滝

枯れた二重滝

とはいえ、
今年の干支の龍に手を合わせられて満足でした。

大山阿夫利神社 下社

下社へ登る階段です。
下ってきた足には、久しぶりの登りはちょっと辛いです。

下社へ上る階段

下社へ上る階段

その階段の下には、何店か食事処があります。

下社の階段の下にある食事処

下社の階段の下にある食事処

下社で手を合わせたら、次に下社の横を入ります
すると、大山名水が湧いていて飲むことができます。容器があれば、汲んで持って帰ることもできます。空のペットボトルが200円で売っていました。

大山名水

大山名水

環境省が実施した名水百選選抜総選挙のおいしさ部門で第一位になったのが、「おいしい秦野の水~丹沢の雫~」です。
そして、この大山名水も美味しかった!

さらにその奥があり、国歌でうたわれている、さざれ石があります。

さざれ石

さざれ石

右の掲示に、さざれ石について書かれていて

さざれ石

「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」と歌われているように、小さな石ころが長い年月の間に大きく集結しつつ成長して立派な一個の巌となる貴重な霊石であり、岐阜県春日村の特産で天然記念物に指定されています。このたび奥井石材店の奉献により当巡拝道に特別奉安いたすことができました。

ということです。
私は、さざれ石を京都でも見たことがあるので、色々な場所にあるんだと思っていましたが、こういうことだったとようやくわかりました。

大山阿夫利神社の下社にあるオススメのカフェが「茶寮 石尊(せきそん)です。

茶寮 石尊(せきそん) 阿夫利神社下社内にある

茶寮 石尊(せきそん)

メンバーがここはいい!と言っていました。開放感のあるテラスから、景色を見ながらお茶ができるようです。 

茶寮 石尊(せきそん):大山阿夫利神社下社

茶寮 石尊(せきそん)

このカフェに入るために、大山に来る人もいるようです。

メニューを見ると、コーヒーが650円、名物の升ティラミスが800円なので、少人数のときなら入ってもいいかなというお値段でした。

茶寮 石尊(せきそん)のメニュー

茶寮 石尊(せきそん)のメニュー

下山

途中で大山寺にも寄りながら、ケーブルカーには乗らず徒歩で下山です。

大山寺

大山寺

そこの階段では、モミジが枯れた葉をつけていました。
秋の紅葉はとても綺麗そうです。

大山寺から下りる階段:両側にモミジ

大山寺から下りる階段:両側にモミジ

女坂で下りましたが、下の方の階段の途中に女坂、男坂の分岐があります。

女坂、男坂の分岐

女坂、男坂の分岐

大山阿夫利神社の上社、下社、大山寺と、贅沢な初詣山行となり、久しぶりの大山を堪能できました。

オススメの登山グッズ

フジヤマタオル:速乾の今治タオル

最後に、おすすめの登山グッズを紹介します。

フジヤマタオル~高吸水・高速乾・高消臭の今治タオル~

フジヤマタオル~高吸水・高速乾・高消臭の今治タオル~

トイレに寄れば、これで手を拭き、寒くなったら首に巻き(私はずっと首に巻いていますが)。

寒い中の登山では鼻水が出やすいので、それもさっーと拭いてしまい、暑い時は、汗を拭く、最後の温泉ではボディタオルとして洗に使い、速乾タオルで身体も拭ける。
このように一年中使えて、洗って何度でも使えるタオル
です。

▼フジヤマタオルのレビュー記事

私の山仲間も購入して使っている優れものです。

私は全ての山行に持っていき、10年間使って、最近更新しました。
今治 フジヤマタオルは、おすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼今治 フジヤマタオル

モンベル デルタガセットポーチ

登山では、地図、スマホ、グローブ、ティッシュなどを、さっと取り出したい時があります。
そんな時に便利なのが、ポーチやサコッシュ。

私が使っているのは、モンベル デルタガセットポーチ』です。
サイズは、MとLを2つ持っています

モンベル デルタガセットポーチ

モンベル デルタガセットポーチ

使いやすいのが、スマホのサイズにピッタリなこと。
登山では、過剰な装備はかさばったり、重くなるだけですから、大は小を兼ねずに、ジャストフィットが一番です。

▼モンベル デルタガセットポーチ レビュー記事

モンベル デルタガセットポーチ』の特徴をまとめると下の通りです。 

特徴

① 軽量(M:119g、L:155g)

コンパクトなのに十分な収納力山と高原地図がケースごと入る

太いベルトで、腰や肩への負担が少ない

肩から掛けるショルダーでも、ウエストポーチでも使える

ショルダーとして使うと登山で歩く時にサコッシュより揺れない

ナイロン生地による高い耐久性

私はショルダースタイルで、いつも肩からかけていて、私の登山の必携アイテムです。

登山で小物の収納なら『モンベル デルタガセットポーチ』がおすすめです。是非チェックしてみてください。

▼モンベル デルタガセットポーチL

▼モンベル デルタガセットポーチM

 

登山ザックを選び方とドイターフューチュラ:容量は30L台が用途が広く、おすすめレビュー

こんにちは むうさんです^^

ザックを買おうと思ったのは、ちょうど良い容量のものがほしくなったからです。

登山用としては、32リットル、70リットル、そして、登山兼普段用として12リットルを持っています。

『ドイター フューチュラ32』

『ドイター フューチュラ32』

12リットルでは入らずに、32リットルでは大き過ぎることがあり、今までは、なんとかやっていましたが、やっぱり買おう!となったのです。

『ドイター フューチュラ32』と『コロンビア ブルーリッジマウンテン30L』

『ドイター フューチュラ32』と『コロンビア ブルーリッジマウンテン30L』

今回は、『コロンビア ブルーリッジマウンテン30L バックパック』を購入したので、そのレビューをする前に、今使っている、エクセレントな登山ザック『ドイター フューチュラ32』を紹介します。

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)

ザックの選び方

登山ザックで最初に購入するのに最適なサイズは30リットル台です。

日帰り登山にも使えるし、山小屋泊にも行ける容量なので、広い用途で使えるからです。
ですから、私も、登山用として最初に購入したのは、『ドイター フューチュラ32』32リットルでした。10年以上前です。

『ドイター フューチュラ32』は32リットル

『ドイター フューチュラ32』は32リットル

山小屋泊では、4泊5日で北アルプスの表&裏銀座縦走にも行きました。

長期縦走のときの重い荷物も問題なく背負って歩けるザックです。そして、丹沢あたりなど、日帰り登山は、全てこのザックで行っています。他に持っていませんから。

こんなように、相当使っていますが、質実剛健なドイツのメーカーだけあり、いまだに、何の不具合もなく使い続けられています
こういうザックを使っていると、ドイターのような 丈夫なザックを作るメーカーの良さを本当に感じます。

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

ドイターとフューチュラ

ドイター(deuter)とは

ドイターは、ドイツのアウトドアメーカーです。

ドイターは、ドイツのアウトドアメーカー(旧ロゴ)

ドイターは、ドイツのアウトドアメーカー(旧ロゴ)

ホームページを見ると「私たちの製品は、ユーザーの方々と一緒に山や旅先で、ハッピーでエキサイティングな時間を共有します。」
とあるように、「山と旅」をメインとした商品を開発・販売しています。

ですから、アパレスメーカーではなく、「山と自転車、旅行、そして寝袋」などの商品を発売している、ドイツらしい質実剛健な硬派なメーカーです。

だから、私が10年以上も使える丈夫なザックなんだと思います。

そんなドイター(deuter)の歴史(History)をホームページから抜粋して紹介します。

ドイター(deuter)のHistory

・1898年 ドイツのアウグスブルグにて創業
ハンズ・ドイターによりドイツ・アウグスブルグで創業。セイル(帆)、リネン素材、袋類の生地、車や馬等のブランケットなどを生産する一方で、テントのレンタル事業をもてがけ成長を図る。

・1968年 世界初のナイロン素材
世界初のナイロン製のバックパックを販売。軽くて丈夫なナイロン素材は、瞬く間に主流となりました。

・1971年 ドイツ国内最大のメーカーに
バックパックやトラベルバッグの国内最大のメーカーへと成長しました。

・1984年 エアコンフォートシステム誕生
優れた背面通気性を誇るこのシステムは、バックパック市場において革命的な存在となり特許を取得しました。

・1998年 フューチュラシリーズの誕生
進化したエアコンフォートシステムを備えた「フューチュラ」が誕生。今も世界中で多くのハイカーから支持され、ドイターのトップモデルとなりました。

・2018年 進化したフューチュラ
抜群の背面通気性に加え、肩や腰へのフィット感などの改良を加えた進化した背面システム、「エアコンフォートセンシックシステム」を搭載したフューチュラが誕生しました。

・2021年 新しい冒険のはじまり
これからもマウンテンスポーツを楽しむ人びとのサポートとなる製品開発を続けるという決意をもとにロゴを一新しました。

※ドイターホームページ Historyより一部抜粋

これをみると、フューチュラ』がドイターにとって大きなブランド商品であることがわかります。

背中をドライに保つ「エアコンフォートシステム」

背中をドライに保つ「エアコンフォートシステム」

後で紹介しますが、背中をドライに保つ「エアコンフォートシステムが秀逸です。

ドイターフューチュラの特徴

私が使っていて、特に実感している特徴は下の通りです。

ドイター フューチュラ32の特徴

①背中のドライキープ
背中のあたる部分がメッシュで、かつザックと離れていて、風が通ることで背中の汗を乾かしてくれる。

②重い荷物を腰で背負える
腰のベルトがしっかりとしていて、フレームもあり、腰で背負える。

③丈夫な素材で耐久性がある
登山時は、枝に引っかけたり、岩場を登ったりしますが、耐久性があるので安心して使えます。

④雨蓋
少しの雨なら、本体へ雨が入って行かない。雨具など薄くなるものを挟んでしまえる。

⑤2気室
雨具など、使いたい時にすぐに取り出せるように、下側に入れておける。

⑥ザックカバーが下に内蔵されている
ザックカバーを取り出した時に、ザックにフックが引っ掛けてあるので、そのまま伸ばせばザックにカバーをかけられる。

10年以上、日帰り登山や山小屋泊に使ってきて、不満なく使い続けているのが一番の特徴かもしれません。

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)

フューチュラの10年の実感レビュー

メッシュパネルで背中が快適

特に、この『ドイター フューチュラ』は背中の部分がメッシュパネルになっているので、汗をかいてもドライキープをしやすくなっています。

背中をドライに保つ「エアコンフォートシステム」

背中をドライに保つ「エアコンフォートシステム」

正面からはよくわかりませんが、メッシュパネルとザックの間が空いていて、風が通るようになっています。

メッシュパネルとザックの間が空いている

メッシュパネルとザックの間が空いている

背中の汗で濡れている感じがしないのが、登山での快適さを保ってくれます。

腰で背負えるフレームとベルト

また、背中にフレームが入っていて、縦走などで荷物が重い時は、しっかりとしたベルトとこのフレームで腰で背負うことができるのも良い所です。

腰の部分に白い金属のフレーム

腰の部分に白い金属のフレーム

背中にも縦にフレームを内蔵

背中にも縦にフレームを内蔵(ステッチの場所)

上の写真の通り、フレームが腰、背中、肩と入っているので、腰で背負った時にザックが支えてくれて、肩への負担がなくなり、重さで肩が痛くなることはありません

フューチュラはベルトもしっかりとしている

フューチュラはベルトもしっかりとしている

また、なんちゃってという程度のベルトしかついていないザックもありますが、ベルトがしっかりとしていることで、腰で背負えるようになるので、荷物が重い時は重要です。

長時間歩いたことがあれば、すぐに、その違いはわかります。
4泊5日の北アルプスの表&裏銀座縦走では、毎日10時間強歩いたのですが、腰で背負っているので、肩は全く問題ありませんでした

丈夫な素材

リップストップのナイロン素材

リップストップのナイロン素材

リップストップのナイロンで強度が高い素材です。

雨蓋

『コロンビア ブルーリッジマウンテン30L』と比べるとわかるのですが、トップがチャックで横に開けるのではなく、蓋があるようなデザインになっています。これを雨蓋といいます。

フューチュラ32のトップは雨蓋

フューチュラ32のトップは雨蓋

雨蓋なので、少しの雨なら、本体へ雨が入って行かないですし、さっと雨具など薄くなるものを挟んでしまえるところが、とても使いやすいです。

2気室で使いやすい

2気室で、ザックの一番下に、チャックで開放できるスペースががあります。

フューチュラ32は2気室

フューチュラ32は2気室

2気室だと普段はしまっていても、取り出したい時にすぐに出すことができて便利です。私は、いつでも取り出せるように雨具やファーストエイドキットを入れています。

また、2気室ですが、敷居の布がチャックで止まっているだけなので、1気室へすることもできます。

ザックカバーを内蔵

意外と重要なのがザックカバー(ザックのレインカバー)です。
雨の時に、ザックカバーを取り出して装着するのがストレスなくできないと、ついついザックカバーをせずにザックがびしょ濡れなんてことがあります。

よくあるのが、ザックカバーが別売りで、別のところへしまっておくザックです(おスプレー、グレゴリーなど)。

フューチュラはザックカバーが内蔵されている

フューチュラはザックカバーが内蔵されている

フューチュラーは、ザックカバーが内蔵されていて、ザック下部のチャックを開けるとザックカバーが取り出せ、ザックに片側が接続されているので、サッとカバーすることができます。このストレスフリーなところは、本当に気に入っています。

ドイター フューチュラ32まとめ

10年以上使い続けられる、ドイツメーカー:ドイターが作った丈夫なザックです。

一度ザックを購入して気に入ったら、買い換えずに使い続けたいですから、耐久性があり長く使えているのが、本当に嬉しいです。

『ドイター フューチュラ32』

『ドイター フューチュラ32』

山に登る時も、長く使っていて慣れたザックになると、どこに何が入っているか見なくてもわかり、ストレスがなく快適なのです。

日帰り登山から、山小屋泊まで使える30リットル台のザックとしてドイター フューチュラは、とてもおすすめです。是非、チェックしてみてください。

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

▼ドイター フューチュラ32(メンズ)

▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)

▼ドイター フューチュラ30SL(レディース)

【霧訪山:登山レビュー】360度の眺望で北/南アルプス~八ヶ岳、遠く妙高山まで望める信州の山

こんにちは むうさんです^^

秋の紅葉山行では、大菩薩嶺、櫛形山、川苔山、弘法山と登りましたが、紅葉もすっかり終わりました。

あわせて読みたい

冬になれば空気も澄んで、360度の大眺望を見ようと登ることにしたのが、霧訪山です。長野県塩尻市にあり、北、南アルプスを見渡せる山です。

霧訪山の山頂から大パノラマが望める

霧訪山の山頂から360度の大パノラマが望める

今回は、12月中旬の霧訪山の登山レビューです。

霧訪山はどんな山

12月の長野県ですから、寒いですが、360度の大展望を目的に、登りました。

霧訪山

《場所》長野県塩尻市

《標高》1305m

《ルート》霧訪山登山口 かっとりコース駐車場→御嶽山大権現の石碑→避難小屋→霧訪山→ブナの別れ→霧訪山登山口(登り:かっとりコース、下り:新道南沢コース)

《コースタイム》2時間40分

《アクセス》JR中央道 塩尻ICから車で15分

《見どころ》
・北アルプス、南・中央アルプス、八ヶ岳、遠く妙高山を一望できる360度の大展望
・信州の里山・総選挙 (冬山編)第一位

霧訪山登山口 かっとりコース駐車場は、下のGoogleマップの場所です。 

Googleマップに従って細い道を通って行き、無事に到着しました。
気温が下がっていたので道の凍結を心配していたのですが、小雪がちらついていましたが、道は凍結したり雪が積もったりしていませんでした

駐車場入口の大きな看板があるので、到着すれば、ここだ!とわかります。

霧訪山登山口 かっとりコース駐車場入口

霧訪山登山口 かっとりコース駐車場入口

霧訪山 登山レビュー

登山口まで

登山口となる駐車場は、いくつかあるようですが、今回は一番メジャーな「霧訪山登山口 かっとりコース駐車場」から登りました。

中央道の塩尻ICをでて、登山口にトイレがあるかわからなかったので(なさそうでした)、途中の「セブンイレブン 塩尻日の出町店」に寄って、トイレを済ませました。

駐車場は十数台は停まれる感じです。

「霧訪山登山口 かっとりコース駐車場」

「霧訪山登山口 かっとりコース駐車場」

私たちが到着したのが10時過ぎでしたが、まだ5台位は停まれる状態で、それほどの混雑ではなかったです。
下山した時は、ほぼ他の車はなかったので、私たちが最後の方だったみたいです。

登山口から分岐まで

コースは、下の写真の中央の縦の赤いライン「かっとりコース」を登り、下りは右へ周回して「新道南沢コース」を歩きました。

霧訪山かっとりコースを登りました

霧訪山かっとりコースを登りました

当日は、小雪がちらつく天候で、出発して駐車場方向を振り返ると、一面白くなっていました。

雪で白く薄化粧されています

雪で白く薄化粧されています

正真正銘の登山口に着きました。
霧訪山では、途中途中で山頂まであと「○○○m」と表示があり駐車場は「1600m」でしたが、写真の通り登山口では「1500m」となっています。この表示が、登っている時に力づけてくれました。

霧訪山登山口 あと1500m

霧訪山登山口 あと1500m

登山口には、登山ノートポストや、木の杖などが置かれていて、里山の手作り感が伝わってきました。

霧訪山登山口は里山感がいっぱい

霧訪山登山口は里山感がいっぱい

霧訪山への登り

途中からは雪がついていましたが、チェーンスパイクや軽アイゼンが必要なことはなく、登山靴でまったく問題ありませんでした。

登山道には雪がついていました。

登山道には雪がついていました。

途中は、100mおきに表示があり、「あと1100m」を見て、あっという間という感じです。

霧訪山山頂へ「あと1100m」

霧訪山山頂へ「あと1100m」

この「御嶽山大権現」の石碑は、1811年に建立されたもののようです。
歴史がある!
「江戸時代後半から全国に木曽御嶽山進行が広まり、各地に御嶽講(信仰集団)ができた。」ようです。

「御嶽山大権現」の石碑は、1811年に建立

「御嶽山大権現」の石碑は、1811年に建立

登山をしていると、いろいろと歴史に触れることがあり、歴史好きの私は、そこも楽しいところです。

「新道南沢コース」への分岐です。
まっすぐ「かっとりコース」を登っていきました。

「新道南沢コース」への分岐

「新道南沢コース」への分岐

登りの時点では、右の「新道南沢コース」の登山道は雪がついていて、誰も歩いた跡がなかったので、帰り大丈夫かな?と少し心配でした。

少し行くと避難小屋がありました。何かあっときの最後の手段!という程度の簡素なものです。

霧訪山の避難小屋

霧訪山の避難小屋

そして、「頂上」の二文字が見えてきました。
山頂へ到着です。

霧訪山「頂上」の二文字

霧訪山「頂上」の二文字

霧訪山 山頂

山頂について、さあ、360度の大パノラマを!と思いましたが、雲でどんよりです。
山頂は日差しがありましたが、周囲の山は雲で隠れていて、山頂から望める周辺の山の名前がわかる方位盤も意味をなしませんでした。

霧訪山山頂の方位盤:この日は意味をなしませんでした

霧訪山山頂の方位盤:この日は意味をなしませんでした

東の八ヶ岳方面は見えるかと期待していたのですが……。

20名位がくつろげるスペースはあるので、十分な広さの山頂です。 

霧訪山山頂

霧訪山山頂 

いわれはわかりませんが、「夢叶う霧訪の鐘」がありました。心に夢を描いて、1回鳴らしてみました。いい音が響きました。

「夢叶う霧訪の鐘」

「夢叶う霧訪の鐘」

霧訪山山頂から下山

下山は、登りとコースを変えて「新道南沢コース」です。

途中、ブナの別れという分岐がありました。山ノ神自然園へ行くルートと別れます。

ブナの別れの分岐

ブナの別れの分岐

大芝山を通るコースは「中央分水嶺コース」で、太平洋への流れと日本海への流れが分かれる中央分水嶺を歩くコースです。「新道南沢コース」は、この後「中央分水嶺コース」と分かれます。

「新道南沢コース」のコース屈曲点に仮設トイレがありました。

「新道南沢コース」地図の現在地に仮設トイレ

「新道南沢コース」地図の現在地に仮設トイレ

寒いのでトイレが近くなっていて、助かりました。

仮設トイレ

仮設トイレ

この後は、無事、下山です。

『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』で撮影

霧訪山山行での撮影写真

本当は頂上からの大パノラマ写真を撮る予定だったのですが、あいにくの天気でした。

小雪が舞う中での真っ赤な実に魅せられてシャッターを押しました。

小雪が舞う中での真っ赤な実

小雪が舞う中での真っ赤な実

シャッター速度は1/125です。1/200の方が雪の粒がはっきり撮れて、より良かったかもしれません。もう少し雪が目立てば。

もう1枚は、諏訪湖越しの雪をまとった八ヶ岳です。

諏訪湖越しの雪をまとった八ヶ岳

諏訪湖越しの雪をまとった八ヶ岳

上の雲がとれると、綺麗な山々の峰が高コントラストで見られそうです。それでも、霧訪山の山頂から見ることのできなかった八ヶ岳を見られてよかったです。

SONY α7RⅢ

登山の時に、風景写真を撮影したくて持っていくのが、4240万画素『α7RⅢ』『FE24-105mm F4 G OSS』です。

SONY α7RⅢ(4240万画素)

SONY α7RⅢ(4240万画素)

このカメラの最大の特徴は、センサーです。

4240万画素であることはもちろん、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)を持っていて、風景写真撮影のためにあるようなカメラです。

多少重くなっても、よりいい写真を撮りたいと持ち出しました。
スペックは下の表の通りです。

SONY α7RⅢスペック表

SONY α7RⅢスペック表

発売時は35万円もした、本格的なプロユースのフルサイズミラーレスカメラです。

手に持った時に、マグネシウム合金フレームによる剛性感が高く、所有感の満足度が非常に高いカメラです。

そんな『α7RⅢ』の魅力をまとめると下の通りです。 

α7RⅢの魅力

中古価格で14万円台からと、発売初期の35万円から、かなりお手頃になった。

4240万画素の高解像

α史上で、最高画質のセンサーで、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)

④特徴
マルチセレクター
ボディ内手ぶれ補正
ファインダー 369万画素
秒間10コマの高速連写
サイレントシャッター可能

『α7RⅢ』のレビュー記事も書いていますので御覧ください。

レンズは『FE24-105mm F4 G OSS』

レンズの『FE24-105mm F4 G OSS』は、『α7RⅢ』と同時に発売されたレンズで、まさに4240万画素のセンサーを活かせる光学性能を持ったレンズです。

F4という明るさでボケの写真も撮影できますし、何より24mmの広角から、105mmの中望遠まで高い解像度で撮影できるズームも、登山に持っていくために必要な性能が詰まっています

登山に持っていくズームバックとα7RⅢ

登山に持っていくズームバックとα7RⅢとFE24-105mm F4 G OSS

今だと、中古の価格もこなれてきていますので、おすすめです。

そして、このセットにピッタリなサイズのカメラバッグがTENBA Skyline 9 TOP LOADです。

登山のときは、撮りたい時にすぐにカメラを取り出せて、かつ、しっかりとカメラとレンズを保護してくれるズームバッグが重宝します。サイズ展開もされていてオススメです。レビュー記事もご覧ください。

▼カメラバッグ:TENBA Skyline9レビュー記事

山に登って、いい景色を見て、撮影する!
そんな時に、SONY α7RⅢ『SONY FE24-105mm F4 G OSSとも、おすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼SONY α7RⅢ

▼SONY FE24-105mm F4 G OSS

▼TENBA Skyline 9 Top Load

【大野山:登山レビュー】丹沢で山ごはんを楽しむならここ!~広い山頂で大きな富士山を望む~

こんにちは むうさんです^^

山の紅葉の時期も終わりをむかえた12月中旬、楽しみを変えて山ごはんをしに、仲間と丹沢の大野山に行ってきました。

大野山山頂からの富士山

大野山山頂からの富士山

写真を撮るために最近は、
『SONY α7RⅢ』と『FE 24-105mm F4 G OSS』か、
『CANON EOSRP』と『RF24-105mm F4-7.1 IS STM』
を持っていくのですが、今回は山ごはんメインで荷物が多かったので、久しぶりのスマホ撮影です。

撮影登山レビュー:あわせて読みたい

今回は、丹沢の大野山登山の紹介です。

大野山?

大野山は、丹沢湖の南にある山で、山頂ちかくに牧場がある珍しい山です。

牧場の牛たち

牧場の牛たち

牛が放牧されているためか、牧場の周りには、電流を流した格子がありますので、注意です。

大野山

《山域》丹沢(神奈川県)

《標高》723m

《ルート》谷峨駅→吊り橋→頼朝桜→大野山→一本木分岐→地蔵岩→山北駅

《コースタイム》3時間50分

《アクセス》JR御殿場線・谷峨駅から徒歩

《見どころ》樹木のない広い山頂(テニスコート5面以上)、富士山、山頂にもトイレがあるので長居できます。

登山口まで、JR御殿場線の谷峨駅から歩いていけるので、アクセスが良い山です。JR御殿場線はJR東日本ではなくJR東海で、以前はSUICAが使えなかったのですが、今回行ってみるとSUICAも使えて利便性が上がっていました

大野山ハイキングコース

大野山ハイキングコース

大野山のハイキングコース全図は上の写真の通りで、左側の谷峨駅から登り、右側の山北駅へ下山するコースがメジャーです。

大野山 登山レビュー

谷峨駅~頼朝桜

谷峨駅をスタートすると、すぐに大野山への看板があり、わかりやすいハイキングコースです。

JR御殿場線:谷峨駅

JR御殿場線:谷峨駅

大野山への看板

大野山への看板

この歩道橋を渡って

歩道橋を渡る

歩道橋を渡る

田んぼを抜けて行きます。

田んぼを抜ける

田んぼを抜ける

上の写真の中央にちょこっと見えているのが、大野山です。どの山も、登山口までが迷うことが多いです。

酒匂川を渡る吊り橋

酒匂川を渡る吊り橋

吊り橋があり10名までと書かれていました。前に登山の方が大勢いたので、少し待って私達のグループも渡りました。下は酒匂川です。

まだ、紅葉が残っています

まだ、紅葉が残っています

歩いていくと、大野山ハイキングコースの看板があり、迷いません!

大野山ハイキングコースの看板

大野山ハイキングコースの看板

頼朝桜があるらしい場所ですが咲いていないのでわかりませんでした。ここにはトイレとベンチがあるので、一回休憩しました。

頼朝桜にあるトイレ

頼朝桜にあるトイレ

山頂へ

最初は、舗装された道を歩いていきますが、ここを過ぎてしばらくすると、登山道になります。

草原の中を歩いていく気持ちの良い道

草原の中を歩いていく気持ちの良い道

大野山の特徴は、登山道に入ると樹木がないことです。
青空の下、ススキに囲まれて、気持ちの良い山登りでした。

すすきに囲まれた登山道

すすきに囲まれた登山道

途中、スカイツリーと同じ634mの場所にウサギさんがいます。チェーンソーで彫刻しているようです。

チェーンソー彫刻のウサギさん

チェーンソー彫刻のウサギさん

そして、大野山というと富士山です。大きな富士山を望むことができます。 

富士山を見ながらの山登り

富士山を見ながらの山登り

なんだかんだで、メンバーと話しながら登っていくと、山頂までは拍子抜けするほど、あっさり登れました。

大野山山頂

大野山山頂

山北駅へ下山

山頂から見る富士山を名残惜しみながら、下山スタートです。

大野山からの富士山

大野山からの富士山

山頂から逆方向をみると、遠くに市街地がみえてきます。

山頂からの景色

山頂からの景色

下山途中には、クリステル(姉:)とキャサリン(妹:の人形が置いてあって、思わず立ち止まります。近くに姉妹のピンバッチのガチャガチャがあり、メンバーの一人が100円で引いていました。

クリステル(姉:青)とキャサリン(妹:赤)

クリステル(姉:青)とキャサリン(妹:赤)

途中にいろいろと楽しめるところがありながら、無事、山北駅に下山しました。

山北駅

山北駅

山ごはん:パスタ

メンバーそれぞれ、山ごはんを作っていましたが、私は「ブロッコリーとベーコンのバターしょうゆパスタ」です。

左が私、右はメンバーのトマトリゾット

左が私、右はメンバーのトマトリゾット
ブロッコリーとベーコンのバターしょうゆパスタ

《材料》
・マ・マー 早ゆでスパゲティ 1.6mm
・冷凍ブロッコリー
・ベーコン
・しめじ
・S&B まぜるだけのスパゲッティ ペペロンチーノ
・しょうゆ
・マーガリン

《つくり方》
①早ゆでスパゲティを半分の長さに折って冷凍ブロッコリーと一緒に、クッカー1を使って、少量の水(飛ばせる量)で茹でる。
②茹で上がったら、クッカー2へ移す(クッカー2で食べる)
③クッカー1に残った水を飛ばす
④クッカー1で、ベーコン、シメジを炒める。
⑤ベーコンとシメジをクッカー2へ移して、S&B まぜるだけのスパゲッティ ペペロンチーノを半分入れ、しょうゆ、マーガリンも入れて混ぜる。
⑥完成!

《ポイント》
・素早く調理するため、早ゆでスパゲティを使う。
山では煮汁などは捨てないために、少量の水でスパゲティを茹でて、水分を飛ばす
・2つセットになったクッカーを使って調理する。
・ペペロンチーノのにんにくしょうゆの香りが食欲をそそります。

美味しくて、おすすめの山ごはんです!

早ゆでスパゲティペペロンチーノのソースも秀逸です。是非、チェックしてみてください。

▼マ・マー 早ゆでスパゲティ 1.6mm

▼S&B まぜるだけのスパゲッティソース ペペロンチーノ

バーナーは、私以外のメンバーは、『SOTO ウインドマスター』でした。

メンバーは、最近山登りを始めていてます
私が使っているプリムスを使っている人が減っているのは気づいていましたが、風防を使うことなく、風の強い場所で使用してもバーナーの炎が流れにくく火力も強いSOTO ウインドマスター、今はこの一択のようです。

▼SOTO ウインドマスター

【弘法山:登山レビュー】丹沢の里山は、紅葉と桜と温泉などが楽しめるハイキングコース

こんにちは むうさんです^^

奥多摩の川苔山(標高:1363m)に登り、紅葉を見てきましたが、もうすぐ終わりの感じでした。

▼川苔山 紅葉登山レビュー

それなら、もっと低い山の紅葉は?と思い、登ったのが、丹沢の弘法山(標高:235m)です。

弘法山は、春はお花見の場所として有名ですが、もみじなど紅葉も綺麗な場所です。そして、小田急線の秦野(はだの)駅から、登山口まで徒歩で行ける手軽さも、魅力です。

秦野駅から歩く途中で弘法山方面を見上げる

秦野駅から歩く途中で弘法山方面を見上げる

今回は、12月初旬、丹沢の弘法山の登山レビューです。

弘法山はどんな山

丹沢というと、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳、鍋割山と、きついイメージがありますが、弘法山は、やさしい地元の里山です。散歩がてら来られている方が多く、この日も登山スタイルではない方も結構いらっしゃいました。 

弘法山(丹沢)

《山域》 丹沢

《標高》 235m

《ルート》 秦野駅→徒歩→弘法山登山口→浅間山→権現山→弘法山→権現山→浅間山→弘法山登山口

《コースタイム》 1時間20分(登山口から往復)

《アクセス》 小田急線 秦野駅から徒歩20分。駐車場があるので車可。

《見どころ》 春の桜、紅葉、山頂からの秦野市の全景、富士山

車できて、駐車場に停めて歩けるので、楽々です。この日の駐車場は、週末でしたが、空いていました。

浅間山の下の駐車場

浅間山の下の駐車場

上の駐車場以外にも、もっと弘法山に近い駐車場もあり、そちらは30~40台くらい停められます。

私も、仲間と花見山行で行ったりしていましたが、紅葉を見に行くのは初めてです。

弘法山 登山レビュー

登山口~浅間山

登山口には大きな看板があるので、迷うことはありません。

弘法山登山口

弘法山入口

弘法山公園とありますが、”公園!”そんな趣(おもむき)の山です。
この日も、登山スタイルで登ってくるグループもあったので、登山スタイルでも、散策スタイルでも、何でも受け入れてくれる里山です。

登山で一番迷うのが、登山口までですが、弘法山入口と書いてある場所からも、住宅街の横を入って登山口に行く下の写真のとおりの道なので、確信がないと進みにくいです。

弘法山入口から登山口へ

弘法山入口から登山口へ

弘法山入口から登山口へ

弘法山入口から登山口へ

進めば、すぐに登山口に到着します。

弘法山登山口

弘法山登山口

ここからの最初の登りは、周囲の植物に癒やされながらのゆるい登山となります。

浅間山の頂上

浅間山の頂上

浅間山の山頂です。東屋もあって、のんびりできる雰囲気です。後で写真を載せていますが、振り返ると富士山がくっきりと見えました。

浅間山~権現山

浅間山からは、完全なハイキングコースです。

名水はだの富士見の湯があり、温泉に入ることができます。弘法山まで登り、帰りに温泉に入るのも、良いコースになります。 

名水はだの「富士見の湯」

名水はだの「富士見の湯」

近くにトイレもあるので、浅間山だけ登って、昼ごはん食べてなんて軽いピクニックでも安心です。

浅間山のトイレ

浅間山のトイレ

秦野市は、森林セラピーにも力を入れているようで、森林セラピーコースがあります。

弘法山の森林セラピーコース

弘法山の森林セラピーコース

この後は、森林セラピーロードを権現山まで行く感じです。

ここは、少し分かりにくくて、浅間山から富士見の湯とは別の方向へ少し下りて、道を挟んで逆側に下の登山口があります。

権現山へ

権現山へ

権現山へ到着

権現山へ到着

権現山には、上の写真の通り、展望台があり天候がよければ富士山が見えます。また、もみじの紅葉が出迎えてくれました。
権現山は桜の名所で、弘法山の花見というと、実際は権現山になります。広い山頂に、桜の木がたくさん植わっています。

桜の木(権現山の山頂)

桜の木(権現山の山頂)

弘法山へ

権現山からは、最初下っていきます。

権現山からの下り(両側に紅葉したもみじ)

権現山からの下り(両側に紅葉したもみじ)

両側に紅葉したもみじがありましたが、12月初旬だと、終わりかけでした。また、桜の木も植わっているので、春はこの道の両側は桜の花で春爛漫となります。

馬車道に出ると、弘法山公園のマップがあり、周囲を含めて観光名所が書かれています。

弘法山公園のマップ

弘法山公園のマップ

権現山山頂には野鳥観察をするバードサンクチュアリ、めいようの里(昔、羊を飼っていた場所)ではジンギスカンの食事ができたり、弘法山山頂の鐘楼(しゅうろう)、富士見の湯など、弘法山には色々とあることがわかります。

馬車道から歩いていくと、最後の登りが待っています。

弘法山への最後の登り

弘法山への最後の登り

この階段を登りきると、弘法山山頂の鐘楼(しゅうろう)が見えて、到着です。

弘法山山頂の鐘楼(しゅうろう)

弘法山山頂の鐘楼(しゅうろう)

大師堂にお参りしている人もいました。

大師堂にお参り

大師堂にお参り

山頂からは、相模湾の海の方向へ開けていて、ベンチに座って景色を楽しみながら、のんびりできるスポットです。

弘法山山頂からの景色(相模湾)

弘法山山頂からの景色(相模湾)

弘法山の歴史が書かれたプレートです。

弘法山の歴史が書かれたプレート

弘法山の歴史が書かれたプレート

弘法山の名前は、弘法大師がこの山頂で修行したことから名付けられたとの伝承があり、権現山(千畳敷)を含んで呼ぶこともある。」とのことです。

『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』で撮影

弘法山での撮影写真

朝7時頃に登り空気も澄んでいたいので、浅間山から、秦野の町を越えた富士山がきれいに見えました。昼頃に再度行ったのですが、そのときは雲に覆われて見えませんでしたから、「早起きは三文の徳」でした。

浅間山からの富士山

浅間山からの富士山

弘法山の山頂にある大イチョウが、真っ黄色に染まっていました。そのどこまでも続くような黄葉の雰囲気をパチリと撮影。

弘法山山頂の大イチョウの黄葉

弘法山山頂の大イチョウの黄葉

暗い森をバックに陽の光を浴びた、枯れる間際のもみじの赤い紅葉です。

枯れる間際のもみじの紅葉

枯れる間際のもみじの紅葉

SONY α7RⅢ

登山の時は、レンズと込みで880gと軽いので、いつも『CANON EOS RP』を持って行っていました。ただ、もう少し解像感がほしいと思って、前回の川苔山から、『α7RⅢ』『FE24-105mm F4 G OSS』にしています。

SONY α7RⅢ(4240万画素)

SONY α7RⅢ(4240万画素)

このカメラの最大の特徴は、センサーです。

4240万画素であることはもちろん、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)を持っていて、風景写真撮影のためにあるようなカメラです。

多少重くなっても、よりいい写真を撮りたいと持ち出しました。
スペックは下の表の通りです。

SONY α7RⅢスペック表

SONY α7RⅢスペック表

発売時は35万円もした、本格的なプロユースのフルサイズミラーレスカメラです。

手に持った時に、マグネシウム合金フレームによる剛性感が高く、所有感の満足度が非常に高いカメラです。

そんな『α7RⅢ』の魅力をまとめると下の通りです。 

α7RⅢの魅力

中古価格で14万円台からと、発売初期の35万円から、かなりお手頃になった。

4240万画素の高解像

α史上で、最高画質のセンサーで、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)

④特徴
マルチセレクター
ボディ内手ぶれ補正
ファインダー 369万画素
秒間10コマの高速連写
サイレントシャッター可能

『α7RⅢ』のレビュー記事も書いていますので御覧ください。

レンズは『FE24-105mm F4 G OSS』

レンズの『FE24-105mm F4 G OSS』は、『α7RⅢ』と同時に発売されたレンズで、まさに4240万画素のセンサーを活かせる光学性能を持ったレンズです。

F4という明るさでボケの写真も撮影できますし、何より24mmの広角から、105mmの中望遠まで高い解像度で撮影できるズームも、登山に持っていくために必要な性能が詰まっています

登山に持っていくズームバックとα7RⅢ

登山に持っていくズームバックとα7RⅢとFE24-105mm F4 G OSS

今だと、中古の価格もこなれてきていますので、おすすめです。

SONY α7RⅢ『SONY FE24-105mm F4 G OSSとも、おすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼SONY α7RⅢ

▼SONY FE24-105mm F4 G OSS

【川苔山:登山レビュー】奥多摩の紅葉と百尋ノ滝のスケール感を楽しむ

こんにちは むうさんです^^

11月も下旬になると、山の紅葉も終盤です。

10月は標高2000m超えの大菩薩嶺を登りました。

▼大菩薩嶺の登山

が、この時期になったので標高がそれほど高くなく、紅葉が楽しめそうな、奥多摩の山に登ってきました。

川苔山への登りで見上げると赤い紅葉

川苔山への登りで見上げると赤い紅葉

今回は、川苔山(奥多摩)』の登山レビューです。

川苔山はどんな山

奥多摩にある山で、渓流沿いを気持ちよく歩いていける山で、私の好きな山の一つです。 

川苔山

《山域》奥多摩

《標高》1363m

《ルート》奥多摩駅→(バス)→川乗橋バス停→細倉橋→百尋ノ滝→川苔山→船井戸→大根ノ山ノ神→鳩ノ巣駅 ※注意点:途中にトイレがない

《コースタイム》5時間45分

《アクセス》 JR青梅線 奥多摩駅からバス約10分で、登山口の川乗橋バス停に到着

《見どころ》 百尋ノ滝、紅葉、山頂からの景色

今回は11月下旬に登ったのですが、目的は紅葉です。
コースタイムは、そこそこ長いですが、最初の1時間強は、渓流沿いのゆるやかな登りなので、そこまで大変ではありません。

川苔山の登山コースレビュー

登山口:川乗橋バス停

奥多摩駅を出てすぐのバス停から10分強で到着します。

登山口:川乗橋バス停

登山口:川乗橋バス停

この日は紅葉シーズンでそこそこ人が多かったので、川乗橋バス停までの増便がでていました。

川苔山の登山口です

川苔山の登山口です

バスを降りると、今から歩く渓流沿いの舗装された林道の前にゲートがあり、その周辺が小さな広場になっているので、登山前のストレッチとミーティングをメンバーとしました

写真の渓流の上の舗装された林道を歩く

写真の渓流の上の舗装された林道を歩く

この日の川苔山の紅葉は、途中までは見頃で、上に行くと葉が落ちていました。

下の方は紅葉が綺麗でした

下の方は紅葉が綺麗でした

赤い紅葉もあり、他のメンバーも写真撮影に足を止めていて、進みがゆっくりの山行でした。

赤い紅葉

赤い紅葉

途中には、いくつもの滝があり、その度に、これが百尋ノ滝?と聞かれて、違う違う!という感じです。

途中にも、滝があります

途中にも、滝があります

細倉橋までは、舗装されていますが、ここから登山道に入っていきます。

細倉橋から登山道

細倉橋から登山道 川苔山まで4.7km

百尋ノ滝

百尋ノ滝までは、川を何度も橋で渡ります。

この橋は長かったです

この橋は長かったです

川苔山は、滑落事故が多く、注意しないといけない百尋ノ滝前には、注意を促す看板がありました。

滑落注意の看板

滑落注意の看板(正面の木にある白い板)

ただ、メンバーもそれほど経験があるわけではないですが、問題なく通れました。実際、雨などで滑る日は注意かもしれませんが、そこまで細くて滑落しそうとは思いませんでした。

百尋ノ滝

百尋ノ滝

ジブリ映画で『千と千尋の神隠し』では千尋となっていましたが、百尋の”とは、長さの単位です。一尺が約30cm、一尋が六尺(両手を広げた長さ)で約1.8mです。

となると、
百尋ノ滝の滝は180mのはずですが、そこまではありませんでした。30mくらいでしょうか。

川苔山の山頂へ

川苔山の登りは、百尋ノ滝の滝を過ぎてからが本番で、そこそこきついです。

川苔山を指す角度が登りのキツさを表わしている

川苔山を指す角度が登りのキツさを表わしている

ですが、頑張った先に、山頂の空が見え始め、ほっとします。

山頂が近づき空が見えてきた

山頂が近づき空が見えてきた

山頂に到着です。

川苔山の山頂

川苔山の山頂

山頂周囲の樹木は整備されているのか、眺望もよく富士山も見ることができました

鳩ノ巣駅への下り

下りは長かったです。
コースタイムで2時間30分弱ですから、なかなか着かないなというのが実感でした。

ただし、途中はコアジサイ群落があり、葉っぱが黄葉していて、綺麗でした。

コアジサイの群落の黄葉

コアジサイの群落の黄葉

梅雨の時期は花で楽しませてくれそうです。

鳩ノ巣駅

鳩ノ巣駅

下山すると、JR青梅線で奥多摩駅の2つ都心寄りの駅に着くので、安心です。このコースは途中にトイレがないので、鳩ノ巣駅で済ますのですが、ここのトイレはとても綺麗でした。

奥多摩町では、「女性でも安心して利用できるし、観光客にも胸を張って薦められるトイレにしよう」と、観光トイレを手でピカピカに清掃する運動をやっています。奥多摩駅のトイレの床を手を使ってぞうきんで清掃しているのをみて驚きましたが、それほど、綺麗なトイレでした。

『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』で撮影

川苔山の撮影写真

川苔山へ渓流沿いを歩いていくと、もみじが紅葉していました。谷になっていて、日が丁度、紅いもみじに射し込んでいました。

川苔山のもみじの紅葉

川苔山のもみじの紅葉

背景にも、黄色や赤く紅葉した樹木が薄く写っているのが、気に入っています。

川苔山の頂上に到着すると、富士山が綺麗に見えました。枝が富士山に被ってしまっていたので、ベンチの上に立っての撮影です。

富士山(川苔山の山頂で撮影)

富士山(川苔山の山頂で撮影)

丁度、富士山の背景を白い雲が覆っていてはるか彼方まで雲が続いていくような錯覚を覚えました。

下りでは、足元に黄葉した葉っぱが、杉の木の間に黄色く咲いていました。ミツマタの花のようだと感じました。

コアジサイの黄葉(川苔山~鳩ノ巣駅)

コアジサイの黄葉(川苔山~鳩ノ巣駅)

この黄葉した葉は、コアジサイです。

SONY α7RⅢ

登山の時は、レンズと込みで880gと軽いので、いつも『CANON EOS RP』を持って行っていました。ただ、櫛形山で山肌の風景を撮影した時に、もう少し解像感がほしいと思って変えることにしました。

そこで、2690万画素の『CANON EOS RP』ではなく、4240万画素の『SONY α7RⅢを今回は、持っていきました。

SONY α7RⅢ(4240万画素)

SONY α7RⅢ(4240万画素)

このカメラの最大の特徴は、センサーです。

4240万画素であることはもちろん、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)を持っていて、風景写真撮影のためにあるようなカメラです。

多少重くなっても、よりいい写真を撮りたいと持ち出しました。
ただ、その重さは、『EOS RP』の組合せが880gとすると、『α7RⅢ』と『FE24-105mm F4 G OSS』の組合せは657g+663gで1320gとかなり増えますが……。

スペックは下の表の通りです。

SONY α7RⅢスペック表

SONY α7RⅢスペック表

発売時は35万円した、プロユースを意識したフルサイズミラーレスカメラです。

手に持った時の剛性感が凄いカメラだと感じさせてくれます。剛性の高いマグネシウム合金フレームで前後と上を覆っているためです。

そんな『α7RⅢ』の魅力をまとめると下の通りです。 

α7RⅢの魅力

中古価格で14万円台からと、発売初期の35万円から、かなりお手頃になった。

4240万画素の高解像

α史上で、最高画質のセンサーで、約15ストップの広いダイナミックレンジ(センサー性能スコア 100でαシリーズ最高)

④特徴
マルチセレクター
ボディ内手ぶれ補正
ファインダー 369万画素
秒間10コマの高速連写
サイレントシャッター可能

『α7RⅢ』のレビュー記事も書いていますので御覧ください。

レンズは『FE24-105mm F4 G OSS』

レンズの『FE24-105mm F4 G OSS』は、『α7RⅢ』と同時に発売されたレンズで、まさに4240万画素のセンサーを活かせる光学性能を持ったレンズです。

F4という明るさでボケの写真も撮影できますし、何より24mmの広角から、105mmの中望遠まで高い解像度で撮影できるズームも、登山に持っていくために必要な性能が詰まっています

登山に持っていくズームバックとα7RⅢ

登山に持っていくズームバックとα7RⅢとFE24-105mm F4 G OSS

今だと、中古の価格もこなれてきていますので、おすすめです。

SONY α7RⅢ『SONY FE24-105mm F4 G OSSとも、おすすめですので、是非チェックしてみてください。

▼SONY α7RⅢ

▼SONY FE24-105mm F4 G OSS

 

【実感レビュー】フジヤマタオルは、おすすめの登山グッズ~高吸水・高速乾・高消臭の今治タオル~

こんにちは むうさんです^^

登山の時に、毎回持って行くアイテムがあります。
それが、フジヤマタオルです。

フジヤマタオル

フジヤマタオル

手を拭いたり、汗を拭いたり、日除けとして首に巻いたり、そして登山後の温泉でも活躍するので、必携の登山アイテムです。
立山~薬師岳の北アルプス4泊5日縦走でも活躍してくれました。

その今治 フジヤマタオルを、今回、10年振りに購入し、更新したので、紹介します。

▼今治 フジヤマタオル

フジヤマタオルは今治産

タオルで有名と言えば、今治です。
四国の愛媛県にある都市ですが、瀬戸内に面した場所です。

瀬戸内に面した今治市

瀬戸内に面した今治市

宅配便の追跡情報を見ると、送付元が今治市でした。当り前なのですが、それを見て今治タオルだと実感し、嬉しくなりました。

フジヤマと名乗るのですから、愛媛県今治市産の日本製です。

フジヤマタオルはどんなタオル?

出会い

そんな今治タオルのフジヤマタオルとの出会いは、10年前、登山用品店の好日山荘でした。山を登っていて、速乾タオルがあると便利だと感じていたからてす。

高吸収・高速乾・高消臭のフジヤマタオル

高吸収・高速乾・高消臭のフジヤマタオル

手ぬぐいを使う人もいるかもです。
手ぬぐいも生地を薄くして風を通すことで、綿でありながら速乾性を持たせた先人の知恵のつまったグッズです。

でも、現代は素材にポリエステルを使った速乾タオルですね。

素材、サイズなど

タオルに書いてあるキャッチフレーズを見ると

フジヤマタオルのキャッチフレーズ

フジヤマタオルのキャッチフレーズ
フジヤマタオル

「フジヤマタオルは、素肌に優しく安全で快適な世界最高品質水準を誇る、今治産のタオルです。」

と書かれているこの言葉通り、素材は、100%ポリエステルかというと、そうではなく、肌触りにもこだわっていて、綿がメインです。

綿60% ポリエステル40%の混紡です。

素材と色の展開

①素材:綿60% ポリエステル40%

②色の展開
・もも
・らべんだー
・わさび
・あい
・うすみず
の5色展開

③サイズ:25cm × 100cm

私は前回、今回ともあいを選んでいます。

”あい”色 左が新品、右は使ってきたもの

”あい”色 左が新品、右は使ってきたもの

少しグリーンがかった青で、清潔感もあり気にいっています

サイズは、25cm × 100cmで長さも十分です。登山の後で温泉に行った時に、背中を洗うのにも余裕で使えます。

▼今治 フジヤマタオル

フジヤマタオル実感レビュー

フジヤマタオルをリピート

まだまだ使えそうでしたが、10年経ったから買い替えようと購入しました。

使っている時に、性能が落ちたとか、汚れたと感じたことはなかったのですが。

実際に買い替えると、色が落ちていたことや、少しほつれ気味なのに気づかされました。

10年も使えて十分満足!

でも、10年もの間、登山の度に使って活躍してくれたので、元は十分過ぎるほど取れました。

登山での実感レビュー

登山に行くときは、首に巻いて行きます。

これが便利なのは、すぐに取れるので、手を洗った後で拭くにも、ポケットを探るなんて必要ありません。当たり前ですが……。
高速乾なので、首に巻いておけば、すぐに乾きます

新旧のフジヤマタオル

新旧のフジヤマタオル

また、気温が高くない中を歩くと、どうしても鼻水が出てきます。都度、ポケットやポーチからティッシュを出して拭くのもいいですが、足元が悪かったりするとできません。
汗を拭うのも同様です。そんな時にも、ささっと拭えます。
高消臭なので、匂いも大丈夫です。

特に良いのが、何泊かする縦走の時は、この防臭の効果が素晴らしく、ずっと巻いていても気になりません。

▼立山~薬師岳 4泊5日縦走

そして、締めの温泉では、これさえあれば、体を洗うのにも、お風呂から出て体を拭くのにも使えます。
高吸水なので泡立ちも良く、また、高速乾なので、絞ってしばらくすると、乾いてきて体を拭くのに使えます。

登山は、汗、鼻水、手を洗う水、温泉のお湯など、このフジヤマタオルが活躍する場面が多く、首に巻いていつも持って行っています。

フジヤマタオル

フジヤマタオル

高吸水・高速乾・高消臭で、様々なシーンで使えるフジヤマタオルは、とてもおすすめです。
是非、チェックしてみてください。

▼今治 フジヤマタオル